生活安全部
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生活安全部(せいかつあんぜんぶ)とは、警視庁および道府県警察に設置される部。所轄の警察署には同様の業務を担当する生活安全課がある。
[編集] 沿革
警視庁では保安部と防犯部という二つの部が合併して成立した。保安部は少年犯罪、銃器犯罪、薬物犯罪などを扱い、防犯部は風俗関係を扱っていたが、保安関連の犯罪が多発している近年では生活安全部から保安事件捜査のみを専従して行う捜査専門部門として保安部を再度、独立させることが検討されている。
[編集] 組織
- 生活安全総務課
- 庶務係(課内、生活安全部内の庶務)、生活安全企画係、生活安全管理係、法令指導係、生活安全教養係
- 生活安全対策第1係(防犯団体との連絡)、生活安全対策第2~第4係(防犯対策)
- 防犯営業第1係(警備業の認定)、防犯営業第2係(質屋営業の許可)
- 生活安全相談センター・ストーカー対策室
- 規制係(ストーカー対策企画調整)
- 対策第1~第2係(相談、捜査)
- 生活経済課(経済犯罪担当)
- 経済第1係(課内庶務)、経済第2係(悪質商法の照会、捜査)、経済第3~第5係(金融関係法令違反捜査)、経済第6係(外国為替等法令違反捜査)
- 経済第7係(土地関係法令違反捜査)、経済第8、第9係(その他の経済法令違反捜査)
- 金融犯罪対策室
- 金融犯罪対策第1~第3係(悪質金融捜査)
- 生活環境課(銃刀法関係・危険物質担当)
- 環境管理係(課内庶務)、銃砲刀剣類対策係(銃砲刀剣類所持許可)、危険物対策係(危険物運搬届出事務)
- 環境第1係(環境事案の情報収集、苦情受付)、環境第2~第4係(環境事件捜査)
- 保健衛生第1係(保健衛生事案の情報収集)、保険衛生第2、第3係(保健衛生事件捜査)
- 保安課(風俗・不法就労・賭博担当)
- 風俗営業係(課内庶務、風俗営業許可)、査察係(風俗営業への査察)
- 保安第1係(賭博犯罪捜査)、保安第2係(外国人労働者雇用関係捜査)
- 風紀第1係(わいせつ風俗事犯調査、取締り)、風紀第2係(売春関係調査、取締り)
- 少年育成課
- 少年企画係(課内庶務、少年警察の統計等)、少年規範係(少年への広報等)、学校地域係(学校への連絡等)
- 少年環境係(少年に有害な環境の浄化)、少年相談係(少年に関する相談)、保護相談係(家出人の手配等)
- 福祉犯第1係(少年の福祉を害する犯罪捜査の指導)、福祉犯第2、第3係(少年の福祉を害する犯罪の捜査)
- 少年センター(8ヶ所:大森、世田谷、新宿、巣鴨、台東、江戸川、立川、八王子少年センター)
- 少年事件課
- 指導第1係(課内庶務、施設逃走少年の手配)、指導第2係(少年事件捜査の指導、家庭裁判所との連絡)
- 少年事件第1~第9係(少年事件捜査)
- 生活安全特別捜査隊
- 隊本部(庶務係、資料係、指導係、情報係)、各班
- 警視庁ハイテク犯罪対策総合センター
- 所長(警視)
- 副所長(警視:ハイテク犯罪対策担当)------対策第1班(庶務)、対策第2班(相談、関係機関との連携)(班長は警部)
- 副所長(警視:ハイテク犯罪情報担当)------情報班、捜査第1、第2班(ハイテク犯罪捜査指導)(班長は警部)
- 副所長(警視:ハイテク犯罪技術担当)------技術調査班(技術調査研究)、技術支援班(技術支援)(班長は警部)
- ※警視庁の組織については
[編集] 対象犯罪
※概ね重要度順
- 賭博・薬物(但し薬物に関しては組織犯罪対策部のほうへ移管)・金融犯罪・銃刀法・経済犯罪・ハイテク犯罪
- 少年犯罪(凶悪事件や知能犯であった場合は刑事部と合同捜査)
- 生活防犯
- 風営法関連