土浦日本大学中学校
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土浦日本大学中学校 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人土浦日本大学学園 |
設立年月日 | 2003年 3月 |
校是 | Respect for yourself Respect for others Respect for the environment |
創立記念日 | 10月4日 |
共学・別学 | 男女共学 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学科 | 普通科 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒300-0826 |
茨城県土浦市小松ヶ丘町4-46 | |
電話番号 | 029-822-3386 |
外部リンク | 土浦日本大学中学校 |
土浦日本大学中学校(つちうらにほんだいがくちゅうがっこう)は茨城県土浦市にある日本大学準付属の私立学校。6年間の中高一貫教育を行っている。
同じ敷地内に土浦日本大学高等学校がある。 校歌は土浦日本大学中学校歌(作詞:谷川俊太郎 作曲:未定)(2006年11月までは土浦日本大学高等学校歌(作詞:大木惇夫 作曲:重松明広)。)
目次 |
沿革
中高一貫教育
6年間の中高一貫教育を行っている。またその6年間を3期に分けている。
- 1・2年
- ファウンデーション期間 - 主に勉強の基礎を学ぶ。
- 3・4・5年
- アカデミック期間 - 1・2年で身につけた基礎学力を生かし、発展的な学習を行う。
- 6年
- ブリッジング期間 - 志望校(大学)を決め、受験科目に応じた教科の学習を行う。
英語を非常に重視している。校舎内の表示も掲示も、教室名もすべて英語である。ネイティブスピーカーの教師も多い。しかし、生徒はほとんど日本語を使っているようで、英語はあまり発展していないと言える。また、生徒一人に一台、ノートパソコンを与え、授業に使用している。校舎内あちこちにLANの差し込み口や無線LAN設備がある。運動部が発展していないため、体を動かしたい時期に動かすことはできなく後に影響を及ぼす可能性も考えられている。
サークル
文芸を重視している。スポーツについては場所を確保しきれていないのが現状である。また、陸上・野球・テニスサークル以外の活動はあまり活発ではない。
年間行事
- 4月:入学式、始業式
- 5月:蓼科校外学習(一年生のみ)
- 6月:芸術観賞会
- 7月~8月(夏休み含む):海外研修1・3年
イギリス、5年
アメリカ
- 10月:スポーツデイ、2・4年国内研修(2年京都・奈良、4年広島方面)
- 11月:オープンハウス(文化祭、合唱コンクール)、スピーチコンテスト
- 2月スキー研修
- 3月:卒業式、修了式
進学先
中学校は開校からまだ4年で現在4年生(高校1年生)までが在籍しているため、進学者は出ていない。
施設
- 中学棟
- 6階建て。職員室、普通教室、特別教室、オーデトリアム、カフェテリア。中学校のすべての教室がある。中学校の職員室、保健室、相談室なども中学棟である。2003年に竣工した第一期校舎と2005年に竣工した第二期校舎に分かれてあり、エクステリアで見分けることはできないが、インテリアで見比べると窓のストッパーの違い、黒板の種類、時計が電波時計か否かなど見分けがつく。オーデトリアムは、大学の講堂のような造りで、室内を暗くし、ビジョンを使っての映画上映なども可能である。全席にLANの差し込み口も設置されている。壊れている箇所も幾つか見受けられる。また運動用に設けられた芝生は教諭の監督の下での使用のみとなっている。
- 桜心館
- 同校から徒歩数分のところにある男子寮。中学生もほんの数名利用している。
- 蓼科林間学園
- 施設のキャパシティー
- 同校は中学校で約300人という生徒を受け入れるキャパシティーが必要である。敷地は住宅街にあるため、それほど広くなく、その狭い敷地に高校生を合わせるとおよそ2300人がひしめいている。中学棟は高校棟(本館)よりも広さも十分あり、教室・廊下も広いが、近年、中高一貫コースの生徒数は増え続けており、今後、中学棟が高校棟と同じような状況となる可能性もある。しかし毎年の入学希望者はそこまで多くはないため難しいのが現状である。
- 廊下の人通り
- 廊下の人通りに関しては高校とだいぶ違う。朝はどっと込み、昼はそこそこ(これは1・2年、3・4年で昼休みの時間をずらしているからである)といった感じである。
- 西階段、中央階段を昇降する生徒が多いのに対し東階段は薄暗く、校舎向かって一番奥にあるため使わない生徒が多い。
- 体育の状況
- 体育については、第2アリーナ1面と中学棟脇の芝生(上記の通り芝生は現在スポーツはゆるされていない)、アスファルトで行われる(場合によっては総合体育館3階のランニングロード)。
※総合体育館、桜心館、蓼科林間学園は、高校生と共用になっている。
- 制服について
- 制服は非常に壊れやすいというデメリットをもっている。また値段のほうも今は口論となる場面も見受けられる。これからの制服業者の動きに注目である。
通学方法
県内はもちろん、千葉県からの通学者も多く、都内から通学する生徒もいる。
常磐線(常磐快速線)土浦駅から徒歩か自転車、またはバス※。 つくばエクスプレス線つくば駅から同校直通スクールバス。また、常磐線に乗り換える以前に、武蔵野線、○千代田線、成田線、東武野田線などを利用する生徒もいる。
つくば市方面、守谷市方面、桜川市方面、下妻市方面、坂東市方面、稲敷市方面、利根町方面へ同校がスクールバスを運行している。使用車両には土浦日大マークなどが描かれているが、運行は民間会社に委託されている。高校生と合同で乗車する。
※土浦駅から同校間には朝夕、日大生専用の関東鉄道のシャトルバスが運行されており、校内にバス停が設置されている。また、通常路線バスもあり、関東鉄道の「小松ヶ丘」か「霞ヶ岡」バス停下車となる。運賃はどちらも片道210円である。
その他、直接、自転車や徒歩で通学する生徒も非常に多く、朝夕、特に朝の通学時間帯は、膨大な数の生徒が同校周辺の道路を一方向に通学する光景が見られる。このため近所からの通報も後を絶たないが、対処しきれていない。
裏話
1年次、3年次にイギリスに語学研修に行くが、一期生が2005年に(ロンドン同時爆破事件)四期生が2006年に(英旅客機爆破テロ未遂事件)国際的事件に巻き込まれ(巻き込まれたというのは多少大げさかもしれないが)、このうち四期生はニュースで報道された。