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山下和仁 - Wikipedia

山下和仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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山下 和仁 ( やました かずひと、1961年3月25日 - ) は日本を代表するクラシックギタリスト

1961年長崎市生まれ。幼い頃から父 山下亨にギターを学ぶ。16歳の時にラミレス ( スペイン )、アレッサンドリア国際 ( イタリア )、パリ国際 ( フランス ) の世界三主要ギター・コンクールにいずれも史上最年少記録の16歳で一位となる。

通常のクラシックギターのレパートリーのみならず、超絶技巧を駆使したオーケストラ作品の編曲でも知られ、ヴィヴァルディ四季 ( ジャズギタリストであるラリー・コリエルとのデュオ )」、ストラヴィンスキー火の鳥 」、ドヴォルザーク交響曲第9番 「 新世界より 」ベートーヴェンヴァイオリン協奏曲バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ無伴奏チェロ組曲リストの 「 ハンガリー狂詩曲第2番 」 などをギター独奏に編曲、特にムソルグスキーの 「 展覧会の絵 」( ドイツ・レコード賞受賞 ) の全曲演奏は有名。

その音楽性とテクニックは作曲者にもインスピレーションを与え、「 アストラル・フレイクス 」( 渡辺香津美 )、「 天馬効果 」( 吉松隆 ) など多くのオリジナル作品が彼に捧げられている。近年は妻である作曲家藤家渓子の作品他、アジアの新進作曲家のオリジナル曲の紹介に力を入れている。また、妹 山下尚子とのデュオも高い評価を受けている。最近は、子供3人との合奏も始めた。


目次

[編集] 主なコンクール歴

( 課題曲および自由曲は、本選での演奏曲 )


  • 1971年11月、第17回九州ギター音楽コンクール ( 主催: 九州ギター音楽協会 ) 次点入賞。
課題曲/J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲第1番 」( BWV1007 ) よりプレリュード
自由曲/ヴィラ・ロボス 「 練習曲 」 より1番

 

  • 1972年12月、第18回九州ギター音楽コンクール優勝。
課題曲/ヴァイス 「 ファンタジア 」
自由曲/F.ソル 「 グランソロ 」 Op.14

 

  • 1973年11月、第16回東京国際ギターコンクール ( ※ ) 3位入賞。
課題曲/不明
自由曲/J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 」( BWV1004 ) よりシャコンヌ

 

  • 1976年12月、第19回東京国際ギターコンクール優勝。
課題曲/早川正昭 「 プレリュード
自由曲/M.カステルヌォーボ・テデスコ 「 ソナタ二長調 ポッケリーニ賛歌 」

 

  • 1977年9月、第18回サンチャゴ・デ・コンポステラ国際コンクール ( スペイン )( ※※ ) 優勝。
課題曲/トゥリーナ 「 ファンダンギリョ 」
自由曲/ロドリーゴ 「 祈祷と踊り 」

 

  • 1977年10月、第10回アレキサンドリア国際コンクール ( イタリア ) 優勝。
課題曲/ロドリーゴアランフェス協奏曲 」 より第1、第2楽章 ( オーケストラ伴奏はミラノ・オ一ケストラ )
自由曲/本選での自由曲はなし

 

  • 1977年10月、第19回パリ国際ギターコンクール ( フランス ) 史上最年少 ( ※※※ ) で優勝。
課題曲/F.ソル 「『 わたしが羊歯だったら 』 の主題による変奏曲イ短調 」 Op.26
自由曲/B.ブリテン「 ノクターナル 」 Op.70

第24回 ( 1981年 ) より東京国際ギターコンクールに名称変更。それまでは 「( 日本 ) ギターコンクール 」。主催はどちらも社団法人日本ギター連盟。

※※

スペイン政府文化省が主催するサンチャゴ・デ・コンポステラ講習会の最後に行われる。別称ラミレス国際コンクール。東京国際ギターコンクール優勝の副賞で山下は講習会に参加した。1977年に実施された講習会とコンクールには、当時のクラシックギター界最高峰の重鎮、A.セゴビアが10年ぶりに講習会講師および審査員として参加した。

※※※

山下に破られるまでのパリ国際ギターコンクール優勝の最年少記録は、第12回 ( 1970年 ) ウラジミール・ミクルカ ( チェコスロバキア ) による18歳だった。

[編集] 主な学歴

1984年3月、長崎大学経済学部卒業

( 入試は工学部で受験。1979年4月入学後、専門課程進学時に経済学部へ転籍 )

[編集] 主な初演歴

山下和仁はリサイタルでの世界初演を行う前、まずは長崎ギター音楽院 ( 父でありギターの師である山下亨が運営 ) 定例サロンコンサートで演奏し、観客の反応を試してから世に問うという経緯を必ずとってきた。よって厳密に言えば、どの曲も世界初演会場は長崎ギター音楽院となる。ここでは、世界初演曲は、リサイタルにおけるそれらを列記する。






  • 1984年9月26日、セージョン文化会館 ( 韓国ソウル ) でのリサイタルのアンコール曲で、サラ・サーテ 「 ツゴネルワイゼン 」 を初演。なお、ツゴイネルワイゼンの邦人ギター独奏は、クラシックギター専門誌 「 現代ギター 」 1971年9月号によると、山下に先がけて1971年7月8日中林淳真 ( 安田生命ホールリサイタル ) の記録が残されている。






  • 1994年5月18日、M.カステルヌォーボ・テデスコ 「 プラテーロとわたし 」 全曲世界初演。


  • 2006年2月16日、トッパンホール ( 東京 ) にて、シューベルト 「 6つの楽興の時 」 Op.94全曲 ( ガネシュ・デル・ヴェスコヴォ編 ) を世界初演。

[編集] 山下和仁の魅力と特質、偉業

  • 他のどの奏者にも比類をみない超絶技巧と音量、ダイナミックレンジ、集中力

山下を語る時に必ず真っ先に出てくる点であり、もはや言わずもがな、といったところである。超絶技巧や特殊奏法、スピードとドライブ感、2人で弾いているのではないか?と思わせる、彫りが深くて輪郭が際立った立体的な多声部の弾き分け、また圧倒的なダイナミックレンジの幅の大きさとその音量、迫力も特筆すべきで、他の演奏者の追随を許さない。

あまりに演奏に集中するため、演奏中の姿勢の変化も非常に大きい ( 椅子から腰を浮かべ、ほとんど立ち上がってしまったままの姿勢で速弾きを行うこともある )。

時として曲芸と評されることもあるが、重要なのは、山下のテクニックは、決してそれをひけらかすためのものではなく、あくまでも自分の音楽作りに奉仕するための手段であることだ。

まずは自分の表現したい音楽があって、それを実現させんがためのテクニックなのである。そしてそのテクニックを観るためだけにでも、山下の演奏会に行く価値があるとも言える。


  • ギター独奏によるオーケストラ曲の編曲と演奏

ある意味では山下の代名詞になっているのが、それまでは誰もが考えもしなかった、ギター独奏によるオーケストラ曲の編曲と演奏である。これらの業績は、'80年代の山下の、破竹あるいは怒涛のような活躍ぶりに凝縮されている。

ムソルグスキー展覧会の絵 」( 1980年 ) に始まり、その後、べ一トーヴェンヴァイオリン協奏曲二長調 」 Op.61(1982年)、リストハンガリー狂詩曲第2番 」( 1983年 )、ストラヴィンスキー火の鳥 」( 1985年 )、ドヴォルザーク交響曲第9番 新世界より 」全曲 ( 1986年 )、妹・尚子とのデュオによるシベリウスフィンランディア 」( 1985年 )、R.コルサコフシェエラザード 」( 1985年 ) など前人未到の問題作を次々と発表、'80年代の音楽界に雷鳴のごとく山下の名声をとどろかせた。

しかし'90年代以降、ギター独奏によるオーケストラ曲の編曲・演奏・録音を山下はピタリと止めてしまう ( 強いて言えば、2000年ビートルズ曲集というポピュラーものが唯一久しぶりであった )。

展覧会の絵 」「 ハンガリー狂詩曲 」「 火の鳥 」 の演奏はもはや封印された感があるが、ドヴォルザーク交響曲第9番 新世界より 」 第2楽章のみ、山下は演奏し続けており、近年でも好んで演奏している。           

最初にして最高傑作だと思われる 「 展覧会の絵 」 の再演を望む声が最近でも止まることはない。もはや伝説と化した、20年以上前の実演での驚きと感動を、いまだその実演を観たことのない若い人たちにぜひ体験させてあげてほしい、との待望論は、年を経ることにしたがって高まっている。当時の山下のコンサートが与えた衝撃は、我々が耳にするさまざまなものの中で、かつて人々がリストパガニー二に生まれて初めて接した際の衝撃に、おそらく1番近いものだったからである。


  • オリジナル作品分野での、他人では不可能な規模での演奏と録音

'90年代以降の山下に特筆される活躍は、J.S.バッハによる 「 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ 」 全曲、同 「 無伴奏チェロ組曲 」 全曲、同 「 リュート組曲 」 全曲、C・テデスコによる 「 ゴヤによる24のカプリチョス 」( 1991年 )、同 「 プラテーロとわたし 」( 1997年 )、そして 「 黎明期の日本ギター曲集 」( 1999年文化庁芸術祭大賞を受賞。2002年に第2集 )などのギター本来のレパートリーやオリジナル作品に見られるが、やはりそれまで他人では到底不可能だった規模での演奏や録音が多いことである。

特に、CD16枚にもおよぶ 「 ソルのギター曲全集 」( 1989年 ) は、他のギタリストなら10年はかかるであろうと思われる、空前絶後の大きな企画であった。

また大曲だけでなく、小品集の演奏にも珠玉の如き輝きを見せる。ある透明な優しさと、うるおいをおびており、実に心憎い。


  • 内外の作曲家への委嘱と多くの献呈曲

先に述べたような膨大なレパートリーを持ちながら、なおかつギターのための新しいレパートリーの獲得にも積極的で、内外の作曲家たちへの働きかけ、また共同作業などにより、作曲家よりギターオリジナル曲を献呈されている。

チノ・トレド ( フィリピン )、チナリー・ウン ( カンボジア )、ロス・カレイ ( ニュージーランド ) 、ナロングリット・ダーマブトラ ( タイ ) などのアジアの作曲家や、ガネシュ・デル・ヴェスコヴォ ( イタリア ) によるシューベルト 「 6つの楽興の時 」 Op.94がある。

国内では渡辺香津美 「 アストラル・フレイクス 」、吉松隆 「 リトマス・ディスタンス 」「 ギター協奏曲天馬効果 」 などの献呈曲がある。

そして忘れてはならないのが、現代音楽作曲家で山下和仁の夫人でもある藤家渓子の存在である。「 ギターソナタ青い花 」 他多数の独奏曲、ギターデュオ 「 彼女らの美しき生活 」、3つのギター協奏曲、ギターが重要な役割を担うモノローグ・オペラ 「 蝋の女 」「 赤い凪 」 他、多くの作品がある。山下は近年、これら藤家作品を積極的に取り上げている。


  • ギター合奏で培ったアンサンブル能カ

山下はソロ演奏の研鑚を積むいっぼうで、師たる父・山下亨が率いる長崎ギター合奏団にも所属し、ギター合奏によるギター協奏曲や一般のオーケストラ曲の演奏に親しみ、アンサンブル能力を磨いていた。かつて 「 ギター合奏をやっていたので 『 展覧会の絵 』 を編曲しようという発想が出た 」 と明言して、ギター合奏の可能性を力説していた。

現在ほどギター合奏が市民権を得てはいなかった30年以上前のことであり、山下はこの面でも先駆者である。


  • ギター協奏曲への積極的な取り組み

山下は1979年、18歳にして日本人としては初めてギター協奏曲を録音している ( ロドリーゴアランフェス協奏曲 」 と、C・テデスコ 「 ギター協奏曲第1番 」 Op.99。オーケストラ伴奏は東京フィルハーモニー管弦楽団 )。

その後、パイヤール室内管弦楽団との 「 アランフエス協奏曲 」 再録、「 ある貴紳のための幻想曲 」( ロドリーゴ )、ヴィヴァルディ、カルリ、ジュリアー二、バークリー、C・テデスコ ( ギター協奏曲全3曲 )、野田曄行、吉松隆藤家渓子などの多くの協奏曲を演奏・録音している。

中でも特筆すべきは、べ一トーヴェンの 「 ヴァイオリン協奏曲二長調Op.61 」 をギター用に編曲・演奏・録音したことであろう ( 1982年 )。この発想はオーケストラ曲のギター独奏編曲に通じるものがあるが、やはり山下以外には不可能なものだ ( なおこの曲は、1986年12月6日サントリーホール・オープニングシリーズでも、NHK交響楽団の共演で演奏された )。

また、山下はその音量の大きさにより、ギター協奏曲の実演でPAの必要性を感じさせない、世界唯一のギタリストであると言える。


  • 多数の海外の一流演奏家との共演、豊富な海外演奏歴

今までの共演者として、ジェームズ・ゴールウェイ ( フルート。ベルリンフィル首席演奏者 )、ウォルフガング・シュルツ ( フルート。ウィーンフィル首席演奏者 )、ゲリー・カー ( コントラバス )、ラリー・コリエル ( ジャズギター )、東京カルテット、パイヤール室内管絃楽団、ヤナーチェク室内管弦楽団、イ・ソリスティ・ベネテイなどのそうそうたる顔ぶれが並ぶ。

また海外においても、1984年トロント国際ギター・フェスティバルでセンセーションを招いて以来、毎年のように海外の国際フェスティバルに招かれて出演しており、その名声の高さは国際的に空前絶後であり、不動である。

[編集] その他エピソード

  • エチュードを体系的にはやってこなかった

クラシックギターメソッド体系では、中級者以上の場合、カルカッシ 「 25のエチュード 」 Op.60や、F.ソル 「 20のエチュード 」( セゴビア編 ) の習得が必須である。これは全世界で共通しているオーソドックスなものだが、山下和仁は父がギター教師だったにもかかわらず、これらエチュードの類をほとんどやらなかった ( もちろん父の運営する長崎ギター音楽院は、生徒に対してカルカッシとソルを体系的に指導している )。

まず、ギターを弾きたくなった小学3年生で、そのきっかけとなった 「 禁じられた遊び 」 に見ようみまねでいきなり挑戦した。わからないところだけ、父を捕まえて教えてもらったり演奏を聴いてもらった。

その後、ルイゼ・ワルカー 「 小ロマンス 」、ヴィラ・ロボス前奏曲第1番 」、ソル 「 魔笛の主題による変奏曲 」 Op.9、同 「 グラン・ソロ 」 Op.14、そしてバッハシャコンヌという順序で、自分が弾きたい曲だけを選んで取り組んだという ( 以上、「 現代ギター 」1979年7月号より )。

そこには、天才音楽家の伝記によくあるような、幼・少年時代に親から苛酷な天才教育を強制されたという姿はない。山下和仁は、ただひたすら自分の欲求に従ってギターを弾いてきただけなのである。

これはギター教室に通う者の、教師指導下による習得法というよりも、高校や大学のギター部での自由意志・自己向上心をモチベーションとしたそれに近い。 ただしギター部ではスラーだけの練習や、スケール、半音階、アルペジオといった基礎練習の鍛錬にも熱心だが、山下はそうした基礎練習にも無頓着だったらしい。ギターを手にしたら、まずは指慣らしとして数時間の基礎練習を行うものだが、山下はそれらを一切やらず、いきなり曲を弾きはじめる (「 現代ギター 」 1985年7月号 )。


  • 「 禁じられた遊び 」 など通常の曲での特殊奏法

山下和仁編 「 展覧会の絵 」 には従来になかった特殊奏法が多く登場するが、通常の曲でも山下の奏法は特殊である。

例えば 「 禁じられた遊び 」 の場合、上声部はamiで弾くのが普通であるが、山下は、mmi、すなわちメロディーの1弦をmでアポヤンド後、そのままmを2弦アルアイレでアルペジオしている ( 3弦はiのアルアイレでアルペジオ )。

これは2002年に発売されたDVD 「 山下和仁ギター小品集/鳥の歌 」 でも確認できる。

他の曲でも、通常は1弦をaでアポヤンドし2・3弦の中声部和音をmiのブロックで弾くところを、やはり1弦をmでアポヤンドし2・3弦の中声部和音をmiで弾いたりしている ( シベリウス編 「 蜘蛛の歌 」 など )。


  • 鋼のような音によるスケールでの特殊奏法

同じく、映像ならではの細かいテクニック面で見てみると、ヴィヴァルディ四季 」( ビデオとLDで発売された ) や、ロドリーゴアランフェス協奏曲 」( LDで発売された ) などで、1弦の旋律をmiアポヤンドで弾く場合、山下和仁はa指を2弦上に置いて支えを取っている。そしてmiが2弦を弾く時には、a指は3弦に移動し支えを保持している。

p指を低音弦上に置き支えるのは通常だが、直下の弦上でa指を置き支える演奏フォームは非常にめずらしい。これが山下のあの鋼のような音の秘訣かと思われ、実に興味深い。そしてそれを実際にやってみると、確かに大きくて太い音が出せる。だか反面、旋律を弾くmiの弦間移動に伴ってa指も一緒に移動させることが非常に難しく、まず不可能であり、習得にはかなりの時間を要するであろうことがわかる。

山下はこのa指の置き支えを巧みに弦間移動をさせながら、「 四季 」「 アランフェス協奏曲 」 で、鋼のような音で超高速スケールをバリバリ弾きまくっている。

妹 山下尚子は言うまでもなく、長崎ギター音楽院の先輩で国際的に活躍する山口修も、山下和仁同様に、健康的でたくましく、いつどこでも自分の存在を顕示できる、硬くて強い音色で弾く。長崎ギター音楽院出身の演奏家の音質的特徴と言ってもいい。もしかしたら、このスケールでの特殊奏法に、彼ら長崎ギター音楽院一門の演奏テクニックの秘訣があるのかもしれない。


  • 並はずれた集中力

小学生時代、登校前にギリギリまで玄関でギターを弾き、帰って来るやいなやまたギターを弾き始めていたという、有名なエピソードがある。

さらに、その間は漠然と演奏しているのではない。ものすごい集中力で、時の経つのをしばし忘れてしまうという。成人後もそれは変わらず、旅先のホテルで練習する時は、あらかじめ目覚まし時計をセットしておかないと、その後の予定に差し支えてしまう ( 以上、「 現代ギター 」 1985年7月号より )。


  • ギターが弾けなくなるほど指がはれ上がる

練習に熱が入ると、指がはれ上がってしまい、ギターが弾けなくなるのが一番悲しい、とかつて対談集で語ったことがある。その場合は、洗面器に水を入れて指を冷やすらしい ( 「 ギター対話 」 径書房 )。ギターが弾けなくなるほど指がはれ上がるとは、ちょっと想像がつかない。


  • 指のストロークが強く大きく深すぎ、表面版に傷

'80年代のLPジャケットに登場する山下和仁のギター ( ラミレス製 ) は、サウンドホール下側 ( 1弦側 ) 付近の表面版がはがれ落ちでおり、白い木目がむき出しになっている。

これは右指のストロークが余りにも強く大きく深すぎるあまり、表面版をひっかいてしまって出来たもの。


  • アドリブどころか即興曲をさらさらと弾きだす

撮影のため、山下和仁に適当に演奏のポーズをとってほしいと頼むと、「 はいはい 」 と気軽に応じてくれるのだが、一旦ギターを手にすると際限なくいろいろなフレーズや曲が流れ出す。

「 それは何の曲を弾いているのですか?」

「 いえ、別に・・・ 適当に弾いてるだけですよ 」

もう本当にまいってしまう ( 以上、「 現代ギター 」 1985年7月号より )。

こういう具合に山下のギターは完全に体の一部になり、口ほどに ( ひょっとしたらそれ以上に ) ものを言うのである。だから、練習といってもそれは創意工夫の方が優位をしめ、技巧練習があったとしてもそれは創意に従った手段でしかない。

我々が日本語を喋るのに特別の努力を強いられることがないように山下はギターを弾くのであり、それに比べれば我々 ( と言っては差し障りがあろうか!) の弾くギターは、辞書を片手にたどたどしく喋る外国語にも例えられよう。


  • 頭の中で音楽を奏でる訓練は積んできた

デビュー後間もない頃、ギター協奏曲の音合わせの際、指揮者の外山雄三に対し、「( テデスコのギター協奏曲の ) その音は違う 」 と山下和仁が指摘したという逸話がある。

指揮者の名折れ、というか恥辱で 「 そんなことない。こう書いてある 」 と外山が反論すると、山下は 「 それはミスプリです 」。

それを証明するために、持ってきていたピアノ伴奏用楽譜を山下は見せたそうだ ( 以上、「 現代ギター 」 1980年10月号より )。

当時のクラシックギタリストにはめずらしく、幼少の頃から小船幸次郎などに音楽理論の勉強に就き、ソルフェージュや譜読みに長け、頭の中で音楽を奏でる訓練を積んできた山下らしいエピソードである。


  • 弱冠12歳の少年山下が与えた衝撃と論争

1973年12月に行われた、第16回東京国際ギターコンクールで12歳の山下和仁は3位入賞を果たしたが、その選考と論評がちょっとした論争を起こした。

きっかけとなったのは、音楽評論家の安達右一が 「 現代ギター 」 1974年2月号に寄せたコンクールレポートだった。

「 山下が3位になった理由として、園部三郎審査員長がコンクール審査評で、強いていえばと前置きして、『 バッハシャコンヌという自由曲の選曲が無理だったことと、楽器が身体に比して大き過ぎたこと 』 の2点を挙げていたが、そんなことはどうでもいいといわんばかりに、万場は拍手を惜しまなかったのだから、リストの言葉も当てはまろうというものである 」 と、安達自身は優勝を予想した山下が、3位という予想外の結果に終わったことについて、会場の反応もまじえながら批判した。

当時の日本クラシックギター界はアマチュア的であり四畳半的であった。それは口のまわらない幼児が一生懸命話かけようとしているのに似ていた。それが山下の出現により達者に言葉を話す者が出現したのと同じことが実現したのだ、と、リストの言葉になぞらえて 「 リストショパンを紹介したときの言葉 『 諸君脱帽したまえ、ここに天才がいる 』 を賛辞としてそのまま呈しても過言ではない、山下少年の見事圧巻な演奏ぶりだった 」 と、安達はリストの言葉を引用して山下を絶賛した。

弱冠12歳の少年山下が、会場の観客や安達に日本クラシックギター界の黎明を実感させた当時の衝撃が、手にとるようにわかる。

安達を肯定する意見と、バッハシャコンヌはそもそも12歳の少年には ( 音楽的に ) 無理だ、という一般論の立場から、3位という結果を支持する意見が、「 現代ギター 」 誌に多く寄せられた。また、批判の矢面に立たされた園部審査員長自身も、安達への反論文を 「現代ギター」 1974年3月号に寄稿し、論争をにぎわした。

この第16回コンクールで山下をおさえて優勝した篠原正志は、「 控え室の反対から聞こえてくる、山下少年のテクニックと音に圧倒されてしまい、もう、いやになってしまって・・・」 と、後日談を語っている。

なお、「 現代ギター 」 誌にて安達の引用したリストの言葉は、ロベルト・シューマンの言葉であって、リストのそれではない。


  • ギター教師の父は、山下和仁をプロのギタリストにする気はなかった

1977年の世界三大コンクールに出場する時も、山下和仁が人前で弾くのはこれが最後との思いで、記念の海外旅行のつもりで家族全員で渡欧してコンクールを聴いた ( 1986年12月30日発行の 「 山下和仁アートサークル会報誌No.6 」)。


  • パリ国際コンクールでの駆け引き

第19回パリ国際コンクールには世界20カ国から129人が応募した。 最終本選に進んだのは、チェコスロバキアの女性 ( Klara Stradalova ) とプエルトリコアメリカ人 ( Juan Sorroche )、ドイツ人 ( Schollmann )、そして山下和仁の4名だった。

特にチェコの女性とドイツの男性は非常に自信満々であり、本番の前、控え室で誰かれとなくつかまえては、自分が1位になるということを触れて回っていた。

そして自分の演奏が終わると、ものすごく上手くいったと、また言って回る。「 自分が1位になるから、あなたは1位になれない。でも、もしあなたは運が良ければ、2位にだったらなれるかもしれない 」 と。つまりプレッシャーによる駆け引きをしていたのだ。

結果は、山下が第1位のグランプリに輝いたのだが、2位に泣いたチェコの女性は、ステージ上でも、「 おかしい、私が1位になるはずなのに 」 と、ぶつぶつと一人言を続けていた。勿論、この女性は不平の抗議を言っているのでなく、自分の優勝に絶対的な自信があったので茫然自失となっていたのだ。

大口を叩いて駆け引きを仕掛けるだけあって彼女の腕前も確かなものだった。その数年前から現代ギター誌にも名前が度々登場しており、日本でも知られた存在だった。控え室の壁ごしに聞こえてきた練習の音は、非常に素晴らしいものだったらしい。会場で演奏を聴いていた父・山下亨によると、彼女の演奏も大変上手く、山下和仁のそれに対するものと同じぐらい熱狂的な拍手が送られていたので、正直、彼女が優勝するのではと思ったぐらいだった。

勝ち負けが本来でない音楽のコンクールでも、欧米人の勝利に対するあくなき執念は、日本人のそれを遥かに上回るものがある。こうした激しいプレッシャーから一気に解放されたせいか、ステージでの演奏が終わり、ソデに戻ろうとした時、山下は一瞬気を失いかけてその場でつんのめってしまい、父親から譲り受けたラミレス製ギターを床にぶつけて壊してしまった。それほど精神的消耗が激しいコンクールだった ( 以上、「 若者たちの神々 Part2 ~ 山下和仁 筑紫哲也対論集 」 朝日新聞社文庫、および、「 ギター対話 」 径書房より )。


  • 展覧会の絵の編曲にまつわる批評

ムソルグスキー1874年ピアノ曲として書き、1922年に行われたラヴェルの管弦楽編が名高くしたこの組曲を、山下和仁は全曲をクラシックギター独奏用に編み、演奏した ( 1980年 )。幾つかの 「 プロムナード 」 のうちのひとつのみが省かれているが、これはラヴェルの管弦楽版にならったものである。

ピアノと異なってクラシックギターには、音域のほか同時に使用できる音の選択にも、かなり大きな制限がある。「 弾きやすい調性 」 が限られるのがギタ一の性格で、いろいろな傾向の曲を含む組曲は、各曲それぞれを任意の調に移す方が、演奏は容易となる。

しかし山下は、それではムソルグスキーが故あって 「 プロムナード 」 で曲間をつないだこの組曲のロジックが傷つくと判断し、あえて 「 全体を一貫して半音下げる 」 方法をとった。そのために増大した技術上の難問を、数々の特殊奏法を用いることにより切り抜けた。

もとより、ギターに限らず編曲ということには、純音楽的な見地からの問題が絶えずつきまとう。一例をあげれば、第7曲 「 牛車 」 では、ムソルグスキーの書いた低音部の重い和音を、ギターではどうしても、機能的に拾えず、単音に変えられてしまう。

だが、それにもかかわらず、かつての実演でもまたCDでも、山下和仁編 「 展覧会の絵 」 で最も深く心に感じられる箇所のひとつが、ここなのである。あきらかにギターならではの、神秘性と余韻に満ちた音色を響かせており、曲の趣を、ピアノにはない別種の美に昇華させ伝えている。

山下編 「 展覧会の絵 」 には、そのほかにも随所に 「 ギターならでは 」 の美感が生かされており、そのことが、たんなる難技巧の克服を越えた、ひとつの充足感を聴き手にもたらす。すなわち、説得力のある、成功した編曲と呼んで、少しも過言ではない。

だが、山下の編曲に対する厳しい批評が、山下の発表当時から存在していた。

たとえば 「 現代ギター 」 の1982年7月号に載せられた、近衛秀健 ( 指揮者で作曲家だった近衛秀麿の息子 ) による演奏会評には、山下編に対し 「 プロムナードでの、あのロシア風の変ったリズムに勝手な呼吸を入れ、間違った和音でそれを汚してしまっている 」 とある。

問題の箇所は、一見、どうしてもやむを得ない、ギターなるがゆえの宿命的な編曲である。低声が第3小節5拍目、第4小節4拍目でオクターブ上がってしまうのも、この2小節の合唱を思わせる4声部の組み立てと内声のなめらかな動きが、どこかぎくしゃくしたものに変わってしまうのも。

だが、メロディ以外はコードネームだけで結構とばかり音楽を軽く楽しむのでなく、注意深くその全てを聴き取ろうとする者、ことにムソルグスキーの原曲をすみずみまで識って愛する者にとって、冒頭プロムナードの和声からこの違いが現れてしまうことは、後を続けて聴く上で少なからぬ作用を及ぼすのかもしれない ( それ故に近衛秀健は、不協和音や逸脱した和音に変更したわけではない山下編の和声を、「 間違った和音 」 と批評しているのだろう )。

これに対し音楽評論家の濱田滋郎は、この部分 ( 第3、4小節目 ) を一オクターブ上げることを提案している ( 1983年3月号 「 音楽芸術 」 ~ スター両断3 山下和仁 )。具体的な譜例は該当記事に記載されているのでそこで確認いただきたいが、なるほど、初めの単音による一フレーズに対しここがオクターブ上がるのは不自然ではないし、これにより、ムソルグスキーの書いたことは、ほぼ忠実にクラシックギターで再現できたことになる。

しかも山下編のプロムナードの場合、左手の運指が非常に難しく、まずは左手の指が届かない。第2曲 「 小人 」 や第7曲 「 牛車 」( どちらも高音弦でamiのアポヤンドによる高速トレモロが登場、しかもそこはff ( フォルティッシモ ) で非常に力強く弾くことが要求される ) が何とか弾ける腕自慢の者であっても、第1曲 「 プロムナード 」 でいきなりつまずいてしまう ( 山下同様に、1981年の第23回パリ国際コンクールで優勝した福田進一は、「 山下はあの箇所になると左手の指が突然むぎゅと伸びちゃうんだよ 」 と、諦めのように評していた )。濱田の提案を参考に改編すれば、運指も容易になり、一石二鳥である。

このように濱田の助言は、岡目八目の思いつきの類では決してない、音楽的にも技巧的にも素晴らしい解決策であった。だが、山下との関わりが深く、山下のライナノーツのほとんどを手がける ( 当然 「 展覧会の絵 」 も ) 濱田が気を使ってか、「 現代ギター 」 誌面上での提案でなく 「 音楽芸術 」 誌でのそれという方法をとったため、クラシックギター演奏愛好家 ( で山下編 「 展覧会の絵 」 演奏に挑戦した者 ) の間で知れ渡ることはほとんどなかった。


  • 山下編 「 展覧会の絵 」 は誰も全曲演奏したことがない?

超絶技巧のオンパレードで、世界で最も演奏が難しい曲で知られる山下和仁編 「 展覧会の絵 」 は、これまで山下以外は誰も全曲演奏をしたことがないと言われてきた。

実は'80年代にルイゼ・ワルカー女史のもとへ留学中だった長谷川玄が、ドイツ演奏会で全曲演奏をしている。レコードでしか 「 展覧会の絵 」 の山下の演奏を聴く機会しかなかった当時のドイツ人から 「 あれは多重録音だ 」 と決め付けられてしまい、風評を否定すべく、日本人として奮起したのが動機だった。


  • 余りにも素晴らしい山下の演奏に感激した、モンポウ夫人から電話

F.モンポウ 「 コンポステラ組曲 」 の入ったLPを偶然レコード屋で見つけ買ったモンポウ夫人は、山下和仁の演奏の素晴らしさに感動した余り、「 大変すばらしい!ありがとう 」 と、わざわざライナー・ノーツ執筆者の濱田滋郎に御礼の電話をかけてきている (「 現代ギター 」 1999年10月号 )。


  • 渡辺香津美との幻の二重奏コンサート

ジャズギタリストの渡辺香津美クラシックギター音楽にも関わりが深く、デビュー直後の山下和仁とも親交を深めていた ( 当時、「 ギター対話 」 というタイトルの山下と渡辺香津美の対談集も径書房から発売されている )。

渡辺はかねてから山下との二重奏を希望しており、山下のマネージャー氏が吉松隆にデュオ曲を依頼。1985年に曲が完成し、ホールを予約し日程も具体化しようとしていた矢先、マネージャー氏が行方をくらましてしまい、山下と渡辺の二重奏コンサートは没になってしまった (「 現代ギター 」 1994年9月号 )。


  • オーケストラよりも速く、それが効果的な 「 新世界より 」

ドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調 新世界より 」 CDでの山下和仁の演奏は、全体的にオーケストラよりもテンポが速い。

第1楽章第2主題 ( 92小節以降 ) はオーケストラ演奏の場合、ほとんどの指揮者がテンポを落とすのに、山下は逆にさらに速くなる。しかもそれが実に効果的なのだ。

ただ、同じ楽章のコーダ ( 7'11"以降 ) はさすがの山下もギター1本では苦しく、412小節以下のトランペットの信号音型を全く拾えなかったが、これは勿論仕方がない。山下はあえて、ヴァイオリンの高音音型のほうを生かしている。

第4楽章再現部 ( 41'29"以降 ) でも、同様のことが行なわれている。


  • J.ゴールウェイの賛辞

1986年5 ~ 7月、欧州で山下和仁とジョイント・コンサートを行ったフルート奏者のJ.ゴールウェイは、山下の 「 新世界より 」 第2楽章独奏を称して、「 ベルリンフィルは本当に必要なのだろうか?」 との賛辞を送っている。 山下自身も 「 新世界より 」 第2楽章には愛着が深いと思われ、近年のリサイタルでも度々披露している。


  • 幻の映像作品

1987年6月、キングレコードにて行われた 「 新世界より 」 全曲録音時には、3台のカメラによる同時録画も行われていた。

ビデオ撮りが実現したことは、山下にとっても長年の念願の1つであり、ソロ・ビデオが発表されることに期待していると当時の山下は語っていたが (「 現代ギター 」 1987年11月号 )、その映像は未だに発表されていない。


  • オーケストラがついてこれなかった 「 アランフェス協奏曲 」

1992年6月5日ザ・シンフォニーホール ( 大阪 ) での山下和仁&ガルシア・ナヴァロ指揮市立管弦楽団による 「 アランフェス協奏曲 」 演奏の出来事。

第3楽章を神技的高速テンポでバリバリ弾きまくる山下和仁に、オーケストラの方がついてこれず、オーケストラが止まりかけてしまうハプニングがあった (「 現代ギター 」 1992年8月号 )。

また、別の公演での 「 アランフェス協奏曲 」 で、後ろのオーケストラ演奏者が、本番中にもかかわらず山下のギターの余りの素晴らしさに見とれてしまい、うっかり入り損なうこともあった。

[編集] レコーディング歴

2006年9月現在、これまでCD枚数にして74枚を発表している ( オムニバス形式のカップリングを除く )。


1.「 禁じられた遊び ~ 華麗なるギターサウンドエフェクト 」

禁じられた遊び、グランソロ ( F.ソル )、アンダンテOp.31-4 ( F.ソル )、ノクターナルOp.70 ( B.ブリテン )

1977年4月録音 ( 7月発売 )、LP ( RVC:RDC-8 )→ CD ( BMG:BVCC-35128 )


2.「 ノクターナル ~ 山下和仁ギターリサイタル1 」

「 私が羊歯だったら 」 の主題による変奏曲O.26 ( F.ソル )、ノクターナルOp.70 ( B.ブリテン )、ソナタ二長調 「 ボッケリーニ讃歌 」(C・テデスコ )、カタロニア民謡による変奏曲 ( デウァルテ )

1978年8月録音 ( 1979年1月発売 )、LP ( VICTOR:SJX-9538 )→ CD ( VICTOR:VDC-1220 )


3.「 アランフェス協奏曲 」

アランフェス協奏曲ロドリーゴ )、ギター協奏曲第1番 ( C・テデスコ )

[ 協演:山岡重信指揮、東京フィルハーモニー管弦楽団 ]

1979年4月録音 ( 8月発売 )、LP ( RVC:RVC-2280 )→ CD ( BMG:BVCC-35129 )


4.「 大聖堂 ~ 山下和仁ギターリサイタル2 」

大序曲 ( ジュリアーニ )、蜘蛛の歌 ( シベリウス )、カプリスNo.24 ( パガニーニ )、大聖堂 ( バリオス )、音楽の小箱 ( サビオ )、グランドソナタOp.22 ( F.ソル

1980年4月録音 ( 8月発売 )、LP ( VICTOR:SJX-9544 )→ CD (VICTOR:VDC-1221 )


5.「 シャコンヌ・プレイズバッハ 」

無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番BWV1004、無伴奏チェロ組曲第6番BWV1012 ( J.S.バッハ山下和仁セゴビア編 ) 1980年5月録音 ( 11月発売 )、LP ( RVC:RCL-8014 )→ CD( BMG:BVCC-2503 )


6.「 展覧会の絵 」

組曲 「 展覧会の絵 」( F.ムソルグスキー山下和仁編 )

1981年3月録音 ( 6月発売 )、LP ( RVC:RCL-8042 )→ CD ( RVC:RCCD-1021、BMG:BVCC-2501、BVCC-37291 )


7.「 コンポステラ組曲 」


コンポステラ組曲 ( F.モンポウ )、祈祷と踊り ( ロドリーゴ )、幻想ソナタ ( マネン )、 アルハンブラの想い出 ( タレガ

1981年8月録音 ( 1982年1月発売 )、LP ( RVC:RCL-8301 )→ CD ( BMG:BVCC-35130 )


8.「 ギター協奏曲/ベートーヴェン 」

ギター協奏曲Op.61 ( ベートーヴェン山下和仁編 ) [ 協演:手塚幸紀指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団 ]

1982年3月録音 ( 6月発売 )、LP ( RVC:RCL-8324 )→ CD ( RVC:R32C-1014 )


9.「 モダンコレクション 」

フォリオス ( 武満徹 )、アストラル・フレイクス ( 渡辺香津美 )、リトマス・ディスタンス ( 吉松隆 )、インテルメッツォ ( 野田暉行 )

1982年6月録音 ( 8月発売 )、LP ( ALFA:ALR-28038 )→ CD ( BMG:BVCC-35132 )


10.「 パスピエ/山下和仁&尚子 ( ギターデュオ )」

はかなき人生 ( ファリア )、パスピエ ( ドビュッシー山下和仁編 )、第一歩 ( F.ソル )、対話風二重奏曲No.1 ( カルリ )、組曲 ( カウフマン )、セレナーデ ( ジョリベ )、ソナタ二長調 ( シャイドラー )

1982年8月録音 ( 12月発売 )、LP ( RVC:RCL-8348 )


11.「 ハンガリー狂詩曲 」

新世界より 」 第二楽章ラルゴ ( ドヴォルザーク )、「 アロンソの結婚 」 間奏曲 ( ヒメネス )、ハンガリー狂詩曲第二番 ( リスト )、白鳥 ( サン・サーンス )、カプリスNo.24 ( パガニーニ )[ 全て山下和仁編 ]

1983年3月録音 ( 6月発売 )、LP ( RVC:RCL-8370 )


12.「 SONATA 」

ソナチネ ( M・トローバ )、ソナチネ ( バーグレイ )、ソナタ3番 ( ポンセ )、ソナタ ( トゥリーナ )

1983年7月録音 ( 10月発売 )、LP ( RVC:RCL-8379 )


13.「 グリーンスリーブス/山下和仁&尚子 ( ギターデュオ )」

トッカータ ( プティ )、グリーンスリーブス変奏曲 ( シャイト )、ロンド ( カルリ ) 、プレリュードフーガNo.4 ( テデスコ )、月光 ( F.ソル&フォルティア )、セレナーデNo.3 ( カルリ )[ 以上デュオ ]、ファンダンゴ ( ロドリーゴ )[ 和仁ソロ ]、グランホタ ( タレガ )[ 尚子ソロ ]

1983年9月録音 ( 1984年1月発売 )、LP ( RVC:RCL-8386 )


14.「 内なる想い 」

内なる想い ( アセンシオ )、独創的幻想曲 ( ヴィニアス ) 、スペインフォリアによる変奏曲とフーガ ( ポンセ )

1984年4月録音 ( 10月発売 )、LP ( RVC:RCL-8398 )→ CD ( BMG:BVCC-35131 )


15.「 四季/L.コリエル ( ジャズギター ) &山下和仁 」

四季ヴィヴァルディ/コリエル、山下和仁渡辺香津美大島ミチル編 )

1984年9月録音 ( 12月発売 )、LP ( RVC:RCL-8102 )→ CD ( RVC:RJCD-107、BMG:BVCJ-35033 )


16.「 フィンランディア/山下和仁&尚子 ( ギターデュオ )」

フィンランディアシベリウス山下和仁編 )、歌劇 「 皇帝ティートの慈悲 」 序曲 ( モーツァルト/ジュリアーニ編 )、ディベルティメント ( フランセ )、ディベルティメントNo.1 ( F.ソル )[ 以上デュオ ]、ギター讃歌 ( デ・ラ・マーサ )[ 和仁ソロ ]、主題と変奏 ( バークレイ )[ 尚子ソロ ]

1984年8月録音 ( 1985年1月発売 )、LP ( RVC:RCLー8409 )


17.「 ギター協奏曲集/山下和仁&ヤナーチェク室内管弦楽団 」

ギター協奏曲Op.30 ( ジュリアーニ )、ギター協奏曲 ( カルリ )、ギター協奏曲二長調 ( ヴィヴァルディ

1984年11月録音 ( 1985年6月発売 )、LP ( RVC:RCL-8417 )→ CD ( RVC:RCCD-1038 )


18.「 火の鳥 」

火の鳥ストラヴィンスキー )、「 新世界より 」 第二楽章 ( ドヴォルザーク )[ 以上山下和仁ソロ ]、小組曲 ( ドビュッシー )[ 山下和仁&尚子デュオ ][ 全て山下和仁編 ]

1985年4月録音 ( 10月発売 )、LP ( RVC:RCL-8424 )→ CD ( RVC:RCCD-1070 )


19.「 シェエラザード/山下和仁&尚子 ( ギターデュオ )」

交響組曲 「 シェエラザード 」( R.コルサコフ山下和仁編 )

1985年6月録音 ( 10月発売 ) 、LP ( RVC:RCL-8425 ) → CD ( RVC:RCCD-1071、BMG:BVCC-35133、BVCC-2502 )


20.「 ロマンティックソナタ 」

ソナタロマンティカ ( ポンセ )、ポーランド組曲 ( タンスマン )

1986年1月録音 ( 5月発売 )、LP ( RVC:RCL-8436 )→ CD ( RVC:R32C-1032 )


21.「 天馬効果 」

天馬効果 ( 吉松隆 )、ギター協奏曲 ( 野田暉行 )[ 協演:尾高忠明指揮、東京フィルハーモニー 交響楽団 ]

1986年8月録音 ( 10月発売 )、LP ( RVC:RCL-8444 )→ CD ( BMG:BVCC-2524 )


22.「 イタリアンセレナード/J.ゴールウェイ ( フルート ) &山下和仁 」

アンダンテと変奏 ( ロッシーニ )、ソナタOp.85 ( ジュリアーニ )、協奏風ソナタパガニーニ )、4つのソナタ ( チマローザ

1986年6月録音 ( 1987年3月発売 )、LP ( RVC:RCL-8449 )→ CD ( RVC:R32C-1061 )


23.「 アランフェス協奏曲/山下和仁&パイヤール室内管弦楽団 」

アランフェス協奏曲ロドリーゴ )、ある貴紳のための幻想曲 ( ロドリーゴ )、ギター協奏曲 ( バークレイ )

1986年7月録音 ( 1987年9月発売 )、LP ( RVC:REL-104 )→ CD ( BMG:BVCC-37279、BVCC-2526 )


24.「 新世界より 」

交響曲第9番 「 新世界より 」 全楽章 ( ドヴォルザーク山下和仁編 )

1987年6月録音 ( 12月発売 )、LP ( KING:K20C-477 )→ CD ( KING:K33Y-246、KICC-60 )


25.「 ヴィラ・ロボス前奏曲&練習曲 」

5つの前奏曲、12の練習曲 ( ヴィラ・ロボス

1987年7月録音 ( 1988年5月発売 )、CD ( RVC:R32C-1116 )


26 - 41.「 F.ソルギター曲全集 」

「 第1巻 」( VDC14-16 ) ソナタ・変奏曲・セレナータ他、「 第2巻 」( VDC17-18 ) 幻想曲集、「 第3巻 」( VDC19-21 ) ディベルティメント・メヌエット、「 第4巻 」( VDC22-24 ) 練習曲集、「 第5巻 」( VDC25-27 ) 小品集、「 第6巻 」( VDC28-29 ) 二重奏曲集 [ 2ndギター:山下尚子 ]

1987年6月および12月録音 ( 1989年2・3・5月発売 )、CD16枚 ( VICTOR:VDC14-29 )


42 - 43.「 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全曲 」

無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全6曲BWV1001-1006 ( J.S.バッハ山下和仁編 )

1989年8月録音 ( 11月発売 )、CD2枚組 ( CROWN:CRCC-7001&2 )


44.「 ゴヤの24のカプリチョス 」

ゴヤの24のカプリチョス全曲 ( M.カステルヌォーボ・テデスコ )

1989年8月録音 ( 1991年4月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-6 )


45.「 3つのギター協奏曲/山下&L.スラトキン指揮ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 」

ギター協奏曲第1番、ギター協奏曲第2番、デュオ協奏曲 [ 第2ギター:山下尚子 ]( M.カステルヌォーボ・テデスコ )

1989年8月録音 ( 1990年9月発売 )、CD ( BMG:BVCC-35134、BVCC-23 )


46 - 47.「 無伴奏チェロ組曲全曲 」

無伴奏チェロ組曲全6曲BWV1007-1012 ( J.S.バッハ山下和仁編 )

1990年8月録音 ( 10月発売 )、CD2枚組 ( CROWN:CRCC-7003&4 )


48.「 鳥の歌/小品集 」

コンポステラの歌 ( 作者不詳/山下和仁編 )、アルハンブラの思い出 ( タレガ )、前奏曲第1番 ( サントルソラ )、セゴビア ( ルーセル )、中央アジアの草原にて ( ボロディン/山下和仁編 )、雨だれ ( リンゼイ )、ロマンティックな一葉 ( ペドレル )、アレグロストラヴィンスキー/ノーマン編 )、前奏曲作品16の4 ( スクリャービンセゴビア編 )、禁じられた遊びスペイン民謡 )、サラバンド ( プーランク )、セゴビアーナ ( ミヨー )、アギレへの讃歌 ( クレスポ )、タランテラ ( コスト )、歌と踊り第1番 ( ルイス.ピポー )、蜘蛛の歌 ( シベリウス )、音楽の小箱 ( サビオ )、エレジー ( サグレアス )、「アロンソの結婚」間奏曲 ( ヒメネス )、前奏曲第11番 ( タレガ )、ゲットー・ソング ( ホロヴィッツ )、カンタービレ ( アグアド )、鳥の歌 ( カタロニア民謡/山下和仁編 )

1991年6月録音 ( 9月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-8、APO盤:CROWN:CRCC-20001 )


49.「 ギター五重奏曲集/山下和仁&東京カルテット 」

ギター五重奏曲第4&6番 ( ボッケリーニ )、ギター五重奏曲 ( M.カステルヌォーボ・テデスコ )

1990年2月録音 ( 1991年9月発売 )、CD ( BMG:BVCC-35135、BVCC-59 )


50.「 ギターデュオによるモーツアルトのオペラ/山下和仁&尚子 」

オペラ「 魔笛 」「 フィガロの結婚 」「 ドン・ジョバンニ 」 より

1991年8月録音 ( 11月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-10 )


51.「 無伴奏フルートパルティータ&リュート組曲 」

組曲BWV996、パルティータBWV997、プレリュードフーガアレグロBWV998、プレリュードBWV999、パルティータBWV1013 ( J.S.バッハ山下和仁編 )

1991年9月録音 ( 12月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-12 )


52.「 ジュリアーニ:ギター室内楽アルバム 」

デュオ・コンチェルタンテOp.25 ( Vl&G )、グラン・デュエット・コンチェルタンテOp.52 ( Vl&G )、セレナーデOp.19 ( Vl&G&Vc )[ 共演:J.ゴールウェイフルート )、J.スウェンセン ( ヴァイオリン )、E.アンダーソン ( チェロ )]

1988&89年録音 ( 1992年7月発売 )、CD ( BMG:BVCC-35136、BVCC-115 )


53 - 54.「 プラテーロとわたし 」

プラテロとわたし ( 全曲 )( M.カステルヌォーボ・テデスコ )[ 共演:T. J. ベルガンサ ( 朗読 )]

1993年10月録音 ( 1997年2月発売 )、CD2枚組 ( CROWN:CRCC7010-11 )


55.「 ヴィラ・ロボス:12の練習曲&5つの前奏曲 」

12の練習曲、5つの前奏曲ヴィラ・ロボス

1994年2月録音 ( 5月発売 )、CD ( BMG:BVCC-666 )


56.「 風色ベクトル/吉松隆ギターソロ作品集 」

空色テンソル、風色ベクトル、水色スカラー、聖歌、ノエル、リトマスディスタンス

1994年6月録音 ( 9月発売 )、CD ( BMG:BVCC-673 )


57.「 山下和仁&シモーネ指揮イソリスティヴェネティ 」

トリオソナタハ長調RV82&ト短調RV85、リュート協奏曲二長調RV93、マンドリン協奏曲ハ長調RV425 ( ヴィヴァルディ )、ギター協奏曲OP.30管弦楽オリジナル版 ( ジュリアーニ )

1994年4月録音 ( 1995年1月発売 )、CD ( BMG:BVCC692 )


58.「 ド・フォッサ:ギターソロ作品集 」

オペラ 「 バグダットのカリフ 」 序曲、第1幻想曲、4つのディベルティメント、スペインフォリアによる第5幻想曲、リクエルド、チロリアン変奏曲

1995年6月録音 ( 1995年11月発売 )、CD ( BMG:BVCC-719 )


59.「 ポンセ・5つのソナタ 」

ソナタメヒカーナ、ソナタ第3番、ソナタロマンティカ、ソナタクラシカ、ソナタメロディオナル ( ポンセ )

1995年12月録音 ( 1996年5月発売 )、CD ( BMG:BVCC-736 )


60.「 タンスマン・ギター作品集 」

カバティーナ、マズルカポーランド組曲、ショパン讃歌、ワレサ讃歌、スクリャービンの主題による変奏曲他

1996年3月録音 ( 1996年11月発売 )、CD ( BMG:BVCC-747 )


61.「 家/藤家溪子ギターソロ作品集 」

ボドルムの海、彼方へ、そして水平線 、寂夜、夜との語らい、家、悲しみ、プリマヴェーラ、甘いやさしさ

1996年12月録音 ( 1997年4月発売 )、CD ( brinrinri:KYBR-9701 )


62.「 ファンダンギーリョ/Spanish Recital 」

ファンダンギーリョ、ソナタ ( トウリーナ )、ドビュッシー讃歌 ( ファリャ )、コンポステラ組曲 ( F.モンポウ )、 ソナチネ、ブルガレーサ、マドロニョス ( M・トローバ )、サラバンドロドリーゴ

1997年2月録音 ( 1997年11月発売 )、CD ( BMG:BVCC-772 )


63.「 はちすずめ・インドの歌/小品集Vol.2 」

セレナーデ ( G.サマズイユ )、アルバ ( H.ハウク )、マーチ ~ 劇音楽 「 リア王 」 作品58aより ( D.ショスタコーヴィチ )、カンシオン ( F.モンポウ )、はちすずめ ( J.S.サグレラス )、むなしき後悔 ( E.シャンド )、エチュードOp.31の4 ( F.ソル )、この道 ( 山田耕筰 )、赤とんぼ ( 山田耕筰 )、セレナーデA.ボロディン )、哀歌 ( ドロール )( J.A.ドノスティア )、カンシオン第3番 ( J.アギーレ )、タランテラ ( M.カステルヌォーボ・テデスコ )、 インドの歌 ~ 歌劇 「 サトコ 」 より ( R.コルサコフ )、くまんばち ( E.プジョール )、アラゴネーズ ~ 歌劇 「 カルメン 」 より ( G.ビゼー )、霧の朝 ( アバザ─ )、子守歌 ( A.イヴァノフ・クラムスコイ )、即興曲 ( D.フォルテア )、ニンナ・ナンナ ( B.テルツィ )、エチュード第23番 ( N.コスト )、エボカシオン ( D.フォルテア )、カンシオン・トリステ ( F.カリェーハ )、 独創的幻想曲 ( J.ビーニャス )、亡き王女のためのパヴァーヌM.ラヴェル )、ミンストレル ~ 前奏曲集第1巻より ( ドビュッシー

1998年12月録音 ( 1999年4月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-29 )


64.「 黎明期の日本ギター曲集 」

組曲 “ 花束 ”( 1929 )( 松蟲草、あぢさいの唄、鬼けしの踊り、夕の木蓮、アマリゝスのボレロ )、五つのギター独奏曲 ( 1927 ~ 29 )( 三味線風の曲、怪奇な踊り、夜想曲、蟲 ( 行進曲 )、街の灯 ( 前奏曲 ))、聖夜 ( 1930 )( 以上、大河原義衛 )、軒訪るる秋雨、小舞曲、落葉の精、いりあひ、木蓮ありて、やどかり、念誦、柴垣、糸を繰る女、黄色の花、星を見る ( 以上、武井守成 )、DANZA ( 沢口忠左衛門 )、Album de musica nacional No.1 ( Preludio、Kusimotobusi、Magouta )( 小倉俊 )、毬つき遊び、秋の感傷、丘の教会堂、惜春賦 ( 中野二郎 )、ソナチネ ( 小船幸次郎 )、月下の逍遥、秋の踊り、一つの道へ、春の望み、春の踊り ( 池上冨久一郎 )

1998年12月録音 ( 1999年8月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-31 )


65 - 66.「 ヘイ・ジュード・イエスタデイ ( ビートルズアルバム )」

ラヴ・ミー・ドゥ蜜の味P.S.アイ・ラヴ・ユーオール・マイ・ラヴィングシー・ラヴズ・ユーア・ハード・デイズ・ナイトビートルズがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!)、恋におちたら、アンド・アイ・ラヴ・ハーエイト・デイズ・ア・ウィーク、 アイル・フォロー・ザ・サン、悲しみはぶっとばせ涙の乗車券夢の人イエスタデイノルウェーの森ミッシェルイン・マイ・ライフ恋をするならガールエリナー・リグビーヒア・ゼア・アンド・エヴリホエアイエロー・サブマリンサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズフール・オン・ザ・ヒルペニー・レインユア・マザー・シュッド・ノウレディ・マドンナブラックバードアイ・ウィルジュリアヘイ・ジュードマザー・ネイチャーズ・サンビコーズレット・イット・ビーアクロス・ザ・ユニバースJohn LennonPaul McCartney etc./山下和仁編 )

1999年10月録音 ( 2000年1月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-7012-3 )


67.「 悪魔のカプリッチョ ~ カステルヌォーボ・テデスコを弾く 」

悪魔のカプリッチョ ( パガニーニ讃 ) Op.85、世紀をわたる変奏曲Op.71、ソナタ二長調 ( ボッケリーニ讃 ) Op.77、ロンドOp.129、「 すてきなタバコ 」 による変奏曲Op.95、組曲 「 エスカルラマン 」( セルバンテスによる ) Op.177 ( M.カステルヌォーボ・テデスコ )

2001年6月録音 ( 10月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-32 )


68.「 ザ・ブルーギター 」

ノクターナルOP.70 ( B.ブリテン )、5つのバガテル ( W.ウォルトン )、ザ・ブルーギター ( M.ティペット )、フォリオス ( 武満徹

2001年6月録音 ( 2002年1月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-33 )


69.「 黎明期の日本ギター曲集第2集 」

前奏曲第四番 ( 小倉俊 )、静に揺らぐ月影 ( 中野二郎 )、物語り、落葉、灯點し頃、歔欷 ( 以上、池上冨久一郎 )、香煙、前奏曲、練習曲、クライスラー讃歌 ( 以上、大河原義衛 )、ESTUDIO ( 小栗孝之 )、野遊び、即興曲、遅日の丘、無言詩、大利根、銀鱗 ( 前奏曲 )、萬花鏡、トリーノの思い出、或る夜 ( 以上、武井守成 )、アラ・ロンターナ ( 菅原明朗 )、夜想曲 ( 小船幸次郎 )

2001年12月録音 ( 2002年6月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-34 )


70.「 主よ、人の望みの喜びよ ~ 山下和仁 バッハ小品集 」

目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声 BWV645、主よ、人の望みの喜びよ ~ カンタータ第147番 「 心と口と行いと生命もて 」 BWV147、ラルゴ ~ チェンバロ協奏曲第5番第2楽章BWV1056、コラールマタイ受難曲BWV244、尊き御神の統べらすままにまつろいBWV691、尊き御神の統べらすままにまつろいBWV690、古き年は過ぎ去りぬBWV614、主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわるBWV639、プレリュードパルティータ第1番BWV825、プレリュードBWV931、来たれ、甘き死よ BWV478、アリオーソ ― 御者のアリア ~ カプリッチョ 「 最愛の兄の旅立ちに寄せて 」 BWV992、蟹のカノン ~ 「 音楽の捧げ物BWV1079、「 アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳 」 よりメヌエットBWV.Anh.116、ポロネーズBWV.Anh.119、おのが平安に帰りBWV511/512、メヌエットBWV.Anh.120、メヌエットBWV.Anh.121、ミュゼットBWV.Anh.126、ポロネーズBWV.Anh.128

2003年4月録音 ( 2003年8月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-36 )


71.「 青い花 ~ 藤家溪子ギター曲集」

ギター・ソナタ第1番 「 青い花 」、さくら・さくら、ゴンドラの櫂の歌、白い小舟

2004年5月録音 ( 2004年9月発売 )、CD ( BMG:BVCC-31081 )


72.「 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全曲 」

無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全6曲BWV1001-1006 ( J.S.バッハ山下和仁編 )

2004年10月録音 ( 2004年11月発売 )、CD ( BMG:BVCC-34115-6 )


73.「 ギター賛歌 ~ 未発表レコーディング 」

祈りと踊り( ロドリーゴ )、パッサカリア ~ カプリッチョ・アルモニコ ( ロンカッリ )、ファンダンギーリョOp.36 ( トゥリーナ )、ギター賛歌 ( デ・ラ・マーサ )、スケルツィーノ・メヒカーノ ( マヌエル・ポンセ )、ファンダンゴ ( ロドリーゴ

1979年4&9月録音 ( 2004年9月発売 )、CD ( BMG:BVCC-35137 )


74.「 アメイジング・グレイス ~ ギター小品集3 」

アメイジング・グレイススコットランド民謡 )、冷たい波と赤い血と ( 藤家溪子 )、グリーンスリーブスイングランド民謡 )、3つの詩 ( 藤家溪子 )、 夏の名残のバラ ( アイルランド民謡 )、4つの小品 ( F.マルタン )、インドの歌 ~ 歌劇 「 サトコ 」 より ( R.コルサコフ )、願い ( R.ケイリー )、燈火節 ( 藤家溪子 )

2006年1月録音 ( 2006年2月発売 )、CD ( CROWN:CRCC-37 )


他に、CD 「 三枝成彰●プロヴァンス組曲 」( CBS/SONY RECORDS 30DC5313 ) に、ギター奏者として録音参加している。

また、CD 「 尾高賞受賞作品6 」 ( KICC 3061 )収録の 「ギター協奏曲第2番 恋すてふ 」( 藤家渓子 ) に、ギター奏者として録音参加している [ 協演:外山雄三指揮、NHK交響楽団 ]。

その他、名曲集などでのカップリングCD多数。


  • 「 再発売でカップリングの違うもの 」


「 展覧会の絵&火の鳥 」

組曲 「 展覧会の絵 」( ムソルグスキー山下和仁編 )、火の鳥ストラヴィンスキー山下和仁編 )

1990年9月発売CD ( BMG:BVCC-2501 )、1994年6月発売CD ( BMG:BVCC9390、BVCC-37291 )     「 シェエラザード/山下和仁&尚子 」

交響組曲 「 シェエラザード 」( R.コルサコフ/山下和仁編 )、小組曲、パスピエ ( ドビュッシー )、ディベルティメント ( フランセ )、グリーンスリーブス変奏曲 ( シャイト )、月光 ( F.ソル&フォルティア )

1990年9月発売、CD ( BMG:BVCC-2502 )


「 魔笛の主題による変奏曲/F.ソル名曲集 」

第7幻想曲、幻想曲、6つのアリア、シンデレラ、魔笛の主題による変奏曲、セレナード ( 以上ソロ )、ランクラージュマン、ロシアの思い出 ( 第2ギター:山下尚子 )

1990年4月発売、CD ( VICTOR:VICC-12 )


「 ミュージック・オブ・スペイン 」

コンポステラ組曲 ( F.モンポウ )、祈祷と踊り ( ロドリーゴ )、幻想ソナタ ( マネン )、アルハンブラの想い出 ( タレガ )、ファンダンゴ ( ロドリーゴ )、内なる想い ( アセンシオ )、独創的幻想曲 ( ヴィニアス )、ギター讃歌 ( デ・ラ・マーサ )

1992年5月発売、CD ( BMG:BVCC2527 )


「 バッハセット 」

無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ全6曲BWV1001-1006、無伴奏チェロ組曲全6曲BWV1007-1012、組曲BWV996、パルティータBWV997、プレリュードフーガアレグロBWV998、プレリュードBWV999、パルティータBWV1013 ( J.S.バッハ山下和仁編 )

1992年12月発売、CD5枚組 ( CROWN:CRCC-7005-9 )


  • LD ( ただし廃盤につき入手困難 )


1.「 四季/L.コリエル ( ジャズギター ) &山下和仁 」

四季ヴィヴァルディ/コリエル、山下和仁渡辺香津美大島ミチル編 )

LD ( パイオニア SMO58-0022 )


2.「 スペインの饗食/スペイン放送交響楽団ライブ 」

ロドリーゴアランフェス協奏曲 」[ 協演:アントン.ロス・パロマ指揮、スペイン放送交響楽団 ]

LD ( NECアベニュー A78L-3004 )


  • DVD


「 鳥の歌/小品集 」

コンポステラの歌 ( 作者不詳 )、アルハンブラの思い出 ( タレガ )、セゴビア ( A.ルーセル )、中央アジアの草原にて ( A.ボロディン )、雨だれ ( リンゼイ )、ロマンティックな一葉 ( C.ペドレル )、アレグロ ~ 「 5本の指で 」(ストラヴィンスキー )、禁じられた遊びスペイン民謡 )、サラバンド ( F.プーランク )、セゴビアーナ ( D.ミヨー )、アギレへの讃歌 「 ノルテーニャ 」( J.G.クレスポ )、タランテラ 作品38-22 ~ 25の練習曲集 ( N.コスト )、歌と踊り 第1番 ( A.ルイス・ピポー )、蜘蛛の歌 作品27の4 ( シベリウス )、ルイス・アロンソの結婚式 ( G.ヒメネス )、前奏曲第11番 ( タレガ )、カンタービレ ( アグアド )、鳥の歌 ( カタロニア民謡 )

1991年6月録画、1991年9月LD発売 ( 日本クラウン:CRLC-1001 )、2002年6月DVD発売 ( 日本クラウン:CRBC-1 )

[編集] 外部リンク

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