銭函駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
銭函駅(ぜにばこえき)は北海道小樽市銭函2丁目2にある北海道旅客鉄道 函館本線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
- 相対式2面2線のホームを持つ。出口は北側。駅舎側(北側)が3番線で札幌方面の列車が、向かいは1番線で小樽方面の列車が利用する。中央の2番線にはホームがない。
- 社員配置駅。みどりの窓口(営業時間5時30分~0時10分)・自動券売機・自動改札機・キヨスク設置。
- 駅には銭函がホーム改札口付近に吊るして飾られている。さらにホームに大きな銭函が据えられている。
[編集] 駅周辺
銭函は石狩平野の北西端に位置し、石狩湾の砂浜が途切れる位置にある。銭函駅は海岸近くの平地にあり、駅の南に続く山裾に市街地が広がる。駅のすぐ西に銭函川とその河口がある。駅の東には流路変更以前の星置川の名残りの川が流れる。明治時代のはじめには、札幌に海から至る交通上の要地であり、その後も小樽と札幌を結ぶ中継点として栄えた。
現在の町の規模は札幌や小樽と比肩できないが、それでも海岸から山の裾野まで市街地になっている。駅前に商店街があり、国道5号沿いにも商店が多く、工場もいくつかある。駅から西2キロメートルに北海道薬科大学があり、バス(北海道中央バス)が連絡している。
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
かつては朝里駅との間に張碓駅があったが、1998年(平成10年)7月1日に通年休止、2006年(平成18年)3月18日に廃止された。
[編集] その他
- 当駅には快速「エアポート」「ニセコライナー」は停車しないが、一方で「ホームライナー」については停車駅となっている(なお当駅から札幌方面に向かう場合、区間快速「いしかりライナー」を使うのが便利である)。