田代駅
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田代駅(たしろえき)は、佐賀県鳥栖市桜町1437番地に所在する九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
駅裏に鳥栖貨物ターミナル駅を併設。
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[編集] 駅構造
広い構内の中に相対式ホーム2面2線を有する地上駅。1番ホームに上り列車、2番ホームに下り列車が発着する。駅舎は片方のホームに接する形で設置され、二本のホーム間は一本の跨線橋で結ばれている。当駅でのオーバーランが多いため跨線橋はオレンジと青の蛍光塗料で塗られている。
木造駅舎は2002年(平成14年)1月に解体され翌2月にとんがり屋根を持つ小さな駅舎が完成した。
[編集] 駅周辺
- 九州医療福祉専門学校
- 久光製薬株式会社・九州本社・鳥栖工場
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年)12月11日 - 九州鉄道(初代)が開設
- 当初の計画では長崎本線は当駅から分岐予定だったが旧田代宿地区から鉄道敷設に関し猛反対を受け現在の鳥栖に変更した経緯を有する。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁所管
- 1921年(大正10年)4月1日 - 田代~鳥栖駅間複線化
- 7月5日 - 木山口信号場~田代駅間複線化
- 1961年(昭和36年)6月1日 - 門司港~久留米駅間電化
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
博多臨港線(貨物線):香椎 - 千早(操) - (貨)福岡貨物ターミナル