天満屋バスステーション
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天満屋バスステーション(てんまやバスステーション)は、岡山県岡山市表町二丁目の天満屋岡山店にあるバスターミナル。岡山駅前(東口)のバスターミナルと並んで岡山市内のバス路線の中核をなしている。 通称天満屋バスセンター。
1949年12月に当時の天満屋本館(現在の天満屋岡山店南館)北側の敷地(現在の天満屋岡山店本館が建っているあたり)に完成し使用を開始した(当時はセントラルバスステーションという名称だった)。
このバスステーションは全国初のデパート接続型バスターミナルで、大阪の京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)梅田駅をモデルとして当時の天満屋社長のツルの一声で完成したものである。(当時の天満屋社員の中には「バスステーションを造るよりは売場の増床した方がいいのではないか」とバスステーションの設置に反対する意見がかなりあったそうである) この成功を受けて鹿児島市の山形屋にも類似の百貨店接続型バスターミナルが併設されたり、広島そごうに広島バスセンターが併設されるなど駅接続型ではないバスターミナルの嚆矢となった。
現在のバスステーションは旧バスステーション敷地に天満屋岡山店新本館が建設されるのに伴い、旧バスステーション西側の旧天満屋西別館(1953年~1962年の間山陽放送本社として使用された)跡地に1968年に移転新築されたものである。
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[編集] 高速バス
北房・鳥取・松山方面は13番乗り場から、徳島・大阪(JR系)・横浜・東京(JR系)方面は14番乗り場から、勝山・蒜山高原方面は15番乗り場から、東京(下電・中鉄・両備系)・名古屋・米子・松江・出雲・福山・広島・高知・福岡方面は16番乗り場から出発する。
- 横浜駅東口・東京駅八重洲南口(中国ジェイアールバス)
- 夜行1往復
- 東京側の発券業務はジェイアールバス関東が担当。
- 浜松町バスターミナル・品川バスターミナル・お台場(ホテル・グランパシフィック・メリディアン・東京テレポート駅)(両備バス・羽田京急バス)
- 夜行1往復
- 岡山側の予約・発券業務は岡山電気軌道でも可能。
- 新宿駅西口(下津井電鉄・小田急シティバス)
- 夜行1往復
- 新宿駅西口・中野駅北口(中鉄バス・ケイビーバス)
- 夜行1往復
- 名古屋駅(両備バス)
- 夜行1往復
- 岡山側の予約・発券業務は岡山電気軌道でも可能。
- 名古屋側の予約・発券業務はジェイアール東海バスが担当。
- 大阪駅桜橋口・USJ(中国ジェイアールバス・西日本ジェイアールバス)
- 昼行7往復
- 智頭・用瀬・河原・鳥取駅(バスターミナル)(下津井電鉄・日本交通 (鳥取))
- 昼行3往復
- 米子駅・松江駅・出雲市駅(両備バス・中鉄バス・中国ジェイアールバス・日ノ丸自動車・一畑バス)
- 昼行7往復
- 岡山側の予約・発券業務は岡山電気軌道でも可能。
- 北房(備北バス)
- 昼行2往復
- 岡山側の発券業務は下津井電鉄が担当。
- 落合・勝山・湯原温泉・蒜山高原(中鉄バス)
- 昼行4往復
- 徳島駅(中国ジェイアールバス・ジェイアール四国バス・徳島バス)
- 昼行3往復
- 松山市駅・松山駅(下津井電鉄・両備バス・伊予鉄道・ジェイアール四国バス)
- 昼行6往復
- 岡山側の予約・発券業務は岡山電気軌道でも可能。
- 高知駅(両備バス・下津井電鉄・高知県交通・土佐電気鉄道・ジェイアール四国バス)
- 昼行9往復
- 岡山側の予約・発券業務は岡山電気軌道でも可能。
- 福山駅前(両備バス・井笠鉄道・中国バス)
- 昼行4往復
- 岡山側の発券業務は岡山電気軌道でも可能。
- 高坂PA(広島空港方面接続)・中筋駅・不動院前駅・広島バスセンター(両備バス・中国ジェイアールバス・広交観光)
- 昼行12往復
- 岡山側の予約・発券業務は岡山電気軌道でも可能。
- 小倉駅前・博多駅交通センター・西鉄天神バスセンター(両備バス・下津井電鉄・西日本鉄道)
- 夜行1往復
- 岡山側の予約・発券業務は岡山電気軌道でも可能。
[編集] 特急バス
[編集] 急行バス
[編集] 快速バス
[編集] 路線バス
宇野自動車は、このバスステーションが完成する以前より、近くに本社を併設する表町バスセンターを構えていることから乗り入れていない。
[編集] 特定バス
[編集] ターミナル周辺
- 岡山電気軌道東山本線 県庁通り駅
- 岡山電気軌道清輝橋線 郵便局前駅
- 表町バスセンター (宇野自動車)