サイ (NARUTO)
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サイは、漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
第2部から登場。アニメには未登場。2部に登場する木の葉関係者の中で、最初にうちはサスケと対面した人物だが、サスケからは「ぬるい奴」と厳しい評価を受けている。サスケが里を抜けたことにより、カカシ班に配属された謎の忍。歳はうずまきナルトとさほど変わらないようだ。一切の感情を持っておらず、登場当初は作り笑いをしながら下劣な発言をしたり、その言動によってナルトや春野サクラと対立する事もしばしばあった。容姿が少しサスケに似ているといわれている。
”絵心”という特殊能力を持ち、忍法・超獣偽画により絵を実体化する事も出来る。実体化した絵で攻撃したり、飛行したり自在に操ることが可能。暗部養成機関【根】に所属している。肉親はないようで、幼い頃に知り合った年上の者を兄と慕っていたようである。その兄の存在がサイの内面に大きな影響を与えているようである。 初任務終了後はナルトやサクラともだいぶ打ち解けてきているが、サクラからは相変わらずよく殴られている。
一人称は、「ボク」。
[編集] 第二部
天地橋の任務にて根の元主座ダンゾウの推薦を受け、第7班に入隊する。名はないがその時に「サイ」という名を与えられる。ナルト達とともに任務に赴き、同じ任務を遂行していたように思われたが、実は「木の葉崩し」を計画している上司のダンゾウから「大蛇丸とのパイプ役になるように」との極秘任務を命じられており、後にその真の目的は、大蛇丸の体となるサスケの殺害であることが明らかになる。自分に課せられた任務に非常に忠実であの大蛇丸を前にして臆することなく交渉を仕掛け、アジトに潜り込む等、忍として素養の高さを感じさせる。しかし、ナルト達との出会いや、彼らの影響によって幼い頃に別れた兄との記憶を思い出したことから、人と人との「つながり」に興味を持ち始め、サスケを木の葉に連れ帰る事に目的を変更した。任務の終盤においては第7班のメンバーと共にそのうちはサスケと交戦。サスケからは力量の差を見せつけられるが、サスケがナルトを刀で切りつけようとした時はその動きを見切り瞬時に止めに入った。その戦闘力は不明であるが、霧隠れの里の上忍を抹殺するほどの実力があるようで、本人もメンバーたちに「ぼくはけっこう強いよ」と話している。
徐々に感情を取り戻し、ナルト達と打ち解け始めてはいるが、未だ他人とのコミュニケーションが苦手で、相手に対して、自分の思った事を正直に口にしたり、相手が嫌がるあだ名をつけたりするので、怒らせることがある。当初は犬猿の仲だったナルトともだいぶ打ち解けてきた様子。サクラからは怒らせてよく殴られているが、サイ本人はなぜ怒られるのか理解出来ていない様子。分からないことがあると本を読むが、その内容を鵜呑みにしすぎる。綱手の意向に加え、本人の希望もあって天地橋の任務終了後も第7班に残留が決定している様子。
[編集] 術
絵を実体化させる能力を持つ。
[編集] 使用術一覧
- 忍法・超獣偽画(狛犬・蛇・鳥・鼠)