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踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧 - Wikipedia

踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧(おどるだいそうさせんしりーずのとうじょうじんぶついちらん)では、フジテレビ系列にて放映されていたテレビドラマ踊る大捜査線』及びその劇場版、スピンオフ作品に登場する架空の人物の説明の一覧である。

踊る大捜査線 > 踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧
この記事は、上記の親記事が長くなったために分割されて生じた記事です。このテーマについて体系的な情報を得たい場合には、上記の親記事(目次ページ)にあるリンクを順番に辿ってみてください。

※役職等は『弁護士 灰島秀樹』終了時点


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] 主要人物

[編集] 青島 俊作

(あおしま しゅんさく)(織田裕二

湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長
昭和42年12月13日生まれ(※生年月日は織田本人と同日である)、AB型。
本籍・東京都。自宅は江東区新木場。
最終学歴・青山学院大学経済学部卒業。
資格・特殊無線技師(乙種)、柔道二段
特技・営業、接待

かつてはシステム開発会社「シンバシマイクロシステムズ」に勤務する成績ナンバーワンの営業マンであったが、刑事ドラマの刑事に憧れ、警察官に転職。

自分の信念に従い行動するため警視庁一の問題児と見られている。はちゃめちゃな単独行動や上からの命令に違反することもしばしばだが、自分の信念に従って動く今時珍しい男。いつも市民のことを真っ先に考えるが、一度捜査一課に派遣された際、出世や成績のことしか考えない本庁の捜査員と意見が対立し、警察の縦割りや事件の優劣に疑問を感じるようになってゆく。以後は事件の大小を考えず、所轄でじっくり捜査していくタイプの刑事に成長した。基本的に昇進試験や出世などにも興味はない。室井が昇進して現場の刑事が正しいことができるように願っている。

すみれが襲われそうになったときも野口からすみれを守り抜いた。また雪乃が逮捕されたときも真犯人を見つけ出すことにも成功した。吉田のおばあちゃんからもらったお守りで命を助けられたこともある。真下が撃たれたときも室井と協力して犯人を見つけ出すが、これが問題となり湾岸署刑事課から杉並署地域課へ異動となる。TVシリーズの時点では、当時の青島幸男東京都知事と同じ姓であったため、「都知事と同じ青島です」が自己紹介の時の決まり文句であった。ちなみにこのセリフは世界都市博の中止で湾岸地区の開発に一旦ブレーキがかかったその空き地に都市博中止の決定を下した男と同じ名前の刑事がやって来るという皮肉が込められている。 『THE MOVIE』パンフレット巻末のプロファイリングによれば都内の所轄の始末書の数は亀有公園前派出所両津勘吉と1、2を争うほどである。

『踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル』では当初杉並署捜査資料室にいた。これは当初の室井と警察幹部との約束では半年で湾岸署に戻ってくる約束であり、約束通り半年後に湾岸署に戻る辞令が出たにもかかわらず書類を放置されてそのままになっていたためである。室井がそのことに気づいてやっと湾岸署に帰ってくるが、湾岸署ではどの部署も青島を引き受けるのを嫌がり結局課長同士で押しつけあった結果交通課が引き受けることになる。しかし小学校の傷害事件のためにミニパトを走らしたため、警務課へ異動、さらに小学校の傷害事件の捜査をしたため生活安全課へ異動、その後も小学校の傷害事件犯人を見つけ勝手な行動をしたための地域課へ異動、といろいろ課を回されたが最終的には刑事課へ異動となる。『踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル』では本部へ情報を伝えなかったため減俸処分になる。

踊る大捜査線 THE MOVIE』における青島の「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きてるんだ!」というセリフは、映画のヒットも相まって流行語となった。副総監誘拐事件の犯人・坂下始の母親に包丁で腰を刺され重傷を負う。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、当初「もっとしゃきっとした事件は無いんですか」といった初心を忘れて事件をえり好みするような発言をしている。最後はこの事件での功績により室井とともに警視総監賞を受けるが、その授賞式をすっぽかしてしまう。

スピンオフ作品には登場していないが、『交渉人 真下正義』では柏木雪乃が真下正義とデートするために恩田すみれに当番を替わってもらい、そのお礼に食事をおごろうとしたところ一緒について来たことや、『容疑者 室井慎次』では、「スリーアミーゴス」を通して「室井さんは何をやってるんだ。」と発言していることなど、その時点での動向が語られている。

2006年5月にオリコンが行った「男性が選んだドラマに出てくる憧れの主人公の職業ランキング調査」において「青島俊作 刑事」が第1位を獲得している。

青島のモデルとなったのは北芝健といわれている。

[編集] 室井 慎次

(むろい しんじ)(柳葉敏郎

広島県警察本部刑事部・警視正(テレビシリーズ時は警視)。
昭和39年1月3日生まれ。A型。
本籍・秋田県(柳葉本人と同じ)。自宅は広島県警察官舎。
最終学歴・東北大学法学部卒業。
資格・柔道三段
特技・きりたんぽ鍋作り

いわゆるキャリア組の官僚である。東京大学卒業者が圧倒的に多いキャリアの世界で、きわめて少数派の東北大学卒であることから学歴コンプレックスを持ち、「絶対上に行ってやる!」と独白していた。登場当初はガチガチのキャリアで青島と衝突することが多かったが、湾岸署との交流の中で、所轄の刑事が活動しやすい組織作りと警察の改革を進めようと決意する。その信念は青島との「約束」となり、警視庁・警察庁の中で日々苦闘している。警察庁・警視庁内ではこの室井の「信念」を危険視し、彼の失脚を望む幹部も多い。

大学時代の野口江里子との悲恋の影響もあって、キャリア組では珍しく独身を貫いている。秋田出身ということできりたんぽ作りが上手く、資格まで持っている。外食時は大衆食堂を好んで利用する。

警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査担当管理官(警視)→警察庁警備局警備第一課課長(警視)→警察庁警備局警務課首席監察官警視正)→警視庁刑事部参事官(警視正)にまで出世したが、『THE MOVIE』で本庁上層部の命令を無視して行動したため、北海道警察美幌警察署長(警視)に降格された。警視庁副総監・吉田敏明の計らいによって半年で中央に復帰し、警視庁刑事部理事官心得 兼 生活安全部理事官心得(警視)→警察庁情報通信局付(警視)→警察大学校教官(警視)→警察庁刑事局刑事企画課課長補佐(警視正)と閑職を転々としたが、平成15年4月に彼がこだわる「現場」である警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査担当管理官(警視正)に戻り、交渉課準備室の設置などに尽力した。

容疑者 室井慎次』の事件において捜査現場に混乱を招いた責任を取る形で新城に辞表を提出。しかし新城の職権において辞表は破棄され、広島県警察本部刑事部へ異動となっている。

なお、これらの階級と職名の関連はあくまで「架空」のものである。たとえば、

  1. 警視庁刑事部の「管理官」は、警視の階級の警察官をもって充当するポストである。また、警視の階級に属する者により充当するポストの中でも、警察署長や副署長の職より下位に位置する。
  2. 「首席監察官」(正しくは『警察庁長官官房首席監察官』)の職は警視長若しくは警視監の階級の警察官をもって充てる。なお警視長は警視正より1つ上の階級で、警視庁部長・小規模県警本部長・警察庁課長・管区警察局局次長等に充当される階級、警視監は警視正より2つ上の階級で、警察庁本庁の次長・官房長・局長、管区警察局長、警視庁を除く大規模警察本部の本部長・警視庁副総監等に充当される階級である。
  3. 警察庁本庁における課長職は警視長(警視正より1つ上、小規模な警察本部の本部長クラス)の階級にある警察官をもって充てている。

さらに、実際の警察人事ではありえないような「栄転」に相当するものが「左遷」扱いになっている等という例もある。

2005年8月の『容疑者 室井慎次』の公開に伴い、明治製菓のスナック菓子「コパン」のCMに柳葉敏郎が「室井慎次」として出演した。

[編集] 恩田 すみれ

(おんだ すみれ)(深津絵里

湾岸署刑事課盗犯係・巡査部長。
昭和46年1月11日生まれ。O型。
本籍・東京都。自宅は江東区江葉町。
最終学歴・東京都立城東高等学校卒業。
資格・柔道二段
特技・長距離走、似顔絵描き

正義感溢れる女性刑事で、特に女性や子どもなど弱者が巻き込まれる事件には徹底的に立ち向かう。一時ストーカー被害に悩まされた経験から、女に暴力を振るう男を異常に敵視する傾向がある。また、相手が上司だろうが決して媚びない意志の強さを持ち、本庁幹部だろうと建設省(当時)幹部だろうと間違ったことは絶対に許さない。以前本庁に在籍していた際にお茶汲みなどをやらされたことをずっと根に持っている様子。強行犯係の青島とは様々な事件を経て固い絆で結ばれている。出世や昇進試験といったことに興味はなく、「男運がない」「忙しくて美味しい物が食べにいけない」など色々愚痴はこぼすも、警察官という仕事に対してそれなりに生き甲斐を感じている。

設定の上では「本人は東京出身だが両親は現在九州在住」。『秋の犯罪撲滅スペシャル』に於いて深津の出身地の方言である大分弁で電話での会話シーンがあるが、実は演出スタッフがすみれの本籍地が東京であることをすっかり忘れていた明らかな演出ミスであり、のちに亀山千広プロデューサーが「両親は共に大分県出身で、東京で知り合い結婚。東京在住時にすみれを出産。家では大分弁を常時使っていたので彼女も大分弁を覚えてしまった。現在その両親は仕事の都合で大分に戻っている」という修正設定をファンの集いで語った。

『THE MOVIE2』にて国見昇により拳銃で撃たれ重傷を負うが、幸い生命に別状はなかった。入院時、病院内で窃盗犯を捕まえ、五日後には元気に動き回り、食事を一日五食取り、売店の菓子パンを買い占めたらしい。

[編集] 柏木 雪乃

(かしわぎ ゆきの)(水野美紀

湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長。
昭和49年6月28日生まれ。A型。
本籍・東京都。自宅は港区台場。
最終学歴・UCLA中退。
資格・英検一級
特技・英会話(TOEIC860点)、少林寺拳法

アメリカに留学しUCLAで真面目に勉強していたのだが、よくわからないまま当時の恋人に連れられて麻薬パーティーに参加したところを現地の警察に逮捕されてしまいUCLAも退学して帰国。帰国した途端今度は父親を殺されてしまい、そのショックで口が聞けなくなってしまった。その後も元恋人が麻薬密輸容疑で指名手配されてしまった為に警察に最重要容疑者としてマークされたりと不幸が多かった。しかし自分の事件を親身になって対応し、解決してくれた青島に憧れて警察官となる。当初は国家公務員試験を受験するつもりだったが、結局警視庁巡査採用試験を受験した。希望が叶い湾岸署交通課勤務となったのち、「外国人被疑者に対応できる通訳が足りない」との理由で交通課から刑事課へ異動となったことで、ついに青島と同じ刑事となった。

語学力を活かし優秀な刑事に成長すると思われたが、爆弾入りの縫いぐるみを持って海に飛び込んだり、猟奇殺人犯を炙り出すために囮になったりと、シリーズを追うごとに徐々に「女青島」化してしまっている。湾岸署赴任後は昇進試験を順調にクリアしているのか、出世が早い。

湾岸署に出入りするようになった頃から長年に渡り真下正義に想いを寄せられるが、当初は青島に憧れていたこともありキッパリ断っていた。『交渉人 真下正義』(物語設定は2004年12月)では真下とのデートの約束をきっかけに事件に巻き込まれ命を狙われるが、真下らの働きにより救われる。その後2005年3月、真下と結婚。現在の姓は「真下」になっていると思われる。

[編集] 和久 平八郎

(わく へいはちろう)(いかりや長介

元湾岸署刑事課指導員(現役時は同署同課強行犯係・巡査長)。
昭和11年11月1日生まれ。A型。
本籍・長野県。自宅は練馬区。
最終学歴・長野県立第二高等学校卒業。
特技・盆栽(警視庁盆栽コンクール入賞)、書道

青島に刑事のイロハを叩き込んだ老刑事。八王子署勤務時代、コンビを組んでいた若手警官が犯人逮捕時に殺されたことを長年後悔していた。定年退職後、警察学校勤務を経て悠悠自適の生活だったが、多忙を極める刑事課の助っ人として退職者再雇用制度により指導員として呼び戻される。『THE MOVIE2』ですみれが銃撃を受け負傷し、友人の吉田副総監が勇退することが重なり、完全に警察を引退し隠居生活に入る。

元警視庁副総監・吉田敏明との間にはキャリア・ノンキャリアの地位を超えた友情があり、青島と室井にかつての自分たちの姿を重ねる。

「ワイルド系」の娘がおり、顔が和久にそっくりらしい。趣味は盆栽とたまごっちの育成。

和久を演じたいかりやは2004年に他界しているが、没後の2005年に公開された『容疑者 室井慎次』の劇中で和久について語られる部分があり、和久平八郎は健在である模様。

[編集] 真下 正義

(ました まさよし)(ユースケ・サンタマリア

警視庁刑事部交渉課(準備室)課長・警視。
昭和48年3月12日生まれ。B型。
本籍・東京都。自宅は警察庁官舎。
最終学歴・東京大学法学部卒業。
特技・パソコン、チャット

愛すべきヘナチョコ。父は警視庁第一方面本部長(テレビシリーズ当時。『THE MOVIE2』の真下のセリフから、2005年時点では警察庁勤務と思われる)。青島よりも階級は上だが、キャリアらしからぬ腰の低さと年下であることから「先輩」「真下」と呼び合う。当初はひたすらキャリアアップだけを目指す典型的なお坊ちゃん刑事であったが、青島と行動をともにするうちに一人前の刑事に成長。湾岸署在職中(テレビシリーズ第10話)、安西昭次(保坂尚輝)に拳銃で撃たれ重傷を負うが、その後無事に職場復帰。その後湾岸署では刑事課課長代理まで務めた。自身で運営するウェブページ(捜査や警察の内情を綴った内容)を昔から持っていて、銃撃され危篤に陥った際には掲示板に励ましのメッセージが山ほど届いていた。なおTVシリーズでクリスチャンだと告白している。

警視庁異動後程なくしてアメリカ・ロサンゼルス市警でクライシス・ネゴシエーションの研修を受け、帰国後は警視庁初の交渉人として活躍(劇中では「日本初」となっているが実際にいないわけではない)。室井の進言により警視庁刑事部内に交渉課準備室が設置され、同課の課長に就任した。この頃になると捜査面での手腕は確かなものになるが、私生活では相変わらずヘナチョコのままである。

柏木雪乃に長年片思いしていたが、紆余曲折を経て2005年3月、ついに結婚にまでこぎつけた。『THE MOVIE2』では雪乃の写真を常に持ち歩いていたことから、すみれからストーカー呼ばわりされている。

真下の経歴にも実際の人事ではあり得ない要素がある。例えば、湾岸署に配属された当時、真下は警部補であった。しかし、本来はキャリア組の警察官は警察学校入学時点ですでに警部補であり、警察学校を卒業して数ヶ月の警察署勤務や幹部交番勤務などの研修課程を終えると、自動的に警部に任官される。そもそも、TVシリーズでの真下はひたすら昇進試験のための勉強をしているが、現実のキャリア警察官は昇進試験を受けなくても(順調に実績を積めば)エスカレーター式に昇進していくため、昇進試験自体必要ない(これについては、脚本を手がけた君塚良一が、承知の上で設定を行った。君塚曰く「あたかもリアリティ」)。

交渉人 真下正義』として、真下を主人公とした映画が2005年5月7日に公開された。

[編集] スリーアミーゴス

[編集] 袴田 健吾

(はかまだ けんご)(小野武彦

湾岸署刑事課課長・警部。
昭和25年8月1日生まれ。O型。
本籍・東京都。自宅は埼玉県さいたま市
最終学歴・東京都立港工業高等学校卒業。
特技・仕切り、接待、バドミントン

青島の直属の上司で、刑事課の問題児・青島と娘の進学が悩みの種。典型的な中間管理職で様々な板挟みに遭い喘いでいるが、所轄の刑事を軽視する上層部の面々に向かって啖呵をきるなど、時には部下想いな熱い一面も見せる。

[編集] 秋山

(あきやま)(斉藤暁

湾岸署副署長・警視。
昭和24年10月28日生まれ。A型。
本籍・福島県。自宅は千葉県四街道市
最終学歴・東海大学教育学部卒業(実際は東海大学に教育学部はない)。
特技・トランペット、剣道、合いの手

署長の腹心だがちゃっかりしており、形勢が不利になるとあっさり裏切ることも。神田署長とともに、下の名前は未設定。

[編集] 神田

(かんだ)(北村総一朗

湾岸署署長・警視正。
昭和14年9月25日生まれ。O型。
本籍・高知県。自宅は港区台場の署長官舎。
最終学歴・法政大学法学部卒業。
特技・締め、音頭

青島を湾岸署に呼び寄せた張本人。警察官僚に対してものすごく腰が低いが、やる時はやる男である。仕事は主に湾岸署にやってくるお偉方の接待。将来的には丸の内署の署長職を狙っている。管内の業者を使ってやる替わりに暗に賄賂を要求している描写がある。映画版第2作では同署の不倫が発覚。秋山副署長とともに、下の名前は未設定。

上記の3人は通称「スリーアミーゴス」と呼ばれ、シリーズ脇役の中でも特にファンに人気がある。この「スリーアミーゴス」の命名は、真下正義を演じるユースケサンタマリアが言い出したのがきっかけ。本人たちは「おかげで3人でしか登場しなくなったよ」と嘆いている。例えばTVシリーズ第1話では清水宏演じる下出警務課長を含めた4人で戒名(捜査本部出入り口に掲示する「○○捜査本部」という呼称のこと)を決める相談を行っている。また同話の捜査会議のシーンに署長の姿は無い。

※映画版第1作・第2作公開直前、スリーアミーゴスを主役にした『深夜も踊る大捜査線』というミニドラマ兼映画宣伝番組が制作され、深夜番組として放映された(とくに「2」ではマスコットの湾岸くん製作秘話?もみられる)。また、映画版第2作封切り前後には映画の協賛企業である東芝DVDレコーダー携帯電話ダイナブックのCMに、3人の役柄のまま映画の内容にリンクする形で出演。同作封切り直後の2003年8月15日~17日には、イベント「お台場冒険王」の一環として、スリーアミーゴスを主役にした舞台版『舞台も踊る大捜査線 ザッツ!! スリーアミーゴス』が計5回公演で上演され、同じく東芝が特別協賛(冠スポンサー)している。さらに『THE MOVIE2』のプロモーションの一環として、フジテレビ系列で放送されていたアニメの『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治原作)にもそのままの役(湾岸署から亀有公園前派出所を視察に来たという設定)で声優として出演したこともある。一方ドラマとの直接的な関連はないが、小野・斉藤・北村の3人で自動車メーカー(スズキ)のCMにも出演した。

フジテレビの特別番組「踊る大警察24時!」でもスリーアミーゴスの3人がVTRの合間やCM前などに挿入される寸劇で出演している。

[編集] 魚住 二郎

(うおずみ じろう)(佐戸井けん太

湾岸署刑事課強行犯係係長・警部補。
昭和32年5月14日生まれ。AB型。
本籍・千葉県。自宅は品川区(『THE MOVIE』のころまで住んでいた千葉県市川市のマイホームには妻と2人の子(息子と娘)が暮らす)
最終学歴・国際基督教大学教養学部語学科卒業。
資格・フィンランド語1級、ノルウェー語3級、デンマーク語3級、ソムリエ1級

TVシリーズ第1話の冒頭で殺人事件が発生しているのにその殺人事件の捜査よりも健康診断のことを気にする管理職という、「踊る」のコンセプトを象徴するような形で登場する。袴田課長同様、典型的な中間管理職。夫人のアンジェラはフィンランド人。真下が昇進した一時期係長職を奪われ、係長代理に降格した事も。実は妻がフィンランド人だというのは当初の設定にはなく、TVシリーズ第7話において「柏木雪乃が英語が出来る」という会話の中で佐戸井がアドリブで「僕、フィンランド語が出来るんだよ」といったところそれが採用され、そこから設定がどんどん膨らんでいったものである。ちなみに、主要キャスト陣で唯一劇中にキスシーンが登場する。『THE MOVIE2』の時点では夫人と別居中とのこと。夫人役にはリアリティーを追求するため役者ではない本物のフィンランド人(フィンランドからの留学生)を起用したところ、その後役を演じた留学生が本国に帰ってしまったために出演して貰うことが出来ず、やむを得ず別居という設定になってしまったものである。

[編集] 中西 修

(なかにし おさむ)(小林すすむ

湾岸署刑事課盗犯係係長・警部補。
昭和33年4月15日生まれ。A型。
本籍・静岡県。自宅は埼玉県飯能市(新築)
最終学歴・日本大学商学部卒業。
特技・ギター、ボーリング、手相見

勝気なすみれに手を焼く盗犯係長。すみれを呼ぶときはいつも決まって「恩田君恩田君恩田君!」と名前を連呼する。これは、第1話の脚本を見た小林すすむが自分の出番が少ない事に気づき、何とか目立とうとして連呼したのがきっかけである。だが、その後話数が進むにつれて、脚本にも「恩田君恩田君恩田君!」と書かれてしまっている。

THE MOVIE2のエンドクレジットの中で新築中の自宅の前で記念写真を撮る中西一家が一瞬映っているが、背景に映っている家は中西を演じている小林すすむが実際に新築した家である。

[編集] 緒方 薫

(おがた かおる)(甲本雅裕

湾岸署刑事課盗犯係・巡査部長。
昭和45年6月26日生まれ。B型。
本籍・岡山県。自宅は湾岸署待機寮。
最終学歴・国士舘大学政経学部卒業。
資格・柔道三段
特技・剣道、合気道、空手、ボクシング、短距離走、バドミントン

テレビシリーズ初期は地域課勤務であったが、青島刑事に憧れて刑事に出世する。機動隊にいたことがあり、あらゆる格闘技に精通している武闘派。森下とは仲は良いものの、どちらが先に刑事になるかとライバル視している。その後、共に刑事になったものの、なおもライバル関係は続いている。

『THE MOVIE』で不祥事を起こした神田署長に対し「(取調室に)行きなさい」と言うおいしい役回りを貰った。しかし『THE MOVIE2』では同じセリフを真下に言われてしまっている。

[編集] 森下 孝治

(もりした こうじ)(遠山俊也

湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長
昭和45年8月31日生まれ。O型。
本籍・秋田県。自宅は東京都江東区。
最終学歴・大東文化大学経済学部卒業。
資格・柔道三段
特技・パントマイム、暗算、マラソン

最初は湾岸署の地域課勤務だった。平成9年に一度刑事見習いになるが、緒方への配慮から再び地域課に戻る。平成13年にお見合い結婚(実は地域課時代に補導した少女という噂もある)。平成15年冬、第1子を儲ける。

同じ秋田出身の室井に憧れており、いつかは室井の下で一緒に仕事をしたいと願っている。

[編集] 新城 賢太郎

(しんじょう けんたろう)(筧利夫

警察庁長官官房審議補佐官(刑事局担当)・警視正。
昭和41年8月10日生まれ。A型。
本籍・東京都。自宅は警察庁宿舎。
最終学歴・東京大学法学部卒業。
資格・剣道三段、少林寺拳法三段
特技・乗馬

『歳末特別警戒スペシャル』で初登場。東大法学部卒の超エリートで「室井弐号機」(1997年当時の人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に由来)のあだ名を持つが、当初は室井とは方向性が異なり典型的キャリア。目付きが鋭く、傲慢な態度で所轄を徹底差別する。室井を敵視しており、室井のことを陰で「田舎のサル」と呼び、学閥差から辛く当たる。だが、青島や室井と仕事をしていくうちに現場で働く者達の姿に心を動かされていく。

『湾岸署婦警物語』では篠原夏美や桑野冴子に手を焼かされながらも犯人を確保した。

『THE MOVIE』では副総監誘拐事件特別捜査本部の本部長を務めるが、これ以上の「点数稼ぎ」は必要ないとして途中で室井と交代する。またこの頃から次第に青島や室井のことを認めるようになり、同作終盤では負傷した青島のことを全く気にかけない幹部連中に対して露骨に不満を漏らす(この時の新城のセリフについて、脚本の君塚良一は「幹部がいなくなったのを見計らったように怒鳴っている。もしかしたら新城流の計算が働いたのかも知れない」という解釈を披露している)。『THE MOVIE2』では現場の実情を沖田仁美に理解させようと努力する他、捜査本部立て直しのために室井に指揮権を委ねるよう警視庁幹部を説得する。

また『容疑者 室井慎次』では、権力闘争の中で自己の保身を図りつつも、室井の窮地を救うという離れ業をやってのける。登場人物の中で一番調整能力に長けているとみられる。

[編集] 草壁

(くさかべ)(高杉亘

警視庁警備部警備第一課特殊部隊(特殊急襲部隊、SAT)中隊長・警視正。
昭和39年11月4日生まれ。O型。

『歳末特別警戒スペシャル』からSATの部隊長として初登場、犯人が立てこもる湾岸署刑事課に突入し、被疑者の鏡恭一(稲垣吾郎)を制圧、拘束する(身柄確保は湾岸署員)。

『THE MOVIE2』の冒頭、SATの公開訓練中に犯人役の青島に敗北(なお、犯人役が勝ってしまったことで湾岸署員全員が連帯責任で減俸処分となった)。また、『THE MOVIE2』の事件の際に目の前で恩田すみれへの銃撃を許してしまい、青島と共に独自の判断で犯人逮捕に奔走した。『交渉人 真下正義』では真下の指揮の元、現場の最前線指揮官のひとりとして「クモE4-600」を破壊・停止させる為に奔走する。

なお、機動隊等の中隊長は、本来は警部の階級の警察官をもって当てる職である。

[編集] 沖田 仁美

(おきた ひとみ)(真矢みき

警視庁刑事部捜査一課管理官・警視正。
昭和43年1月31日生まれ。A型。
本籍・大阪府。自宅は警察庁宿舎。
最終学歴・東京大学法学部卒業。

『THE MOVIE 2』で初登場。警視庁広報部を利用して自身を上層部に売り込み、女性初の管理官になる。さらなる出世を目指し、いつも広報のカメラを引き連れている。所轄の捜査員を「使いっ走り」「消耗品」と見下す態度を取り、捜査員が重傷を負ってもなお冷徹な指示を出し続け、ついには適切な指示を出さない為に犯人を逃してしまう。これにより所轄の捜査員だけでなく、特別捜査本部の全員から怒りと不信を買った挙句、本部長を更迭された。

この出来事ののちに開かれた査問会で室井が弁護を行ったため、それ以降は室井のシンパとなり、『容疑者 室井慎次』では新城とともに室井の窮地を救うべく尽力する。 『弁護士 灰島秀樹』では、殺人事件の調査中に室井の事件の際に面識のあった灰島秀樹と偶然再会。灰島から被疑者のヒントを貰う見返りとして、博覧会計画反対運動を巡る陰謀の情報を灰島に提供する。ある意味で善に近くなった存在といえる人物。

なお実際には、警視庁刑事部の「管理官」は、警視の階級の警察官をもって充当するポストである点は、前述のとおりである。

[編集] 木島 丈一郎

(きじま じょういちろう)(寺島進

警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査一係(SIT)係長 警視

交渉人 真下正義』で初登場。過去に勝どき署の捜査課暴力犯係(現在の組織犯罪対策課暴力犯係)に在籍していたこともあり、キャリアの室井とは明らかに趣が違う。木島がキャリア組なのかノンキャリアなのかは明確にされていないが、年齢と階級と職務の特殊性を鑑みると準キャリア(国家公務員II種採用)であると思われる。

両親は健在だがひとりやもめが長年続いているので、まるで天涯孤独のような言い方をする。豪快そうな外見と粗暴な言葉遣いから受ける印象とは裏腹に、内向的でナイーブな一面があり、子供の頃は「ちょっと浮いていた」。木島が過去に関わった事件の被害者・鵜飼美津子(森口瑤子)とは、事件後も美津子のPTSDの治療に付き合ううちに親密な関係となる。美津子が経営する小料理屋に通っており、ここでは爆発物処理班班長やSIT、交渉課準備室・セントラルインフォメーションセンター(CIC)チームをはじめ、警視庁内に多くの飲み仲間がいる。自身が思っている以上に現場の人間からは慕われているようである。

『交渉人 真下正義』では、真下の指揮の下現場での捜査に奔走、仕掛けられた爆弾と犯人・弾丸ライナーを追う。

好物はチーズバーガー。趣味は映画鑑賞。直属の部下である浅尾を相当こき使っているが、時折浅尾にキレられると途端に弱腰になったりする。SITの出動服と思われるパンツに赤シャツ・白ネクタイという派手な格好に必ずサングラスを着用している。『交渉人~』からのスピンオフ作品『逃亡者 木島丈一郎』ではトレードマークのドカジャンを愛用するようになったエピソードも語られた。自宅ではネコの「タマ」を飼っている。

[編集] 灰島 秀樹

(はいじま ひでき)(八嶋智人

弁護士・灰島法律事務所所長
昭和45年生まれ。
東京都清瀬市出身。
最終学歴・東京大学法学部卒業。

容疑者 室井慎次』で初登場。若きエリート弁護士。豊富な知識と完璧な理論武装を武器に、裁判に勝つためには手段を選ばない。「真実は金にならない」が信条で、高額の報酬さえ貰えば真実をも捻じ曲げて弁護を行なうため、「訴訟パラノイア」の異名をとる。かといって守銭奴というわけでもなく、裁判も勝つために必要とあらば億単位の金を投入することも辞さない。仕事の際は(裁判に勝つための手段として)相手の情に訴えかけることはあっても、あまり自身の感情を挟むことはない。その手腕は確かで、顧客には政治家・財界人も多い。天才肌で時代の先端を行くが、言動の端々に精神的に未熟な部分が見え隠れし、わがままな一面がある。

2歳の時に母を亡くし、中学2年で育ててくれた祖母も失う。少年時代は無気力で引きこもっていた。母の愛を充分に受けられなかった体験から、常に「誰かに誉められたい」という衝動にかられている様子。高校時代に偶然母と同級生だった担任から母の「将来は裁判官か弁護士になりたい」と書いてある卒業アルバムを見せられて、弁護士を志すようになった。結局高校へはほとんど通わず大検を受けて大学受験資格を得たうえで東大法学部に現役合格する。東大法学部在学中の20歳で司法試験に一発で合格。司法修習を終えるとロサンゼルスロー・スクールへ留学。帰国後、灰島法律事務所を設立した。趣味はテレビゲームで、常に携帯ゲーム機を手放さない。また、秋葉原によく通っており、残虐な表現があるとして発売禁止になったゲームを裏ルートで入手したりしている。

弁護士 灰島秀樹』として、灰島を主人公としたテレビドラマが2006年10月28日に放送された。

[編集] その他の警察官

[編集] 湾岸署

[編集] 各課長

湾岸署警務課課長・警部(テレビシリーズ第1話時)。
『湾岸署婦警物語』では警察学校の教官として登場。
湾岸署交通課長・警部。
『歳末特別警戒スペシャル』で青島が湾岸署に再赴任してきた際、署長らに強引に押し切られ青島を交通課に押し付けられる。『湾岸署婦警物語』では馴染みの土木業者に安易に道路使用許可を与えてしまったことで、間接的に夏美を最大の危機に陥れてしまう。
『歳末特別警戒スペシャル』、『湾岸署婦警物語』、『THE MOVIE』に登場。
『歳末特別警戒スペシャル』、『湾岸署婦警物語』に登場。
  • 地域課長(山崎大輔)
『歳末特別警戒スペシャル』、『湾岸署婦警物語』に登場。
  • 会計課長(池田武志(『歳末特別警戒スペシャル』、『湾岸署婦警物語』)→温水洋一(『秋の犯罪撲滅スペシャル』、『THE MOVIE』))

[編集] その他

観光者相談係

湾岸署観光者相談係・巡査長(テレビシリーズ時は交通課・巡査)。
昭和49年11月10日生まれ。AB型。
本籍・東京都。自宅は警視庁女子寮。
最終学歴・富士短期大学卒業。
資格・保母(保育士)
特技・カラオケ
交通課の時からずっと恋人がいないようで江ノ島署署長との縁談も叶わずじまい。
『THE MOVIE2』では神田署長と不倫。発覚後は傷心旅行へ旅立っている。
  • 渡辺 葉子(星川なぎね)
湾岸署観光者相談係・巡査長。
昭和52年1月12日生まれ。O型。
本籍・東京都。自宅は警視庁女子寮。
最終学歴・実践女子短期大学卒業。
『歳末特別警戒スペシャル』からの登場。当時は交通課・巡査
特技・日本舞踊(星名流名取)、美味しいお茶を入れること、カラオケ
湾岸署観光者相談係・巡査長。
昭和49年5月7日生まれ。A型。
本籍・千葉県。自宅は千葉県船橋市。
最終学歴・亜細亜大学卒業。
『歳末特別警戒スペシャル』からの登場。当時は交通課・巡査
資格・普通自動二輪車運転免許、小学校教諭第1種免許
特技・インターネット、カレー作り
『THE MOVIE2』で登場。観光者相談係の新人婦人警官。「ガールズ7」は愛称。

交通課

  • 岸本巡査長(畠山明子)
テレビシリーズでは湾岸署警務課警務係に所属。第1話ではパトカーを借りに来た青島に上司のハンコがないと貸せないと拒否する。『湾岸署婦警物語』では産休を取っており、エンディングで交通課に復帰。
  • 藤田 千草(かんだゆきこ)
元湾岸警察署交通課。O型。
平成9年に一身上の都合により退職し、4年制大学に入学。

所属不明の湾岸署員

  • 婦警(井上美紀)
テレビシリーズ・スペシャル版各話に出演。
第1話の捜査一課現場検証にて室井を犯行現場まで案内した警官。『THE MOVIE2』にも登場。
  • 警官(増田英治)
各話に度々登場。

生活安全課

  • 篠木(谷村好一)
湾岸署生活安全課保安係長。青島と和久に張り込みを依頼する。
湾岸署生活安全課保安係。青島たちと一緒に柏木雪乃を調べていた。雪乃に対して強硬な態度をとるが、本庁には従順な刑事。
  • 捜査員(村山青児)
湾岸署生活安全課保安係の捜査員。

刑事課

  • 仙波(前原実)
湾岸署刑事課暴力犯係係長
  • 川村(真柴幸平)
湾岸署刑事課暴力犯係係員
  • 赤羽(佐藤正行)
湾岸署刑事課暴力犯係係員
  • 黒田(山口年美)
湾岸署刑事課暴力犯係係員
  • 緑川(赤池公一)
湾岸署刑事課暴力犯係係員
  • 知能犯係係長(安藤親広・プロデューサー)
湾岸署刑事課知能犯係係長
  • 鑑識係係長(志田尚二・持ち道具担当スタッフ)
湾岸署刑事課鑑識係係長
  • (竹沢一馬)
湾岸署刑事課盗犯係の刑事
  • 刑事(北見誠)
湾岸署刑事課盗犯係の刑事

[編集] 警視庁

  • 真下警視庁第一方面本部長(有川博
真下正義の父親。犯人に撃たれて重態の息子を病院に見舞う。階級は警視正。『THE MOVIE2』時点では、息子・正義の台詞によれば警察庁所属と思われる。実際の出演はテレビシリーズ最終話のみ。
  • 島津警視庁生活安全部長(浜田晃
元警視庁刑事部捜査一課課長・警視正(テレビシリーズ第1話から『THE MOVIE』まで)。ノンキャリア組の叩き上げ。『容疑者 室井慎次』では警視庁生活安全部長・警視長として室井を苦しめる。
警視庁刑事部捜査一課課長・警視正(警察庁警備局外事課長だったが、部下の不祥事で降格)
昭和38年11月28日生まれ。B型。
本籍・神奈川県。自宅は公務員宿舎。
最終学歴・東京大学法学部卒業。
特技・剣道、バスケットボール
警視庁警備部爆発物処理班班長・警視。TVシリーズ第2話で初登場。レインボーブリッジでは渋滞に巻き込まれた。『交渉人 真下正義』ではクライマックスシーンで爆弾を処理するため再登場。笹塚の小料理屋『笹美』の常連でもあり、木島とは飲み友達。木島の事を「きじやん」と呼ぶ。『逃亡者 木島丈一郎』では部下と共に『笹美』に居座り、電話連絡などで木島をバックアップした。本名は不明。仕事前には部下と共に「うぃーす」と気合いを入れる。爆弾処理後の決めぜりふは「一丁上がり!」。
  • 爆発物処理班 班員1(永峰寛)
  • 爆発物処理班 班員2(平山祐介)

[編集] 幹部(テレビシリーズ)

TVシリーズ第3話に登場。建設省の深見と同級生で事件揉み消しを室井に押付けた。
  • 科学捜査研究所幹部(平野稔)
  • 科学捜査研究所幹部(野村昇史)

[編集] 幹部(スペシャル)

湾岸署占拠事件により設置された本庁対策本部にて陣頭指揮を執る。階級は警視長。
湾岸署に投入されるSATに警視庁警備部長として直接指示を出す。『交渉人 真下正義』、『逃亡者 木島丈一郎』にも刑事部長・警視長として登場。
  • 警視庁警務部長(村上幹夫)

[編集] 幹部(映画)

警視総監。すみれと純子の接触を抑えよと室井に指示を出し、映画では本庁に設置された指揮本部から各幹部を指揮した。
  • 吉田 敏明(よしだ としあき)(神山繁
元警視庁副総監(階級は警視監)。
昭和14年1月16日生まれ。AB型。
本籍・広島県。自宅は港区。
最終学歴・横浜国立大学経済学部卒業。
『THE MOVIE』で坂下始らによって誘拐される。和久と昔なじみ。若い頃に室井と青島と同じように捜査本部にやってきた管理官と所轄の捜査員という立場で出会い、当初は激しくぶつかり合ったがその後分かり合う仲になった。『THE MOVIE2』の事件直後に退官した。ちなみに青島がお守りをもらったという「吉田のお婆ちゃん」は吉田の実母。2人の息子がいる。
階級・警視監
『THE MOVIE』では、警察庁警備局長として公安に独自捜査を命じ、『THE MOVIE2』では同刑事局長として広報とイメージアップの目的で沖田仁美を捜査本部長に指名、『交渉人 真下正義』では新設の警視庁組織犯罪対策部長として、クモE4-600地下鉄暴走事件を含む弾丸ライナー事件の対策本部を仕切り、『容疑者 室井慎次』では警視庁副総監として警察庁長官の座を巡り池神警察庁次長と対立する(なお、警視庁副総監と警察庁次長とは同じ警視監という階級ではあるが、実際は警視庁副総監より警察庁の局長や大阪府警本部長の方が人事上上位職であり、それらのさらに上位に位置する警察庁次長を相手に次期警察庁長官の地位を争うということはない)。
湾岸署のせいでマスコミに追いかけられた官僚。記者会見の陣頭指揮も執った。階級は警視長。
警察庁警備局公安課長・警視長。
『THE MOVIE』に警視庁公安部長として登場。青島に内部資料を極秘で見せるため湾岸署に出向く。警察内部の極秘調査を担当するという職務上、顔は身内に見せられないらしい。『容疑者 室井慎次』では警察庁警備局公安課長として諜報と裏工作を行なう。
『THE MOVIE2』において、「C.A.R.A.S.」(Criminal Activity Recognition Advanced System)導入を推進する幹部の1人。
容疑者 室井慎次』では警察庁の警備局長・警視監として室井を苦しめる。

[編集] 刑事部捜査一課

TVシリーズにおける室井の部下。

一課で唯一室井に従順。テレビシリーズ第1話から出演。
  • 捜査員(田中龍)
  • 捜査員(偉藤康次)
  • 捜査員(加藤満)
  • 捜査員(三浦賢二)
第1話にて室井を「田舎もんの小僧」呼ばわりした眼鏡の捜査員。
  • 捜査員(野依康夫)
事件の重要情報を見逃し、室井への伝達を怠る。
  • 捜査員(小須田康人)
1話では機動捜査隊所属だったが、4話では捜査一課に所属。室井に事件情報の報告を怠った為に9話では青島が刺されることとなる。青島を大声で怒鳴ったり、電話口で露骨に不快な態度を示すなど、ほとほと青島が大嫌いらしい。

基本的に捜査一課の刑事は全員室井を反感を抱いており(捜査員1だけはカバンを持ったり何かと従順であったが)、室井の指示に対して反抗的である。

  • 捜査員(西ノ園達大)
『THE MOVIE』に出演。

逃亡者 木島丈一郎』における稲垣憲次管理官 (段田安則)が指揮する特別捜査本部の捜査員。

  • 捜査員2(眞島秀和)
  • 捜査員3(佐藤拓之)

[編集] 刑事部捜査一課特殊犯捜査一-二係(第一特殊犯捜査・SIT

『THE MOVIE』に登場。警視庁刑事部捜査一課第一特殊犯捜査(SIT)専任管理官(警視)。現場から叩き上げのノンキャリアであり、本庁幹部にしては珍しく横柄ではないが、上の命令には絶対逆らわない従順な男。形式上は木島の上司になる。
『THE MOVIE』に登場。大林の命で青島に大量の検証写真を見せ徹夜させる。
副総監の娘になりすまし被疑者に接触。
※久世本人は宝塚退団後の初映画出演・しかも『踊る』劇場版への出演ということで相当に燃えていたが、会議室のモニター越しのみの出演(それも撮影は民生用デジカムのみ)で同作の本広克行監督も「申し訳ない」と平謝りだったという。
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査一係(SIT)警部。
交渉人 真下正義』で初登場。木島とは対照的に、極めてまっとうな刑事のいでたちをしている。『逃亡者 木島丈一郎』の事件の2ヶ月前に異動で木島の部下になったばかりで、いつも木島に振り回されている。『逃亡者~』では逃避行を続ける木島を追跡し、『交渉人~』では木島とともに地上班の一員として弾丸ライナーを追跡した。
年齢はおそらく30代の前半だと思われるが、ノンキャリアの場合では警部まで昇進することは通常困難なため、国家公務員II種試験から採用された準キャリアだと考えられる。基本的には穏やかで真面目な性格だが時々逆ギレする。妻(婚約者?)に逃げられたらしい。

[編集] 刑事部交渉課準備室

警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム係長・警部(特任)。
昭和50年7月10日生まれ。AB型。
本籍・神奈川県。自宅は東京都港区。
最終学歴・東京工業大学大学院 情報理工学研究科 博士課程修了。
初登場時は『THE MOVIE2』に登場する監視システム「C.A.R.A.S.」()の開発者として民間企業から出向した技術捜査官であったが、『交渉人 真下正義』では正規の警察官として特任され、交渉課準備室に配属。真下直属の部下となり、情報分析を行うCICルームを束ねる係長となる(『THE MOVIE2』から1年足らずでどうやって任官し警部まで昇進できたかは不明。現実にはまず不可能)。
Criminal Activity Recognition Advanced System
警視庁刑事部交渉課準備室(交渉人補)・警部補
12月23日生まれ。
『交渉人 真下正義』で初登場。交渉課準備室設置当初から真下の直属の部下としてサポートする。『逃亡者 木島丈一郎』では稲垣管理官の下、木島の逃亡ルートの分析を行なうほか、同時に警察署内裏金事件で隠されていた極秘の裏帳簿を探し当てた。
  • 宮武 久美子(神野美紀)
警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム(オペレータ)警部
  • 渡辺 敬祐(石田剛太)
警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム(オペレータ)警部補
  • 三島 希美(清水智子)
警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム(オペレータ)警部補

[編集] 科学捜査研究所プロファイリングチーム

警視庁科学捜査研究所のプロファイリングチーム(※実際のプロファイリングチームは事務職の警察技官であるが、劇中では「専門職採用の警察官」という設定になっている)

警視庁科学捜査研究所プロファイリングチームのリーダー格。刑事が捜査する時代は終わったと和久を馬鹿にする。犯人に接する態度が機械的であった為に取調中逆上した犯人に暴行された。
警視庁科学捜査研究所プロファイリングチーム・金髪で挙動不審。
警視庁科学捜査研究所プロファイリングチーム・眼鏡のデジカメおたく。

[編集] 警察庁

[編集] 幹部

  • 警察庁長官(渥美國泰)
『秋の犯罪撲滅スペシャル』完璧版に登場。初回放送版では都合により出番がカットされていた。
  • 警察庁次長(原田清人)
『秋の犯罪撲滅スペシャル』初回版では都合により出番がカットされていたが、完璧版で出演。
階級・警視監
室井と一緒に異動しているようで、蛇のようにねちっこく陰険な警察高官。監察では所轄のことを低く見ており上層部には手心を加えている。映画では刑事局長として室井を最も苦しめる命令を下した上、査問委員会に喚問し、降格させた。『容疑者 室井慎次』では警察庁次長として登場し、再度室井を利用して階級上同格の安住警視庁副総監を追い落とし、警察庁長官になることを画策している(なお実際の人事では、警察庁次長は次期警察庁長官の望める有力ポストであるが、警視庁副総監のポストから警察庁長官・警視総監へ至るためには、さらに数段階のキャリアを経る必要がある)。
  • 榊原警察庁長官官房審議官(刑事局担当)(中原丈雄
階級・警視監
昭和26年10月19日生まれ。A型。
本籍・熊本県。自宅は東京都品川区。

[編集] 刑事局

  • 坂村警察庁刑事局刑事企画課長(升毅
TVシリーズ時警察庁監察官・警視正。青島と龍村の癒着疑惑を調査、最終的に査問委員会に青島と室井を喚問し、処分を下した。
『THE MOVIE2』では神田署長と山下圭子巡査長の「ただならぬ関係」を調査に再度来訪。
逃亡者 木島丈一郎』では町屋刑事部長の極秘の命により、Nシステム漏洩の調査を行い、漏洩者が稲垣管理官であることを突き止める。
容疑者 室井慎次』では警察庁刑事局の刑事企画課長・警視長として捜査本部を解散させるため新宿北署に怒鳴り込んでくる。
坂村監察官とコンビで監察官として登場。
容疑者 室井慎次』では警察庁の刑事局長・警視監として室井を人事のカードに利用する。
  • 警察庁刑事局長(テレビシリーズ)(中山仁
青島と室井を査問委員会にかけて処罰した高官。室井の意見に危機感を感じている。階級は警視監。
青島と龍村との癒着問題を取り上げ室井に圧力をかけてくる。
  • 警察庁刑事局監察官(望月太郎)

[編集] 警備局警備第一課

歳末特別警戒スペシャルでの室井の部下。

警察庁警備局警備第一課。室井の部下だが、命令には従順。大統領夫人警護の現場で室井の秘書を行う。『湾岸署婦警物語』にも登場。
警察庁警備局警備第一課。中野とともに青島を迎えに行った室井の部下。やや強面。
監察官となった室井の腹心で所轄差別を好むが室井の命令には従順。
演じる光石研は『踊る大予告編』において亀川プロデューサー役としても出演している。

[編集] 主なゲスト出演者

[編集] 連続ドラマ

第1話に登場。保険会社の営業担当。不審人物として湾岸署に任意同行され、青島が湾岸署に赴任して初めて取調べを行った相手。その取調べ翌日に港区台場レインボーブリッジ付近会社役員・柏木満男(柏木雪乃の父親)殺人事件の犯人として自首してきた。その後、殺人罪で懲役10年の判決を受けて府中刑務所で服役している。1960年生まれ。
第1話に登場した隠れゲスト(エンドクレジットも表示なし)。
第1話に登場。ゲーセンで万引きしようとして湾岸署に通報され青島とすみれに事情聴取される。万引きの理由は『お金がない!』である。マセたところがある極めて生意気な悪ガキ。後にスペシャル編にも登場。1987年生まれ。
第2話に登場。痴話ゲンカの末、振られた腹いせに元恋人の髪の毛を切った女性。後に青島の捜査協力者として再登場。1973年生まれ。
第2話に登場。物理学の研究者。警官殺しの犯人で、過去に和久の取調べで暴行された恨みから、和久に爆弾付きのリクライニングチェアーを送りつけた。最終回では青島たちに拳銃の売買場所を教える。1971年生まれ。
  • 保険のおばちゃん(松本留美)
第2話に登場。刑事よりもしつこく怖ろしい保険外交員の女性。入るというまで追いかけてくる。
  • 雪乃の主治医(佐々木勝彦)
第2話、第4話に登場。厚生中央病院の医師。青島に雪乃の失声症の原因を話す。
第3話に登場。某有名私立大学の学生(裏口入学)。女子中学生からカバンを引ったくり怪我を負わせ、警察に勾留されたために高級官僚である父親に泣きつく。引ったくりの前にも2度逮捕されているが、父親が揉み消したため記録には残っていない。その後、父親のコネで某民放局に就職したという。1975年生まれ。
第3話に登場。建設省(放送当時)官房次官。息子の事件を政治力で揉み消そうとした。
  • 奥井弁護士(真実一路)
第3話に登場。権力に媚びた悪徳弁護士。
第3話に登場。深見哲也にカバンを引ったくられ、擦り剥き怪我を負った。
  • 大木 茂(井上慎一郎)
第4話に登場。捜査一課が追っていた重要事件の逃走被疑者。1975年生まれ。
第5話に登場。すみれ(と言うよりピンクサファイア)のストーカー。1994年にすみれを襲って逮捕され、2年で出所。その後、1997年に再び逮捕される。1967年生まれ。
弁護士 灰島秀樹』では、再出所後に秋葉原でピンクサファイアのフィギュアを巡り殺人事件を起こして逃亡。沖田仁美が同事件を捜査している際に灰島と偶然出会い、灰島から得たヒントにより三度逮捕された。
第5話に登場。援助交際容疑で湾岸署に連行され、すみれに足を踏み付けられる。
第5話に登場。サラリーマンの援助交際希望者の1人。
第6話に登場。雪乃の元恋人で麻薬の密輸を行っていて警察にマークされていた。1966年生まれ。
第6話に登場。春の交通安全キャンペーンの中、「湾岸署1日署長」として本人役で登場。
第6話に登場。張り込み現場の隣人。後に『秋の犯罪撲滅スペシャル』で青島の捜査協力者として再登場。
第7話に登場。警察庁刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課・厚生労働省出向。和久に「えらくなれ」と言われた人。平成14年4月、和久の娘と結婚し、娘婿になる。
  • 墨田 綾子(佐伯伽耶)
第7話に登場。岩瀬の恋人で大企業・初芝貿易の対米営業課のOL。1972年生まれ。
第7話に登場。六本木の中華料理店(実は非合法会員制カジノ)のオーナー。六本木の裏社会で生きる者達(通称モグラ)のドン。
第8話に登場。一人で留守番をしている時に空き巣犯の久保田(石塚英彦)に入られ湾岸署ですみれに保護された時は怯え切った表情を見せるが雪乃と接している時から心を開いていく。
第8話に登場。倉庫の作業員。和久がプロファイリングに対抗して特定した殺人容疑者だが、実はすみれが追っていた窃盗犯だった。1961年生まれ。
第8話に登場。大学生。プロファイリングチームの犯人像に一致した殺人事件の被疑者。プロファイリングチームの人を見下した取り調べに対して怒り殴りかかる。1974年生まれ。
第8話に登場。本庁の捜査員のようないでたちで湾岸署に出入りするが、実は新聞記者。青島に情報提供者として協力する。事件の情報は所轄の刑事よりも詳しい事から警視庁記者クラブ所属と思われる。
第9話冒頭に登場する自殺志願者。青島と和久に説教を受けたのち、保護される。1976年生まれ。
  • 武下 純子(安永亜衣)
第9話に登場。不倫相手の男・吉田進一郎が妻・みどりを殺害した品川区主婦撲殺事件を受け、湾岸署に保護された不倫相手の女。ワイドショーのレポーターなどマスコミからの取材攻勢を受ける。高飛車な性格。
第9話に登場。会社員。品川区主婦撲殺事件の被害者・吉田みどりの兄。事件の原因を作った純子に復讐するため、純子が保護されていた湾岸署にナイフを持って侵入。この時純子をかばった青島を刺した。1961年生まれ。
第9話に登場。品川区主婦撲殺事件で保護された純子を取材するため執拗に追いかけ、湾岸署に乗り込んでくる。しかし途中に大物俳優の結婚が発表されたため、一斉に散っていった。
第10話に登場。本職は理髪師。恐喝犯(結婚資金不足のため)。青島達が追っていたところ、すみれと警察官僚とのお見合い現場に出くわし、すみれ(着物着用)の回し蹴りで身柄を確保された。ちなみに一連の行動によりすみれの見合いは破談となった。1969年生まれ。
第10話に登場。白波船舶の廃棄鉄鋼運搬船の作業員。かつて和久の部下を殺害し、真下を銃撃し重傷を負わせた犯人。室井の部下たち数十名から銃口を向けられ逮捕された。小説版には「安藤昭次」という名前で登場。1969年生まれ。
  • マイケル(マキシ・プリースト)
第10話、第11話に登場。龍村の経営するカジノのディーラー。
織田裕二が唄う同作品の主題歌「Love Somebody」に参加している縁で本編にも出演。
  • 白石(堀真樹)
第11話に登場。イメクラ店員。真下の個人サイトの利用者で、安西の情報を青島たちに提供。
第11話に登場。なぜかオネエ言葉。後に青島の捜査協力者で再登場(再登場時はホストクラブ店長になっている)。
第11話に登場。青島の名演技と室井の超法規的措置にまんまと騙される。
  • 東京拘置所所員(井出勝巳)
第11話に登場。
第11話に登場。カジノバー「ONE EYED JACK」のオーナー。同バーでは毎週水曜に非合法な武器の売買が行われていた。
第11話ラストシーンに登場。青島にお守りをくれた老婆。実は『THE MOVIE』で誘拐される吉田副総監の母親。孫も警察官(勝どき署勤務)。

[編集] 踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル

不審人物として湾岸署に任意同行され、署内にあったライフル銃を奪い湾岸署をジャックする。海峯小の女性教諭・美香に傷を負わせた張本人で、実は湾岸所管内で起きた殺害事件の犯人。薬物常習者で、キレると駄々をこね暴れだす。髪型に異常に気を遣っており、セットには3時間かける。最終的にSATに制圧・確保される。1971年生まれ。
東京ジョイポリスのチケット売り場で、反町隆史のライブチケットを女子高生からカツアゲをしていて捕まった。まだあどけなく今時な性格をしているギャル。湾岸署をジャックした鏡恭一と面識がある。1980年生まれ。
すみれが合コンで知り合った男性。すみれをスキーに誘おうと湾岸署にやって来たところで湾岸署ジャック事件に巻き込まれる。男気のある好青年で、鏡にライフルを向けられた時も必死にすみれを守ろうとする。
湾岸署管内で発生した殺人事件の被害者・北見幸之助(71歳)の孫娘。事件のショックで失声症になるが、同じ経験を持つ雪乃の話を聞き心を開く。
港区立海峯小学校教諭。校内に侵入してきた不審者(鏡恭一)に手を切られる。この時真摯に応対した青島に好意を抱く。実は寿司屋「和之竹」の娘。
湾岸署管内の寿司屋「和之竹」の大将。美香は娘。『歳末特別警戒スペシャル』では何度も宴会を延期され、湾岸署刑事課へ出張し寿司を握っている際に鏡恭一による籠城事件が発生し、それに怒り勇敢にも鏡恭一に襲いかかろうとした。『初夏の交通安全スペシャル』や『THE MOVIE2』にも登場。店は気分で開けるらしい。
ナイフ1本で現金輸送車を襲って興和銀行内に立て篭り、通りがかりの青島と和久に教科書通りの逮捕術で身柄を確保される。1964年生まれ。
人身事故で捕まり湾岸署へ連行されてくる。後に『番外編』『THE MOVIE2』『交渉人~』にも登場。実は『木曜の怪談』からのゲスト出演。愛車はデロリアン。映画『スタートレック』の宇宙艦隊士官服を着用しているが、エンブレムは独自のものである。高貴な(というか芝居がかった)口調で喋る。
  • 益子署長(浅沼晋平)
青島が異動した杉並北署の署長。青島の湾岸署再配置の人事通達を2ヶ月以上も放置し、室井に叱責される。
  • 魚住 アンジェラ(エレナ・イヴァノヴァ)
魚住の奥さんでフィンランド人。夫婦げんかの末、年末の忙しい湾岸署に乗り込んでくるが、そのまま篭城事件に巻き込まれる。
趣味の悪いバックを持って湾岸署に参上。この後も度々、湾岸署に連行されている。『THE MOVIE』『THE MOVIE2』にも出演。

[編集] 踊る大捜査線 番外編 初夏の交通安全スペシャル

湾岸署交通課・巡査。自分の信念を貫いて行動するトラブルメイカーぶりから、「女青島」の称号を貰う。杉並署勤務の父・浩三からも青島の話は聞かされていたが、青島と直接会ったのは物語終盤が初めて。
勝どき署交通課・巡査部長で、産休の岸本巡査長に代わり湾岸署に出向している。鬼教官として夏美の指導を行う。堅物として周囲の人間からは恐れられる存在だが、根は人情家。
杉並署捜査資料室長・警部。交番勤務時代の青島とは同僚であった。夏美の父親。『歳末特別警戒スペシャル』にも登場。
  • 綾波 麗(あやなみ うらら)(近藤典子
某テレビ局勤務の女子アナウンサー。オーストリア大統領夫人来日時(『歳末特別警戒スペシャル』)にテレビ中継でレポーターをしていた。夏美とは大学時代の友人で、局のプロデューサーの飲酒運転の揉み消しを求めた。名前の由来は『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイのもじり。
自殺未遂を起こした女性。
殺し屋。レミントン357弾で銃殺事件を引き起こし赤のトランザムで逃走したが、警ら中の夏美によって確保される。

[編集] 踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル

湾岸署管内で発生した放火殺人未遂事件の教唆犯。実は恋人・橋本正史に暴力を受けており、すみれに助けを求める。1969年生まれ。
放火殺人未遂事件の実行犯。フリーター。1979年生まれ。
  • 橋本 正史(山本密)
放火殺人未遂事件の被害者。相良純子のヒモ。
放火現場で青島と敵対。放火事件における消防と警察の縄張り意識を持ち出し、捜査に来た青島たちを恫喝して現場から追い返した。
新城管理官の直属の部下。新城の命令で青島たちと相良純子を引き取りに行くが、帰途に立ち寄ったドライブインで2人組の強盗にあっさり人質にされる。
東京テレポート駅員。和久を無銭乗車の疑いで呼びとめる。
  • 従業員の女(長野里美)
青島たちが立ち寄ったドライブインを襲った2人組の強盗のリーダー格。
青島たちが立ち寄ったドライブインを襲った2人組の強盗の子分格。
三芝エレクトロニクス社の女子社員。暴行されかけたところを青島に助けられた。
三芝エレクトロニクス社のシステム営業部長。
社内連続暴行事件の被疑者で、三芝エレクトロニクス社の課長職。潜入捜査中の青島に逮捕された。
三芝エレクトロニクス社の顧客。潜入捜査中の青島を「理想の営業マンだ」とほめる。
収賄の容疑で室井の取り調べを受ける。

[編集] 踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!

湾岸署管内で起きた猟奇殺人事件の犯人。真下と雪乃が行なったインターネットのチャットによるおとり捜査の末、身柄を確保される。逮捕後、吉田副総監誘拐事件のプロファイリングを行った。
  • 坂下 始(北山雅康)
副総監誘拐事件実行犯の1人(リーダー格)で、19歳の少年。『プロジェクトK』によれば、罪を償ったのちに会社を立ち上げ、良い業績を挙げているという。
本広克行監督、ユースケサンタマリア主演の映画『UDON』にも登場。同作品中では、自らの行ったことを悔いて1人巡礼をしていたが、いつの間にかうどん巡礼になってしまい、「香川のうどん屋制覇」の称号を手に入れた。
  • 中倉 繁(小梶直人)
副総監誘拐事件実行犯の1人で、会社員。
  • 葉山 誠二(一条康)
副総監誘拐事件実行犯の1人で、予備校生。
  • 河原崎 宗太(正名僕蔵)
湾岸署内窃盗事件の犯人。実はテレビシリーズの第3話ですでに登場していたが、当時は単に「看守」とのみクレジットされている。スペシャル編にも出演。シリーズ中ずっと警察官の格好で出演していたが、実はコスプレマニアの窃盗常習犯で、警察官だけでなく、消防官やパイロットなどさまざまな制服を使ってこそ泥をはたらいていた。勝どき署で不審者として事情聴取されたこともあるが『THE MOVIE』でようやく逮捕された。『プロジェクトK』によれば現在は趣味を生かしてコスプレショップを経営している。
  • 坂下始の母親(大塚良重)
息子を守るため、自宅に踏み込んできた青島を包丁で刺す。
  • 吉田副総監の妻(深谷みさお)
負傷後青島が入院した病院の女性看護師。一刻も早い復帰を目指してリハビリを行なう青島を見守る。

[編集] 映画の大予告編

フジテレビプロデューサー。『踊る大捜査線』よりも『ロンバケ』と『ラブジェネ』のプロデュースを担当したことに誇りを感じている。モデルは亀山千広プロデューサー。
『踊る』映画化に際し、警察機構の広報責任者として警察のイメージを害していない作品かどうかを検閲する為にフジテレビに乗り込んでくる。
  • 警視庁広報課長
  • 警視庁広報課員
  • 「一般市民」を名乗る男
『THE MOVIE』で小泉今日子が猟奇殺人犯役であるため、公開中止を求めてフジテレビに不法侵入した小泉の大ファン。

[編集] 深夜も踊る大捜査線

いずれも本人役で出演。本シリーズの設定上、フジテレビ本社は湾岸署の管轄内となっているため、刑事ドラマを撮影する許可をもらいに湾岸署に来るが、神田署長は自分のことを取材に来たのだと勘違いしてしまう。

[編集] 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!

若い女性の首筋に噛み付くという手口の連続婦女暴行犯。犯行は口にドラキュラのような入れ歯を付けて行っていた。湾岸署入口で行なっていた献血に並んでいた女子高生の首に噛み付こうとして、誤って魚住の腕に噛み付いてしまい、そのまま身柄を確保された。
殺人事件の目撃者。
スリ一家の娘。
連続殺人事件の犯人グループの1人。逃走の際、すみれに向かって発砲し重傷を負わせる。
連続殺人事件の犯人グループの1人。
連続殺人事件の犯人グループの1人。
  • 中島 高志(木村靖司)
連続殺人事件の犯人グループの1人。
連続殺人事件の犯人グループの1人。
台場連続婦女暴行事件の被害者の1人。『逃亡者 木島丈一郎』では木島と遼が逃亡開始前に立ち寄ったファストフード店「フレッシュネス・バーガー」の女性店員として登場。
  • 事務職員(近江谷太朗)
湾岸署警務課の制服事務職員。
近隣の所轄から捜査本部に応援にやってきた刑事。
レインボーブリッジを封鎖しようとした警察に許可を取るように求める。

[編集] 交渉人 真下正義

TTR(東京トランスポーテーション・レールウェイ)

TTR総合指令室総合指令長。
クモの巣のように張り巡られたTTR全路線の運行を指揮する総責任者。強面で仕事には厳しい。母と2人暮らしで、自分の母を「お母様」と呼ぶ。
TTR広報部・広報主任。
「広報は常に明るく愛想よく」がモットー。地下鉄やTTRに関する情報を真下に提供する。お喋りが過ぎてよく片岡に叱られる。電車マニアでHOゲージ鉄道模型を収集している。
  • 長田 篤嗣(岩杉宏二)
TTR総合指令室運輸指令長。
  • 蒲生 克哉(樋渡真司)
TTR総合指令室電力指令長。
TTR総合指令室施設指令長。
TTR総合指令室車両指令長。

その他

  • 弾丸ライナー
事件の犯人。台場連続殺人事件(『THE MOVIE2』)解決を報じるニュース番組で真下のインタビューを見て、真下に挑戦状を叩きつける。フリーゲージトレイン「クモE4-600」を乗っ取り、携帯電話を使って遠隔操作をしながら、黒いカエル急便の車両で都内を逃走する。
デモンストレーションで葛西第二公園のゴミ箱を爆破させる。その後TTRの車両基地を爆破したのち、最終目標として雪乃がいる新宿シンフォニーホールにオシロスコープ付き時限爆弾を仕掛ける(後に爆弾処理班に解体され未遂に終わる)。真下と雪乃のイヴ当日の行動を知っていたり、カエル急便車両内に真下の写真があることなどから、恐らく真下のストーカーではないかと推測される。
厳重なセキュリティで守られている警視庁のサーバーにハッキングしたり、TTRのサーバーに時限式プログラム(スリーピング・ボム)をセットして自動列車運転装置(ATO)を無効したりするなど、相当の技術を持っており、「第一級クラッカー」に認知される。
新宿シンフォニーホール爆破失敗後、カエル急便車両内に仕掛けられた爆弾で自爆。物語最後まで姿を現すことはなかった。死体は発見されなかった模様で、「容疑者室井慎次」の作中で新宿北警察署の刑事課で読まれていた新聞に「消えた!?弾丸ライナー」と書かれており、生死不明という扱いになっている。
なお亀山千広プロデューサーの発言によれば、真下の事件は複数犯である可能性があるとのことであり、「弾丸ライナーは犯人グループの中の1人に過ぎない」か「弾丸ライナー自体が複数人で構成されたグループである」と言うことになる。
  • 羽田 裕一
TTRのコンピュータシステムの構築に関わった会社の1つ「デジタル・グローバル・ライナー(DGL)」の元社員。1996年、24歳の時に警視庁にいたずら電話をしたことが発覚し身柄を確保されたが、厳重注意を受けた後釈放される。当時の声紋が真下の携帯電話に掛かってくる「弾丸ライナー」のものと一致するが、羽田本人は釈放後間もなく交通事故で死亡しているという。ちなみにDGLの頭文字は「(D)弾(G)丸(L)ライナー」と一致するため、何らかの関わりがあるものと思われる。
かつてTTRに在籍していたが、最新のコンピュータシステムの導入に伴って必要が無くなり引退した「線引屋」(列車ダイヤを組む専門職。現実の鉄道業界では「スジ屋」と呼ぶのが一般的。視聴者にわかりやすくするための言い換えと思われる)。
片岡文彦の母。新宿シンフォニーホールのエントランスで息子を待つ。
10年ぶりに凱旋帰国した伝説の指揮者。新宿シンフォニーホールで開催された「クリスマス・イヴに聴くラヴェルボレロ」で指揮を執る。名前は、正しくは「まえぬし かずみち」と読むが「マエストロ」にかけてある。
  • スノーマンズ交響楽団の1人(今井朋彦)
「ボレロ」でシンバル演奏を担当する。

[編集] 容疑者 室井慎次

新宿北警察署

刑事課強行犯係巡査部長
昭和39年生まれ。
東京都出身
一見強面の風貌だが人情味のある刑事。実家は新宿の繁華街にあるとんかつ屋で、育った地域に在日アジア人が多かったことから日常会話程度なら、韓国語、タイ語、中国語、フィリピン語が話せる。自ら「取調べが苦手」と語る。独身。
  • 早坂 卓治(田鍋謙一郎)
刑事課強行犯係巡査長
刑事課強行犯係巡査長
  • 倉本 二郎(長坂周)
刑事課強行犯係巡査長
  • 向田 敬介(海老原敬介)
刑事課強行犯係巡査長
  • 山下 祐介(須永祐介)
刑事課強行犯係巡査長
地域課巡査
新宿北署管内の交番に勤務する巡査。黒木孝夫と面識があり、黒木殺害の容疑をかけられる。桜井杏子と交際していた。沖縄県西表島出身。

津田法律事務所

弁護士
昭和55年生まれ。
東京都出身
最終学歴・日本大学
弁護士になってまだ半年の新米弁護士。津田の指示で室井の担当弁護人となる。元陸上部という体育会系で、普段は明朗快活とした印象だが、過去にストーカーに襲われナイフで頬を切られた苦い経験がある。この事件の際、警察の不適切で的外れな対応を受けたことが原因で警察を嫌うようになった。見かけによらず大食漢である。
弁護士
昭和25年生まれ。
静岡県出身
最終学歴・立教大学
津田法律事務所・所長。市役所に勤める公務員だった父親を喜ばせるために訴えられた公務員を守る裁判を得意とするようになる。潜水艦事件のとき青島の弁護を行い無罪に持ち込んだ。しかしそのことで対立した自衛隊の反感を買い、さまざまな妨害を受けたために仕事が無くなってしまう。それに対して何もしなかったことから事務所にいた弁護士も全て出て行ってしまい、妻も子供を連れて出て行ってしまった。その後新米弁護士の小原久美子がやってくるが、自分は何もせず全て任せきりにしている。
  • 事務員(しのへけい子)
津田法律事務所の事務員

灰島法律事務所

弁護士
灰島法律事務所のNo.2。灰島に勝るとも劣らぬ弁達者で、マスコミ向けの取材時など公の場では灰島に替わりスポークスマンの役割を担う。灰島からゲーム機を取り上げるのも彼の役目。灰島のスケジュール管理、事務所の金銭管理も彼が取り仕切っているようである。ミーティング時は事務所の特徴である舞台状テーブルには着かず、全員と距離を置くような態度を取る。事務所の受付嬢とも浮名を流すプレイボーイで5回の離婚歴があり、現在そのうち3人の元妻と裁判中。密かに灰島の地位を狙う野心家であるが、「自分の弁護は苦手だ」と弱音を吐く一面もある。髪型のセンスがいまひとつで、個性的な髪型の根本、流川にさえ指摘されてしまうことがある。
弁護士
灰島一派の紅一点で、白のスーツに無表情で濃い目のメイクが特徴。灰島のロースクール時代の話を聞いて灰島の下で働くことを決意した。他人の過去を調べ上げ他人を陥れるのが大好き。灰島に密かに好意を抱いているのか、灰島に食事に誘われた時には不似合いなほど派手な赤いドレスを着てきて、不気味な口調で灰島を口説き落とそうとしたもののあえなく失敗した。
ショッピングが趣味。
弁護士
不気味な口調で姿勢が悪く、灰島事務所の中でもとりわけ暗い印象の人物。灰島達といる内に人の過去や後ろめたいことを探ることに快感を覚えてしまい、このままでいいのかと悩んでいる様子。
弁護士
常に流川と行動を共にしている。髪型はマッシュルームカット。よくデジカメで写真を撮っている。
弁護士
常に根本と行動を共にしている。外跳ねの効いた髪型が特徴。よくデジカメで写真を撮っている。

東京地方検察庁

検事
室井を特別公務員暴行陵虐罪の容疑で逮捕、取調べを行なう。
  • 千田 実(野元学二)
検察事務官
窪園付きの検察事務官。

その他

被害者
食品輸入会社勤務。新宿3丁目の路上で殺害されているところを発見される。神村誠一郎と面識あり。
  • 神村 静江(田仲洋子)
神村誠一郎の母親。
沖縄県西表島在住。灰島らの策略で担ぎ上げられ、息子の事故を世間にアピールするための記者会見に現れる。
検事総長
新城の父親とは旧知の仲。足が悪いのか車椅子に乗っている。
民自党相談役
元・警察庁長官で、政界に身を投じ副総理まで務める。その経歴や鷹揚とした政治力からモデルは後藤田正晴と考えられる。
無職
昭和59年生まれ
東京都出身
教師をしている父親のもとで大切に、しかし厳しく育てられる。ずっと父親がつとめている学校に通っており、一日中父親の目の届くところにいた。高校1年生のとき初めてアルバイトをすることを許されて横浜ドリームランド内の喫茶店でウエイトレスをしていたのだが、そこが「THE MOVIE」で青島らが追っていた猟奇殺人事件の囮捜査の現場になってしまったため事件に関わってしまう。そのために父親からアルバイトを禁止されその後は家と学校の往復だけの生活になる。
そうやって厳しく育った反動で男関係は奔放になり神村誠一郎と黒木孝夫と同時に交際していただけでなく石本一馬とも肉体関係を持っていた。他にもホストクラブにはまって多額の借金を抱えていたり覚醒剤にまで手を出したりしていた。
高等学校教諭
桜井杏子の父親。大久保にある私立高校の副教頭。娘を溺愛している。
  • 石本 一馬(伊達暁)
新宿歌舞伎町の風俗店店員
  • 東京拘置所刑務主任(矢嶋俊作)
  • きくよし食堂店員(武田まる美)
  • 野口 浩太郎(山浦栄)
室井の学生時代の恋人・野口江里子(故人)の父親。

[編集] 逃亡者 木島丈一郎

警視庁刑事部捜査一課管理官(警視)。台東署管内で起きた警察官殺害事件の特別捜査本部長。一見敵をとろうと正義感をみせているようにしているが、その警察官との間にはある密約があり、それを上層部からばれないように指揮を買って出た。木島とは同期。
台東署管内で起きた立て篭もり事件に巻き込まれた少年。実は警察官殺害事件の目撃者で、犯人と稲垣の双方に狙われていた。チキンカツが好物。タバコの煙が苦手。両親は離婚し、同居している父親は家を空けがち、友達はおらず孤独な性格。木島の親友。
東京笹塚の小料理店「笹美」の女店主。以前ある事件の後遺症でPTSDに罹り、木島の世話になった。その過程で木島は恋心を寄せるが、木島が照れ性な為に恋愛は全く進行してはいない。
遼を人質にした立て篭もり犯で、警察官殺害事件の実行犯。
元刑事で木島の大先輩。現在は引退して青森で農業を営んでいる。逃亡中の木島を助け、遼にドカジャンを貸す。木島より長生きするのが夢。木島に車を貸してくれた。
  • 警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査(三-十)係 捜査員(眞島秀和)
  • 同捜査員2(佐藤拓之)
  • 新潟県警察・警察官(ガンビーノ小林)
  • 青森県警察・刑事(大西武志)

[編集] 弁護士 灰島秀樹

東京湾海洋博覧会計画に反対する千葉県・神ヶ浦町住民の代表。夫を亡くしており、夫の故郷で現在住んでいる自分の家が建設用地にかかるということで代表に祭り上げられた。灰島秀樹は淑子に幼い頃に亡くした母の面影を重ね、淑子に好意を抱く。
芦川淑子の1人息子。人見知りな性格だが、灰島には何故かよくなつく。かつて喘息を患っていたが、都会から父の故郷である神ヶ浦町へ移り住んだことで喘息が治まった経緯がある。灰島から愛用の携帯ゲーム機(「クモ E4-600」のキーホルダー付き)を譲り受けた。
千葉県議会議員。海洋博覧会反対運動を知り、芦川淑子と共に反対運動の先頭に立つ。
弁護士。海洋博覧会協会の代理人。過去に灰島ととある民事裁判で争って負けたことがある。
IT企業大手「ワンダー・コーデック」社長。海洋博覧会の予定地と同じ場所にリゾート型テーマパークを建設する計画を進めており、灰島に海洋博覧会潰しを依頼する。灰島同様ゲーム好きで、灰島と意気投合する。設定・服装などから、モデルは堀江貴文と思われる。
  • 三善 博之(春海四方)
千葉県議会議員。
民自党所属の衆議院議員。東京湾海洋博覧会協会の会長を務めている。
  • 神ヶ浦町住民の1人(真下有紀)
灰島らが弁護した架空投資詐欺裁判の原告の1人。

[編集] 関連項目

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