マイト・ガイ
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マイト・ガイ(Might Guy)は、漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。アニメでの声優は江原正士。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
【ガイ班】を担当する教官。上忍。木ノ葉隠れ一の熱血漢。キャラクターが非常に濃い。はたけカカシの永遠のライバルで、対戦成績は第1部の時点で51勝50敗。カカシにやる気が無い上に、じゃんけん等も含まれるため、一概にどちらが強いとは言えないが、カカシ並みの高い実力を持っていることは間違いなく、体術とスピードに関しては彼をも凌駕する。元々は才能のない忍であったが、血の滲むような努力によって体術のスペシャリストまで上り詰めた。その実力はあのうちはイタチも認めており、戦闘中相方の鬼鮫を戒めている。
自称木ノ葉の気高き碧い猛獣。干柿鬼鮫(『暁』参照)からは、「(木ノ葉の)碧い珍獣の間違いでは」と言われていた。趣味はミット打ちと反復横跳び。リーにとっては心の師匠とも呼べる存在で、彼の教育方針がリーの一人前の忍への成長を促している。愛弟子のリーが綱手から再起不能を告げられた時は、本人以上に傷ついた。
リー以上の濃ゆい眉毛(激眉)とオカッパ(激オカッパ)を持つ。自分と同じユニフォームの着用をナルトにも勧めているが、自来也はその余りのセンスに引き気味だった(ナルトはまんざらでもない様子)。青春・汗・涙はガイを語る上で欠かせない。
過去にアカデミーの教師をしていたこともあるようである。
名前の元ネタは「マイトガイ(小林旭)」だと思われる。
[編集] プロフィール
- 木の葉隠れの里の上忍。登録番号は、010252。
- 年齢 - 26~27歳(第一部)、29歳(第二部)
- 誕生日 - 1月1日
- 血液型 - B型
- 身長 - 184 cm
- 体重 - 76 kg
- 弟子 - ロック・リー、日向ネジ、テンテン
[編集] 第一部
木の葉崩しにおいては里に侵入した音忍達をその俊速と剛力で殲滅し、上忍として戦闘能力の高さを見せつけた。木の葉の里に暁のメンバー、うちはイタチと干柿鬼鮫が侵入した際には、木の葉の上忍が苦戦を強いられる中、突如として参戦し、猿飛アスマに苦戦を強いた鬼鮫に飛蹴りを加え、結果的に彼らを退却に追い込んだ。このとび蹴りが後に鬼鮫との因縁を生むことになる。
カカシの”写輪眼”対策の戦法も編み出しており、他の上忍達を追い詰めたうちはイタチにも臆することはなかった。その後、イタチ達を短冊街まで追跡するが、敵と勘違いして自来也に飛蹴りを加えてしまう。
何気におっちょこちょいで、乗りで会話をするので、部下からつっこまれることもしばしば。ガイの教育方針はいうなれば熱血指導。担当する班は十分な力がありながら、その年に中忍試験を受けさせなかった。彼の影響を受けてか彼の弟子達はスピードに優れ、戦闘にも長けている。
[編集] 第二部
第二部においては第7班(カカシ班)の援軍として、風影(我愛羅)奪還任務に参加。隊員のリーとテンテンは中忍であり、ネジはすでに上忍となっている。因縁の干柿鬼鮫(象転の術によるコピー)と対戦する。その際、以前交戦した鬼鮫のことを全く覚えておらず、結局、最後まで思いだせなかったため、敵の気分を逆撫でする。
当初は押されぎみであったが、リーにも伝授した自らの奥義で形勢逆転し、撃退する。任務終了後、帰還の際に歩けなくなったカカシに肩を貸して歩いていた所部下に「歩くのが遅い」と文句をつけられ、カカシを背負って連れて帰ろうとしたが、その光景のきわどさから部下達から「オッサンの密着はキツイなあ」と軽蔑の眼差しを向けられた。
[編集] 術
肉弾戦を得意とするが、武器としてヌンチャクを使用する。忍術も多少使うことができ、口寄せでゾウガメサイズの忍亀を呼び出す。木の葉崩しにおけるカブトの幻術に対しても瞬時に見破りカカシと同時に解除を行っていることからもリーのように才能に恵まれていないのとは異なるようである。
[編集] 使用術一覧
- 木ノ葉剛力旋風
- ダイナミック・エントリー
- 八門遁甲
- 朝孔雀
- 表蓮華(激闘忍者大戦3・4(「木ノ葉青春蓮華」の名称で)、ナルティメットヒーロー2・3)
- 裏蓮華(アニメ、ナルティメットヒーロー2・3)
- 口寄せの術