美味しんぼ
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『美味しんぼ』(おいしんぼ)は、雁屋哲原作、花咲アキラ作画の、漫画作品。アニメ、ゲーム(ファミコン)、テレビドラマ化もされた。
目次 |
[編集] 概要
グルメ漫画および日本のグルメブームの中心となったと一般にいわれているが、食文化に関する色々な問題(コメ、鯨、食品添加物など)を提起し、「多くの人に食の正しいあり方を反省するきっかけを与えた作品」と言われている。また、カバーしている食べ物の種類も、和、洋、中、精進料理に庶民の食べ物までと幅広い。特に初期は、「グルメブーム」の持っていた虚飾的な面を何度も、痛烈に批判している(ただ、連載当時日本がバブル景気に沸いていたという時代的背景もある。90年代に入りバブルが終息すると、この点に関してはある面での説得力を失うこととなり、それ以後は貿易摩擦問題や、アジア諸国(東南アジアでの難民問題、第二次世界大戦における韓国や中国との賠償問題など)との外交問題などにスポットを当てるようになっていく)。反面、「一方的・政治的な主張が過ぎる」という否定的な評価も根強く、現在でも様々な議論を噴出させている。(漫画『コンシェルジュ』には、美味しんぼ69巻収録『野菜が危うい』における無農薬野菜を推奨する結論に対するアンチテーゼとも取れる内容がある。)
第32回(昭和61年度)小学館漫画賞受賞。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
東西新聞文化部の山岡士郎と栗田ゆう子は同社創立100周年記念事業の「究極のメニュー」づくりに取り組むことになった。しかしその矢先、帝都新聞が「至高のメニュー」という企画を、美食倶楽部を主催する海原雄山の力を借りて立ち上げた。実は山岡士郎は海原雄山の息子で(士郎は母方の姓を名乗っている)、士郎は雄山に勘当されていたのだ。それから「究極」対「至高」の親子料理対決が幾度か繰り返された。
アニメ終了後も原作は続いており、士郎はゆう子と結婚し子供も出来た。雄山はゆう子に対し心を開いているが、士郎とは相変わらず仲が悪い。しかし、金上との一件で親子が図らずも共闘したように、親子の絆は様々なところで結ばれていることを感じさせる。特に孫との関わりでは雄山の表情はゆるんでいる。
[編集] 登場人物
詳しくは美味しんぼの登場人物にて参照。
[編集] 漫画
1983年から小学館「ビッグコミックスピリッツ」にて連載中。ただし取材のため長期休載することがある。ここ数年は一年のうち半分近く休むことが多くなってきている。
単行本は、ビッグコミックスより、2006年8月現在で96巻。単行本の売上は2003年に累計1億冊を突破した。文庫版、愛蔵版、テーマ毎に再編集した総集編、関連書籍(「美味しんぼ塾」「美味しんぼの料理本」など)もある。
2006年12月現在まで
- 美味しんぼ (96巻)
- 美味しんぼア・ラ・カルト (26巻)
- ビッグコミックススペシャル。テーマ別に集め再編集されたもの。
- 愛蔵版美味しんぼ
- 連載20周年・1億冊突破記念に発行されたもの。2冊セット全30篇。
- 美味しんぼの料理本Recipe
- 美味しんぼに出てきた料理のレシピを紹介する料理本。
- 続・美味しんぼの料理本Recipe
- 上記の続編。
- 美味しんぼ塾 〈美味しんぼ〉をもっと美味しくする特別講義 (2)
- 原作者によるエッセイ集。
1巻から60巻までの分はネット配信(有料)もされていたが、配信していたサイト「ライコスジャパン」が消滅したことで終了した。
[編集] アニメ
1988年10月17日から1992年3月17日まで、日本テレビ系で放映。因みにレギュラーアニメの終了理由は視聴率の低下のため。全136話。また、2時間のスペシャル版も放映された。
日本テレビで夕方や午前中の時間帯に度々再放送された(最近では2005年)。また2006年現在CS放送のテレ朝チャンネルで再放送中。 (テレ朝チャンネルの再放送では 第1話から放送されているが、OPがなぜか二代目「Dang Dang 気になる」が使用されている。 EDが初代「TWO OF US」なので OPテロップで紹介されるテーマソングなど情報に正確さが失われている。 放送時間は番組開始から1年間は毎週月曜日19:30 - 20:00の放送だったが、1989年10月から放送時間を毎週火曜日19:30 - 20:00に移動した。これ以降の月曜夜7時半枠はよみうりテレビ制作に変更された。
[編集] スタッフ
- 企画:むだいたけお
- プロデューサー:武井英彦
- アシスタントプロデューサー:伊藤響
- 監督:竹内啓雄
- キャラクターデザイン:河南正昭
- 美術監督:古谷彰
- 撮影監督:斉藤秋男
- 録音監督:浦上靖夫
- 音楽:大谷和夫
- 企画制作:日本テレビ
- 製作:シンエイ動画
[編集] 主題歌
- OP(初代):『YOU』
- ED(初代):『TWO OF US』
- 作詞:平出よしかつ/作曲:和泉常寛/編曲:大谷和夫/歌:結城めぐみ
- OP(二代目):『Dang Dang 気になる』
- ED(二代目):『LINE』
[編集] テレビドラマ
フジテレビによってテレビドラマ化。まるで漫画から飛び出してきたかのようにソックリな雰囲気を作り上げている。アニメ『ミスター味っ子』にも似た大げさな映像表現が特徴。
- 1994年(平成6年)~1999年(平成11年)に『2時間スペシャルドラマ(全5話)』として放送された。(平均視聴率 16.8%)
- 2007年1月には、スペシャルドラマ『新美味しんぼ』が放送される。
[編集] 主な出演
- 1994年~1999年放送『2時間スペシャルドラマ(全5話)』
- 2007年1月放送予定 『新作「新・美味しんぼ」』
[編集] 映画
漫画を忠実に実写化したドラマと違って設定をかなり変更してあり、海原雄山が漫画のような偉丈夫ではなく、むしろモデルの北大路魯山人に近いイメージの三國連太郎が演じていて、性格も原作ほどの激しさはなくなっている。また、大原社主が昔から山岡の後見人になっていたりと、ごく基本の設定だけを生かしたほとんどオリジナルの作品。士郎と雄山の配役を、実際の親子である佐藤浩市と三國連太郎が演じていることが話題になった。
[編集] スタッフ
- 監督:森崎東
- 製作:奥山和由、村上光一、田中迪、峰谷紀生、大野茂
- プロデューサー:中川滋弘、田沢連二、久板順一朗、武政克彦、亀井修、齋藤久臣、瀬島光雄
- 原作:雁屋哲、花咲アキラ
- 脚本:丸内敏治、梶浦政男
- 撮影:東原三郎
- 音楽:井上堯之
- 音楽プロデューサー:飯田則子、高石真美
- 美術:横山豊
- 編集:鶴田益一
- 衣装(デザイン):宮田孝、鳥野圭子
- 録音:原田真一
- スクリプター:長谷川幸子、梶浦政男
- 助監督:太田聖規
- 照明:粟木原毅
[編集] キャスト
- 山岡士郎:佐藤浩市 ※役柄同様、三國・佐藤も実の親子である
- 栗田ゆう子:羽田美智子
- 里美:遠山景織子
- 中川:竜雷太
- 大原大蔵:芦田伸介
- 花見小路辰之丈:田中邦衛
- トメ:樹木希林
- 京極万太郎:財津一郎
- 三川:柴俊夫
- 井戸正子:清川虹子
- 料亭「花山」女将:赤座美代子
- 小泉編集局長:石田太郎
- 谷村文化部長:仙波和之
- 富井文化部副部長:笹野高史
- 花村典子:鳥越マリ
- 田畑絹江:種子正
- 築地の店員:河原さぶ
- 社長秘書:綺田由夏
- レポーター:武藤まき子
- 海原雄山:三國連太郎
[編集] ゲーム
- 美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負
- 1989年7月25日、新正工業より発売。ファミリーコンピュータ用アドベンチャーゲーム。
- 原作漫画を元にした3本のシナリオからなっている。一本道のストーリーで、選択肢を誤るとほぼゲームオーバーとなってしまう。選択肢は「じゅもん」「うそをつく」「バカのまね」など意味不明な物が多く、ゲームオーバーとなる理由も「呪文を唱えて逮捕された」「アンコウを殴って腕が折れた」など変な物ばかり。登場人物のキャラクターも、栗田がヒステリック、美食倶楽部に包丁セットを取りに行く際見つからないようにするためネコのまねをすると海原雄山が大笑いして去っていく、など、原作とかなりかけ離れているため基本的にクソゲーに分類されている。「じゅもん」を選んだときの「アンキモ、アンキモ、アンキモ!」やアンコウを捨てたときの「山岡は突然世の中が嫌になったようです」は有名。
- 美味しんぼDSレシピ集
- 2007年3月にレシピ集が収録されたニンテンドーDS用ゲームがバンダイナムコゲームズから発売される。
[編集] パロディー
- 山岡と栗田が鮎のことを聞きに行った釣り雑誌「釣り馬鹿オリジナル」の編集部員として、『釣りバカ日誌』風のキャラクター(鈴さん似の編集長、浜ちゃんや佐々木似の編集者)が出たことがある。アニメにも若干手直しされながらもそれと気付くキャラクターがそのまま登場(第八巻「鮎のふるさと」)。
- 吉田戦車の漫画『伝染るんです。』に、山岡栗田が登場するシーンがあった。二人が『連想ゲーム』などクイズ番組に解答者として出演しているが、いつも栗田に有利で山岡には不利な設定となっている。山岡は最後のコマで「なんじゃそりゃああ!!」「なぜだああ!!」などと絶叫している。
- 日本テレビ系のクイズ番組『マジカル頭脳パワー!!』で本作のキャラクターが出題したことがある。
- アニメ『まぶらほ』で風椿玖里子のせりふの中に「究極かつ至高の鰻重」がある。
- 劇中に出てくるバーで「馬鹿の巣」という店が出て来るがこれは「笑ウせえるすまん」で出て来るバー「魔の巣」のパロディーで店の作り、雰囲気もほぼ同じ。
- 「究極のメニュー対金上」の山岡・栗田と極亜テレビ社長の金上が対決する場面で、会場客席に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津巡査長と中川巡査の姿が。しかも制服姿。(52巻165ページ)
- 周大人の家に置かれている漢字の書かれた屏風に、「高橋留美子」「めぞん一刻」「管理人」などの文字が見える(第八巻「飲茶」) 。
- 栗田ゆう子の出身大学に学園祭の取材に行った話で、学校に来ていたタレントが「怪屋イワシ」(「怪屋」は「あやしや」と読むと思われる)という出っ歯の芸人で持ちギャグは「なーんやそれ」。
- ブラックが出演している寄席の出演者を記した幟に「てるお・はるお」「ライト兄弟」と出ていた物があるが、いずれもダウンタウンの昔のコンビ名。また、ダウンタウンには「ひとし・まさし」というコンビ名もあったが、23巻「もやしっ子」では富井副部長の息子、ヒトシの友人でマサシという子供が登場している。
- 香港にドラゴン・リーの映画を見に行く話がある(ただし、実在のドラゴン・リーではなくジャッキー・チェンをモデルにした架空の俳優)。
- 遊人の作品に「究極のシェフは美味しんぼパパ」というものがある。タイトルは「美味しんぼ」、「ザ・シェフ」、「クッキングパパ」を混ぜたものと考えられる。タイトルロゴもそれぞれの作品のものを完全に模倣している。
- MSXマガジンの4コマ漫画(イー・アル・カンフー)にチャーハンの作り方で山岡登場(元ネタ 4巻 直火の威力)。
[編集] その他
- 作中に登場する「究極のメニュー」から、「究極」が「新語・流行語大賞」の1986年新語部門金賞を受賞した。原作者の雁屋は同年のNHK紅白歌合戦審査員にも選ばれた。
- 同じく、作中で使われる「まったり」(元は関西方言)も、流行語となった。ただし世間で思われているほど、この語が作中で多用されているわけではない。他にも「貴族的な味」というような抽象的な表現が多用され、登場人物はほぼグルメリーポーター並のコメントを言う。もっともこれは、おいしんぼの表現があまりにグルメレポーターの中に浸透してしまい、グルメレポーターがおいしんぼと同じコメントを言い出したことでもある。
- 登場人物などの設定に総合芸術家である北大路魯山人に関連した事項を多く使用していることも目立つ。
- 海原雄山の芸術活動が書、陶芸、食にまたがる点は北大路魯山人と一致しており、孫弟子との設定をとっている。
- 海原雄山の経営する会員制料亭が「美食倶楽部」であるが、魯山人の創業した料亭と同名である。
- 主人公行きつけの料理屋が「岡星」であるが、魯山人の創業した料亭が「星岡茶寮」である。
- 「魯山人風すき焼き」「魯山人のご飯」「魯山人のお茶漬け」など魯山人が考案したメニューが紹介されたことがある。また単行本第88巻「器対決!」では、究極のメニュー側が全面的に魯山人の作品を使用した。
- 第3巻「料理のルール」における、仏料理店で鴨肉を持参のわさび醤油で食べるエピソードは、魯山人の実話をもとにしたものである。
- 1980年代末に原作者がオーストラリアに移住したため、オーストラリアの食材や文化を取り上げることが多くなった(詳細は雁屋哲を参照)。ストーリーでも山岡が度々「俺の知り合いの劇画原作者で物好きにオーストラリアに住んでいるやつが・・」という前置きで、本人のエピソードが語られる。
- 作中に登場する静岡県の地図に、実在しない市区町村が書き加えられていた。フィクションなので問題とは言えないが、単行本化された際も注釈は入れられず、混乱を誘発した。
- 長期連載を続けるうちに野菜にドレッシングをかける事への考えやカレー粉の香りの出し方、コメの輸入自由化問題等、登場人物(特に山岡、栗田)の主義主張が二転三転することが多々ある。研究の進展から新事実が明らかになることもあるので主張を転換する事自体にはさほど問題は無いのだが、その転換に至るまでの説明が作中で全く為されないばかりか、時としてかつての山岡達とそっくり同じ主張をする人物に対し山岡達があからさまに困惑するなどの描写が見られることからしばしば読者を混乱させている。
- 原作者が作中で展開する政治的主張は、左翼的進歩主義と、ナショナリズム的伝統回帰思想の両側面を持っている。
- 作者の好みなのか、女性の登場人物には「ゆう子」、「みさ子」、「まり子」等の「○○(ひらがな) + 子」を多用している。
- 作中で紹介された料理で、「ハチミツや半熟卵をつかった離乳食」があるが、これは食物アレルギーを引き起こす可能性があり、多方面から指摘され謝罪したということがあった。その為、この話は単行本に未収録となっている。
- 山岡は早くからパソコンに興味があり、究極のメニューの情報収集にパソコン通信の利用を提唱し文化部から予算を勝ち取った事もある。また作品中にウィンドウズをデザインや性能面で批判する場面があり、マイクロソフトを激怒させたという話もある。
- 原作者はウィンドウズやマイクロソフトは好まないが、ビル・ゲイツのサクセスストーリーには共感しているようであり、実名で紹介する話があり、団社長の成り上がり方はまさしくゲイツのそれをモデルにしていると思われる。
- 2004年に行われた富山県知事選挙の広報キャラクターとして山岡士郎らが起用された。富山県は作画担当の花咲アキラの出身地。
- 煙草・喫煙を批判的である一方、飲酒に対しては肯定的である場合が多い。また、「日本のサントリーウィスキー」等を厳しく批判した作品を書いた事があり、雑誌からサントリーが全面広告引きあげとなったことがある。また当時流行していたドライビールに対しても多角的に批判するエピソードがあった。
- 作品中で暗に批判の対象となるのは、「JT(日本たばこ産業・煙草と当該エピソード掲載時製造販売を独占していた食塩)」「味の素(うまみ調味料)」「宝酒造(日本酒を主に酒類全般)」
- 雁屋が「エンタの神様」で放送された友近のネタでサーカスの子供を問題児扱いにしたコントに苦情を申し立てた(雁屋は自ら名前を名乗った)事があり、コミック内エッセイで辛辣にコメントしており日本テレビとの関係は冷え切っている模様。
- 料理記者の岸朝子と日本料理人の道場六三郎が46巻に登場。山岡と岸は知り合いという設定で、岸は山岡とゆう子に道場を紹介した。道場はこの中で見事なスッポン料理を披露した。
- 2006年4月26日放送分のフジテレビ系「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~」で山岡士郎が副音声・トリビアの影ナレを担当。この時前半で副音声を担当していたスネ夫(声:肝付兼太)に「ぐうたらで有名なんでしょ?」と評された。
- 政界にも愛読者が多い。第82・83代内閣総理大臣故橋本龍太郎も本作品を読んだ経験がある。ちなみに橋本龍太郎は実名で本作に登場している。
- ストーリー展開は料理による人助け、権威的な食通をやり込める、食文化に関する問題提起、雄山との対決などが主なパターンだが、権威的な食通をやり込めるパターンについては今となっては美味しんぼがメジャー化し、むしろ権威と言ってもよくなってしまったため、今は食文化に異を唱える者に反論するといったパターンになっている。最近はこれらに加え料理が男女の縁を取り持って結婚するというパターンが増えている。
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