戸田駅 (愛知県)
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戸田駅(とだえき)は、愛知県名古屋市中川区水里にある近畿日本鉄道名古屋線の駅。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。ホーム有効長は3両。駅舎(改札口)は2番ホーム側名古屋寄りにあり、反対側の1番ホームへは地下道で連絡している。
便所は改札内にあり、男女別の水洗式。かつては男女別の汲み取り式であったが、水洗化された。
従前の入鋏手段はスタンプ。また駅員不在時は改札口に木箱を設置して集札していたが、平成18年8月21日に自動改札機が設置されたことにより共に廃止された。ちなみにこの件はPiTaPaの導入に起因しているものと考えられる(近鉄名古屋線の項を参照)。
また将来的に地下鉄金山線によって相互乗り入れ駅となる予定だが、この地下鉄自体の建設の目処は立っていない。
- のりば
- 津・大阪・賢島方面
- 名古屋行き
- その他
- 自動改札機設置駅
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は3726人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、143位。
- 名古屋線の駅(44駅、他線接続駅含む)の中では、19位。
- 愛知県内の近鉄の駅(11駅)の中では、7位。
- 2001年3月3日、北東約1.5kmの地にJR東海関西本線の春田駅が開業したことにより利用客が減少。具体的な理由は下記。
- 運賃格差(戸田駅~近鉄名古屋駅:250円、春田駅~JR名古屋駅:190円)※2006年9月1日現在
- 名古屋駅までの乗車時間(戸田駅~近鉄名古屋駅:約15分、春田駅~JR名古屋駅:約10分)※2006年9月1日現在
- 年間乗車人員
- 平成14年度:702,489人
- 平成15年度:676,892人
- 平成16年度:670,702人
[編集] 駅周辺
- 公共施設
- 名古屋市立供米田中学校
- 名古屋市立戸田小学校
- 名古屋市立豊治小学校
- 富田地区会館
- その他
[編集] 歴史
- 1938年(昭和13年)6月26日 関西急行電鉄名古屋~桑名間開通時に開業。
- 1940年(昭和15年)1月1日 参宮急行電鉄が関西急行電鉄を合併。参宮急行電鉄の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)を合併、近畿日本鉄道の駅となる。