メタナイト
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メタナイト(Meta Knight)は、任天堂のゲームソフト「星のカービィ」シリーズ、及び同名のテレビアニメ、及びコミック「星のカービィ デデデでプププなものがたり」「星のカービィ カービィとデデデのプププ日記」に登場する架空のキャラクターである。
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[編集] 概要
「星のカービィ 夢の泉の物語」で、道中でアイテムをくれるがボスとして戦う事にもなるという中立的な立場を取るキャラとして初登場。カービィのライバルで、カービィシリーズに出てくるキャラにしては珍しく、騎士道精神あふれるクールな剣士。専用の剣を持ち、仮面を付けてマントを羽織っている仮面の騎士。このマントは翼にもなる。身長や体型はカービィと似ている。星のカービィ スーパーデラックスでのカービィとの直接対決では、カービィに剣を投げ、それを使って戦うように仕向ける（取らないまましばらく放置していると、剣を取らずに戦うこともできる）。
素顔はカービィを青くしたような（作品によって多少色は違うが）外見で非常に愛らしい。戦って勝つと仮面が割れるので、素顔を見ることが出来る。見られるのはほんの一瞬で、仮面が割れるとすぐにマントで顔を隠し、どこかへと飛び去る。（一部でカービィとは同じ種族の可能性があるという説や見方もあるが、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のメタナイトのフィギュア紹介文では両者の関係はほぼ謎に包まれているとされており、現在でも明らかにされていない）。また、『夢の泉』でスターロッドを預かりはしたものの厳密にはデデデ大王の手下ではないらしい。
『星のカービィ スーパーデラックス』の「メタナイトの逆襲」ではプププランドを征服しようとしていたが、その後はそれといった行動をとっていない。また、『星のカービィ 鏡の大迷宮』ではダークマインドの暴走を止めようとしており、一転してプププランドを守る立場になったと言える。『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』では、ドロッチェを追い詰めたカービィの前になぜか唐突に現われ、宝箱を奪い逃走した後カービィに戦いを挑んだ。エンディングにてダークゼロの復活を食い止めるために起こした行動だと明かされたものの、普通ならデデデ大王が再登場するべきポジションにメタナイトが唐突かつ強引に登場した事に関してはファンからの批判も多い。カービィの前に現われた理由に関しては「城から盗まれた宝箱（ダークゼロが入っていた宝箱と同一の物である可能性が高い）を取り返すようデデデ大王に頼まれたから」との説がおそらく有力であろう。『大乱闘スマッシュブラザーズX』のキャラクター紹介では単にカービィのライバルという記述があるが、彼の普段の行動（職業）や目的、野望は一切不明である。
敵として登場する事が多かったが、「星のカービィ 夢の泉デラックス」では条件を満たすことで操作キャラとして使え、「星のカービィ 鏡の大迷宮」ではカービィの味方と言える存在になっており、「カービィのエアライド」「タッチ!カービィ」でも条件を満たすと操作できることから、キャラとしてより重要な位置づけを占めるようになっている。そのため、人気も高いキャラクターである。
[編集] 登場作品
- 星のカービィ 夢の泉の物語 （FC）
- 初登場作品。ボスとして戦う他、ステージの途中で無敵キャンディをくれるキャラとしても登場。ボスとして戦う時は投げられて地面に刺さった剣に触れると、自動的にソードの能力を得る。他のボスに比べ、恐ろしく強い。
- カービィのピンボール （GB）
- 敵として登場。
- カービィのきらきらきっず （SFCのみ）
- 敵として登場。
- 星のカービィ 夢の泉デラックス （GBA）
- 「星のカービィ 夢の泉の物語」と違い、無敵キャンディをくれないために完全な敵として登場するが、追加モード「メタナイトでGO!」では操作キャラクターとして使用可能。
- 星のカービィ 鏡の大迷宮 （GBA）
- 暴走した鏡の国を案じて旅立つが、自分の心の闇「ダークメタナイト」によって「ディメンションミラー」に閉じ込められてしまう。カービィのマジックの能力で呼び出される他、「ダークマインド」との戦いの前に「マスターソード」を投げ渡してくれる。
- 星のカービィ 参上! ドロッチェ団（NDS）
- ボスとして登場。ダークゼロの復活を阻止する為、宝箱を奪おうと戦いを挑んでくる。
- カービィのエアライド （GC）
- 条件を満たすことで操作キャラとして使用可能。自動で敵を剣で切り裂く。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX （Wii）
- 使用キャラクターとして登場予定。声優はアニメ版と同じく私市淳。
- アニメ版星のカービィ
- カービィの良き理解者、メタナイト卿として登場。詳しくは『アニメ版「星のカービィ」におけるメタナイト』を参照。
- 星のカービィ デデデでプププなものがたり
- 2巻で初登場、カービィに礼儀を教えるつもりが逆にカービィ弟子入りし大食いの修行を受けることに。
- 原始時代のとき、メタナイト軍団でせめてきたことがあった。11巻ではデデデ大王をコショウ責めにしようと企んでいた。
- 星のカービィ カービィとデデデのプププ日記
- 10話で初登場。デデデ大王に忠誠を誓っていて、つねにカービィをライバル視している。
- 実は栗ご飯が大好物である。
[編集] メタナイツ
メタナイツとは星のカービィ 夢の泉の物語、星のカービィ スーパーデラックス、星のカービィ 夢の泉デラックスに登場するメタナイトの部下の総称である。
ステージの途中に出現し、メタナイトの命でカービィの行く手をさえぎる中ボス的存在。だが、全員吸い込める。 その強さはザコ敵以上中ボス未満であり、個人差はあるが数回の攻撃に耐えられる。数人が束となってカービィを攻撃する。対決するステージのつくりによっては中ボス以上に厄介である。
- メンバー
[編集] 戦艦ハルバード
戦艦ハルバードはメタナイトが所有する戦艦。当初は空中戦艦だったが、アニメ以降の設定では宇宙戦艦となっている模様。
星のカービィ スーパーデラックスではプププランドを征服するためのメタナイトの要塞として登場。カービィはメタナイトのもとを目指し、艦内に侵入して進んでいく。ハルバードには様々な兵器（二連主砲、ヘビーロブスター、リアクター）が搭載され、動力源はウィリーである。
大乱闘スマッシュブラザーズXでは対戦ステージの1つとして登場する予定。
アニメではホーリーナイトメア本社へ突撃するための宇宙戦艦として第98話～最終話で登場。設計図を保管していたメタナイトがデデデ城の地下で密かに造っていた。元ネタは宇宙戦艦ヤマトだと思われる。外観を見る限りゲームに登場していた2連主砲やヘビーロブスターは搭載しておらず、レーザー砲（作中では「重力干渉砲」と呼ばれている。詳しい原理は不明）が主な武器。
星のカービィ 参上! ドロッチェ団では海底に沈んでいる状態で登場。これは星のカービィ スーパーデラックスでカービィに内部を破壊された後、海へ墜落した描写があるためだと考えられる。 艦内は既に修理が行われており、メタナイト戦で浮上、宇宙空間までの飛行を行い宇宙戦艦としての新しい性能を見せつける。宇宙戦艦という設定はアニメと同じ。
[編集] アニメ版「星のカービィ」におけるメタナイト卿
メタナイト卿（ - きょう）として登場。かつてナイトメア軍団と激戦を繰り広げた「星の戦士」の生き残り。魔獣を集めているデデデ大王の所にいつか次世代の星の戦士（カービィのこと）が来るのではないかと思ったため、デデデ城の騎士として、かつてメタナイトを襲った元盗賊のソードナイト、ブレイドナイトと共にデデデに仕えていた。カービィのことにとても詳しい。カービィがプププランドにやって来てからは、カービィを一人前の星の戦士に育て上げるため影で鍛え上げ、時にはフームたちに救いの手を差し伸べることもあった。この作品ではメタナイトが直接、魔獣と戦うシーンは少なく（回想シーンでは戦うシーンが多かった）、素顔を見せたり翼が登場することはなかった。宝剣ギャラクシアを持つことが許されている唯一の騎士（後にカービィも所有者として認められることになる）。また、宇宙戦艦ハルバード（前述）の設計図を持っており、ナイトメアとの決戦に備えてデデデ城の地下で密かに建造していた。デデデ大王曰く「現役を引退した老いぼれジジイ」。声優は私市淳。
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