鼓ヶ浦駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鼓ヶ浦駅(つづみがうらえき)は、三重県鈴鹿市寺家にある近畿日本鉄道名古屋線の駅。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。1番ホーム(東)側に駅舎があり、2番ホームとは跨線橋で連絡している(純粋な意味での連絡跨線橋があるのは当駅が名古屋線のローカル駅で唯一)。かつての海水浴客輸送のために6両まで停車可能となっている。駅舎も往時を忍ばせるように広く、臨時改札口の跡も現存している。
- のりば
- 津・大阪・賢島方面
- 四日市・名古屋方面
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は1100人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、243位。
- 名古屋線の駅(44駅、他線接続駅含む)の中では、41位。
- 三重県内の近鉄の駅(116駅)の中では、69位。
[編集] 駅周辺
- 子安観音寺・白子不断桜
- 鼓ヶ浦海水浴場
- 鈴鹿寺家郵便局
- 鈴鹿市立鼓ヶ浦中学校
- 伊勢型紙
[編集] 歴史
- 1915年(大正4年)9月10日 伊勢鉄道白子~一身田町(現・高田本山)開通時に子安観音駅として開業。
- 1922年(大正11年)10月1日 鼓ヶ浦駅に改称。
- 1926年(大正15年)9月12日 伊勢鉄道が伊勢電気鉄道に改称。
- 1936年(昭和11年)9月15日 参宮急行電鉄が伊勢電気鉄道を合併。参宮急行電鉄(伊勢線)の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)と合併、近畿日本鉄道の駅となる。