JR北海道キハ201系気動車
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キハ201系気動車(キハ201けいきどうしゃ)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)の一般形気動車。1997年(平成9年)3月22日に営業運転を開始した。正式名称は201系気動車。
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[編集] 車両概要
N-DMF13HZE形式ディーゼル機関(450PS)を1両あたり2基搭載。変速機はDW16形(液体式、変速1段直結4段パワーオン制御付)。最高速度130km/h、起動加速度2.2km/h/s(0~80km/hの平均)と、日本の気動車としてはトップクラスの性能を誇る。また、車体傾斜装置(最大2度まで傾斜)を搭載している。尚、この装置の試験にはキハ150が使用された。苗穂運転所に3両編成4本(12両)が在籍している。製造コストの高さなどもあって、その後の追加増備はない。
運用は3両単位となっており、キハ201-100-キハ201-200-キハ201-300で編成を組む。また、2本を併結した6両での運用もある。 普通列車の他、快速ニセコライナー(3925D:蘭越→札幌、3952D:札幌→倶知安)と区間快速いしかりライナーの1本(3953D:札幌→江別)にも運用される。
731系と同時期に製造された。車体の構造はほぼ同じであるが、車体横の帯の色が異なる(キハ201系は「黄緑+青」、731系は「黄緑+赤」)。また、トイレは731系では先頭車にあるが、この系列では中間車(キハ201-200)にある。
主に札幌都市圏で非電化区間を有する函館本線・札沼線(学園都市線)で使用される。函館本線の蘭越駅-札幌駅、札沼線の札幌駅-北海道医療大学駅での運行が中心で、札幌駅-江別駅間でも一部用いられている。なお、ワンマン運転には対応していない。したがって小樽以西でも車掌が乗務する。
[編集] 731系との協調運転
大きな特徴は,731系のモーターとキハ201系のエンジンを協調させて運転することが出来ることである。しかし、現在のところ実際にこのような運転をしているのは下記の3本だけである。
キハ201系を使用した運用の中で、
が、731系との協調運転を行う列車である。なお、2006年3月18日現在、以下のように運行されている。
[編集] 911Mの運転
手稲駅 | 7:11発 | キハ201系3両+731系3両(協調運転) |
稲積公園駅 | 7:14発 | |
発寒駅 | 7:17発 | |
発寒中央駅 | 7:19発 | |
琴似駅 | 7:22発 | |
桑園駅 | 7:25発 | |
札幌駅 | 7:28着 | |
7:30発 | ||
苗穂駅 | 7:33発 | |
白石駅 | 7:36発 | |
厚別駅 | 7:40発 | |
森林公園駅 | 7:43発 | |
大麻駅 | 7:45発 | |
野幌駅 | 7:49発 | |
高砂駅 | 7:51発 | |
江別駅 | 7:54着 |
[編集] 912Mの運転
江別駅 | 8:03発 | キハ201系3両+731系3両(協調運転) |
高砂駅 | 8:06発 | |
野幌駅 | 8:09発 | |
大麻駅 | 8:13発 | |
森林公園駅 | 8:16発 | |
厚別駅 | 8:19発 | |
白石駅 | 8:23発 | |
苗穂駅 | 8:27発 | |
札幌駅 | 8:30着 |
[編集] 913Mの運転
倶知安駅 | 6:22発 | 913D キハ201系3両 |
小沢駅 | 6:33発 | |
銀山駅 | 6:44発 | |
然別駅 | 6:54発 | |
仁木駅 | 6:59発 | |
余市駅 | 7:03発 | |
蘭島駅 | 7:09発 | |
塩谷駅 | 7:16発 | |
小樽駅 | 7:24着 | |
7:35発 | 913M キハ201系3両+731系3両(協調運転) |
|
南小樽駅 | 7:38発 | |
小樽築港駅 | 7:41発 | |
朝里駅 | 7:45発 | |
銭函駅 | 7:53発 | |
ほしみ駅 | 7:56発 | |
星置駅 | 7:59発 | |
稲穂駅 | 8:01発 | |
手稲駅 | 8:04発 | |
稲積公園駅 | 8:06発 | |
発寒駅 | 8:09発 | |
発寒中央駅 | 8:12発 | |
琴似駅 | 8:14発 | |
桑園駅 | 8:17発 | |
札幌駅 | 8:20着 | |
8:28発 | 千歳線1738M 731系3両 |
|
苗穂駅 | 8:31発 | |
白石駅 | 8:34発 | |
平和駅 | 8:37発 | |
新札幌駅 | 8:40発 | |
上野幌駅 | 8:47発 | |
北広島駅 | 8:58発 | |
島松駅 | 9:04発 | |
恵み野駅 | 9:07発 | |
恵庭駅 | 9:10発 | |
サッポロビール庭園駅 | 9:13発 | |
長都駅 | 9:16発 | |
千歳駅 | 9:20着 |
なお、このような運転方法は、1988年から1992年までの間、JR九州においてキハ183系1000番台「オランダ村特急」と485系「有明」による運転があった。
[編集] その他
KATOがNゲージの鉄道模型を731系とともに製品化している。
[編集] 関連項目
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