1994年のスポーツ
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< 1994年
目次 |
[編集] できごと
- 国際スポーツ年
- 1月27日 - テニスの伊達公子が全豪オープンで4大大会初の準決勝進出、シュテフィ・グラフに敗退
- 2月12日~27日 - 第17回リレハンメルオリンピック開催、今大会より冬季オリンピックと夏季オリンピックの年次をずらす
- 5月1日 - ブラジルのアイルトン・セナ、F1第3戦サンマリノGPで事故死
- 6月17日~7月17日 - 第15回FIFAワールドカップ、アメリカで開催、ブラジルが史上最多の4度目の優勝
- 8月12日 - 米大リーグ、無期限ストライキに突入、ワールド・シリーズも1904年以来初めて中止される
- 10月2日 - 広島アジア競技大会開幕
- 10月8日 - プロ野球史上初の最終戦首位同率決戦中日対巨人(10.8決戦)。
- 11月15日 - テニスのマルチナ・ナブラチロワ、引退表明
- 11月23日 - 日本相撲協会、大関貴乃花光司の横綱昇進を決定
- 12月7日 - Vリーグが開幕
- 12月28日 - 女子バレーボール日立を解雇された大林素子、吉原知子がイタリアのプロチームに移籍表明、日本バレーボール界プロ1号となる
[編集] 総合競技大会
- 第17回リレハンメルオリンピック(2月12日~27日) - 日本の獲得メダル:金1、銀2、銅2
第17回リレハンメルオリンピック | |||||
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順位 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | ロシア | 11 | 8 | 4 | 23 |
2 | ノルウェー | 10 | 11 | 5 | 26 |
3 | ドイツ | 9 | 7 | 8 | 24 |
4 | イタリア | 7 | 5 | 8 | 20 |
5 | アメリカ合衆国 | 6 | 5 | 2 | 13 |
6 | 韓国 | 4 | 1 | 1 | 6 |
7 | カナダ | 3 | 6 | 4 | 13 |
8 | スイス | 3 | 4 | 2 | 9 |
9 | オーストリア | 2 | 3 | 4 | 9 |
10 | スウェーデン | 2 | 1 | 0 | 3 |
詳細はリレハンメルリンピックを参照 |
- 第6回リレハンメルパラリンピック(3月10日~19日) - 日本の獲得メダル:金0、銀3、銅3
- 第3回ワールドマスターズゲームズ(オーストラリア・ブリスベン・9月26日~10月8日)
- 第12回アジア競技大会(広島市・10月2日~16日) - 日本の獲得メダル:金64、銀75、銅79
- 第49回わかしゃち国体(冬季スケート・アイスホッケー - 1月26日~29日・群馬県、冬季スキー・バイアスロン - 2月15日~18日・宮城県、夏季 - 9月3日~6日・愛知県、秋季 - 10月29日~11月3日・愛知県) - 漕艇競技は、異常渇水のため10月22日~25日に実施
[編集] アイスホッケー
- スタンレーカップ決勝(1993-1994シーズン)
- ニューヨーク・レンジャース (4勝3敗) バンクーバー・カナックス
[編集] アメリカンフットボール
- 第28回スーパーボウル (Super Bowl XXVIII、アトランタ・ジョージア・ボウル)
- ダラス・カウボーイズ(NFC) 30 - 13 バッファロー・ビルズ(AFC)
[編集] 大相撲
幕内最高優勝
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):貴乃花光司(80勝10敗)
[編集] 競艇
[編集] 競馬
[編集] 日本のGI競走
- 中央競馬
- 桜花賞(阪神・4月10日) 優勝:オグリローマン、騎手:武豊
- 皐月賞(中山・4月17日) 優勝:ナリタブライアン、騎手:南井克巳
- 天皇賞(春)(阪神・4月24日) 優勝:ビワハヤヒデ、騎手:岡部幸雄
- 安田記念(東京・5月15日) 優勝:ノースフライト 騎手:角田晃一
- 優駿牝馬(オークス)(東京・5月22日) 優勝:チョウカイキャロル、騎手:小島貞博
- 東京優駿(日本ダービー)(東京・5月29日) 優勝:ナリタブライアン、騎手:南井克巳
- 宝塚記念(阪神・6月12日) 優勝:ビワハヤヒデ 騎手:岡部幸雄
- 天皇賞(秋)(東京・10月30日) 優勝:ネーハイシーザー、騎手:塩村克己
- 菊花賞(京都・11月6日) 優勝:ナリタブライアン、騎手:南井克巳
- エリザベス女王杯(京都・11月13日) 優勝:ヒシアマゾン、騎手:中館英二
- マイルチャンピオンシップ(京都・11月20日) 優勝:ノースフライト、騎手:角田晃一
- ジャパンカップ(東京・11月27日) 優勝:マーベラスクラウン、騎手:南井克巳
- 阪神3歳牝馬ステークス(阪神・12月4日) 優勝:ヤマニンパラダイス、騎手:武豊
- 朝日杯3歳ステークス(中山・12月11日) 優勝:フジキセキ、騎手:角田晃一
- スプリンターズステークス(中山・12月18日) 優勝:サクラバクシンオー、騎手:小島太
- 有馬記念(中山・12月25日) 優勝:ナリタブライアン、騎手:南井克巳
[編集] JRA賞
- 年度代表馬・最優秀4歳以上牡馬 ナリタブライアン
- 最優秀3歳牡馬 フジキセキ
- 最優秀3歳牝馬 ヤマニンパラダイス
- 最優秀4歳牝馬 ヒシアマゾン
- 最優秀5歳牡馬 ビワハヤヒデ
- 最優秀5歳以上牝馬 ノースフライト
- 最優秀短距離馬 サクラバクシンオー
- 最優秀父内国産馬 ネーハイシーザー
- 最優秀ダートホース フジノマッケンオー
- 最優秀障害馬 ブロードマインド
- 最優秀アラブ 該当馬無し
- 最多勝利騎手・最高勝率騎手 武豊
- 最多賞金獲得騎手 岡部幸雄
[編集] 競輪
[編集] ゴルフ
[編集] 世界4大大会(男子)
- マスターズ優勝者:ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)
- 全米オープン優勝者:アーニー・エルス(南アフリカ)
- 全英オープン優勝者:ニック・プライス(ジンバブエ)
- 全米プロゴルフ優勝者:ニック・プライス(ジンバブエ)
プライスが全英オープンと全米プロゴルフ選手権でメジャー2連勝。この年はプライスが世界ランキング1位だった。
[編集] 世界4大大会(女子)
- クラフト・ナビスコ選手権優勝者:ドナ・アンドリュース(アメリカ)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:ローラ・デービース(イギリス)
- 全米女子オープン優勝者:パティ・シーハン(アメリカ)
- デュモーリエ・クラシック優勝者:マーサ・ナウス(アメリカ)
[編集] 日本
- 賞金王(男子):尾崎将司
- 賞金女王:平瀬真由美
[編集] サッカー
- FIFAワールドカップ決勝(アメリカ)
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝(1993年度)
- ゼロックス・スーパーカップ
- ヴェルディ川崎 2-1 横浜フリューゲルス
- ゼロックス・スーパーカップ優勝 - ヴェルディ川崎
[編集] テニス
[編集] グランドスラム
- 全豪オープン 男子単優勝:ピート・サンプラス(アメリカ)、女子単優勝:シュテフィ・グラフ(ドイツ)
- 全仏オープン 男子単優勝:セルジ・ブルゲラ(スペイン)、女子単優勝:アランチャ・サンチェス(スペイン)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ピート・サンプラス(アメリカ)、女子単優勝:コンチタ・マルチネス(スペイン)
- 全米オープン 男子単優勝:アンドレ・アガシ(アメリカ)、女子単優勝:アランチャ・サンチェス(スペイン)
[編集] 野球
[編集] プロ野球
- 10.8決戦
- セ・リーグ優勝 - 読売ジャイアンツ 70勝60敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 桑田真澄(読売ジャイアンツ)
- 最優秀新人 藪恵市(阪神タイガース)
- 首位打者 アロンゾ・パウエル(中日ドラゴンズ) .324
- 本塁打王 大豊泰昭(中日ドラゴンズ) 38本
- 打点王 大豊泰昭(中日ドラゴンズ) 107点
- 最多安打 野村謙二郎(広島東洋カープ) 169本
- 盗塁王 野村謙二郎(広島東洋カープ) 37個
- 最高出塁率 トーマス・オマリー(阪神タイガース) .429
- 最優秀防御率 郭源治(中日ドラゴンズ) 2.45
- 最多勝利 山本昌広(中日ドラゴンズ) 19勝
- 最多奪三振 桑田真澄(読売ジャイアンツ) 185個
- 最高勝率 紀藤真琴(広島東洋カープ) .762
- 最優秀救援投手 高津臣吾(ヤクルトスワローズ) 27SP
- 個人タイトル
- パ・リーグ優勝 - 西武ライオンズ 76勝52敗
- 個人タイトル
- 最優秀選手 イチロー(オリックスブルーウェーブ)
- 最優秀新人 渡辺秀一(福岡ダイエーホークス)
- 首位打者 イチロー(オリックスブルーウェーブ) .385
- 本塁打王 ラルフ・ブライアント(近鉄バファローズ) 35本
- 打点王 石井浩郎(近鉄バファローズ) 111点
- 最多安打 イチロー(オリックスブルーウェーブ) 210本
- 盗塁王 佐々木誠(西武ライオンズ) 37個
- 最高出塁率 イチロー(オリックスブルーウェーブ) .445
- 最優秀防御率 新谷博(西武ライオンズ) 2.91
- 最多勝利 伊良部秀輝(千葉ロッテマリーンズ) 15勝
- 最多奪三振 伊良部秀輝(千葉ロッテマリーンズ) 239個
- 最高勝率 郭泰源(西武ライオンズ) .722
- 最優秀救援投手 赤堀元之(近鉄バファローズ) 33SP
- 個人タイトル
- 日本シリーズ優勝 - 読売ジャイアンツ(4勝2敗)
[編集] 高校野球
- 第66回選抜高等学校野球大会優勝 智弁和歌山(和歌山県)
- 第76回全国高等学校野球選手権大会優勝 佐賀商業(佐賀県)
[編集] 誕生
[編集] 死去
- 4月17日 - 宇野光雄(和歌山県、野球、*1917年)
- 4月25日 - 和田共弘(北海道、競馬、*1922年)
- 4月26日 - 大山倍達(東京都、空手、*1923年)
- 4月30日 - ローランド・ラッツェンバーガー(オーストリア、レーシングドライバー、*1960年)
- 5月1日 - アイルトン・セナ(ブラジル、レーシングドライバー、*1960年)
- 5月30日 - 真田重蔵(和歌山県、野球、*1923年)
- 6月17日 - ジャン・ボロトラ(フランス、テニス、*1898年)
- 7月3日 - ルー・ホード(オーストラリア、テニス、*1934年)
- 8月21日 - アニタ・リザナ(チリ、テニス、*1915年)
- 9月3日 - ウィリー・ライト(イギリス、サッカー、*1924年)
- 9月18日 - ビタス・ゲルレイティス(アメリカ、テニス、*1954年)
- 10月1日 - クラレンス・ハウザー(アメリカ、陸上競技、*1901年)
- 10月8日 - 藤本冨良(静岡県、競馬、*1907年)
- 11月9日 - チャールズ・マティーセン(ノルウェー、スピードスケート、*1911年)
- 11月12日 - ウィルマ・ルドルフ(アメリカ、陸上競技、*1940年)
- 12月4日 - 荻村伊智朗(東京都、卓球、*1932年)
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