網
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網
- 道具としての網
- ネットワーク
網(あみ・もう)・ネットは柔軟性に富む糸・索などを用いて格子状に結びつけ編み込まれたものである。古くから虫・魚等の捕獲・採取に用いられたり、容器としてもの入れる用途に利用されている。通気性が高いため密閉性が必要な用途には不向きである。竹細工や蔦などの比較的固いもので編み込まれたものは笊・籠と言われる容器であり、区別されている。
網の形状から転じて、多くのものが複雑に結びついた状態・関係を網と呼ぶようになった。例えば連絡網、情報網。また、放送・通信分野での各種のネットワーク(例:電話網・回線網・放送網)でも使われ、単に網と言うこともある。また、ネットも参照。
[編集] 網の製法
製造方法により、大きく3つに分けられる。
- 結節網
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- 網の節を結んで作っているもの
- 無結節網
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- 網の節を撚り合わせて作っているもの
- 成型網
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- 樹脂を押し出し、延伸等により網の形にしたもの
[編集] 網の分類
網はその用途・形状に応じて分類されている。
- 霞網
- 虫取り網
- 蜜柑袋
- 各種「ネット」
- 防鳥ネット
- 捕獲ネット
- 防犯ネット、捕縛ネット
- 防球ネット
- 防風ネット
- 落石防止ネット
- 植生ネット
- 養生ネット
- 落下防止ネット
- 調理用
- 焼網