なんだ礼央化RADIO!
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なんだ礼央化RADIO!(―れおかれでぃお!,―れおからじお!)は、JFNCの2005年08月16日~2006年03月28日に放送(配信)されたインターネットラジオ番組。パーソナリティーはRAG FAIR、ズボンドズボンの土屋礼央。コンセプトは「世界を礼央化すること」である。ウィキペディアとはてなダイアリーを「オフィシャルだ」と公言した。2005年6月で終了したニッポン放送系土屋礼央のオールナイトニッポンのリスナーの多くもこの番組が始まると共にこちらのリスナーとなった。かつて土屋礼央のオールナイトニッポンで名を連ねたハガキ職人達もこちらへメールを送るなどして、過去の栄華を留めている。このオールナイトを意識してか、ポッドキャスティング放送では、「お耳のお供(オールナイトニッポンでは、お耳の恋人)」と発言する。
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[編集] 放送時間
2005年08月16日~2006年03月28日 - 火曜 22:00-
Side_L(LiveStreaming放送) - 約60分(終了時間は決まっていないが、目安の時間)60分以内に終わるのが目標だったがVol 1のストリーミング以外は終わらなかった。
Side_R(PodCasting放送) - 約20分(Lと同様)
声ブログ(不定期特別配信)- 約1分
ただし、初回のSide_Lではアクセス集中のため、サーバーがダウンし、開始時間が遅れたこともあった。
[編集] 放送形態
Side_Lは放送回数が偶数回(2005年は奇数回)のとき、LiveStreamingとして生放送。基本的には、ダウンロードは不可である。コンセプトとしては、「生の臨場感を味わって欲しい」としている。
Side_Rは放送回数が奇数回(2005年は偶数回)のとき、PodCastingとして放送。ダウンロード可能で放送時間が短いのが特徴。コンセプトは、i-Pod等に取り入れて持ち運び、移動中に聞いて欲しいとしている。
上のどちらの放送も、それぞれの次の放送までは、公式サイトで聴くことが出来る。 備考:2006年1月3日放送(Vol 21)でポッドキャスティング放送をしたため、2006年からは、奇・偶数がずれた。(略歴参考)
声ブログはiTunesなどでのPodCasting登録をした人のみが聴取できるおまけ短編放送。 基本的には、次回放送の本編Side_○の予告を行っている。放送番号は、前回放送の本編Side_○_□の放送番号(□)に.△をつけて、Side_○_□.△と表している。(○は、RまたはL。□、△は数字) また楽屋で、録音していることも多く。土屋礼央が所属しているRAG_FAIR、ズボンドズボンのメンバーの声が聞けることもある。 予告だけでなく、過去の放送の一部から引用しているときもある。 Side_R_10.1(2005年10月23日分)から配信開始。
[編集] 放送内容
Side_Lでは、生放送中に届いたメールを、土屋礼央自らパソコンで見て選び、読んでいる。 各放送の始めに、今日のテーマを発表し、それに関するメールを募集する。放送終了時にそのテーマに関する曲を作り、歌っている。 公式サイトのブログを放送中にリアルタイムに更新する。(「梅村さん」と呼ばれる人が更新しているらしい)
Side_Rでは、録音放送の特性を生かし、様々な企画を行う。 各放送に、「乗車男」・「礼央化検定」・「マヨネン(マヨナンロール)関係」の番組の主要企画を行うことが多い。(下記参照) なぜか、自作自演のキャラクターが多く登場する。(本記では、キャラクター名をカタカナで表記する。)
[編集] 放送略歴
2005年8月16日 Side_L Vol 1では、放送開始時間がサーバーの負荷の為遅くなってしまった。放送では、前務めていたラジオ番組(土屋礼央のオールナイトニッポン)を意識した放送になってしまった。(後、2,3回の放送でも少し意識している傾向がある)なお、生放送で聴取したときと、その後のストリーミングで聴取した時では、内容が少し異なる。
2005年9月27日 Side_L Vol 7では、JASRACの許可が例外的に下りて,自分の曲(権利の問題で、ズボンドズボンの曲)がインターネットラジオでかかるようになった。
2005年10月25日 Side_L Vol 11では、名古屋でズボンドズボンのライブの為、放送時間に間に合わず、タクシーの中からの放送という事態になった。約10分後に無事に最寄の放送局FM AICHIから放送になった。
2005年11月8日 Side_L Vol 13では、初のリスナーから提供された歌詞付の曲がジングルとして採用された。 提供した曲はラウンドガールナンバー5(外部リンク)が作成したもの。
2005年11月22日 Side_L Vol 15では、礼央化検定第20問目での解説で、土屋礼央が食べるパンについての論争時にメインディッシュに「マヨネン」を食べると発言する。全スタッフ・リスナー・土屋礼央の友人から、「マヨネン」について疑問を受ける。 ネット上でも「マヨネン」について波紋を呼ぶ。Side_R Vol 16から「マヨネンの謎」という企画ができて、3回にかけて「マヨネン」を追うことになる。
2005年12月27日 Side_R Vol 20では、「マヨネン」の疑問について終止符が打たれる。サンジェルマンが発売している「マヨナンロール」が、土屋家では、「マヨネン」と言われていただけである。実は、リスナーの中には、この間違いが早々に分かっていた人もいるようである。
2006年1月3日 Side_R Vol 21では、「ポッドキャスティングお正月スペシャル」と題して、2005年12月27日に阿佐ヶ谷の商店街の人々に「2006年1月3日の収録です。」という条件で取材をする。紅白歌合戦や年末格闘技、年末年始の行動などの内容を質問し、(12月27日なので知っているはずがないが・・)質問された人はうまく話を合わしていた。主に、紅白の結果については人々は「紅組が勝った」と言ったが、実際は白組の勝利だった。 なお、この放送は奇数回なのにもかかわらず、Side_Rを放送した為、2006年からは、LとRの奇数・偶数の放送回数が逆になった。
2006年1月17日 Side_R Vol 23では、リスナーがサンジェルマン中央林間店でマヨナンロールを買おうとした際、マヨナンロールのところに「なんだ礼央化RADIO!で紹介されました」と書いてあるラミネートカードを見つけたとメールで投稿。驚愕と同時にお礼を言うべく電話を掛けた際、サンジェルマン中央林間店のスタッフがおもしろ半分で書いたと思われていたが本社の指示でそのカードが送られてきたことが発覚。また中央林間店だけだと思われたが電話により他店にも送られてることがわかった。(のち礼央、スタッフの調査により高円寺店などにもあることが確認された)
2006年1月24日 Side_L Vol 24では、番組初ゲストとして引地洋輔(RAG FAIR)がプロデューサーヨースケとして登場し、引地プロデュースのアイドルユニットの「ザ・キューピッツ」のデビュー&解散シングルとなる「好き嫌いは恋の味」を番組で流す。また、前日のNHKでの「英語でしゃべらナイト」に出演したが、土屋自身は英語がしゃべれないのを気にしてリスナーから、英単語について募集した。
2006年1月31日 Side_R Vol 25では、サンジェルマンのマヨナンロールのポップを受けて、サンジェルマンの本社へ電話をかけて、ポップの製作者(鈴木さん)と今度の話し合いのアポイントを取った。 鈴木さんは、マヨネンがマヨナンロールだと判明する前にポップを製作するという見切り発車だったらしい。
2006年2月7日 Side_L Vol 26では、1月30日に石川県金沢工業大学で行った公開講座の裏話を語り、金沢工業大学で作った生ジングルをブログ上にアップした。(土屋礼央のブログでも、アップした。) リスナーにバレンタインデーでの土屋流のスタイルを提案した。 番組後半では、礼央化検定を使ってのプレゼントの当選者を選ぶために、ダーツを行った。
2006年2月14日 Side_R Vol 27では、土屋本人が二子新地のサンジェルマン本社に行き、マヨナンロールについて鈴木さんと会議した。会議中には、その場でオーブントースターでマヨナンロールを焼いていたので「ジリジリ・・・」という音が鳴り響いた。サンジェルマンは、この番組を受けて今まで売られていなかった関西でマヨナンロールを発売することや、土屋を「マヨナンロール親善大使」に任命し、この番組の影響は多少大きいと思われる。 番組始まって以来初の、乗車男を放送しなかった放送。
2006年2月21日 Side_L Vol 28では、オープニングにオリンピックのスキージャンプの薀蓄を語り、この番組の番宣のコピーライトのキーワードをリスナーから募集した。 番組終了直前では、リスナーからマヨナンロール関係のメールを読んでフェードアウトした。
2006年2月28日 Side_R Vol 29では、リスナーからのマヨナンロール関係のメールを読み、この番組の影響力を改めて確認することになる。 13回放送した乗車男が終了した。
2006年3月7日 Side_L Vol 30では、礼央化的チェーン店の情報を募集する。礼央的チェーン店とは「薄利多売」でお客にやさしさを提供する店ということである。 番組の後半で今月で終了すると発表し、リスナーを驚かせたはずである。
2006年3月14日 Side_R Vol 31では、リスナーから募集したオリジナルマヨナンセットの提案から「礼央化セット」を考える。電話でサンジェルマンの鈴木さんと話し合い、遂に「礼央化セット」が発売が決定する。ただし店舗・時間が限定されている。
2006年3月21日 Side_L Vol 32では、なんだ礼央化Radio!Side_Lの最終回であり、この本番前にSide_Rを収録したということから土屋礼央にはなんだ礼央化Radio!の収録の最後でもある。この回は、最終回だからか番組のほとんどを土屋礼央の熱論で締めくくった。
2006年3月28日 Side_R Vol 33では、なんだ礼央化Radio!の最終回である。以前(Vol 31)考えた「礼央化セット」を食べに土屋礼央がサンジェルマン恵比寿ガーデンプレイス店に訪れた。そこでは、他の「礼央化セット」を食べに来た一般客にコメントを求めたり、調理場に入り、マヨナンセットを作るところを見学した。 最終回なのに最終回らしからぬ放送になったのは間違いない。
[編集] コーナー一覧
[編集] 礼央化検定(全4回)
もっと礼央を知りたい。礼央化が進んでいるかを確認したい。生涯学習のテーマにしたい。 の人の為に作ったと言っているが、いわゆるリスナーの礼央化度を調べる企画。
問題出題(Side_R) ある問題に対し4つの選択肢があり、その中から、自分がそうだと思うものを選ぶ。その後、正解発表する。その次放送(Side_L)に解説する。
問題解説(Side_L) 前の放送の問題についての解説を放送する。土屋礼央の持論を強く発表する。 しかし、リスナーからの苦情や意見などによって問題の解答が前回放送時の発表ではないものに変わったり、自分が知っていればいいなど曖昧な解説のときもある。 解説後選択肢についての得点を発表する。土屋礼央自らの選択が最高得点ではない時もある。
キャラクター:試験官及び出題者()はキャラクターの設定である。
モシミハル(正解率はなぜか2割)Side_R_Vol 6 第1~5問
モシクバル(モシミハルのはとこ)Side_R_Vol 8 第6~10問
モシウカル(モシミハルの娘) Side_R_Vol 10 第11~15問 宇多田ヒカルが好きと連呼する。
サボリタイナー(ドイツ人) Side_R_Vol 14 第16~20問
[編集] スタンダードリサーチ(全2回)
礼央化検定では、土屋礼央の行動を評価していたが、逆にリスナーに世間のスタンダード、リスナーの好みなどを募集する。
Side_R_Vol 17 第1回「パソコンのデザイン」
Side_R_Vol 19 第2回「ひとりのクリスマス」
[編集] 乗車男(全13回)
実際に山手線外回りに乗車し、実況を行う。 シリーズ化されておりすべて揃えると、一周になる。
キャラクター:ツリカワツカム(乗車男のナレーションを担当している。)
Side_R_Vol 2 「品川→五反田」 Side_R_Vol 4 「五反田→恵比寿」 Side_R_Vol 6 「恵比寿→原宿」 Side_R_Vol 8 「原宿→新宿」 Side_R_Vol 10 「新宿→高田馬場」 Side_R_Vol 12 「高田馬場→池袋」 Side_R_Vol 14 「池袋→巣鴨」 Side_R_Vol 16 「巣鴨→田端」 Side_R_Vol 18 「田端→日暮里」 Side_R_Vol 20 「日暮里→上野」 Side_R_Vol 23 「上野→東京」 Side_R_Vol 25 「東京→新橋」 Side_R_Vol 29 「新橋→品川」