綱手 (NARUTO)
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綱手(ツナデ)は、漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。アニメでの声優は勝生真沙子、幼少時代は寺田はるひ。ミュージカルでの俳優は愛華みれ。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
【伝説の三忍】の一人で、初代火影の孫に当たる人物。最愛の弟縄樹と恋人ダンを亡くした悲しみから付き人のシズネを連れてあてども無く各地を放浪していた。
自来也・大蛇丸と同期であり、修行時代は三代目火影となる猿飛に師事していた。過去、自来也に交際を迫られたこともあるようだが、その時は「あり得ない」と一蹴している。実際には彼らと同年代の壮年女であるが、術により見た目を変えることができ、現在は妙齢の女の姿をしている(老けるのが嫌だかららしい)。とてつもない怪力と医療技術と巨乳の持ち主。遠い昔、女湯を覗こうとした自来也を持ち前の怪力で殴り、瀕死の重傷を負わせたことがある。小指で地面を叩き割る程の怪力を操り、その一撃の威力は大蛇丸からも「一発でもくらったら終わり」といわれる程である。
スリーマンセルに医療忍者を加えるスタイルを考案したのは彼女だと言われている。大戦時代は並ぶ者のない戦闘術と医療忍術で木の葉に貢献した。他国においても「病払いの蛞蝓綱手姫」として有名なようである。作戦で殉職した婚約者と弟の血まみれの遺体を見て以来、医者でありながらも血液恐怖症に罹ってしまい、血を見ることができなかった。しかし、カブトとの戦いにおいてナルトが窮地に陥った際、血液に対する恐怖心を克服する。
大酒飲みで大の賭博好きだが賭け事の才能は皆無で、多くの賭場でカモにされていることから、伝説のカモと呼ばれる。また、稀に出る当たりは不吉の前兆。三代目火影亡き後、五代目火影に就任する。
ナルトからは「綱手のばあちゃん」、シズネやナルトの仲間からは「綱手さま」と呼ばれる。初代火影の孫である事から「綱手姫」と称されることもある。額に小さな赤い菱形の模様があるのが特徴。当初、火影への就任は消極的であったようだが、就任を決断してからは根っからのミーハーな性分を見せることはほとんどなく、威厳を持って木の葉の里の統治にあたっている。
[編集] プロフィール
- 五代目火影(一部途中から)
- 年齢 - 51歳(第一部)→53歳(第二部)
- 誕生日 - 8月2日
- 血液型 - B型
- 身長 - 163.1 cm
- 体重 - 48.9 kg
- 師 - 三代目火影・猿飛
- 弟子 - 春野サクラ
[編集] 第一部
大蛇丸・カブト戦においては実戦を長く離れていたこともあり、重傷を負うほどの苦戦を強いられるが、終盤においては大蛇丸の顔面に渾身の一撃を加え撃退している。額に常時チャクラを溜めており、それを開印することでケガを再生する。本人談では「戦いでは死なない」とのことである。しかしそれは治癒ではなく細胞分裂を速める事による再生術なので、寿命を縮めることになってしまう。
火影就任直前はナルトから「気性が荒くてわがままっぽくて、その上金にルーズで陰険でバカ」と酷評され、火影就任を心配された。里に帰還した際は、傷ついた里の忍をたちまちのうちに回復させ、医療スペシャリストとしての技量の高さを見せ付けた。ベージュ色の髪が特徴。
里の相談役達とナルトの扱いについて言い争いになった際は、「(里が危機になったら)火影として命をかけて火の国を守る」と宣言し、自らの主張を通した。アニメにおいては慣れない事務作業にうんざりしたところを露呈することもあり、シズネからたしなめられる場面も多々見られる。火影就任後はサクラを弟子とし、怪力と医療忍術を教授する。人格面でも大きな影響を与えている。
[編集] 第二部
サクラを綱手2号(自来也談)といわれるまでに育てあげる。相談役達からは人柱力であるナルトを隔離するよう要請されているが断固として拒否している。 火影として目下の課題は暁の抹殺であり、人柱力を求めて火の国に侵入した飛段と角都に対して新たに編成した20小隊を派遣した。猿飛アスマの仇討ちに向かうシカマル達を制止するが、はたけカカシが同行することを条件にしぶしぶ暁の追跡を認めた。
[編集] 術
医療忍術のスペシャリスト。大蛞蝓のカツユを口寄せする。
[編集] 使用術一覧
- 創造再生
- 乱身衝
- 口寄せの術
- 陰封印・解
- 外道の印・解(ナルティメットヒーロー2)
- チャクラ解剖刀(ナルティメットヒーロー3)