鶴巻温泉駅
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鶴巻温泉駅(つるまきおんせんえき)は、神奈川県秦野市鶴巻北2-1-1にある小田急電鉄小田原線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。のりばは東側から1番線、2番線で、それぞれ下り小田原方面、上り新宿方面の列車が発着する。1番線ホームの伊勢原方に南口の、2番線ホームの伊勢原方に北口の駅舎があり、共に自動券売機と自動改札が設置されているが、駅員が配置されているのは北口のみである。ホームの屋根は一部分にしか設けられていない。
[編集] 利用状況
- 15,797人(2005年、全線70駅中56位)
この数字は急行電車が全便停車する駅の中で最も少ない。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
- 鶴巻温泉駅
[編集] 歴史
- 1927年4月1日 鶴巻駅として開業。「直通」の停車駅となる(尚、「各駅停車」は、新宿駅~現在の向ヶ丘遊園駅である稲田登戸駅間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった)。
- 1930年3月15日 鶴巻温泉駅に改称。
- 1937年9月1日 「急行」の停車駅となる。
- 1944年10月20日 鶴巻駅に改称。
- 1944年11月 太平洋戦争の戦況悪化に伴い、「急行」の運行を休止。
- 1945年6月 従来、新宿駅~稲田登戸駅(現、向ヶ丘遊園駅)間のみの運行の「各駅停車」が全線で運行されることとなり、「各駅停車」の停車駅となる(同時に、「直通」は廃止される)。
- 1946年10月1日 「準急」が登場し、停車駅となる。
- 1949年10月1日 「急行」が復活し、停車駅となる。
- 1955年3月25日 「通勤急行」が登場し、停車駅となる。
- 1958年4月1日 鶴巻温泉駅に改称。
- 1960年3月25日 「通勤準急」が登場し、停車駅となる。
- 2004年12月11日 「快速急行」、「区間準急」が登場し、停車駅となる。
[編集] 駅名の由来
当時の駅所在地「中郡大根村大字落幡字鶴巻田」(昭和の大合併後、大字落幡は鶴巻に改名した)から鶴巻駅として開設された。間もなく駅の近くにある鶴巻温泉の組合からの要望で鶴巻温泉駅に改称されたが、太平洋戦争中に「温泉」の駅名が非常時にふさわしくないとして鶴巻駅に再改称した。再び「鶴巻温泉」の駅名に戻ったのは戦後の混乱期が終わってからである。
[編集] 隣の駅
1945年、玉川村七沢(現、厚木市七沢)に大日本帝国海軍の軍需物資格納庫を建設することが決定し、本駅から引込線を作ることが決定し、工事が着工した。そして、分岐のポイントが完成した頃に、終戦を迎えてしまい、この工事は中止となった。