J1・J2入れ替え戦
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J1・J2入れ替え戦(J1・J2いれかえせん)は、2004年シーズンから導入された、翌年度のJリーグにおける参加クラブのカテゴリ振分けのための試合。
目次 |
[編集] 入れ替え戦に関する規定
ホーム・アンド・アウェーの2試合で行われ、第1レグがディビジョン2(以下「J2」)所属クラブのホーム、第2レグがディビジョン1(以下「J1」)所属クラブのホームでの開催となる。2試合の終了後、後述の方式に従って勝者が決定し、勝者が翌シーズンJ1所属、敗者はJ2所属となる。
[編集] 入れ替え戦に出場するクラブ
入れ替え戦が導入された2004年シーズンでは、翌2005年シーズンよりJ1リーグ戦の参加クラブ数が"16"から"18"に増やされることが決まっていたため、J1からの自動降格チームはなかった。このため、この年はJ2リーグ戦の上位2クラブが自動的にJ1に昇格し、J2の3位クラブとJ1の年間最下位(16位)クラブが対戦する方式となった。
2005年シーズンからは、自動降格が復活。J1からは下位2クラブ(第17・18位)が自動降格し、代わってJ2の上位2クラブが昇格。J2第3位クラブとJ1第16位クラブの間で入れ替え戦が行われる形となった。
[編集] 勝敗の決定方式
勝敗の決定方式は
の順番となっている。
[編集] 詳細
年 | J1・16位 | 合計得点 | 第1レグ | 第2レグ | J2・3位 |
---|---|---|---|---|---|
2004年 | 柏レイソル | 4-0 | 2-0 博多球 |
2-0 日立柏 |
アビスパ福岡 |
2005年 | 柏レイソル | 3-8 | 1-2 小瀬 |
2-6 日立柏 |
ヴァンフォーレ甲府 |
2006年 | アビスパ福岡 | 1-1 アウェーゴール0-1 |
0-0 神戸ウ |
1-1 博多球 |
ヴィッセル神戸 |
- 太字は勝者(次年度J1所属)。
[編集] エピソード
- 2005年第1戦、後半ロスタイムに停電しその後37分間中断するというアクシデントが起きた。
- 2005年第2戦での甲府の得点は、すべてバレーによるものである(Jリーグ史上初のダブルハットトリック)。
- 2006年の入れ替え戦を戦った福岡と神戸は、福岡監督の川勝良一、神戸監督の松田浩ともに、相手チームの監督を務めた経験を持つ(しかも神戸での川勝の後任が松田(第1次政権)、福岡での松田の後任が川勝である)。
[編集] 関連項目
- J1参入決定戦(1998年)
[編集] 外部リンク
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