警視長

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警視長（けいしちょう　英語Chief Superintendent）とは、警察官の階級の一つ。

[編集] 警視長の階級

警視の階級は警察法第62条において、警視総監、警視監に次ぐ第3位の階級として規定されている。役職としては、警察庁の本庁課長・参事官・警察大学校部長・管区警察局部長、警視庁の生安・地域・交通・警備・暴対の各部長・主要参事官、道府指定県警察本部の部長・主要参事官、中小規模警察本部の本部長、北海道警察本部の方面本部長。 定年を55～60歳とすると、準キャリア組やノンキャリア組が出世できるのは、年齢的な面からこの階級までが限界といわれる。キャリア組の極めて優秀な者であれば40代前半でこの地位に昇任するが、組織のほぼ頂上付近に位置する警視長を座らせるポストが極端に少ないため、昇任出来る数も比例して少なく、たとえキャリアであっても壮年以降になっての昇任がごく普通であるほか、手が届かないで定年を迎える者もいる。

[編集] 該当する主な役職

• 警視庁部長
• 警視庁方面本部長（第一方面本部長のみ。それ以外は警視正。）
• 警察本部長（小規模県警本部長。道府、大規模県警本部長は、警視監。）
• 警察庁課長
• 管区警察局部長

日本の警察官の階級・序列 - [ノート] [編集]
階級外	第1位	第2位	第3位	第4位	第5位	第6位	第7位	第8位	-	第9位
警察庁長官	警視総監	警視監	警視長	警視正	警視	警部	警部補	巡査部長	（巡査長）	巡査