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ナイフ - Wikipedia

ナイフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ナイフ
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ナイフ

ナイフ(knife)とは、対象を切削する為の道具刃物)。武器工具に特化したものを除く、手に持って用いる汎用の刃物を指す。日本語の「小刀こがたなしょうとうに非ず)」、漢語の刀子(とうす)にほぼ相当する概念である。

目次

[編集] 概要

ナイフは古来より、狩猟用の道具として、また調理用の道具として、更には様々な道具や創作物を製作するために用いられた。と同時に、戦闘行為においては、最も基本的な武器として用いられた歴史も持つ。

硬質な素材であればどんな物からでも作成し、実用に供する事が出来る。その素材は時代と伴に変化し、より硬質で、より加工し易く、より磨耗し難い物が求められ、その加工技術も千差万別である。その機能を維持するためのメンテナンス方法も素材により千差万別である。

[編集] 取り扱い

ナイフは元来、携帯に向くように作られ、また実際に携帯していれば、様々な用途に用いる事が可能な道具である。例えば1人の人間文明から隔絶された環境に置かれても、ナイフがあるだけで、その生存確率は数倍にも跳ね上がる。また文明社会に在っても、汎用性の高いナイフが一つあるだけで、様々な専用の器具を使用しなくても、目前の問題を解決できる局面は多い。

しかし同時に、ナイフは武器としても使用でき、文明社会に在っては、危険な凶器と成り得るのもまた事実である。携帯に際しては、周辺に居る人の心情も含めて、十分安全に使用できるよう心掛けたい。

[編集] 日本国内において

なお、日本国内では銃刀法により、個人の刃物の所有・運搬・携帯には、厳しい制限があるので、それらを遵守する必要がある。以下に挙げるのは、日本国内で刃物を持つ人間が、最低限守る必要のある決まりである。刃物にはいわゆるナイフのみならず包丁カッターナイフも含まれる。実際カッターナイフの不法所持で逮捕される例は珍しくない。なおこれに対しては、状況によって扱いが変化するケースも見られ、微罪・別件逮捕だとして批判の声もみられる。

  • 刃渡りが15cm以上の刀剣類(やり及びなぎなた並びにあいくち)は所轄の公安委員会に届け出て、許可を得なければ、所持(所有)自体ができない。(但し調理包丁などは例外、又日本刀に関しては”美術品”とみなされるため、各地の教育委員会に登録をするだけで所持をすることができる。また、ナイフも定義上は対象に含まれない。ただし、状況によっては問題となる可能性がある。)
  • 刃体の長さ6cm以上の刃物は、業務上などの正当性が無い場合携帯ができない。このため必要な場合は、きちんと梱包して運搬する。
  • 自動的に45度以上、自動的に刃が飛び出す、所謂飛び出しナイフは(幾つかの例外となる条件があるが)基本的に所有できない。刃自体に飛び出しボタンの構造を持たせることで、法律上の問題を回避している「セミオート」製品が、BUCKやKarshowなどいくつかの海外メーカー製品に存在する。

なお、ここでいう所持運搬携帯であるが、解釈は以下の通りである。

所持 
自宅やそれに類する場所に保管しておく事。他の危険物同様に、盗難や第三者による乱用を防げる様、施錠するなどして管理・保管できる様にしなければならない。
運搬 
梱包され、すぐには使用できない状態で持ち運ぶ事。等に他の荷物とともにしまい込んでいる場合は、これら運搬と見なされる場合もあるが、ポーチやハンドバッグ等に入れて、すぐ取り出せる状態にある物は、下記の携帯と見なされる場合がある。
携帯 
すぐに使用に供する事が可能な状態。主にポケットの中や手中にある状態を指すが、前出の通り、ポーチやハンドバッグ等の、比較的直ぐさま出せる状態も同様である。

ちなみに所持に関しては、運搬と携帯のどちらも、移動時に持っていればそのように見なされる。昨今では、悪化する治安事情もあって、警察に職務質問を受けた際に、これらナイフ類を所持していた場合に、任意同行を求められる事も少なく無いため、みだりに刃渡り6cm以上のナイフを携帯するのは、止めるべきである。但し6cm以下で在っても場合によっては軽犯罪法により処罰を受ける可能性も否定できない事に留意する必要が有る。

なおボーイスカウトではジャンボリーなどのキャンプ地の中で少年がナイフを携帯している場面は見受けられるほか、渓流や海などに釣り行く際にナイフを所持している場合もあるが、これは「正当な理由」が認められることから、慣習的に許容されている。正当な理由かどうかは、その時々で判断されるため、曖昧な規準と言えなくも無いが、客観的にみて「ナイフを持ち歩くきちんとした理由」が説明可能かどうかは重要な要素だといえよう。ただしそのような場所につくまでは、運搬の状態であることが望ましい。

護身目的の携帯」は正当ではない理由の最たるものである。日本では一般に、緊急避難の例を除いて護身術といえば、徒手空拳ないし非殺傷性の道具が認められうる範疇である。殺傷力のある刃物を携帯する事は、当人の護身のためなのか、他人に危害を加えるためかの判断が付き難く、また場合によっては犯罪行為そのものに利用される事もある。そのため、青少年がナイフ(特にファイティングナイフの類)を持ち歩く事を、社会問題視する傾向も、一般に広く見られる(→護身術)。室内に侵入してきた犯罪者に対して財産を守るためにと刃物を使って逆に襲い掛かったとしても、日本では裁判において盗犯等ノ防止及処分ニ関スル法律の適用が認められず、過剰防衛と見なされる可能性がある。

[編集] ナイフの分類

ナイフには幾つもの分類法がある。以下に、構造分類と用途分類によって、基本的なナイフの構造と用途別の種類を紹介する。

[編集] 基本構造による分類

ナイフには、刃を折り畳んでしまえる物と、鞘を必要とする物がある。前者は携帯に便利な反面、可動部があるために破損・故障する可能性があり、後者はやや携帯に難があるものの、非常に堅牢である。

[編集] フォールディングナイフ

ソムリエナイフ
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ソムリエナイフ
ソムリエナイフ コルクスクリューとコルク抜きてこを開いた様子。ブレードはグリップの背に折りたたまれている。
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ソムリエナイフ コルクスクリューとコルク抜きてこを開いた様子。ブレードはグリップの背に折りたたまれている。

フォールディングナイフは、携帯に便利なように何らかの機構で柄に刃を格納できる構造のナイフをいうが、刃先を折り畳んで収納する、日本では折り畳みナイフと呼ばれる構造のものが大多数であり、パラシュートナイフ、バタフライナイフなどその他の形式は特殊なものとされる。柄よりも刃の部分が短くないと刃先が収納できないため、比較的小型の物が多い。

折りたたみナイフは、携帯時に不用意に開く事も使用時に不用意に閉じることも危険な事故につながるため、小型のものでは柄の背に板バネを内蔵して、ある程度の角度を境に、それぞれ刃が開き続ける方向と閉じる続ける方向に力を加える構造(スリップジョイント機構)を持つのが一般的である。また、大型のものでは板バネの機構に加えて、開いた刃が閉じないような機械的ロック機構を持つものも多い。

労務者用の安価で粗野な大型実用折り畳みナイフをジャックナイフ、紳士用(男性用ではなく上流階級用の意)の日用・文具用の瀟洒な造りの小型折り畳みナイフをポケットナイフというが、前者はほぼ姿を消し、名称も死語に近い。後者は喫煙具や高級万年筆などと同類の紳士用奢侈品として細々と生き残っている。なお、切り裂きジャックとは英語圏で名前の分からぬ男を暫定的に「ジャック」と呼ぶ習慣によるものであり、「ジャック」からジャックナイフを連想しがちであるが、関係はない。日本語で言えば「切り裂き権兵衛」といったところである。

折りたたみナイフは、刃以外にドライバー缶切りなど、他の用途のツールブレードを持つものがあり、付いている機能の数によって「n徳ナイフ(nは整数)」などと呼ばれる。この構造で代表的なものは、歩兵などの携帯装備として基本的な缶切り・ドライバー・栓抜きだけが付いているアーミーナイフ(この例ではメインブレードを入れて4徳)であり、その他、ペンチやワイヤーカッター等の工具類がついているツールナイフ、コルク抜きや釣り針外し等を持つキャンプやレジャーに便利なキャンピングナイフと、様々な派生種類がある。赤いハンドルのスイスアーミーナイフの通称で有名なビクトリノックス社、ウェンガー社の製品には、30徳以上にもおよぶ機能を内蔵したものもある。

写真はソムリエ(ワイン鑑定士)がワインの開封、抜栓に用いるソムリエナイフ、ウエイターズナイフと呼ばれるもので、小ブレード、コルクスクリュー、コルク抜き梃子を持つ3徳ナイフであり、てこという特殊な利用法のために板バネを内蔵しないフリーブレード構造になっている。

[編集] シースナイフ

シースナイフは、折りたたみ機構を持たず、保管時に刃をシース()に収めて保護する構造のナイフ。鞘をベルト等に取り付けて、そこから取り出して使うことも出来る。堅牢性や刃渡りを必要とする用途に用いられる構造。

鞘を着ける位置によって違う呼び方をする場合があり、例えばブーツに鞘を取り付けて使用するものをブーツナイフと呼ぶが、特殊な装着位置のものは殆どが秘匿を目的とする、後述するファイティングナイフやダガーの類である。

ボウイナイフ1836年にアラモ砦を最後まで守備していたジェームズ・ボウイ大佐が使用したナイフを原型とする、やや大ぶりで片刃のナイフで、武器であると同時に日用品としても利用でき、一般に言うところの登山ナイフやサバイバルナイフの原型となっている。

[編集] 用途による分類

特別な用途に沿うよう、様々なナイフが存在する。これらは勿論、ナイフとしての基本機能を使って、他の作業を行う事も可能だが、明確な用途を持って設計されたものは、本来以外の用途にはやや使い難い場合がある。

[編集] キッチンナイフ

キッチンナイフは日本でいう包丁である。ここでは現にキッチンナイフと定義される洋包丁について述べる。

現在、文化包丁あるいは三徳包丁とも呼ばれるキッチンナイフの最も基本的な物は、ステンレス製で薄刃・軽量な作りをしており、野菜の調理からの切り分けまで、様々な用途に向くように設計されている。握りはしっかりしており、先端は細く・軽くなっていて、根元の方は広く丈夫に作られ、刃の終わりは直角になっていて、ジャガイモを取る等の細かい作業に向く。握りが他のナイフと比べても、太く握り易い形状になっているのは、濡れた手で扱う事が多く、滑りやすいために、事故を防ぐ観点から、このようになっている。また薄刃なのは材料を細かく切る際にきれいに切れる様にとの配慮のためだが、長時間使用しても疲れないように、軽く作られている所為でもある。

野菜類を切る際には鋭さよりも丈夫さが必要とされるため、根元の幅広い部分で切られるが、肉類は刃の側面にへばり付くため、先端部の細い所で切られる。特に肉類を切り分ける専用の キッチンナイフは、細く長く作られる。肉や魚を切るためのフィレナイフは、特に生の肉類を切り分ける際には便利なように作られている。ブレッドナイフはパンを切るために用いられるが、外側が固く中が柔らかいパンは、余程手入れの良いナイフで無いと、きれいに切る事は非常に難しい。このためブレッドナイフは、パンの柔らかい部分が側面に張り付かないように細く、また固い外側を切るために、鋸状の刃になっているため、パン以外の食品を切るのには、全く向かない。

[編集] 登山ナイフ

実は登山ナイフと言う分類はない。ナイフメーカーもナイフ愛好家も当の登山家さえ使わない言葉である。この言葉はナイフに興味のない人が、大型のナイフ・非日常用途のナイフを指す時に使われる。この場合、軍用ナイフや狩猟ナイフも全て登山ナイフと呼ばれることが多い。凶器として使用もしくは押収された中~大型のシースナイフを指す報道・法曹用語。

この間違った分類名の由来は、日本でアウトドアライフ全般を「登山」と括ってしまったことによる。さらに登山(アウトドア)にサバイバルやハンティングのイメージまで加わったことで登山ナイフと言う呼び方が出来た。 たしかにかつての登山・アウトドアでは焚き火の薪取りや藪こぎなどで大型のナイフ・ナタを使用する場面があった。しかしその場合も「シースナイフやナタを登山に使っていた」のであり、登山ナイフと言う分類ではなかった。さらに近年では登山道の整備、携帯コンロの進歩、環境問題などから、ナイフを使って藪こぎや薪取りをする機会はほとんど無くなった。現在一般的な登山では小型の多機能ナイフなどを、ナイフとしてではなく缶切りやハサミ目的で携帯する程度である。現在登山・アウトドア活動で「登山ナイフ」と形容されるタイプのナイフを携行する者はほとんどいない。「刃渡り10cm以上のナイフを持ってくる者は化石か素人か危険人物」と言われるほどである。

登山ナイフという分類が存在しないにも関わらず、事件報道警察発表で登山ナイフと呼ばれると登山・アウトドアのイメージが不当に悪くなってしまう。そのため登山・アウトドア関係者は前出の多機能折りたたみナイフを「登山ナイフ」と呼び、事件で使われた大型のシースナイフ等を登山ナイフと呼ばないよう呼びかけている。しかしこの使い分けはいまだ普及していない。

[編集] ユーティリティ、フィールド&ストリーム

「登山ナイフ」と呼ばれるものの用途イメージに今日最も近いものに対する、ナイフメーカー側の呼称。ユーティリティは「万能」、フィールド&ストリームは「野原と河原」の意である。野外生活(登山よりむしろキャンプやハンティング)で刃物が必要とされる局面において広範囲に使用する事を想定した中~大型の汎用ナイフ。この中には調理も含まれるが、木を加工して道具を作成する・野生動物などとの格闘戦といった用途も含まれており、道具としても武器としても使用できる形状となっている。必ずしもシースナイフではない。

尚、用途が想定される山中など野外では、ベルト等に装着して携帯する事も可能だが、街中に出る時は、かばんなどにしまう方が無難である。

[編集] ハンティングナイフ

狩猟においては、にせよ、にせよ、獲物に致命傷を負わせる事は出来ても、即死させる事は難しい。また、一人では運びきれない大型獣を仕留めた際には、運搬に適するようにその場で解体することもある。このため、獲物に止めを刺し、なおかつ解体作業に用いても壊れない丈夫なナイフが必要となる。

ハンティングナイフにおいては、を切り裂く鋭い切れ味と、に当たっても関節に差し込んでを切っても折れたり欠けない丈夫さが求められる。これらの解体作業に当たっては、皮を剥いだり肉を切り出したりする用途毎に違うナイフを用いる事もある。ガットフックは筋を切って解体を助け、スキナーは皮を剥ぐために刀身を薄く、形状は反り返り先端は鋭くなく作られている。またこれらハンティングナイフは、血を被っても滑りにくい、丈夫で握り易いの部分が必要である。

日本では、狩りにおいて、マタギが使うナガサと呼ばれる、伝統的ハンティングナイフも存在する。柄が後端が開いた筒状になっているものは「袋ナガサ」と呼び、非常時には立ち木を柄とする槍になる。また、アイヌ語を語源とするマキリという小型ナイフも、多用途ナイフとして北海道や東北各地に形状を変えながら使われ続けている。

「登山ナイフ」と誤称されるジャンルその2でもある。実際はユーティリティより目的意識が明白で歴史も古く、種類も多いので、「登山ナイフ」とは主にこの種のものであると言ってもよい。重厚な作りから、ナイフコレクター等に好まれる種類でもあり、また基本的に汎用性にも優れている事から、他の装備が発達した今日でも、一定量が生産されている。

[編集] ブッシュナイフ

藪漕ぎする場合に草や低木をなぎ払う状の特大型のナイフ。大きすぎて他の用途には概ね不適で、野外生活においては普通のユーティリティナイフが別途必要となる。

[編集] サバイバルナイフ

軍事行動中において遭難などで他の装備を失った場合、それのみで生存を計る目的で設計された、大型のシースナイフ。

想定される状況によって装備は異なるが、柄を中空にしてその中に釣り糸、釣り針など自力での食料調達のための装備や医薬品を格納したり、墜落した航空機からの脱出などを想定して刃の背に金属を切断する鋸刃を設けたりする設計が一般的である。

また、戦地での「サバイバル」には当然敵兵との格闘戦も想定されるため、武器としての威力と堅牢性は設計の最優先課題の一つである。従って、単独行による大型獣のハンティングなど特殊な状況を除けば、アウトドアスポーツといえども携行の正当化が困難な種類であり、日本国内では好事家のコレクション以外の用途は殆どない。ただし実用を視野に入れたサバイバルナイフというジャンルのナイフが存在しない訳ではなく、米国をはじめとしたナイフメーカーでは、上に挙げたような特徴を持つ製品を製造・販売しているところも少なくない。

「登山ナイフ」と誤称されるジャンルその3でもある。但し、昨今では報道などでもそのまま「サバイバルナイフ」と呼ばれることが増えてきたが、単に「登山ナイフ」の言い換え語にされているのか、本当にサバイバルナイフと呼び得るものに対して用いられているのかは、甚だ疑わしい。

軍隊のナイフと言うことでアーミーナイフと呼ばれたり、映画ランボーからランボーナイフと呼ばれたりもする。ちなみに同映画シリーズで使われたナイフは、米国のナイフ作家(カスタムナイフ製作者)であるジミー・ライル(ランボーランボー/怒りの脱出)、ギル・ヒブン(ランボー3/怒りのアフガン)に特別発注されたもので、実用性よりも映像的な見栄えが重視されている。戦闘を意識したファイティングナイフ(一種の)の中には同じ位の長さを持つナイフもあるが、ランボーナイフはサバイバルナイフというジャンルの中では例外的なサイズとなっており、刃渡りが30cm近いこれらのナイフは、完全に実用性は考慮されないコレクター向けのナイフとなっている。

[編集] ダイバーズナイフ

ダイバーズナイフ(ダイビングナイフ、水中ナイフとも)はスキン・ダイビング程度ではあまり必要ではないが、スキューバダイビングの場合には必須とされる。中で使用するため、刃にはびにくいステンレスが用いられ、中性浮力に近づけるため柄には中空で刃以上の大きさを持つ樹脂が用いられたり、コミュニケーション手段に水中でエアタンクや石を叩いて音が出しやすいように柄の端に金属が剥き出しになっていたり、手袋をはめた手でも脱着しやすいように工夫されている。着脱に際して胴回りのスキューバ機材を傷つけると命に関わる為、装着位置は実用ナイフには珍しく主に足首である。

特に海中では、海草に絡まったり、などに引っ掛かったりして、生命の危険に晒される事が多く、また素手で触ると危険な生物も多いため、これらのナイフは、ダイバーの生命を守る道具として利用される。なお、水中で物を切る場合は、空気中で物を切るよりも摩擦が少なくて、刃先が滑る事が多いため、わざと目の荒い砥石で研いで、刃先を細かい鋸刃のように加工する。

その他、数多いダイビングの楽しみの中に、を与えるフィッティングがあるが、水中で魚の餌を切り分ける際にも、これらダイバーズナイフは利用される。

なお、潜水士は、業務中はナイフの携帯を法律で義務付けられている、唯一の職種である。

[編集] ファイテイングナイフ

武器としての使用を主眼においたナイフはファイティングナイフと呼ぶ。その内、刺突・頸部切断用に作られた両刃のものをダガーと呼び、形状からナイフと看做される事も多いが、用途は対人殺傷用の暗器(暗殺者用の隠し武器)などの、つまりは武器武具の類である。

バタフライナイフ、スイッチナイフ(=飛び出しナイフ)など、対人武器としての「振り回しやすさ」やクイックドロー性のほかには、むしろ強度や安全面の欠点が多い構造のナイフもここに分類される。鉛筆を削ったりリンゴを剥いたりといった用途に使えなくは無いものもあるが、その一方で装飾性を重視した「コレクターズナイフ」と呼ばれるナイフの中には、あざといまでに殺傷性を重視したデザインのものも含まれ、道具としての汎用性・実用性には乏しいものも少なくない。

特にコレクターズナイフに類するファッション性を重視しているようなものには、実利性は全く考慮されていないものもみられ、上に挙げたランボーナイフ同様に、道具としての利便性を要求する方が酷と言えよう。これらは通信販売などで品質もあまり良くない物が安価に販売されており、有害玩具の一種としても問題視されている。

その一方で軍事用の格闘を視野に入れた「実用的な」ナイフもあり、これらは耐久性や格闘という行為に使う道具としての扱い易さなどの面で、工夫が成されている。しかし上に挙げたサバイバルナイフ同様、日本では実用性は差し置いてナイフコレクターのコレクション対象としてのみ販売されており、これを下げてキャンプに来るような者は、やはり「登山ナイフ」携帯者と同じ目で見られることだろう。

[編集] 電工ナイフ

主に電気工事士が被覆剥き等の線材加工に使うナイフ。腰に着けた工具ベルトへ安全・コンパクトに収納できることから、旧来からのものはサバイバルナイフのように折りたたみ式であるが、刃を出し入れしなければならない作業効率の悪さから、最近では折りたたみ式ではない電工ナイフが多い。突く作業がないことから先端は尖っておらず、に似た形状をしている。力を加えて正確な作業をするため切先を使うことは少なく、刃の中央から手元寄りを主に使う。通常の砥石で砥ぐことが出来る。

[編集] 素材・材料

現在、ナイフの多くはステンレス製のものが多い。これは「硬くて加工しやすく磨耗しにくく、また錆びたりもしにくい」ためであるが、近年開発の進むセラミック系の素材は、かけやすく加工しにくいという扱いにくい所もあるが、将来的には有望視されている素材ではある。いずれにしても耐久性の面を別にすれば、加工しやすい硬質な素材はほぼ全て、ナイフの材料として用いる事が出来る。

[編集] 石・鉱石

黒曜石火打石などは打製石器の材料として利用され、それ以外のさほど脆くない岩石からは磨製石器が作られたが、これらの石を材料に製作された石器が、様々な地域で普遍的に出土している。黒曜石や火打石・石英を含む岩石は、打撃を加える事で薄く鋭く剥離し、その外縁が刃物として利用できるだけの鋭さを持つ。鋭利さに注目すればこれらは砥石で砥いた金属製の刃物を凌駕するものである。

[編集] 骨・角・歯(牙)

動物のは弾力性があり、また十分に硬いため、古くはナイフの材料に、現代ではナイフの柄の材料に用いられる。骨の主成分はリン酸カルシウムや炭酸カルシウムであるが、その他にも様々な成分が密接に関係して、十分な強度を持っている。このため磨製石器よりも更に精細なナイフを製作可能である。反面、鋭さに欠け、切れ味はあまりよくなく、また耐久性も鉱石に比べると経年変化に弱い。その他、材料となる骨の大きさで製作可能なサイズも決まるので、あまり大型の物を作る事が出来ない。

[編集] 青銅

青銅は、融点が低くて比較的精錬しやすい金属である等の合金であるが、そこそこの耐久性があり、また加工も容易であるため、長く使われた歴史を持つ。これら青銅器のナイフ類は石のナイフのように簡単に砕けたりせず、骨などよりも硬いため、非常に便利が良く、広く用いられた。しかし硬度の面で難があり、やがて鉄器が普及するにつれて、次第に姿を消していった。

[編集] 鉄・鋼

や、それを浸炭して作られるは、近代に至るまで、広くナイフに利用され、その切れ味は、研ぎ易さとあいまって、今日に至っても非常に高く評価されている。表面に形成される酸化膜は銅の錆である緑青のように金属表面を保護する能力はない。そのためこれらの素材は良くを生じるため、動物解体用や調理用の刃物にはあまり適さない。

手入れさえ十分であれば問題は無いが、始終携帯するナイフの場合は、絶えず汗や汚れ、風雨に晒される可能性があるため、その分こまめな手入れが必要である。折りたたみナイフの場合は、部品点数が多く、手入れしにくい部分も多いため、あまり好ましい素材とはいえない。

なお鋼は鍛える程に硬くなる反面、非常に脆くなりやすい。場合によってはこれによって砕ける事も起こるので、特に鋼のナイフは良く手入れをする必要がある。

現在の一般向けに販売されているポケットナイフなどでは、グラインダーによる削り出し製法が主流になった関係で、鋼(特に鍛造鋼)は少数派となりつつある素材ではあるが、研ぎ易く手入れさえよければ切れ味を維持することに向くため、ヨーロッパなどの伝統的なナイフメーカーが鋼や微量の混ぜものがある特殊鋼によるナイフを製造している他、電工ナイフなどもケーブル加工でビニール皮膜を切削する際に「押し切る」という形で常に鋭さを求められる事から、鋼のものが出回っている。

[編集] ステンレス

一口にステンレスといっても、構成される金属元素の組成によって、様々な特性を持つ。中にはナイフ用の素材に向かない種類のステンレスもあるため、ナイフを製作するには適切な組成のステンレスを選ぶ必要がある。

ステンレス製のナイフは多くの場合、研いだ時にバリが残りやすく、上手に研ぎ難い。これはステンレスがある程度、粘りを持っているために、研いだ際に切っ先からバリが反り返って取れ難くなるためである。これを取らないと、刃物としての切れ味は格段に落ちるため、このバリをきれいに取り除く必要があり、それには熟練を必要とする。簡単な方法としては、片側を重点的に研いで、反対側は刃先から峰の方向に砥石の上で軽く滑らせて数回、研ぎ落とす方法であるが、この時に刃の角度をきちんと一定にしておかないと、ハマグリ刃となって、非常に切れ味を落とす事にも成りかねないため、注意が必要である。

ステンレスは一定の粘りがある事からグラインダーによる削り出し製法(R・W・ラブレスのストック・アンド・リムーバルが有名)に向き、大量生産する上で有利である。また意匠を凝らしたナイフの製造も可能であることから、現代の主要なナイフメーカーから個人のカスタムナイフ製作者まで幅広い層に受け入れられている。

[編集] ナイフ用ステンレス素材の種類

高級とされるナイフには、所定の組成を持つステンレス素材が使われる。以下に挙げるのは主だったステンレス素材ではあるが、それぞれに特性が違い、用途によって使い分けられる他、価格的にも大きな差を生むこともある。

W2
JISSKS-43/44鋼。バナジウムを0.1~0.25%ほど含み、衝撃に強く欠けたり折れたりし難いことで知られる。反面、錆などが出ることもある。
O1鋼
JIS SKS-3/31鋼。マンガンを0.9~1.2%、タングステンを0.5~1%含み、加工しやすく刃持ちが良い。
D2鋼
JIS SDK-11鋼。シリコン0.45%、マンガン0.35%、バナジウム0.9%、モリブデン0.8%含み、刃持ちが良く耐熱性が高い(摂氏430度まで)。反面錆に弱い。アメリカの一流カスタムナイフメーカーに利用者が多い。
440C鋼
JIS名も同じ。シリコンとマンガンを1%含むほかリン0.4%、クロム16~18%、モリブデン0.75%を含む。腐食に強くほとんど錆が出無いが、やや硬度・耐磨耗性・耐熱性に難がある。ただし日常的に使うナイフでは価格も安いために扱い易い素材と言える。一般の刃物専門店で販売されている若干値の張る大量生産のナイフでは、この素材のものも多い。
154CM鋼
JIS名は無い。シリコン0.3%、マンガン0.5%、クロム14~14.5%ypモリブデン4%を含む。米クルーシブル社の商品名で、耐熱性・耐磨耗性が高く腐食耐性も440Cに次ぐ。高価なカスタムナイフに使われる。ジェットエンジン軸受けに使われたこともあるなど高信頼性で知られている。ただし加工性は低く、一般の砥石では砥ぎ難い点は、ナイフ素材としてはやや難があるかもしれない。
ATS-34鋼
154CM鋼にアルミニウムを少量加えたもので日立金属が製造している。154CMよりも耐熱性・耐腐食性が向上しており、更に強固なナイフが作れるとしてナイフメーカーやカスタムナイフ製作者に注目されている。しかし加工性は低く量産に向かない上に、素材自体も高価である事から、高級ナイフ素材の代名詞、あるいは世界ブランドを確立した感がある。手入れも一般の砥石では砥ぎ難い物となっており、できれば専用の砥石で研ぎたいところである。

[編集] ナイフに向かないステンレス素材

以下に参考までにナイフの素材に向かないステンレス素材を挙げる。ただしこれは刃そのものに関してのみの話で、ハンドル(柄)の部分に使われる場合はその限りでは無い。

18-8ステンレス鋼
代表的なステンレス鋼で、クロム18%、ニッケル8%を含む。「ステンレス流し台」や一般の食器などにも多用されている。一方で硬度的にはかなり柔らかく、ナイフの刃としては全く向かない。ただし滅多に錆びないことから生活用品の素材としては「高級ステンレス」とまで呼ばれて好まれている。ハンドル素材としても適切であるため、アーミーナイフであるカミラスの「マルチツール US」のように、折り畳み式ナイフの部品に使われている製品もある。素材としてはオーステナイト系と呼ばれ、非磁性体である。

[編集] ナイフの種類

調理器具としてのナイフ

  • キッチンナイフ(いわゆる包丁を含む)
    • フィレナイフ
  • 果物ナイフ

食器としてのナイフ

  • バターナイフ
  • テーブルナイフ
    • ステーキナイフ
    • ケーキナイフ
  • 果物ナイフ

文房具としてのナイフ

その他の生活・娯楽用品としてのナイフ

武器武具としてのナイフ

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

日本国内のナイフ同好会
所謂銃刀法である。また近年ではピッキング防止法により、ツールナイフの類いの所持が問題になる場合がある(下記参照)。
俗にピッキング防止法と呼ばれるこの法では、ドライバー類の所持・携帯も禁じられているため、アーミーナイフ等の、ドライバーなどが内蔵されたナイフは、開錠用具と見なされる場合がある。(秋葉原でビクトリノックスの「サイバーツール」を携帯していたパソコンユーザーが現行犯逮捕された実例がある)
執筆の途中です この「ナイフ」は、武器兵器に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。

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