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サイボーグクロちゃん - Wikipedia

サイボーグクロちゃん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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サイボーグクロちゃん』は月刊コミックボンボンに連載されていた横内なおき漫画。また、それを元にしたアニメ。最近では原作者監修の下、内田じゅんたによって『サイボーグクロちゃん 番外バトル』という4コマ漫画(後に普通の漫画になる)を連載していた。全11巻で全56話。

目次

[編集] 概要

当初は読みきりだったが、二足歩行のネコが町を破壊して暴れまわるというハチャメチャさが受け、コミックボンボン誌上で大きな人気を呼んだ。

アニメ化もされ1999年10月から2001年1月までテレビ愛知テレビ東京系列)で放映された。系列外でもフジテレビ系沖縄テレビ放送(OTV)で時差ネットされていた。沖縄県に系列局のない日本テレビ系の番組も放送し、実際放送枠が満杯同然のOTVでネットされたのは同時期では大変希有な事象であった。

内容は、所々内容は過激で、少年誌にしてはハードかつ大胆な面も覗える。この横内流スタンスやギャグは次作である連載版ウッディケーンにも引き継がれる。そのせいかアニメ版では様々な描写が柔らかなものに描き変えられ、ゴロー登場は結局断念された。1年で終了の予定が人気により2クール伸びる形となったものの、製作会社の倒産により延長分の約12話分の制作が不可能になり、その後最終回までは以前の回の再放送によって埋められ実質未完で終わった。

アニメ化前の1998年頃から人気が上がり、フィギュアやキーホルダーなどが発売され、テレビマガジンでもアニメ化までフィギュアを使用した絵本調の物語が連載されていた。

低年齢向け作品としては異例の、メーカーとコラボレーションによりパチンコが販売された事もある。当時、パチンコ業界とアニメや漫画のタイアップ機が少なかっただけにその面でも異例であった。

[編集] あらすじ

雑種の黒猫「クロ」は飼い主の老人夫婦と平和に暮らしていた。しかし悪の科学者ドクター剛がクロを使って世界征服をしようとたくらみ、勝手にサイボーグにしてしまう。それから次々と一癖も二癖もあるキャラクターがでてきて、クロをトラブルに巻き込んだり、逆に巻き込まれたりする、ハチャメチャサイボーグネコアクション。

[編集] 登場人物


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] 主要キャラクター

雑種の黒で、ある日野良犬のプーリィに告白しようとした所を剛に襲撃され、勝手にサイボーグにされる。サイボーグになってからはメタルボディーのため、通常は黒猫の中国製ぬいぐるみを被っている(にわとりのぬいぐるみを代わりに使ったこともある)。
自由気ままに生きていて、時折他人におせっかいを焼く事もあるが、決して「正義のヒーロー」には成り切れない存在である。飼い主のジーサンとバーサンを大切に思っている。生身の体の時は、他の猫たちからキッドと呼ばれていた(改造拳銃で猫達を殺していた男を、彼が落とした銃で撃退(殺害)したため)。
ガトリング砲や何でも切れる剣、しっぽミサイルなどの武器を装備している。156km/hで走ることができる他、視力は12.0だが夜目がきかない。防水加工をしていないため水に弱いが、エイハブからもらった防水スプレーで対処している。頭の中にクロちゃんチップをドクター剛によって埋め込まれているが、何に使われているかは不明。
趣味は昼寝。好物はおせんべい。
いつも他人を自分のペースに巻き込んでいくが、他の人のトラブルに巻き込まれていくことも少なくは無い。アニメでは「真・暴走クロちゃん」に変身する事ができ、武器で飛行機を作ったりできるが、「うがー!」としか喋れなくなってしまう。またお化けが怖いという設定もアニメのみ。
絵を書くことが異常なまでに下手。映画の『ターミネーター』を意識している節がある。
アンパンマンのように頭をはずす事が可能(ミーくんも同様)で、頭が本体と見られる節がある。が、胴体だけでも動き回る。
サイボーグの猫。料理が大得意だが洗濯と掃除はだめ。剛と非常に仲が良い。生身の体の時、自分の母親を殺した犬のパトラッシュ(遺伝子改造が施されていた)に復讐を挑み、失敗して重傷を負ったが、剛によってサイボーグにされた。クロとは、初期は宿敵であったが、現在その関係はなし崩しになり、よい親友である。
身長71.5cm。体重60kg(その割りにはめぐみが片手で軽々と持ち上げていたりする。ちなみにこのときミーくんの耳の塗装が少しはみ出しているのを見つける)。
160km/hで走ることができる。目はトンボと同じ複眼。悪魔のチップを取り付けてからは、体からワイヤーのような物を伸ばして、周囲の機械を取り込む能力を持っている。さらにクロと融合し「クロ&ミー合体兵器」となることも出来る。またおしりには「がんばれミーくん2号」という小型ロボがはいっている(これが出撃する際は、ミーくんが妊婦のように踏ん張らなくてはいけない)。
サイボーグの体を丸出しにしたくないときは、「シャイなワンちゃん」のぬいぐるみを着るが、体育ずわりをしたり、二足歩行をしたり、ニャンニャンと鳴いてしまったりする。実はクロよりも人気が高く、テレビ版ではロミオがそれをネタにしていた(人気投票による。クロは二位だった)。そのせいか剛くん達はミーくん人気をダシにいろいろな法外的な商売をして生計を立てている。余談だが人気絶頂時に発売されていた「撃ちまくりフィギュアシリーズ」のコックミーくんの人気は高く、数がかなり希少になっていたレア商品だった。
クロも同仕様の設定だが、腹部は、クロ曰く「ドラ○もん」のように、力学的に明らかにおかしい広大な収納スペースである。そこから、あまりに巨大な『何でも切れる剣』や、ガトリングなどを出す。(なお、クロはニワトリ、ミーくんはシャイなワンちゃんの予備スーツをそれぞれ持っている。これらのぬいぐるみは、とあるゲームセンターUFOキャッチャーの中に入って盗んだ物。その際おきた騒動については、下の「ゲーセンの店長」の欄を参照。)
  • 剛 万太郎 (通常は、あるいは剛ハカセ と呼ばれている) 声:古澤徹
クロをサイボーグにした人物。ミーくんとは非常に仲が良い。アトランティス大学でロボット工学を勉強していたが、学費が払えず21歳で大学を辞めさせられ、その上住居も追い出されてホームレス生活を送っていた時期にミーくんと出会う。強者から虐げられたことをキッカケに世界征服を目標としていたものの、やる事なす事をクロによってことごとく潰されいつの間にか忘れ去っている。漫画では、当初は髪が普通にあったが、ストーリーが進むにつれて髪が少なくなり、威厳も薄くなっている。ついでに哀れ存在感にも陰りがあった。パトラッシュ(ミーくんの母親を殺した犬)に、右腕を食い千切られ、義手になっている。スクラップから、様々なロボットやメカを造り出す。以前は立派な研究所を持っていたが、クロに破壊されてしまい、ゴミの埋立地に掘っ建て小屋を建てて、ミーくん、コタロー、ダンクなどと一緒に暮らしている。怒りが頂点に達してキレてしまうと武者剛くんになるが、武者剛くんになったのはミーくんがやられた時と、ホワイトウッズとの戦いの二回のみ。ミーくんとは親友を通り越して夫婦と呼ばれるのような関係だが、ミーくんからはしばしば攻撃を受ける。だが本人は誤って傷つけてしまった時、自分にもやり返してくれと言って悔いるほどミーくんを慕っている。ちなみに「剛」の読み方はカタカナで「ゴー」しかし六巻以降は何故かひらがなで「ごう」となった。

[編集] クロの周囲の仲間たち

  • マタタビ(ジーさんバーさんなどからはトラちゃんと呼ばれる) 声:大本眞基子
右目が無い、隻眼のトラ柄の猫。クロがキッドと呼ばれていた頃の親友だった。クロと再会して復讐を挑むが、その理由は片目の事が起因している。マントの下に無数の武器を隠し持っている。切り札はすてるすブーメラン。生身にも関わらずサイボーグ化したクロと互角に戦えるほど強い。器用な手先と猫とは思えないもの覚えの早さをもち、猫の癖に二本足で歩いたり、武器を作ったり、箸が持てたり、喋れたり、一級建築士並みの大工技術を持っていたりする。過去編でドッチに刺されて重症を負うが、トラックの兄ちゃん達に拾われ、そこで見ていた時代劇の影響で言葉を話すようになった。(武士口調なのはここから)さらにそこからクロ(キッド)を探す旅に改めて出ていって、生き倒れになったところを大工の棟梁に救われ、手先の器用さを生かして大工仕事を覚えた。そのおかげか壊れた建造物があるとなんでも直したくなり、ジーサンバーサンの家も壊れるといつも直してあげている。サインを書くとなぜか「マタタタビ」になる。食べることが大好きで、クロに「ブタタビ」と呼ばれるほど太ってしまったことがある。怠けた生活より脱出するため、フジ井家から出て行こうとする(特にアニメ版)が、クロ曰く「世界一快楽に溺れやすい猫」なので、途中で快楽に溺れていつも失敗するか、実行すらされないことが多い。デザインの格好良さや性格から読者人気が地味に高いが、アニメ版では出番が少ない。
コタローが、電気スタンドを基にお手伝いロボットとして作った。体は小さい。尻尾に600Wの電球が付いている。しかしお手伝いロボットとしての仕事が出来ず、一時はスクラップにされそうになったが、クロに助けられて一目惚れ、クロ達の仲間に加わる。家はクロが見つけた廃車になった電車に住んでいる。クロに1年中(夏でも)マフラーを作ってプレゼントしている。料理が異常なまでに下手で、集団食中毒と称されたことあり。だがクロちゃんはサイボーグ風邪完治後ナナちゃんの料理が一時的に平気になったことがある。後々コタローにクロちゃんとお揃いのガトリング砲(BB弾を用いる小型版)を作ってもらった。クロちゃんにクリスマスプレゼントを買うため銀行強盗をしたことがあり、それ以来ダイナマイト、後にC4爆弾、さらには「子供に害のない爆薬」などを使った爆破のプロになる。その生い立ちからネガティブな考え方が多いが、仲間のおかげで後半は以前と比べて前向きな思考になっていた。ちなみにアニメやゲームだとその捕まえやすいサイズからよく捕まっていた。
クロの大ファンである少年。クロに似た着ぐるみ(クロちゃんスーツ)を被っているが、これには防弾効果や絶縁効果がある。IQ200でメカに関しては天才的だが、運動神経は四歳児並みで握力も弱い。元々はかなりのゲーマーで、刺激の無い自分の人生をクソゲーと称して嫌い、そんな人生を変えるために空母を乗っ取って自分の名前を歴史に残そうとした。だがクロの言葉によって改心してからは、あまりゲームについて話さなくなった(番外バトルでは久しぶりにその設定が蘇っている)。父親が科学者なため、発明家として天性の才能をもつ。だがそのおかげで母親が逃げたため、父を毛嫌いしているところがある。(後に和解)親友であるダンクを助けてくれた剛に感激し、剛の助手となる。度々ダンクと衝突したり、自分の将来について投げ槍になったりしたが、結果的にクロちゃん達を応援するために科学者になると改めて決意した。当初は子供故の暴走が多々あったものの、後半は徐々にクロちゃん達の異常な生活観に適応し、丸くなっていった。
サイボーグのライオン。元々動物園で孤立していたライオンだったが、コタローによって故郷のアフリカに返されようとする。しかしその際に銃で撃たれて重傷を負った為、コタローと剛がサイボーグとして復活させた。後にコタローの父親によって改造され、頭からパネルを出して話すようになる。クロと同じサイボーグなのに言葉を発することは出来ず、おまけに四足歩行。だが体自体はかなり器用で、ジェスチャーが上手い。しかし何故かコマネチ装置を搭載して何かとコマネチしたがっているが、ゴローが怪物になってしまった際に外されてしまった。クロちゃん達の住む桜町では、ダンクのおかげでライオンがいることに免疫がついてしまっている。テレビ版ではお留守番役として定着してしまった可哀想なキャラだったが、原作版では何かと活躍した。ゴロー的には彼が子分らしい。その愛くるしさから隠れた人気があり、撃ちまくりフィギュアとしても発売された。
  • 鈴木 一郎 (通常は鈴木一郎、あるいはイチローと呼ばれている) 声:森川智之
小学校教師をしている。アニメによると25歳。車で道路を走行中、ミーくんと剛と戦闘中のクロと出会う。小学校の生徒達からは、大して力にならないということからジム機動戦士ガンダムに登場する連邦の量産型モビルスーツ(MS)の名前。戦闘シーンでは数分に一回必ず撃墜される、いわゆるやられ役)と呼ばれている。重度のガンダムマニア。ジムと呼ばれるが好きなMSはゲルググ。自分が所有している山(祖父から譲り受けた)の遺跡に入る時に、その遺跡のトラップによって学校の校舎を破壊したことがあり、アニメでは以来幾度と無く彼が関わっていない時にまで壊されるようになってしまった。めぐみと出会ってからは密かに想うようになり、最終回では見事結婚を果たす。クロちゃんが軽トラをスズキジムニー(鈴木ジム2)に改造したのを歯切りに車の改造技術を覚えており、防弾仕様の車を作ることができる。また、そのドライビングテクニックはかなりのもの(サーキットの狼世代らしい)で、よく助っ人として呼ばれる。だがクロ達の揉め事に巻き込まれて授業放棄したり遭難したりしたため、謹慎処分を受けたことがある。結構薄幸な人。クロの事を「師匠」と呼んで慕っていたが、後半はほとんど只のニックネームにしていた。基本的に使いっ走りで、マタタビの助手になったりとあんまり良い目に合わない。アニメ版では宇宙人とやたら縁があった。
消防士。鈴木と同じガンダムマニアであり、ガンダムに関して鈴木と気が合う。男勝りで勝気な性格をしており、クロ相手にパイプで戦いを挑んだことがあるほどの度胸をもつパワフルな女性。彼女の扱う消防車はシャア専用ゲルググ(ブタ鼻と隊長機用の角)を模している。そのため一度ゲルググの上半身に丸ごと改造されたが、車検に引っかかってあえなく元に戻されることとなった。アニメ版では火消しに対する情熱がさらに強く描かれていた。ナナと最初は不仲だったが、今では気軽に挨拶できる仲になっている。最終的には鈴木と結婚した。初夜の時、不法侵入してきたクロちゃんとミーくんに危うくパンツを脱がされそうになるなど、結婚後も苦労は絶えない。初期設定では「星野ナナ」という名前の婦人警官で、父親も登場するはずだった。(電気スタンドのナナが出たため変更されたと思われる)マンガという媒体であるためなのかもしれないが、ビル火災をわずか数分で消化する腕を持つ。男勝りだが鈴木に胸を触られた時は思いっきり引っ叩くなど、鈍感ながら女性としての自覚はしっかりあるようだ。
一郎が勤務する小学校に転校して来た小学生。恐ろしい程の超能力を持っている。髪型は風が無いのに常に靡いている。自分を馬鹿にしたりする相手には人間だろと動物だろうと容赦が無い。超能力者ゆえ化け物扱いされ、母親と一緒に酷い生活をしていたらしいが、普通じゃないものが多い桜町に来てからは、以前よりそれは落ち着いたようである。暴走したクロによって百年の恋を台無しにされたことを恨み、彼に復讐を果たそうとしていたが、いつのまにかクロちゃんメンバーに馴染んでしまう。バイオメタルのロボットとなってしまったゴローの母親として、大怪我を負いながらも何かと奮闘していたが、そのせいか回を重ねるごとに性格が丸くなっていった。ネックレスである程度超能力を封印しているが、封印を解くと炎系の超能力が使える。テストの成績はよくない。五郎が人間に戻ってからは五郎と付き合いはじめたようであり、一緒にUFOを呼び出したりゴローの父親の面倒を見たりしている。『超能力少女』という設定は基本的に過去の物と化して(使い古されたネタである、という事)いるのでそれを指摘したりする者もいたが、それに関してはもっと怒る。
  • 長瀬 五郎
父親から虐待を受けていた男の子。キャンプ場でチエコと出会う。レーサーになることが夢で、タコメーターが宝物。負けず嫌い。虐待されているため背中に大きい傷跡がある。自分で起こした山火事で死に掛けた所を、剛とコタローによってロボットにされる。最後はちゃんと人間に戻れている。それからは髪を染めたり、チエコと一緒に父親にお弁当を届けにいったりしている。テレビ版ではそのシビアな設定のおかげで結局登場することの出来なかった不運なキャラクター。
電柱のような宇宙人。かつては召使いロボットだった。パートナーのジュリエットと再会し結婚するが、なにかとクロたちに対してトラブルを起こす。ロミオとジュリエット共に、アジャポンと呼ばれる長い鼻が特徴。名前の由来はロミオとジュリエットから。足は短いが、クロやミーくんが追いつけないほど速く走ることができ、空を飛ぶこともできる。苦手なものはかつて主人だった一つ目宇宙人。丁寧口調で話すが、召使いとしてコキ使われた衝動からか、性格は基本的に腹黒く陰険。そのせいかクロによって召使時代より酷い目に合うことも少なくない。自分の故郷の星に帰ることを夢見ているが、いつも上手くいかない。コスプレが趣味で、某人気漫画『銀河鉄道999』に登場するメーテルのコスプレをしたこともある。シャレにならない遊びが趣味。武器として原爆級の時限爆弾(正確には原爆ではないので、放射能汚染はない)、M16、番外バトルでは「X線にひっかかりそうな旅行カバン」などを持っている。
ロミオと同様、電柱のような宇宙人。かつては召使いロボットだった。どんな理由が原因なのか(一郎の祖父によって半ば封印状態にされていたからか)、鈴木一郎に対して何かと敵意を示す。女であるが、ある武士の様な頭(ポニーテールとも言える頭)をしている。主人の地底人も同じ頭をしていた。ロミオ以上に高飛車、それでかつ自己中心的というかなり嫌な性格。だが仲間の危機にはロミオ以上に対応する場面がある。婚約者とも言うべきロミオにゾッコンである。アニメでははた迷惑なダイエット食品などを取り寄せていた(ロボットが太るかは不明)。終盤で凶悪な子供を産む。ただ、どうやって出産したかは不明なので、取り寄せたという説もある。なおテレビ版と原作版とで配色が違う。
  • ベイビーちゃん
ロミオとジュリエットの子供。初登場でいきなり五つ子になった。親よりも凶悪で、貫通性の強いビーム砲を放ったり、ニトロの鼻水を垂らしたりと、クロ達に嫌がらせをするためのものとしか思えない性能をもつ。鈴木一郎以外に手懐けられる人はおらず(たまに親にも攻撃している)、高い高いをすると不気味に笑って御機嫌になる。二回目の登場ではそれぞれ少しずつ成長して個性(見た目)ができた。頭に花がついているのがリーダーらしい。他にはひげが生えた者、真っ黒になった者、尻尾が生えた者、髪の毛とみられる物が伸びた者と、それぞれが様々な成長を遂げる。顔はそっくりだがその性能からは親の面影が見られない。強いので切り札として重宝されることもあった。
クロとマタタビ(二人はマタタビをトラと呼んでいる)の飼い主の老夫婦。名字は「フジ井」。常におっとりしていて何事にも動じない。クロはサイボーグになった後でも、二人がそれに気づかないように振舞っている。二人の家はマタタビが登場するまで築50年という長寿の古家だったが、最近は築1年もっているのかもあやしい程よく壊される。しかしあまり気にしていない。番外バトルでは「いつものことじゃろ」と平然とするまでになった。ジーさんはそれなりに長身だが、バーサンは小さい。どちらかといえばバーサンの方がしっかりしている。二人の生存能力はクロも一目置いており、飛行機が墜落したり、ビルの崩壊に巻き込まれたりと大変な目にあっているにも関わらず、劇中での被害は確認される限り『吐き気』のみである。クロ曰く「サイボーグになった自分より不死身」。ジーサンは深刻的な方向音痴の持ち主で、クロの先導無くしては絶対に目的地にたどり着けない。ちなみに初期設定のサイボーグトラちゃんの段階では、キャリーとフレディが二人の名前だった。

[編集] クロの敵

  • 一つ目宇宙人・地底人 声:千葉一伸
召使いであるロミオとジェリエットの主。地球を侵略しにきたが不時着して宇宙人は氷の中に、地底人は遺跡の中で長い間封印されてしまっていた。ちなみに地底人の方の頭には、ジュリエットと同じくちょんまげのようなポニーテールがある。
卵のようなファンシーケースに500年間封印されていた悪魔。ほかの生き物の体を乗っ取り、暴れまくる。初登場時は剛くんに乗り移り、その後ミーくんが代わりに体を差し出したため、再度乗り移った。そして、その体でクロに戦いを挑んだ。さすがのクロちゃんもかなりの苦戦を強いられたが、実はミーくんの体に収納されていた「かわいいコックさん」人形に乗り移っていただけだと判明。うっかりミーくんの体から落ちてしまい、ガラスビンに詰められて海の彼方へ流された。アニメとゲームでは再度復活してナナちゃんをさらい、マタタビ、ヘビビンガー、一つ目地底人、オーサム・コサムなどにのりうつり、クロちゃんに勝負を挑む。なお最後に乗り移る設定がゲームでは剛くん、アニメではミーくんと違う。
  • ドクターホワイトウッズ(アニメではドクタービッグ) 声:千葉一伸
潜水艦で世界征服のために何故か北海道にやってきたアメリカ人。北海道なまりの日本語で話す。なぜか北海道にあこがれていて、好物はジンギスカンと地ビール。後に桜町刑務所の所長になる。顔はでかいが背自体はクロ以下という異常なほどチビで、刑務所の部下にマメタンクと呼ばれている。しかしそのサイボーグ技術は卓越しており、サイボーグ犬という高性能なサイボーグをたくさん所有している。自分の基地を建造するために野良猫を皆殺しにするなど残酷な性格を持ち合わせているが、基本的に文字通り小物である。性格はゲームにも登場して、クロちゃんそっくりのBBというサイボーグを作った。

[編集] その他の登場人物(サイボーグ)

  • 剛 万太郎 が製作したサイボーグ
  • 鉄人28剛
剛万太郎が自作したロボット。最初期に作ったロボットのためか、言語は基本的に「おい、鬼太郎(万太郎)」しか話せない。短気ですぐ殴ったり、仕事の手伝いをしない悪い癖があるが、剛やミーくんにとって大切な仲間。ロボットなのに食事をする。ミーくんが敵討ちに行くときに一緒についていくが、返り討ちに遇い破壊されてしまう。剛はミーくんを助けるために鉄人の部品を取り、現在のミーくんを作った。アニメでは版権の問題で「ロボット28剛」という名前で登場した。容姿が某目玉の○父に似ているので、一発ギャグのネタに使われる。
  • ニャンニャンアーミー
ドクター剛によって結成された5体のエリートサイボーグ軍団。リーダーは1号のミーくんが勤めていたが、大王デパートの戦いで離れ離れになってしまい、2号がリーダーを勤める。防水加工をされなかったクロと違い、彼らは完全防水で水深限度は20000m。ちなみに6号以降も当初はいたがクロが脱走したときに全て破壊されたのか、それ以降登場しない。(18号は失態を犯し剛に処分される)剛達と決別したはずが、番外バトルでは剛の仲間として再登場していた。しかしテレビ版やゲーム版では彼等の敵として現れている。
ニャンニャンアーミー2号 (スパイダー02) 声:小松里賀→笹本優子
2号は手足がどこまでも伸びるのが特徴。
ニャンニャンアーミー3号 声:小松里賀
3号は戦うときにはパンダのぬいぐるみを着る。
ニャンニャンアーミー4号 声:吉田小百合
4号は短気でつり上がった目をしている。災難によく遭遇する。
ニャンニャンアーミー5号 声:中島麻実
5号はラッシーと共に行動をし、一際大きいガトリング砲で戦うが、ラッシーがいないと全然弱い。
弾薬運搬ロボ「ラッシー」
5号に忠実なロボットだが、ダンクに一目惚れしじゃれあってしまう面もある。隠れた人気者らしい。
ミーくんの恋の悩みを解消するために剛が造った犬型の初恋ロボ。計画では従順でおしとやか、男のために全てを捧げる女の鏡のようなメス犬となるはずだったが、ミサイルを積んでいたり、足がキャタピラになったり、なんでもとかす液をはいたりして暴走してしまい、逆にミーくんを失恋させてしまう。後に剛が空を飛べるようにしたフライングヒロスエも登場。少々難があったが空を飛ぶことはできた。クロがサイボーグ風邪にかかった際、元気君を注入されて暴走してしまったことがある。すぐにコタローと剛が回収のため体内に潜入したが適当に設計されていたらしく、留守電機能やマッサージチェアなどもあることが判明した。アニメでは切り札として使われるも、暴走するためあまり使えない。今やアイドル声優の一人として有名な保志総一朗がこういったイロモノのキャラを演じていることに、驚く人間は多い。
  • オーサム 声:鷹森淑乃
  • コサム 声:吉田小百合
剛博士の作ったクロを倒すためのマシン。名前の通りオーサムが親機でコサムが子機。しかし子機のコサムは「オーサムコサム」のギャグをやりたかっただけであまり使えない。最初剛は「ビッグ(大)・サム」「スモール(小)・サム」と呼んでいたが、この名前は全然呼ばれなくなってしまった。二機共なんでも溶かす液を吐くことができ、飛行も可能。剛の勘違いで自爆装置を発動させられてしまったものの、ミーくんの機転によって救われ、以降度々登場した。オーサムには母性が何故か組み込まれており、何かとコサムを心配している。邪悪なものに支配された際「夫の保険金はいくら出るかしら」という言葉を吐いたが、夫の存在は不明確。ゲームとアニメではデビルに体を乗っ取られ、デビルオーサム・デビルコサムと化した。
  • がんばれミーくん二号
ミーくんより生まれでた小型のミーくん、その姿は耳の無いミーくんの顔にプロペラと手足がついただけ。銀行強盗によって抹殺されそうになったミーくんが必死に産み落とした。クロに助けを求めるものの言葉が使えないため、かなり強引にジェスチャーをしたが、方法が何かと乱暴なためにクロをブチ切れさせるだけに終わった。(結果的にミーくんと剛くんは救われた)プロペラの切断力は恐ろしく、クロの首をバッサリと切り落としてしまった。
  • トキマツ
番外バトルに登場するサイボーグのカラス。剛くんが開発した新しいサイボーグで、目付きが悪く、非常に凶暴な性格。マタタビの部下になったり、剛くん達の家に住み着いたり、番外バトルのラストで何かと活躍した。クチバシが鋭いのでよくクロちゃんやミーくんの頭に刺さっている。
  • コタローが製作したサイボーグ・メカ
  • サイボーグ風邪撃退ロボ「元気くん」
クロのサイボーグ風邪撃退のためコタローとミーくんが作った。「がんばれ」と書いたハチマキをつけている。間違ってヒロスエに注入されるトラブルがあったが、コタローと剛が連れ戻し、無事任務を果たした。生まれたばかりなのにも関わらず生き別れの父がいるらしい。
  • スモールライター 声:吉田小百合
元気くんをクロの体内に入る位小さくするため開発された。だが小さくするだけでなく、大きくすることもできる。青いネコ型の道具とかぶらない様にするために「ライター」になったらしい。しかし手に持っているものは完全にライトである。
  • 剛 万太郎・コタロー共同製作のサイボーグ
  • ミッキー6型 (通称ミッキーローク) 声:飛田展男
罠に引っかかって死に掛けていたネズミ。剛が弟子入りしたコタローと初の共同実験としてサイボーグ化したが、制御装置を組み込む前に逃げ出してしまう。増殖能力があり、クロたちが退治に来たときにには数え切れないほどのネズミロボットを従えていた。また巨大なネズミ型メカを造り、人間を踏み潰して回ろうとしたが、その前に乗り込んで来たクロに自身が踏み潰される。一方残ったネズミロボはヂズニーランド(アニメではチュウチュウランド)帰りのロミオを神様と勘違いしておとなしくなり、剛とコタローが自分達の島で面倒をみる事となった。
  • 防災ロボット「滝沢くん」 声:千葉一伸
鈴木の小学校の防災訓練のため製作されたロボット。防弾処理され、頭から炎が出るようになっている。男爵の称号を持ち、とても紳士的のはずだったが暴走、桜町を火の海にしようとする。アニメでは大きく設定が違い、二回火を消されると機能停止に至る他、めぐみに一目惚れして鈴木のライバルになる。
  • ゴロー
バイオメタルのロボット。キャンプ場の森に放火した五郎が大木の下敷きになり死ぬ所だったが、チエコが超能力でとっさに五郎の魂をタコメーターに移し変え、剛とコタローによってバイオメタルのロボットにした。大きくなったりと、サイズを自由自在に変えることができる。生身の体だった時の記憶は、鮮明には覚えていない。ハンバーガーが好物だが、アルコールや瓶ジュース(正確には瓶だけ)が嫌い。見捨てた父への憎しみから暴走しがちだったが、回が進むうちに純粋な子供らしい人格が形成されていった。コサムと仲良しなようで、「ネオかくれんぼ」なるルール不明(分かっている範囲では、バスと冷蔵庫はあいこ、「カー○ルサンダース」、通りすがりのコギャルだと巨大化する)な遊びをするが、二人ともオーサムにお仕置きされてしまった。またダンクをアフリカに帰らせようと努力した。最後は人間に戻り、父親と和解し、自分の道を切り開いている。
  • パパゴロー・ママゴロー
パパゴローはコタローがゴローを応援するために作った。暴走しないように考えた結果、コタローが操縦し、クロちゃんが頭脳になる複座型とした。ゴローは最初警戒していたが、コケてしまった時に打ち解ける。ゴローにパパと呼ばせることに成功したが、一緒にいたチエコが嫉妬してしまい剛にママゴローを作ってもらう。ママゴローは一人でも操縦でき、足はホバークラフトスカートになっている。戦闘用ではないのになぜか両者とも武装しており、パパゴローは30mmキャノン砲のみだが、ママゴローはミサイルとママゴロー熱線を撃つ事ができる。

[編集] その他の登場人物

  • 中松 声:次男・三男=千葉一伸 長男=中博史
自衛隊の隊長。アニメでは趣味で日本の平和を守っている「有限会社自衛隊」の隊長である。90式戦車か、陸自のヘリUH-1Bにのって登場する。なぜか個人で核ミサイル(アニメではメガトンミサイル)を所有していて、しかもすぐ発射しようとする。「我々の底力を見せてやれ!」とよく言うが、すぐやられるため、ミーくん曰く、「浅い底力」であることが多い。部下たちの信用は薄いようで、隊員たちは主にミーくんを尊敬している(しかしネコに使われていることは疑問に思ってる節もある)。ついでに民間人(一般人)からの信用も低い。航空自衛隊に兄がいて、空自の戦闘機F-15Jのパイロットをしている。彼も隊長であり、個人で核を所有している。アニメではさらに海上自衛隊に末の弟がいて、三兄弟の中では唯一まともな存在である。アニメでは総じて「民間自衛隊」と呼ばれる。
港で漁師をしていた男。Gショックにルーズソックス、そして超ロンゲとその当時的には中途半端に今風だった。自分達の仕事場を守るために白い怪物鯨『モービーディック』と戦っていた。最後にはプリンセス天功びっくりの脱出マジックをやってみせた。口癖は「俺もあと十年若けりゃなぁ……」。原作・アニメ版ともに出番は二度ずつ。ゲームにも一度登場している。
  • カズマ 声:小松里賀
鈴木のクラスの学級委員。学級委員であるにもかかわらず授業をサボったり、鈴木を馬鹿にしたりしている。しかしクロちゃんの作ったミーくん戦車に乗って、クロちゃんにミサイルを発射したりもした。クロちゃん達と一緒に遠足にいったり、学校の裏山の遺跡を探検した。アニメでは学校のお化け退治も手伝った。なお、作者のデビュー兼次期作品のウッディケーンに同名のキャラクターが存在するが、性格が違っていたりするため関連性は不明である。
  • 吉野 里子 声:笹本優子
鈴木のクラスの学級委員。学級委員としては真面目で、転校してきたチエコに桜町を親切に案内してあげた。カズマと同じくクロちゃん達と一緒に遠足に行ったり、学校の裏山の遺跡を探検した。学級委員という肩書きから酷い目に合うこともしばしば。ミーくんのファン(熱烈ではない)の一人。アニメでは学校のお化け退治を手伝った。
  • 鉄平・京子
小学生なのにラブラブな二人組。初登場の陣取り合戦編のたった1シーンで想いが通じ合う。その後原作では京子を雪像モデルにしたがる姿が一コマある。アニメ版でも再登場する。
  • 掲示係・保健係
陣取り合戦編で登場したクロちゃんチーム、ミーくんチームのリーダー。それぞれクロちゃん、ミーくんの性格に影響されてか、ミーくんチームは頭脳派、クロちゃんチームはルール無視の過激派になる。二人とも加減を知らないストレスのたまった現代っ子である。それぞれ得意技は、うわばきに画鋲仕込み(アニメはテストの0点を張り出す)、消毒液ふりまき。
ドクター剛の学生時代のライバル。同じ大学で遺伝子工学を学んでいた。実験動物としてパトラッシュを飼っていて、さまざまな遺伝子を組み込んでいる。アニメでは剛に復讐するためにコタローとダンクを拉致してネオパトラッシュを作らせ勝負を挑んでいるが、クロちゃんとミーくんにより敗北して逃げ帰っている。また、マタタビを操ってクロと戦わせたりなどしている完全な悪役。剛とは違って髪も威厳もそんなに薄れていないが、若い頃も年老いた後も小物な印象しかない男。本来なら原作だとキッド編で彼は出ないのだが、アニメ版では何故か猫捕獲の依頼主として登場、スタッフからどうやら悪役として気に入られていたようである。ちなみに若い頃はモテていた。
  • パトラッシュ
ミーくんの母親を殺した張本人。天童の実験台として家政婦とクジャクの遺伝子を組み込んであるほかに、攻撃時は百目お化けの様に体中目玉だらけになる。剛万太郎にとどめを刺そうとしたときに、サイボーグ化したミーくんにズタズタに引き裂かれる。アニメではネオパトラッシュというロボットが登場したが、クロちゃんとミーくんの合体で真っ二つにされる。
  • プーリィ 声:笹本優子
クロちゃんの片想いの相手。原作では野良犬だが、アニメでは吉村という家で飼われている。原作、アニメ共に最初の一回しか登場しなかったが、番外バトルで再登場し、クロに前にあったことがあるかと聞いたが、クロちゃんはナナちゃんを選び、人違いだと言って別れた。
  • リリィ 声:笹本優子
ミーくんの初恋の相手。飼い主から捨てられて野犬に襲われているところでミーくんに助けられる。ヒロスエと騒動を起こしている最中に里子という女の子を助け、その家で飼われる事になった。
  • ブッチ 声:こおろぎさとみ
ホワイトウッズのサイボーグ犬に親兄弟を殺された野良猫。生き残った子猫の面倒をみている。要塞建設地に潜入したときに重傷を負った。クロは、サイボーグにするよう剛に頼んだが積極的ではなかった(当時はまだ完全に敵同士の関係であった)ため、特上寿司を差し入れたことによって剛はOKし、サイボーグにされる。ゲーム第二作目で再登場。
天才少年コタローの父親で、科学者。彼の科学者のとしての才能はこの父親から来ている。無限エネルギー装置(原理は不明だが、クリーンなエネルギーを半永久的に生み出す装置)を研究していた。原作だとその弊害で様々な問題を起こして投獄(本人が狙ったうえのことだが)されてしまう。平和な家族の生活を手に入れるためにはもっと大きなものを平和にしなければいけないという壮大かつ極端な考えを持つ。しかし理解されなかったのか妻に逃げられている。コタローの性格が少々曲がっているのはこのことがキッカケと思われる。様々な確執があったものの最後には和解し、息子に深い言葉を残して去っていった。その後バイオメタルに閉じ込められたコタローを救うためクロ達が彼を連れてこようとしたが、「コタローは自分を超えている」と言い残して刑務所へと戻った。アニメでは設定が丸くなっており、囚人ではなく研究のため山に篭った変わり者として描かれている。
  • ゴローの父
ゴローの父親。息子であるゴローを何かと因縁をつけて虐待していた。いわゆる駄目な大人の典型である。山火事になった際、火のついた木へ下敷きになったゴローを見捨てた。これが後のバイオメタルゴローの憎しみの根源となっている。怪物ゴロー編にてガレキの下敷きになって死にそうだったところを、復帰したゴローによって救われ、一応の改心をみる。最終回では立派に就職を果たしていた。
南米アマゾンで発見された足のある巨大ヘビ。クロちゃんたちがそのままでは苦戦するほど強いが、スネを叩かれるのが弱点。思いっきりスネを打ったのに手がないのでさする事すらままならないのである。また尻尾のうろこを削られるとおとなしくなる。牙はゾンビウィルス(ゲーム『○イオハザード』の『あのウイルス』と似たようなもの)の特効薬となるが、感染してから四時間以内に飲ませないと効果がない。テレビ局によって日本につれて来られたこともあったが、輸送中に逃げ出した。ゲームとアニメではデビルが乗り移ってデビルヘビビンガーになった。
  • おスネちゃん
クロちゃんがヘビビンガーのスネを叩くためのおとりとして作った。ミーくんに「今時これはねーだろ」と言われたがヘビビンガーは見事に食いつき、スネを叩くことに成功したが、ヘビビンガーはスネあてをしており怒らせただけで終わった。
  • 銀行強盗 声:ボス=千葉一伸 部下=細井治
ナカトミ銀行に入ってきた銀行強盗。その手口はダイハードそのもの。救急車で逃げ切り成功寸前だったが、ミーくん2号を追っかけていたクロちゃんに救急車を破壊され逮捕される。その後脱獄したがリーダーが警察に撃たれて負傷し、ナナちゃんが新リーダーになり銀行強盗を実行する。警察の責任者「クチビルゲルゲ」の策略にナナちゃんが引っかかってしまうが、他のメンバーは無事脱出し強盗自体は成功する。
  • クチビルゲルゲ 声:菅原淳一
銀行強盗を追ってきた刑事。タラコのようなクチビルからナナにそう呼ばれた。タラコ・ザ・グレートというあだ名もある。
  • トラックの運ちゃん
キッド編にて重症を負ったマタタビを最初に救ってくれた一人目の命の恩人。運転手達は他にもたくさん存在したが、その中でもマタタビを拾ったり見送ったりしたサングラスの男を指す。マタタビが傷を癒している最中、良質なシャケを彼のために手に入れてくれたり、何かと世話をしてくれた。ここで拾われているときに見たテレビの時代劇が影響で、マタタビの一人称は「拙者」となっており、人間の言葉が話せるようになったキッカケも作った。最後はキッドと会わなければいけないというマタタビの意思を酌み、しっかりと見送ってくれた。
  • 大工の頭領
マタタビ二人目の恩人で、彼の今後の道筋を指し示してくれた重要な人物。気さくで広い心を持ち、がむしゃらなマタタビもその懐の広さで暖かく見守った。大工技術をマタタビに仕込んだ人物でもあり、ある意味大工に関しては師匠とも言える。80歳という高齢ながらマタタビにボコボコにされても鼻血を出すだけで済んでしまうという頑丈な体を持つが、人語をほぼ完全に話せるようになったマタタビを見て小便を漏らしてしまうほど肝は小さい。これから進むべき道に迷うマタタビに「許さず、憎まず、一番キッドを安心させてやれる距離にいてやれ」と助言し、彼を旅立たせた。この時大切なゲンノウをマタタビに渡しており、マタタビは今でもそれを大事にしている。
  • ゲーセンの店長
 クロやミーくんが着ているぬいぐるみは、彼が店長を務めるゲームセンターのUFOキャッチャーの景品である。クロがこれを盗んだ時は何もなかったが、ミーくんが盗んだ時にはそれを止めようとした。そして、回し蹴りを喰らって意識不明に陥っている。
 マタタビが家出したときに出会っ豪邸に住む子供。ピーちゃんを助けたマタタビを家に連れて行きご馳走したり、箸がつかめると分かるとテレビ出演させたりした。番外バトルでは、ベイビーちゃんを拾って「○ロ」だと喜んでいた。母親のことを「おかーたま」と呼ぶ。
  • ピーちゃん 声:藤野かほる
 マーくんのペットのインコもしくはオウム。野良猫に食べられそうになっているところをマタタビに助けられるが、実はマタタビもピーちゃんを食べようとした。しかしちょうどマーくんがやってきて何とか食べられずにすむ。原作では食事に夢中になっているマタタビに説教しようとして結局食べられてしまうが、アニメではシャンデリアの上に逃げて食べられずにすんだ。

[編集] 異世界の人々

鉄くず拾いをしている男らしい海賊船の船長。実は王様の娘である。クロちゃん達から離れ離れになったコタローを助けた。そして昔誰からも愛される王がいて、その王がタブーの研究に熱心でタブーには砂漠から人々を解放すると信じていたこと、王が死んだとたんに二人の息子が戦争を始めたこと、自分はそんな戦争に巻き込まれるのはゴメンだということを教えた。翌日難民キャンプで燃料を補給したが、コタローが兄軍とトラブルを起こしてしまい命を狙われるが、コタローのおかげで助かる。コタローが気がつくとそこで初めて自分の正体を明かし自分は王様の娘でシスカという名前だと告げる。それからコタローはシスカの持っていた資料をまとめ上げ、タブーの秘密を解き明かす。そしてタブーに乗り込み新世界に到達し、クロちゃんたちと別れを告げる。
フォックスのためなら何でもやる忠実な部下。船の操舵がうまく、射撃の腕も一流である。目立たないが、フォックスにとって決して欠かせない相棒である。しかし年齢はフォックスより上をいっているようで、発言は何かと大人びている。
サイボーグ・クランの最強の男。砂漠の海を自在に動き回り、伸縮自在の巨大な腕と数々の内蔵兵器を駆使して戦う。最初はクロちゃんと友達になりナナちゃん達を探すのに協力してくれたが、ナナちゃんが将軍(弟)と一緒にいたため敵になる。結局将軍(弟)を暗殺し損ねたため、ナナちゃんをさらってタブーで待つと言い残し去る。ナナちゃんに対してはやさしく接し、自分がタブーを守るためにクリエイターによって作られた事、自分はクリエイターの犬として生きるのがいやになったこと、定めから解放されるには戦って死ぬしかないこと、そして戦いの相手にクロちゃんを選んだことを伝えて戦いに出る。ふだんは目を晒しているが戦闘時にはバイザーが展開され、目を隠して戦う。異世界限定にしては人気が高く、玩具化もされた。
  • サイボーグ・クラン
将軍(兄)が将軍(弟)を暗殺するために差し向けた6人の刺客。メンバーはバイス、サイボーグ・スケサイボーグ・爆風サイボーグ・マメンアナ・コンダグランダーIIである。彼らに狙われて生き延びたものはいないというほどのバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)。クロちゃんも戦う羽目になるが、勝負はつかなかった。クロちゃんの読者によりデザインされた。以下の紹介の各キャラクターの設定の一部は、作中では実際に使われなかった投稿者の設定も含まれる。
サイボーグ・スケ
サイボーグ・クランのひとり。腕部に仕込んだ五連銃を使って戦う、骸骨型サイボーグ。チームのリーダー格であったが、クロと勝負し、完敗を喫した。投稿時の設定では腕からはビームがでるという設定だった。
サイボーグ・爆風
サイボーグ・クランのひとり。九尾の狐のような姿をしたサイボーグ。本編ではあっさりと敗北した。早い移動力が特徴。
サイボーグ・マメン
サイボーグ・クランのひとり。豆型サイボーグ。本編には、最初の登場シーンにしか登場しなかった。手足は伸縮自在。
アナ・コンダ
サイボーグ・クランの巨漢メンバー。巨大なヘビのような体で地中を移動する、ヘビ型サイボーグ。全長30メートル。グランダーIIと共にクロを追い詰める。腹部には光線兵器を内蔵。背中からは翼が生えている。
グランダーII
サイボーグ・クランの巨漢メンバー。巨大なこん棒を振り回す、タマゴ型サイボーグ。アナ・コンダと共にクロを追い詰める。こん棒はバズーカとしても使用する。気が短く、視力が非常に高い。
  • 将軍(兄) 声:千葉一伸
ミーくんとロミオが異世界で初めて会った人。右肩にオウムをのせている。ロミオを殺そうと銃を撃ったが、ロミオに当たった銃弾が跳ね返ってしまい、そのまま死亡。以降ロミオが影武者となり兄軍を指揮する。
  • 将軍(弟) 声:菅原淳一
将軍の弟。ナナちゃんに一目ぼれし、妾にしようとする変な性格。サイボーグ・クランの暗殺の手を逃れ、兄軍とタブーで決着をつけようとするが、戦闘中に海賊フォックスが王の隠し子と気づいて戦艦で追跡する。しかし地の果てから落ちてしまい、船と運命を共にする。
  • フランケンジョーズ
異世界のサイボーグ。マタタビたちを襲った。何でも食べてしまい、原作では屋形船を食べようとしていた。クロちゃんも食べられた。だがメカなので消化機能は無い様である。
  • クロバスくん
異世界のサイボーグ。クロを食べたが、バイスによって破壊された。

[編集] キッド編

  • ゴッチ 声:千葉一伸
廃工場地帯に縄張りを構えているシマのボス。普段は威張り散らして好き放題にやっているが、シマの危機には見事なリーダーぶりを発揮し危機を回避している。野良犬ですら逆らうことは許されなかったと言われる。初登場であるクリスマス編だけを読むと、とても良いボスには見えないが、キッド編を読むとまた見方が変わってくる。(途中で設定が変わったためと思われる)ちなみにクリスマス編では手下とともにクロとマタタビを追い詰めるがミーくんの逆鱗に触れ、やられてしまう。
  • ドッチ 声:笹本優子
ゴッチの弟。マタタビとキッドの態度が気に食わない。アニメ版ではクリスマス編とキッド編でデザインが違う。ついでに名前も前者はガッチになっている。キッドの生意気な振る舞いに堪忍袋の緒を切らせ、同志とともにキッドを殺そうとした。しかしマタタビの協力によって阻止され、最後はマタタビを道連れにしてクレーンから落ちた。(アニメだと死んでいない、原作では不明瞭)
  • グレー 声:森川智之
ゴッチのシマの重要人物。マタタビやキッドをいつも気にかけている。とても賢いので皆から慕われる存在。クロのその後の生き様に大きな影響を与えている。マフィの元へ使者として出向いたが、策略にかかって重傷を負い、最期は敵のボスの喉に噛み付いて死んだ。しかしアニメ版ではその描写が残酷なためか死んでいない。
  • リキ 声:こおろぎさとみ
グレーの親友。いつもグレーと共にいる。目立たないがグレーのサポートを何かとしてくれる頼もしい相棒と言える。マフィの元へ使者として向かうが返り討ちにされて死亡する。しかしアニメ版ではそこで死なないどころか最後まで生き残った。
  • マフィ
都会に住むボス猫。その巨体は「地球上の生物か?」と例えられる。モゴモゴと何を言っているかわからないため側近に通訳させている。仲間を率いてゴッチ軍団を潰しにかかるが、ゴッチやグレーなどの健闘によって全滅させられる。
  • サンカク・ホクロ
幼いクロを殺そうとしたゴッチの手下。コンクリートの下敷きになって早速死亡するが、そのせいか逆にインパクトは強い。
  • シロ 声:吉田小百合
  • イロミミ 声:笹本優子
ゴッチの手下。原作では名前がない。
  • マリー
野良犬。自分の子供を人間に殺されて以来、捨て犬や鳥のヒナ、子猫を拾ってきては世話をしているが、残念ながら全て死んでしまっている。置き去りにされていた赤ん坊のキッドを育てていたが、二人ともそのことは記憶にない。地元のボス犬の怒りを買い、殺されてしまう。
  • タゴじーさん
ゴッチのシマの老人。マリーがキッドを育てていたのを目撃している。

[編集] アニメオリジナル

  • チョロ
ナナの願いにより、ドクター剛とコタローがクロのマイクロチップとナナのパーツを使って作った正真正銘クロの子供。顔はミーくんに似ている。クロ本人に無許可で作ったため、本人はあまり認めてはいなかった。言葉は「ミー!」としか発することができない。体には時限爆弾が内蔵されており、剛の指示で爆発するようになっている。最期はナナを爆風から守るため、他に被害の出ない場所まで逃げて爆発する。ガトリング砲を二つも装備している。この回の話はアニメオリジナルの中でも屈指の出来と言われている。
ヒロスエと似たようなネーミングセンスだが、普通のネコ。クロのことが好きで、追っかけまがいのことを生身時代は行なっていた。体がでかく、クロに「太ったな」と言われたことにショックを受け海外へ痩せるため飛び立った。しかし結局太って帰ってきた。思い込みが激しく、クロに嫌われたと思い込んで、思い出として彼の着ぐるみを奪う。その後街を巻き込んだ大騒動を起こすが、最後はミーくんに諭されて事なきを得る。しかしそれが原因でミーくんに恋をしてしまう。生身なのにサイボーグと渡り合えてしまうマタタビのようなキャラクター。
フジ井家が間違ってビルにされたときに別の富士井ビルと勘違いして乱入してきたテロリストのリーダー。しかしジーサンバーサンはお客と間違えてもてなしたため、すっかり和んでしまった。全財産をはたいてこのテロを実行したが、ジーサンが自分は会長だったといっていたのを、富士井財閥の会長と勘違いしてしまい、実は町内会の会長だったと知って脱力する。一緒にビルに住むことになったが、クロちゃんとミーくんがビルをいつものごとく破壊してしまい、諦めざるを得なくなる。
  • ヤーヤーヤー星人 声:ヤーイ=吉田小百合 ヤースー=笹本優子 ヤーチー=片桐真夜
ヤーヤーヤー星からやってきた宇宙人。フレンドリーな宇宙人で、攻撃的な武器をあまり持たない種族。しかしその技術力は高い。地球へエネルギーを求めてやってくるが、侵略と間違えられてトラブルになる。アニメオリジナルであるにも関わらずヤーヤーヤー星人襲来編のようなものが三話ほど構成された、アニメに出せないゴローの代わりのようなキャラクター。いつもヤーイ、ヤースー、ヤーチーの三人で行動しているが、当然この他にもヤーヤーヤー星人はいる。頭からはフレンドリービームという、浴びた生物が誰とでも仲良くなれてしまう光線が撃てる。襲来編以降もう登場はしないと思われたが、2~3度ほどやってきた。ちなみに彼等がゲストの回に事実上のアニメ最終回となっている。
  • マロ王子 声:坂本千夏
ヤーヤーヤー星の王子。クロちゃんそっくりの容姿だが、王子のような服装をしている。婚約者のミミ姫を探して間違えてナナを連れてきてしまう。クロとは正反対で礼儀正しい性格をしているが、機嫌を損ねると吸血鬼のごとく相手をガブリと食べてしまう。彼の目的は結婚よりもミミ姫を食べることにあったようだ。武器はクロとは違ってフェンシングに使う細い剣のようなものを使い、その牙をも使う。
  • ミミ姫 声:綱掛裕美
ヤーヤーヤー星からやってきたお姫様。ナナちゃんそっくりの容姿をしている。マロに食べられることを恐れて逃げてきたが、クロ達に助けられて事なきを得る。だがその事から男らしいクロに好意を抱き、再び地球にやってきた時には自分の明るい面を彼に見せていた。おしとやかに見えて、その本質はかなりワガママ。彼女が再登場の時にアニメは最終回となった。
  • 真・暴走クロちゃん 声:坂本千夏
玩具展開より生まれたアニメオリジナルのクロちゃん。剛くんがミーくんにクロのような暴走パワーを与えるために作った改造装置にクロが入れられたために生まれた。体は全身レッドで、暴走しているため理性はない。多彩な武器を持ち、クロちゃんメンバー総出でも勝てなかった。しかしナナのマフラーがかけられたことによってショックを受け、暴走は終わりを迎えた。しかしテレビ版では敵に勝つため再び改造されたり、怒りがマックスになって勝手に変身してしまうことなどがあった。人気の低迷期に発売された玩具だったためか、CMは放映されず、かなり希少価値の高い撃ちまくりクロちゃんシリーズとなった。

[編集] ゲームオリジナル

  • デビルマタタビ 声:大本眞基子
デビルに体を乗っ取られたマタタビ。アニメでは巨大化して羽が生えただけだが、実際のデザイン画ではかなり派手なデザインとなっている。普通のマタタビと同じくすてるすブーメランで挑んでくる。
  • デビルヘビビンガー 声:細井治
デビルがヘビビンガーにのりうつった状態。アニメでは眉間にデビルマークが入っている。普通のヘビビンガーと同じくスネが弱点。
  • デビル宇宙人 声:千葉一伸
デビルが一つ目宇宙人の体を乗っ取った状態。小さい宇宙人を口から吐いてくる。
  • デビルオーサム 声:鷹森淑乃
デビルに体を乗っ取られたオーサム。何でもとかす液で攻撃をしてくる。またデビルコサムを連れており、やはり何でもとかす液で攻撃をしてくる。目が弱点。
  • デビル剛ロボ
ドクター剛に乗りうつったデビルが操る戦闘ロボ。ミサイルや、お腹から出てくるニャンニャンアーミーやネズミロボで攻撃してくる。口が弱点。
  • 暴走クロちゃん
デビル復活、もしくはホワイトウッズの逆襲で96285648とパスワードを入れると操作できるクロちゃん。サイボーグの体が丸出しだという以外はほとんど一緒である。
  • シャイなワンちゃん
デビル復活、もしくはホワイトウッズの逆襲で31481711とパスワードを入れると操作できるミーくん。ミーくんの初恋ででてきた犬のヌイグルミを着ている。
  • マジギレクロちゃん
デビル復活、もしくはホワイトウッズの逆襲で96385628とパスワードを入れると操作できるクロちゃん。常に無敵状態である。
かつて自分のいた星で人間に非道扱いを受け、以来人間を憎むようになったロボット。放浪の末に人間と機械が仲良く暮らしているクロ達を見て憤り、戦いを挑んできた。その名の通り体が巨大である。
  • スナイパー・エース
PS版に登場する一面のボス。その名の通りスナイパーで、ニャンニャンアーミーを使ってクロ達を消そうとした。スナイパーライフルだけでなく爆弾なども使用する。
  • スカイ・キル
PS版に登場する二面のボス。その名の通り空を飛んで戦う。ロミオとジュリエットを騙してクロ達を倒そうとした。薔薇を象った爆弾、ドリル化した腕など多彩な武器を使って戦う。自称ビッグ・ボスの部下の中で一番美しいらしい。
  • クラッシャー・ニトロ
PS版に登場する三面のボス。ハイウェイでクロと大暴走合戦を繰り広げた。手足がタイヤになっていて、高速移動することができる。
  • メガトン・ボム
PS版に登場する四面のボス。ナナをさらってクロの怒りをかった。最初は炎に包まれており、あらゆる攻撃を受け付けないが、めぐみの協力によって消し止めることができる。太った体型に似合った炎を使った激しい攻撃が得意。
  • デンジャー・ボルト
PS版に登場する五面のボス。ロックシンガーのような格好をしており、音波攻撃や名前の通り電撃攻撃が得意。ロックシンガーらしく非常に熱い心を持つ。

[編集] 武器・道具・舞台

  • ガトリングガン
クロやミーくんがいつも使っている武器。弾は6000発装弾可能。原作初期には四砲身の物も使っていたが、後に五砲身に統一される。発展型としてホワイトウッズの戦いで使った「ダブルガトリング」や、デビル復活で使った「バルカン砲」、手回し式の「スーパーガトリング」などがある。
  • なんでも斬れる剣
ミーくんと初対決で初登場した近接用の武器。クロ用とミーくん用で形や色が違う。ゲームでは「きょだいけん」になっている。なんでも斬れるという名前であるが、結構斬れないものも多かったりする。デビルはパワーアップした「レーザーソード」や「デビルソード」を持っている。
  • しっぽミサイル
クロのしっぽに格納されたミサイル。おそらくミーくんには装備されていないが(あったとしても一度も使っていない)、コタローのクロちゃんスーツには、似たような物が装備されている。装弾数3発。あまり使われなくなってきている。
  • 悪魔のチップ
ミーくんに内蔵されたいろんなものと合体するためのチップ。オーサム初登場の時には性能が落ちていたらしい。
  • 桜町
サイボーグクロちゃんの舞台となる町。原作では北海道にあるが、アニメでは違うようだ。中心街には大王デパートやナカトミ銀行などの高層ビルもあり、結構発展した都会である。複線鉄道も通っているが、ディーゼル機関車が走っているので非電化のようだ。またゲームでは地下鉄が複数確認されている。郊外に行くと住宅が広がっていて、フジ井家や鈴木の勤める桜小学校などがある。桜町内かどうか分からないが、近くには剛たちの住むゴミの島がある。
  • フジ井家
ジーサンバーサンが住む木造庭付き一階建ての家。クロは大抵ここの縁側で昼寝をしている。庭にはジーサンが育てていると思われる盆栽がいくつかある。マタタビは家を建て直したときにいろんな場所にこっそりと仕掛けを施しているらしい。
  • 桜小学校
鈴木の勤めている小学校。校舎が何度も破壊されたり、鈴木の担当クラスの生徒全員がゲーセンで補導されたり、遠足で遭難したりとトラブルが多い。
  • ゴミの島
剛たちの住んでいる。いろいろなスクラップが捨ててあり、中にはデビルの封印されたファンシーケースや、ゾンビウィルスが入った試験管などの危険なものまで混じりこんでいる。
  • ナナちゃんの電車
クロが見つけた廃車になった電車。原作とアニメ前半では2ドアの中間車だが、アニメ後半では国鉄205系電車のようになっている。中はロングシートで、冷房装置もついているようだ。普通電車はパンタグラフから電気を取らなければ走れない(気動車はパンタグラフがなくても走れる)のだが、なぜか道路を走ったり、曲がったりすることもできる。(電車はポイントを切り替えて曲がるためハンドルは当然ない)地下鉄駅に突っ込んだことがあり、これを見た子供は、「やっぱ地下鉄って階段から入れるんだ。」と勘違いしていた。
  • すてるすブーメラン
なんでも真っ二つにしてしまうマタタビの切り札の武器。普段はマントの中に隠し持っている。ブーメランなので投げても当然戻ってくる。投げるだけでなく近接用武器としても使う。手で持つほうには布を巻いてあり、誤って切ったりしない様になっている。また真ん中にはマタタビの絵が描いてある。すてるすと名乗っているがステルス性能があるかどうかは不明。(おそらく、B-2爆撃機の形状に由来している)
  • 二連キャノン
異世界に飛ばされた時に剛がガトリング砲の代わりにこの世界固有の金属を使って作った武器。とても軽量である。
  • クロちゃんスーツ
コタローがクロにあこがれて自分で作ったスーツ。防弾、絶縁仕上げになっている。クロのお面もあり、これをすると大きさ以外ではほとんど見分けがつかない。

[編集] アニメ

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

  • オープニングテーマ『ぐるぐるクロちゃん』
作詞・作曲・歌:LADY Q 編曲:M.Kamishiro
  • エンディングテーマ(第1話~第61話)『ポジティブヴァイブレーション』
作詞・作曲・歌:シスターK 編曲:M.Kamishiro
  • エンディングテーマ(第62話~第66話)『パラパラくろちゃん』
作詞・歌:きゅう、作・編曲:ながいけん

[編集] 作品供給

  • サイボーグクロちゃん:VHS全9巻
  • サイボーグクロちゃんG(グレード):VHS全9巻(レンタル専用)
グレードは全9巻出ているが、収録は全部で53話まで。
しかも53話は放送時の54話で、実質放送時の53話「宇宙からのメッセージ」が抜けている。
つまり53話・55話~66話までは家庭用未供給である。
ちなみにグレードの後半はレンタル供給も少なかったようで希少である。

[編集] ゲーム

CRとあわせて合計四作製作された。

  • サイボーグクロちゃん~デビル復活~
最初に発売されたクロちゃんのゲームボーイカラー用ソフト。2000年3月23日発売。復活したデビルを倒すため、クロちゃんが立ち上がるという内容のストーリー。アニメでもある程度構成は違うものの同内容の話が放映された。プレイヤーキャラは基本的にジャンプと攻撃しかできないが、背景のビルを全て破壊して破壊率を稼ぎつつ、目の前に現れる敵も倒していくというゲーム内容であった。また、破壊した敵や建造物から出てくる全320種類のクロポン(クロちゃんウェポン)を収集し、最終的に全て集める武器収集もできる。ボス戦は基本的にアクションゲーム方式であり、アクションとシューティングを混ぜ合わせている。初作であるこのゲームはCMも放映され、やりこみ度もなかなかあり、当時クロちゃん人気が絶頂だったために売り上げもなかなかあったようである。事実このゲームの人気から続編も生み出された。当時発売されていたクロちゃんのカードゲームに書かれていたパスワードを入力することによって、通常手に入らないクロポンや隠しキャラが使えるようになる。しかし二回連続でパスワードを押し間違えるとクロポン半減というシビアさも兼ね備えていた。通信対戦も可能で、負けた相手からクロポンを一つ奪えるという競争性の高いゲームでもあった。
  • サイボーグクロちゃん2~ホワイトウッズの逆襲~
ゲームボーイカラー専用ソフトで、デビル復活の続編。2000年10月19日に発売された。ただし話的なつながりはない。ホワイトウッズ戦で助けたブッチ達に助けを求められ、再びホワイトウッズとの戦いに挑みにいくという内容。前作同様破壊率システムを搭載し、全400種類にも及ぶ豊富なクロポン収集を目的としたゲームだが、裏を返せば前作から際立ったシステム進化を遂げていない。当時アニメーションが放映されていたにも関わらずCM宣伝も行われず、コミックボンボン誌上でしか際立った宣伝は行われなかった。それ故に大した売り上げは残せず、クロちゃん人気低迷も受けてこれ以上GB専用のゲームは開発されなかった。当初はバイスが登場するという話もありファンを沸き立たせ、異世界編ステージも導入されたが、バイスらしきものの登場は無かった。また、本作では前作でデビルに乗っ取られたとはいえ一応登場していたはずのメインの人気キャラクターであるマタタビが登場しなかった。ちなみに今回はコミックボンボン読者から応募したクロポンを採用しており、エンドクレジットにはその採用された名前が書かれている。
  • 帰ってきたサイボーグクロちゃん
2002年11月21日、約二年近くの沈黙を破って発売されたプレイステーション専用ゲーム。コナミ39シリーズとして発売され、3900円という低価格で買えるゲームであった。アニメも一年ほど前に終わっており、今更発売されたという感じの強いものであったが、ファンは初のPS版ゲームということもあって喜んだ人も多かったようだ。GB版とは違ってシューティング要素を一切排除。またクロポンシステムも排除され、プレイヤーはクロ・ミー・マタタビのどれか一匹を選んでラストまで決まった武器(メイン装備・格闘装備・火炎放射系・レーザー系・ハンマー系・バズーカ系)を使ってプレイする。クロポンシステム排除の代わりに、パワーアップアイテムをとって使うことにより、武器を強化することが出来るシステムを導入。武器・キャラ性能のパワーアップは最大五段階ある。また、パワーアップすると武器の形・またはその武器自体がかわり、五段階全て違う武器(たとえばマタタビなら廃材ブーメラン→すてるすブーメラン)用意されている。そして今回最も話題を呼んだのはアニメ版キャストによるほぼフルボイス化であろう。メインの三匹はアニメ版と同様のキャストが使われており、アニメ打ち切りにがっくりしていたファンを喜ばせた。しかし同キャストはメインの三匹だけであり、他のキャスト(剛やコタローなど)は別の人物があてられているため、それに対しては批判が多い。しかし今までプレイヤーとして使用できなかったマタタビが使用可能になったり、メインだけとはいえテレビ版のキャストが当てられていることは大きいと思われる。また、一度クリアしたデータをスタートさせると、サイボーグ姿の暴走クロちゃんが使用可能となり、全能力・全武器がMAXパワーアップ状態でスタートさせることができた。また、今までテレビアニメ版映像の流用だったゲームパッケージは、原作者横内なおきの書き下ろしという仕様であった。
  • CRサイボーグクロちゃん
奥村遊機より2001年4月頃に導入されたCR版のサイボーグクロちゃん。子供向けの作品で知名度も低いサイボーグクロちゃんがCRとして選ばれた理由は永遠の謎となっている。原作ファン必見のリーチアクションが多数あり、パチンコにいくことのできるファンは好んでこの機種を探したという。しかし知名度の低さから際立って導入されたところは少なく、話題に大してあがることもなく消滅していった。公式サイトではリーチアクションのムービーも見られることができた。大当り画面では、アニメ版の主題歌「ぐるぐるクロちゃん」が流れ、映像もOP映像でクロちゃんとミーくんが撃ちまくっているものが流れる。

[編集] 外部リンク

前番組:
神八剣伝
テレビ愛知製作土曜8:00枠
サイボーグクロちゃん
サイボーグクロちゃんセレクション(再放送)
次番組:
仰天人間バトシーラー
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