黒崎駅

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黒崎駅（くろさきえき）は、福岡県北九州市八幡西区黒崎3丁目15番1号に所在する九州旅客鉄道（JR九州）の駅である。

八幡西区中心部に存在し以前はJR九州の駅で3番目の利用者数を誇ったが、近年の黒崎地区の経済的地盤沈下の影響から平成16年度は鹿児島中央駅、折尾駅、大分駅に抜かれ6位に後退した。

なお、本稿では筑豊電気鉄道の黒崎駅前駅（くろさきえきまええき）についてもここで記す。

[編集] 利用可能な鉄道路線

九州旅客鉄道

• 鹿児島本線
• 筑豊本線（福北ゆたか線）

筑豊電気鉄道

• 筑豊電気鉄道線（黒崎駅前駅）

黒崎駅前駅は元々は西鉄北九州線の電停だったが、1999年に現在地に移転、2000年11月に西鉄が熊西～黒崎駅前間の軌道事業を廃止し同区間の施設を保有する第三種鉄道事業者になり、筑豊電気鉄道が同区間の運営を行う第二種鉄道事業者となったため筑豊電気鉄道が運営する駅となる。

[編集] 駅構造

[編集] JR黒崎駅

島式2面4線ホームの橋上駅。

• 1番のりば：鹿児島本線及び福北ゆたか線下り特急・快速・準快速・各駅停車
• 2番のりば：鹿児島本線上り特急・快速・準快速・各駅停車
• 3番のりば：貨物列車通過用（以前は福北ゆたか線列車の折尾駅方面への折り返しに使用されたが現在は黒崎駅で折返す列車は設定されていない）
• 4番のりば：福北ゆたか線上り快速・各駅停車
  • 4番のりばの北側には貨物線が複数本通っている。

黒崎駅を通る定期旅客列車は、寝台特急「はやぶさ」1往復を除き全て同駅に停車する。

JR九州直営駅であり、マルス端末機を設備している。現駅本屋は1984年(昭和59年)10月に改築された6代目のものである。

駅南口には駅前広場を兼ねたペデストリアンデッキが設けられ、駅東側の井筒屋百貨店、国道3号線を挟んだ駅南側の商業地、駅西側のコムシティ（閉鎖）、西鉄黒崎バスセンターを結んでいる。バリアフリーにも対応していて、各所にエレベーターが設置されている。

[編集] 筑豊電鉄黒崎駅前駅

JR黒崎駅西側のコムシティ1階に3面2線の櫛形ホームがある。ラッシュ時を除いて1番線のみが使用される。無人駅だが、西鉄バス北九州と共同の定期券・回数券販売所が設置されている。

ホームは西鉄黒崎バスセンターと同一平面上に有り、特に乗り換え客の多い八幡・小倉方面へ行くバスは乗り継ぎがスムーズにできるようにホームのすぐそばに停車する。行き止まりとなる線路の先にはJR黒崎駅へ向かうエスカレーターが設置されていて、JRとの連絡の利便が図られている。

[編集] 駅周辺

• am/pm（JR黒崎駅舎内）
• 井筒屋黒崎店・メイト黒崎店・レッドキャベツ黒崎店
• 井筒屋クエスト黒崎店
• コムシティ（再開発事業に伴い開業した複合商業施設だったが、2002年5月に民事再生法適用を申請、事実上の破綻。経営再建の目処は立っていない）
• 安川電機本社・八幡西事業所
• 三菱化学黒崎事業所
• 黒崎播磨本社
• 九州厚生年金病院
• 国道3号
• 八幡西区役所

• 西鉄黒崎バスセンター
  • 直方～黒崎急行線

[編集] 歴史

• 1891年（明治24年）2月28日 - 九州鉄道(初代)が開設
• 1893年（明治26年）6月30日 -　黒崎～中間駅間短路線開通
• 1907年（明治40年）7月1日 - 九州鉄道（初代）が国有化され帝国鉄道庁所管
• 1908年（明治41年）7月1日 - 小倉～黒崎駅間複線化
• 1911年（明治44年）4月4日 - 黒崎～折尾駅間複線化
• 1914年（大正3年）6月25日 - 九州電気軌道（西鉄北九州線の前身）黒崎駅前電停開設
• 1961年（昭和36年）6月1日 - 門司港～久留米駅間電化
• 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承

[編集] 駅弁

かしわめし

販売業者：東筑軒

• かしわめしおりお
• かしわめし
• 鯖棒寿司
• 大名道中駕籠
• 幕の内

[編集] 隣の駅

九州旅客鉄道

■鹿児島本線

快速・準快速

八幡駅 - 黒崎駅 - （東折尾信号場） - 折尾駅

普通

八幡駅 - 黒崎駅 - （東折尾信号場） - 陣原駅

■福北ゆたか線（黒崎駅以東は鹿児島本線列車として乗り入れ）

快速・普通

八幡駅 - 黒崎駅 - （東折尾信号場） - 陣原駅

筑豊電気鉄道

■筑豊電気鉄道線

黒崎駅前駅 - 西黒崎駅

[編集] 関連項目

• 日本の鉄道駅一覧
• 九州の駅の乗車人員