椎名町駅
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椎名町駅(しいなまちえき)は、東京都豊島区長崎にある西武鉄道池袋線の駅。
椎名町という地名は江戸時代後期にはすでに存在したが、町屋は現在の目白にあり、椎名町駅からは比較的離れた位置にあった。その後、豊島区の誕生により、昭和39年11月改正までの間、現在の南長崎一~六丁目、目白四~五丁目に椎名町という町名がつけられていた。現在は町名としては残っていないが、商店街も存在するため、椎名町駅の周辺が便宜的に椎名町と呼ばれている。
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[編集] 駅構造
- かつては1面2線の島式ホームだったが、列車の長編成化に伴い、現在の相対式ホームに変更された。
[編集] 出入口
- 北口 - 改札と駅前の間に階段(数段)・スロープがある。
- 南口 - 改札を出るとすぐに東西に出口が分かれており東側は階段(数段)、西側にスロープがある。エレベータ・エスカレータはない。
- 南口改札は、北口改札よりも利用可能時間が限られている。
[編集] 駅周辺
- 金剛院 (東京都豊島区)
- サミットストア
- フタバ図書(旧TSUTAYA、東武ストア)
- 山手通り
- 国際興業バス池袋営業所
- 立教大学池袋キャンパス
- 帝銀事件の舞台となった旧帝国銀行椎名町支店は、北口の長崎神社近くにあった。
- 手塚治虫、石ノ森章太郎、藤子不二雄ら漫画家たちが集ったトキワ荘は、椎名町駅と都営大江戸線落合南長崎駅のほぼ中間に存在した。
[編集] バス
なお、1停留所北に国際興業池袋営業所があり、同停留所から池袋駅方面へ多数運行