いしかりライナー

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いしかりライナーとは、北海道旅客鉄道が小樽駅～江別駅・岩見沢駅間を函館本線を経由して運行する快速列車である。正確には「区間快速」である。

[編集] 運行概要

快速エアポートとともに、札幌圏の快速運転を構成する。札幌駅～小樽駅間では、日中はエアポートといしかりライナーがそれぞれ1時間に2本運転されており、小樽駅発では似通った時刻に発車するが、停車駅の違いから、利用客の棲み分けができている。

運転区間は小樽駅～札幌駅～江別駅・岩見沢駅というのが基本で、快速運転区間は手稲駅～江別駅。滝川駅まで直通する列車もある（この場合、江別駅～滝川駅間が各駅停車）。 また、手稲駅～札幌駅、もしくは札幌駅～江別駅のどちらかのみ快速運転する列車や、朝方や夜方には千歳線に入ったり、千歳線からやってくる列車もある（この場合、千歳線方面と札幌駅の間は各駅停車）。

快速区間の停車駅は以下の通り。

手稲駅 - 琴似駅 - 札幌駅 - 大麻駅 - 野幌駅 - 江別駅

使用車両

• 国鉄711系電車
• JR北海道721系電車
• JR北海道731系電車
• JR北海道キハ201系気動車

主に721系・731系が利用され、711系・キハ201系はごく一部に使われるのみである。

711系で運転される場合は、冷房改造編成が限定して充当される。

[編集] 歴史

• 1988年11月3日　快速いしかりライナー設置。
  • この時は快速区間は札幌駅～江別駅。ただし江別駅止まりの列車は2000年3月11日の改正までなく、岩見沢駅・滝川駅・旭川駅のいずれかまで運転されていた。
  • 手稲駅・小樽駅方面へ直通する列車については、札幌駅以西では各駅停車となっていた。
• 2000年3月11日　いしかりライナーの快速区間を手稲駅～江別駅に拡大し、マリンライナーの一部を組み入れる。
• 2001年7月1日　名称を快速から区間快速へ変更（運転形式の変更はなし）。