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南廻線(なんかい/ナンフイせん、ピンイン:Nánhúixiàn、注音: ----、慣用読み:みなみまわり)は、台湾鉄路管理局の鉄道路線。台湾鉄路管理局の路線として台湾一周の環状鉄道として最後に開通した区間。中央山脈を越え険しい海岸線を通過する路線として、建設は困難を極めた。全長98.25kmのうち、トンネル区間が38.9kmを占める。
[編集] 歴史
- 戦前の日本統治時代から建設の議論はあったが決定には至らず。
- 戦後、1947年~1976年に路線選定および測量が行われる。
- 1980年1月 路線決定
- 1980年7月 南廻鐵路工程處成立し、建設開始
- 1985年7月 卑南(現台東新站)~知本間開通し営業開始
- 1988年1月 知本~太麻里間開業
- 1990年12月 中央トンネルを貫通しました
- 1991年12月 諸施設が完全に完成していないのに開業式典を挙行し、民衆の反発を受ける。数日の無料乗車を経ていったん運転停止
- 1992年1月 正式に営業開始
[編集] 使用車両
- 對號列車
- 自強号 DR2800、DR2900、DR3000、DR3100
- 莒光號
- 非對號列車
- 平快車
- 柴快(気動車,停止使用中)
[編集] 駅一覧
駅名 |
駅番号 |
累計キロ |
等級 |
所在地 |
枋寮駅 |
203 |
0.0 |
三等 |
枋寮郷 |
屏東県 |
加祿駅 |
204 |
5.3 |
三等 |
枋山郷 |
内獅駅 |
205 |
8.7 |
三等 |
枋山駅 |
206 |
13.4 |
簡易 |
獅子郷 |
枋野駅 |
207 |
20.2 |
三等 |
中央信号場 |
208 |
33.4 |
号誌 |
菩安駅 |
209 |
--- |
未供用 |
大武郷 |
台東県 |
古荘駅 |
210 |
40.2 |
三等 |
大武駅 |
211 |
43.3 |
三等 |
富山信号場 |
212 |
51.8 |
未供用 |
瀧渓駅 |
213 |
54.4 |
甲簡 |
太麻里郷 |
多良駅 |
214 |
59.8 |
廃止 |
金崙駅 |
215 |
62.8 |
三等 |
香蘭駅 |
216 |
69.7 |
廃止 |
|
太麻里駅 |
217 |
73.7 |
三等 |
三和駅 |
218 |
82.2 |
廃止 |
知本駅 |
219 |
85.5 |
三等 |
台東市 |
康楽駅 |
220 |
92.6 |
甲簡 |
台東駅 |
004 |
97.1 |
一等 |
[編集] 関連項目