猿飛アスマ
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猿飛アスマは、漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。アニメでの声優は小杉十郎太。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
十班を担当する教官。上忍。髭面に銜え煙草と忍とは思えない態度だが、その実力は天才忍者はたけカカシにひけをとらない。その風貌と豪胆な性格から「頼れる兄貴」的な雰囲気を醸し出すキャラクターである。ナイフが一体化したチャクラ刀であるアイアンナックルを武器として扱う。チャクラを流し込んだアイアンナックルは岩を貫通するほどの攻撃力を持つ。アイアンナックルを使用した接近戦を得意としているようだが、第二部においては戦闘で高度な火遁忍術も使用した。
教育方針は自由奔放で一見いい加減にも見えるが、教え子たちとの絆は深い。シカマルに続いていの、チョウジが中忍昇格に昇格した際、独立しても彼らが十班のメンバーとして共にあったことを忘れないようにピアスを授けた。メンバー同志の連帯感においてはアスマの十班にかなうものはないようである。
【火の国】の大名を守る【守護忍十二士】の一人で、「火」の字が入った腰布はその印しである。十二士という名誉ある忍であるためか地陸と同様に彼の首にも賞金が懸けられている。守護忍十二士の火の寺の地陸は同志で親友だった。三代目火影の息子で、その孫である木の葉丸にとっては叔父にあたる。木の葉の里を自らの意志で離れていたこともあるようだが、父の死後は猿飛一族に生まれたことに誇りを感じている。木の葉では珍しい”風”のチャクラ性質を持つ。同じ風のチャクラ性質を持つナルトに風の性質変化のコツを教えた。
同じ上忍の夕日紅とは、第一部から恋愛関係を匂わせる描写があり、第二部では、十班のメンバーを含め周囲も公認の仲にまで進展しているようであった。
[編集] プロフィール
- 木の葉隠れの里の上忍。登録番号は、010829。
- 年齢 - 27~28歳(第一部)、享年30歳(第二部)
- 誕生日 - 10月18日
- 血液型 - O型
- 身長 - 190.8 cm
- 体重 - 81.6 kg
- 弟子 - 奈良シカマル、山中いの、秋道チョウジ
[編集] 第一部
第一部では夕日紅と共に木の葉の里に侵入した暁のメンバー、うちはイタチ&干柿鬼鮫と対峙。忍刀鮫肌の前に苦戦を強いられるも、「飛燕」で一矢報いる。木の葉崩しにおいてはシカマルを追ってきた音忍9人を瞬殺し、教え子の命を救った。
[編集] 第二部
暁の一人・飛段との戦いにおいては、飛段の首を切断するところまで追い詰めるが、戦闘不能には至らず、彼の術によって重傷を負わされ、いのの治療も間に合わず死亡。愛弟子であるシカマル、チョウジ、いのに最後の言葉を託し、弟子たちに見守られながら忍として立派な最期を迎えた。
最後の任務の直前、シカマルとの将棋の最中、(木ノ葉にとっての)『玉』をシカマルに尋ねる。アスマ曰く、それは火影ではないという。
[編集] 術
火遁を使用。性質変化は風で、それをアイアンナックルと併用して戦う接近戦スタイルが特徴。
[編集] 使用術一覧
- 火遁
- 灰積焼
- 飛燕