おそ松くん
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『おそ松くん』(おそまつくん)は、赤塚不二夫の漫画である。『天才バカボン』以前に描かれた作品で、赤塚のギャグ漫画家としての確固たる人気を確立した作品である。「週刊少年サンデー」・「ボーイズライフ」に1962年から1967年まで連載されていた。また、特別版として、「少年サンデー増刊号」等でスペシャルも掲載された。そちらでは、チャップリン等の映画作品の翻案が多い。
第10回(昭和39年度)小学館漫画賞受賞。また、同名の連続テレビアニメが1966年と1988年の2度製作されており、こちらも人気を博す。月曜ドラマランドにて実写版も製作された。
目次 |
[編集] メインキャラクター
※ 週刊少年サンデー版を中心に記載する。
- 六つ子達
- 本作の主人公。父、松郎(まつお)と母、松世(まつよ)の息子。
- おそ松(長男。リーダー格でケンカも一番強い血液型はA型でピーマン嫌い。名前はお粗末から来ている)
- カラ松(次男。さっぱりしているが飽きっぽいのが難点。名前は唐松からきている)
- チョロ松(三男。名前の通りすばしっこい)
- 一松(いちまつ、四男。一番まじめ。意志も強い)
- 十四松(じゅうしまつ、五男。気が優しいが、その分気が弱い。名前は十姉妹から来ている)
- トド松(六男。のんびり屋、風呂が大嫌い椴松から来ている。)
- 基本設定では小学校5年生11歳。
- 容姿、服装は6人とも全く同じで、見分けるのは実質不可能。ただし、「三十年後のおそ松くん」という作品では、頭髪量などに個人差が発生していた。
- 各人の性格、嗜好には上記の通り差があり、6人同時に行動することは意外に少ない。おそ松およびチョロ松は多くの場合ともに行動しており、トラブルメーカーとなる。この2人と他の4人、もしくはおそ松と他の5人の間の対立関係の存在をうかがわせる描写も多い。
- 姓は「松野」であるが、ごく初期には「山野」姓になっている作品もある。
- 家は八百屋を営んでいたが、のちに父親はサラリーマンに転職した。
- 作品の構想段階では12人兄弟だったが、漫画のコマに入りきらないので半分の6人になったという。
- アニメ第2期では中盤頃から主役の座をイヤミ・チビ太に奪われ脇役に降格してしまった。
- イヤミ
- 主人公。名前の通り、嫌味な男性。3枚の出っ歯と口髭、当時人気を博していたビートルズ式の長髪が特徴。話す際に語尾に「~ザンス」と付ける癖がある。一人称は「ミー」、二人称は「チミ」。手足を曲げながら「シェー」と叫ぶギャグは国民的な流行語となった。
- 作品において”井矢見”と表記されることもある。
- 職業や役割は様々。おそ松たちの学校の教師や悪徳医師、あるいは乞食、「チビ太の金庫やぶり」という作品では刑事として出演している。フランス帰りを自称し、フランスの事を「おフランス」と呼ぶが、実際には渡仏経験は無いと思われ、フランス料理の食材エスカルゴを殻ごと食べてしまう場面や、教師役として出演した回で、フランス旅行帰りの生徒にフランスのことを習う場面などがある。
- 1988年に放映された第2作では、オープニングで「おそ松くんが、始まるざんす。シェー!」と叫んでいた。
- 同じ赤塚不二夫原作の『天才バカボン』に登場したとき、本官さんの弁当に大便をしたことがある(やかんに小便というおまけつきである)。外見で見ると年齢は推定30代半ばから後半。
- コメディアンのトニー谷がモデルになったとされている。
- なお、フジテレビ系バラエティ番組『オレたちひょうきん族』でパロディードラマ(「ぴよ松くん」)が制作された際、イヤミ役の明石家さんまだけは付け髭のみのメイクだった。
- 善人として登場することもあり、主役の浪人者を演じた時代劇「イヤミはひとり風の中」は、おそ松くんのストーリーの中でも屈指の名作である。
- アニメ第30話までは番組の終わりに『○○○は○○○ざんすよ!シェー!』などと言っていた。
- デッパーマンを演じていた事もある。
- チビ太
- 主人公。六つ子たちのライバル。名前の通り身長は低いが、年齢は基本的に六つ子たちと同じで、上であることも少なくない。一本だけ毛を残し、二段になった禿頭(後に「すごい石頭」という設定ができる)。丸い大きな目(ただし黒目は小さい)。おでんが好物。生意気な性格で、「ケケッ」という、人を馬鹿にした笑い方をする。親は設定されておらず、単独で登場。ネコやカエルなどと同居していることが多い。登場する回の半分以上がイヤミとワンセットでの登場であるが、子供であるのでイヤミほど役割の自由度は持たない。悪徳医師イヤミの助手や乞食イヤミの子分になっていたり、逆にイヤミの敵役に回ることもある。
- 竹書房から出版されているおそ松くんの22巻の最後では、「オバケのKK(ケケ)太郎」という題でオバケのQ太郎との共演を果たした(ちなみにQ太郎はこれまでにも度々出てきたのだが、喋ったのはこの巻が最初で最後であった)。
- 主役を演じた「チビ太の金庫やぶり(オー・ヘンリーの短編小説の翻案)」は、作者自身がおそ松くんの最高傑作に選んでいる。
- 短編作品『チビ太くん』では主役も務めるが、そこでは「カン太郎」という名で登場する事がある。
- サークルKのCMに出演したこともあり、いまではサークルKサンクスでのおでんのキャラクターにもなっている。
- おでん★チビッターXを演じたこともある。
- アニメ第65話から67話まで番組の終わりに今週の てやんで え バーロー コーナーが始まりチビ太が色んな事に文句を言う。
- 最初に言った一言は、日本人は、働き過ぎって言われてんだから、せめて夏休みを三ヶ月に延ばしたらどうだ!てやんでばろっしょーい!(早口)
- 松郎
- 松野家だけにまつおという名前。ギャングの親分を演じたり警察署長をも演じた愛想笑いの五十年で出っ歯がトレードマーク。
- 松世(まつよ)
- 松郎の妻でもあるが非常識な行為をする。特徴は眼鏡をかけており、薄黄色の服とピンクのスカート。
- ハタ坊
- こうもり傘の様な髪型で、頭に小さな日の丸の旗を立てている(名前の由来だが旗のデザインは変わる事があり、『チビ太の金庫破り』で旗を売った事がある)男児。基本的に幼児で、やや頭が悪い印象のキャラクター。話す際に語尾に「~だジョー」と付ける癖がある。同様の髪型で、やはり頭に旗を立てた家族(両親および妹)が登場することもある。せこせことした動作はバスター・キートンがモデルであるという。チビ太の弟分、善良医師であるデカパンの助手、イヤミに苛められる役が多く、その内デカパンと絡むことも多い。年齢は推定5歳。
- 一度だけ、「オメガのジョーを消せ」で、渋い復讐の鬼を演じている。
- デカパン
- 二段になった禿頭の裾だけに頭髪が残り、縦縞の大きなパンツ(名前の由来)のみ着用している壮年男子。鼻の下に髭を蓄えている。基本的に性格は温厚。東北方言を模したと思われる言葉を話し、「ホエホエ」、「~だス」が口癖。研究所所長役もしくは善良医師役が多く、六つ子のおじさん役、ハタ坊の父親役で出演したこともある。年齢は推定40代半ばから50代前半。
- 竹書房から出版されてる後期のおそ松くんでは、悪役を演じることが多い。
- アニメ二作目の58話では6軒の会社を経営しており、出加建設、出加重器、DEKAファイナンスの社長とホテルDEKAのオーナー、そして出加不動産とデカグループの会長を務めている。つまり、ホテルが3つにゴルフ場が二つに映画館が十個に八百屋が三軒もある。他にもパンツのデザイン会社も経営し、宝石店も営み、全財産90億円を持つ大富豪を演じたこともある。
- 会社の代表電話番号は、0988‐58‐6212である。
- ダ・ヨーン(のおじさん)
- 頭髪を真ん中から分け、垂れ目で異様に口が大きな壮年。ほかのキャラと比べやや地味。小売店の店長(又は経営者)役か土建業者の役が多い。会話の語尾に「だよーん」と付ける。つのだじろうの兄弟が、ガラスに顔を押し付けた時の顔がモデルとされている。年齢は推定40代。
- トト子
- ヒロイン。六つ子たちのあこがれの美少女。名前が示すように、家は魚屋を営んでいる。性格は普段おとなしい割に気が強く、怒らせると相当に怖い。「ひみつのアッコちゃん」では、主人公の加賀美アツコを演じている。
- アニメ第2作では自己顕示欲が強い女の子に描かれている。また、家業に関する描写は現われない。
- 年齢は推定11歳。
- チカ子
- メガネをかけた背の低い女子。トト子の友達役として登場することが多い。
- 陰口と告げ口が得意な嫌われ者であるが、何故かチビ太には惚れられている。年齢は推定11歳。
- アニメ第2作には登場しない。
- 『ひみつのアッコちゃん』にも登場する。
- 本官さん(ほんかんさん)
- 『天才バカボン』にも登場する、『おまわりさん』(別の通称)。本作でデビュー。アニメ第2作の途中まではつながり目のキャラだったが、その後は何事も無かったかのように人形好きの無精ひげ警官に変わった。年齢は推定30代中頃。
- 八頭勝三(やつがしら かつみ)
- 本官さん(目ん玉つながりのおまわりさん)の代わりに転勤してきた無精ひげのおまわりさん。アニメの第21話でつながり目のおまわりさんの代わりに登場し、アニメ第23話で自己紹介をした。人形が好きで人形を『香(かおる)ちゃん』と呼んでおり、人形を持って『ねぇ、かおるちゃん』『そうよ、そうよ』などと、独り言を度々呟いて言っている。年齢は推定30代中頃。
- レレレのおじさん
- 天才バカボン(アニメ天才バカボンの元祖・平成・レレレのを含む)とおそ松くんに登場してるホウキを掃くおじさん。道行く人に『お出かけレスか?』と言うレ調が口癖。天才バカボンに出演している時、着ている服の色は濃い黄色だが、おそ松くんに出演している時、着ている服装は同じく濃い緑色であり、おそ松くんに出演している時のおじさんの方が若干背が高いのである。アニメの第19話まで出演していた。年齢は推定60歳。
- ニャロメ
- 赤塚作品でおなじみのキャラクターである。口癖は『ニャロメだニャロメー』で語尾は『にゃろめー』のよく喋る機関坊猫、魚が大好物でよく魚泥棒したりゴミ捨て場でゴミを漁る年齢は推定は3歳。
- アニメの『おでんと初恋どちらがだいじ』ではニャロ子と言う彼女がいる。
- ベシ
- 赤塚作品でおなじみのキャラクターである。語尾が『べし』の蛙、片目を閉じている事が多く、ケムンパスとは仲がいい。
- アニメの『大富豪チビ太さまザンス! 』では8匹もおり、音楽を演奏していた。
- ケムンパス
- 赤塚作品でおなじみのキャラクターである。語尾は『やんす』の顔がでかい毛虫でイヤミは本虫が嫌い、口癖は『ケムンパスでやんす』で、ベシとは仲がいい。
- アニメの『おでんと初恋どちらがだいじ』ではケム子と言う彼女がいる。
- 夜の犬
- 赤塚作品でおなじみのキャラクター、その名の通り夜だけ現れて前足一本で逆立ちをしているブルドッグ種。年齢は推定4歳。
- ジャジャ子
- ハタ坊のいとこと言う設定でチビ太が好意をもった子供。おでん嫌いであったがチビ太のおでん嫌いになる為の熱意にひかれおでんを食べてみたらおでん好きになった。家は赤塚台駅の隣にある隣の駅という100mも満たない先にある駅が最寄り駅なのである。
[編集] 宇宙人(エイリアン)
- おそ松くんの44話で地球を撮影した宇宙人が去っていった時に日本放送のマークを描いて帰っていった。
- アニメ二作目14話のエイリアンをやっつけろに登場し、体は柔軟性でゴムの様に伸びる。
[編集] コミックス
1988年の2回目のアニメ放送に伴い、講談社から全34巻のコミックスが発刊された。
- 六つ子でてこい!の巻
- いかした顔になりたいよの巻
- びっくり六つ子が一ダースの巻
- モモから生まれたチビ太郎の巻
- 六つ子なんかに負けないぞの巻
- チビ太に清き一票を!の巻
- チビ太のおつむは世界一の巻
- おフランスがえりのデザイナーの巻
- チビ太なぜなくのの巻
- とつげきーっ! ノラネコ作戦の巻
- デカパン城の御前試合の巻
- ハタ坊は億万長者の巻
- ハタ坊をマークしろの巻
- イヤミの水戸黄門の巻
- イヤミのお見合いの巻
- チビ太の逆襲の巻き
- チビ太はママになりましたの巻
- イヤミがロボット発明すればの巻
- 忍法おぼえて六つ子にかとうの巻
- チビも歩けば棒に当たるの巻
- バイキングの逆襲の巻
- 下町のチビ太キッドの巻
- オトギばなしのデベソ島の巻
- イヤミ一人風の中の巻
- 六つ子一家に復讐だの巻
- ぼくらはグランプリレーサーの巻
- いまにみていろミーだっての巻
- シェーのおしうりの巻
- おつむの中身を入れ替えるだすの巻
- ミーのラブストーリーの巻
- デッパ神の三つのねがいの巻
- モテモテイヤミはつらいざんすの巻
- イヤミのウラミは死をよぶざんすの巻
- チビ太の孫悟空の巻
- 六つ子が8人!?インベーダーの侵略の巻
- やっぱ主役?インチキイヤミの巻
- 死神セールスマンざんすの巻
- また来たざんすよインベーベーダーの巻
- 涙ナミダの芸術ざんすの巻
- 六つ子が三つ子に!?の巻
このほか、曙出版から『おそ松くん全集』が、汐文社と朝日ソノラマからそれぞれ『おそ松くん』として(後者は傑作選として)コミックスが刊行されていた(いずれも絶版)。
[編集] アニメ
[編集] 第1作
- 1966年2月5日から1967年3月25日まで毎日放送系列(当時はNET = 日本教育テレビ、現在のテレビ朝日の系列局)で放送。スタジオ・ゼロ、チルドレンズコーナー製作。
- 第1作はモノクロ作品のため1970年代初頭より殆ど再放送されず、その後フィルムの所在も行方不明となっていたが、1990年に毎日放送のフィルム保管倉庫から発見され、開局40周年記念のビデオソフトとして発売した。
- 2002年にCS放送のTBSチャンネルで35年ぶりに放送されたほか、2003年には全放送分がDVD化されている。
- 主題歌は藤田まことが歌うバージョンと声優陣(おそ松兄弟)が歌うバージョンがあった。
[編集] キャスト
[編集] 放映ネット局
[編集] 放映リスト1
- 不明
[編集] 第2作
- 1988年2月13日から1989年12月30日までフジテレビ系列で放送。スタジオぴえろ(現ぴえろ)製作。
- 表題は『おそ松くん』であるが、旧作と区別するために『新・おそ松くん』と呼ばれることがある。
- イヤミとチビ太が主役同然となっている。
- 主題歌『正調 おそ松節』(作詞:秋元康)、エンディング『おそ松くん音頭』(作詞:森雪之丞)は共に、演歌歌手細川たかしが歌っている。
[編集] キャスト
- おそ松:井上瑤
- チョロ松:松本梨香
- トド松:林原めぐみ
- カラ松、ハタ坊(2役):真柴摩利
- 十四松、トト子(2役):松井菜桜子
- 一松、かあさん(2役):横尾まり
- イヤミ:肝付兼太
- チビ太:田中真弓
- とうさん、ベシ(2役):水鳥鉄夫
- デカパン:大平透
- ダヨーン、ケムンパス(2役):神山卓三(※85~88話のみ緒方賢一が務めている)
- おまわりさん、ニャロメ、レレレのおじさん(3役):千葉繁
[編集] スタッフ
- 製作:布川ゆうじ
- 企画:嶋村一夫(読売広告社)
- プロデューサー:清水賢治(フジテレビ)、木村京太郎(読売広告社)
- アシスタントプロデューサー:鈴木重裕
- オープニング・エンティングアニメーション:芝山努
- 脚本:星山博之、浦沢義雄、照井啓司、丸尾みほ、冨田祐弘、久島一仁、廣岡豊、静谷伊佐夫、鴫野彰
- 絵コンテ:鴫野彰、うえだひでひと、渡部高志、高橋資祐、横田和善、棚橋一徳、水野和則、西はじめ、玉野陽美、横山広行、香川豊、青山弘、下田正美、佐藤博暉
- 演出:鴫野彰、うえだひでひと、渡部高志、熊坂礼次、棚橋一徳、水野和則、玉野陽美、横山広行、河原祐二、青山弘、佐藤博暉
- キャラクターデザイン:岸義之
- 美術設定:加藤賢司
- 美術:石津節子
- 美術監督:小林七郎→石津節子
- 特殊効果:池田健司、西山誠、村上正博、前川孝、熊井芳貴
- 撮影監督:高橋宏固
- 撮影:高橋プロダクション
- 編集:ファルコン
- 音響監督:水本完
- 音楽:本間勇輔
- 効果:加藤昭二
- 調整:成清量
- 録音:整音スタジオ
- 音響製作:ザックプロモーション
- 現像:東京現像所
- タイトルデザイン:杉澤英樹
- 製作デスク:吉本聡、萩野賢
- 文芸進行:阪口和久
- 設定進行:水野和則
- 監督:鴫野彰
- 製作:フジテレビ、読売広告社、ぴえろ
[編集] 放映ネット局
無印=同時ネット局 ★=時差ネット局
[編集] 放映リスト2
- 第65話まではCM入明がキャラクターの顔が離れてはくっついて離れてはくっつくを繰り返していた(おそ松⇒イヤミ⇒チビ太⇒ダヨーン⇒トト子⇒チョロ松⇒【CM】トド松⇒デカパン⇒ハタ坊⇒レレレのおじさん⇒本官⇒松郎⇒松世⇒カラ松の順)が第66話からはイヤミがチビ太をハンマーで殴ったらチビ太が貯金箱のようになり崩れ、金銀財宝が出てきた。(イヤミは喜びのシェーをした)又、CM明けでは逆にチビ太がイヤミを殴り中から小さなイヤミが数匹出てきた。(当然チビ太も驚きのシェーをした。)
- シェーッ! 六つ子ザンス!
- うらないは、こりごりザンス
- 天才イヤミの化け薬ザンス!
- シェ~ッ!! ミーはバレリーナ
- チビ太の恋はハナと散るダス
- ナンマイダでもうけるザンス
- チビ太はママになりました
- 変身! チビ太のふしぎな帽子
- 古道具屋でボロもうけザンス
- 地獄の死神セールスマン!!
- ヘイの中でもこりないイヤミ
- 売れっ子小説家イヤミ大先生
- お城が隣に引っ越してきた!
- エイリアンをやっつけろ!
- 命の恩は、高くつくザンス
- 節約? 省エネ? ミニ六つ子!
- ハタ坊、勇気を出す
- チビ太の金庫やぶり
- オツムの中味が入れかわる
- イヤミのアブナイ時計屋さん
- 友情!! チビ太とドロボウ猫
- チビ太はさすらいのガンマン
- 名探偵! ハタ坊だジョー
- イヤミの体はバイキンだらけ
- おでんの恨みは怖いザンス!
- 父さんもタバコがやめられる
- おとぎ話のデベソ島
- 野生のイヤミに気をつけろ!
- 保険屋さんは命がけザンス!
- 忍者チビ太、ただいま参上!
- 花の精にはこりごりザンス
- トト子はアイドルNo.1ザンス
- 男の友情はあついザンス!
- 父さんは、父さんなんだぞ!
- デカパン城のオテンバ姫!
- 正義の味方はつらいザンス
- チビ太の宝島
- お年寄りをいたわるザンス!
- 討ち入りには、ご用心ザンス
- 子守りはつらい仕事ザンス
- 摩天楼のホワイトクリスマス
- イヤミのインチキ商売ザンス
- レースはズルして勝つザンス
- イヤミのデタラメ日本ザンス
- スキー旅行はチビチイザンス
- ねっけつ! チビ太刑事ザンス
- 宝くじで大金持ちザンス!
- ゼン寺修行で六つ子もよい子
- お巡りさんでいばるザンス!
- 恐竜たまごのオムレツザンス!
- 旅のハジはかきすてザンス!
- 正しいイヤミは迷惑ダス
- ゴマすりゴルフで出世ザンス
- イヤミさんの結婚式だジョー
- ドライブしたのがウンのつき
- 大富豪チビ太さまザンス!
- イヤミのヒコーキ野郎ザンス
- シェー!こずかい毎日五万円
- ハタ坊は正義の味方だジョー
- 空飛ぶチビ太の仕返しザンス
- おでんと初恋どちらがだいじ
- パパのボーナスどこ行った?
- ゾロゾロ六つ子が一ダース!
- ちびざるチビ太の大冒険!
- トト子のわがままオシャカ様
- イヤミの教師ビンビン物語!?
- チビ太の王子様はつらいよ
- イヤミのインチキ海の家!
- 魔法を使って若がえるザンス
- ボクシングって痛いザンス!
- 母さんは天才セールスマン!?
- みつばちチビ太のバイオリン
- トト子は天才なぞなぞ少女!
- 探偵イヤミ対怪人ダヨン面相
- 四十年後のイヤミザンス!
- カメラの前でべローンザンス
- おそうじロボのそーじ君ダス
- 神様お願いきいてチョ
- チビ太のまぶたの母ザンス
- イヤミの冬ごもり作戦ザンス
- ニセ医者でぼろもうけザンス
- 怖い夢は見たくないザンス!
- 怒ると怖い怖いライオンザンス!
- ハタ坊の水戸黄門だジョー
- また来たザンスよエイリアン
- イヤミの選挙必勝法ザンス
- あっぱれチビ太の鬼たいじザンス
[編集] 劇場版
- 当時、『お巡りさんでいばるザンス!』終了後、次回予告の後に映画になるとチビ太が解説した。
- あて先の解説。
-
- 500組1000名様(親子ペア)ご招待
- 表:郵便はがきで162‐88(郵便番号)
-
- 40円切手を貼りフジテレビ 「おそ松くん」 映画招待券 プレゼント係
- 裏:おところ おなまえ おとし かんそう
- レンタルビデオやYaHoo!動画では画面下部に『受付は終了しております』とテロップが書かれている。
[編集] ゲーム
- おそ松くんハチャメチャ劇場
- 1988年12月30日、セガより発売。メガドライブ用ソフト。グラフィックや世界観こそ原作に忠実ではあったが、クソゲーとして定評があり、原作者である赤塚不二夫がプレイしてあまりの出来に腹を立て、制作した会社に乗り込んだという伝説がある。後期版では改善されているが、初期版には必ず同じ場所でフリーズするという致命的なバグがあり、クリア不可能というとんでもないゲームであった。
- おそ松くん バック・トゥ・ザ・ミーの出っ歯
- 1989年12月8日、バンダイより発売。ファミリーコンピュータ用ソフトで、ジャンルはアドベンチャーゲーム。
- 必殺パチンコステーションV9 おそ松くん
- 2005年2月24日、サン電子より発売。プレイステーション2用ソフト。パチンコソフト。
- 下記のパチンコ台の移植。
[編集] パチンコ・パチスロ
[編集] パチンコ
2004年、大一商会から「CRおそ松くん」として登場した。これは、同年7月に行われた、風営法改正に伴った新規則第1弾マシンでもある。ラウンド消化中は、確変大当りでは「正調 おそ松節」が、通常大当りでは「おそ松くん音頭」が流れる。だが何故か、細川たかしの歌入りではなくカラオケであった。
2005年、同じく大一商会から羽根モノ「CRイヤミのここで一発」が登場。これも、上記同様、羽根モノの新規則(3号機)第1弾マシンである(ラウンド中のVゾーンへの最低1個以上の保留がなくなり、決められたラウンドまで必ず進むようになった)。
[編集] パチスロ
2005年にパチンコと同じ大一商会から発売。A-400タイプのストック機である。詳細はおそ松くん (パチスロ)を参照。
[編集] 豆知識
- ハタ坊は、もともと赤塚が日本共産党の機関紙「赤旗」日曜版に連載していた漫画の主人公だった。その作品では、頭の旗は赤旗(モノクロ印刷のため灰色)だった。
- 中部地区を中心として展開しているコンビニ「サークルK」では、冬のおでん企画として「チビ太のおでん」を登場させている。上から三角丸四角の順に串に刺さった練り物となっている。ただし、本物のチビ太が持っているおでんは上からこんにゃく、がんもどき、ちくわであることを赤塚不二夫本人がTBSテレビのテレビ番組「素敵な気分De!」で公表している。ちなみに、チビ太のおでんが好評だったサークルKは「イヤミのおでん」「イヤミのお好み焼き」も登場させている。
- 映画『喜劇 駅前漫画』には、主人公の描く漫画がおそ松くんのキャラクターが使われている。又六つ子の様な服装をしている子役が出てくる。『オバケのQ太郎』もアニメと着ぐるみでゲスト出演した。
- 映画『怪獣大戦争』で、ゴジラがイヤミのシェーをしたことはあまりにも有名。ゴジラは劇中の2シーンにおいて、合計5回もシェーのポーズを行った。これは、同作の監督、本多猪四郎と特技監督の円谷英二のアイデアであったという。さらに、ゴジラ以下主演の宝田明、ニック・アダムス、沢井桂子がシェーをしているポスターも製作された。
なお同時上映作品「エレキの若大将」では、田中邦衛演じる青大将がシェーをしている。
- ゴジラの息子として知られるミニラはチビ太がモデルという説がある。
- ビートルズが1966年6月に来日した折、滞在していた当時の東京ヒルトンホテル(現・キャピトル東急ホテル)のスイートルームにて、ジョン・レノンが当時のミュージック・ライフ編集長・星加ルミ子の勧めで、シェーのポーズをして写真に納まった。
- 秋本治の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にて、主人公の両津勘吉が3333のおそ松を描いた黄金のロールス・ロイスが登場する話がある。尚、原作の両津は、赤塚マンガのキャラを描くのが上手という設定となっている。
[編集] 外部リンク
MBS・NET系 土曜19:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | おそ松くん(第1作) | 次番組 |
栄光の歌声 | かみなり坊やピッカリ・ビー |
フジテレビ系 土曜18:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | おそ松くん(第2作) | 次番組 |
ゲゲゲの鬼太郎(第3作) | 平成天才バカボン |
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