入間市駅
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入間市駅(いるましえき)は、埼玉県入間市にある、西武鉄道池袋線の駅である。
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[編集] 駅構造
1面1線ホームと2面4線島式ホームを併せ持つ橋上駅。
[編集] のりば
- 飯能・西武秩父方面(特急専用)
- 飯能・西武秩父方面(現在は定期の客扱いが存在しない)
- 飯能・西武秩父方面
- 所沢・池袋方面
練馬経由東京メトロ有楽町線直通 小竹向原・新木場方面 - 所沢・池袋方面(現在は特急のみ停車)
練馬経由東京メトロ有楽町線直通 小竹向原・新木場方面
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員 34,359人(2005年度)
[編集] 駅周辺
入間市の行政・商業の中心となる駅であるが、市域の中ではかなり端で、隣の狭山市との市境付近に位置する。(実際数百メートルしか離れていない隣の稲荷山公園駅は狭山市である)
埼玉県西部地区有数のデパート・映画館集合地域であるが、一方駅前から集合住宅も多数立ち並び、その結果西武入間PePe・丸広百貨店入間店・サイオス・アイポットなど商業施設を含むビルの群れと集合住宅とが交じり合い、えも言われぬコントラストが広がっている。何故か繁華街を形成する業種が駅前でも長続きしないので、夜間の集客施設が無い分、街の規模の割に治安は悪くない。
南口からは狭山市駅、入間市博物館、河辺駅、箱根ヶ崎駅、武蔵藤沢駅、入間市役所方面の路線バスが発着しているほか、ザ・モールみずほ16の無料送迎バスも発着し、地元では「タダバス」として親しまれている(カルフール狭山行バスは2006年4月に廃止)。
徒歩圏に豊岡高等学校・入間向陽高等学校の県立高等学校2校があり、更に私立東野高等学校及び大妻女子大学へのスクールバスが発着し、県立入間高等学校へも路線バス若しくは自転車で通う事ができる。その為、朝間は都心に向かう通勤通学客とこれら学生の流れの大部分が逆向きになってしまい、しばしば改札口が溢れ返る原因となっている。
戸建て住宅密集地のまま現在に至る北口についても再開発事業計画が叫ばれるようになって久しいが、国道16号の拡幅計画と密接に関わることもあって難航している。
エフエム茶笛の最寄駅である。
[編集] 歴史
- 1915年(大正4年)4月15日 豊岡町駅(とよおかまちえき)として開業。
- 1967年(昭和42年)4月1日 入間市駅に改称。
- 1993年(平成5年)12月6日 待避設備の使用開始に伴い停留場から停車場に昇格。
[編集] 特徴
かつては通過列車が存在したが、通過していた特急「おくちちぶ号」が2003年(平成15年)3月12日に廃止されたため、同日以降は特急を含む全ての列車が停車する。
通常始終着列車は存在しないが、毎年11月3日に行われる航空自衛隊入間基地航空祭に際してのみ臨時の始終着列車が設定される。
[編集] 隣の駅
- 西武鉄道
- 池袋線