朝鮮の声放送
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朝鮮の声放送 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 조선의 소리 |
漢字: | 朝鮮의 소리 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
チョソネソリ |
ラテン文字転写: | {{{latin}}} |
英語: | Voice of Korea |
朝鮮の声放送(チョソンのこえほうそう)は、朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌から放送されている海外向けラジオ局。
以前は平壌放送・朝鮮中央放送とも呼ばれていたが、朝鮮語での外国向け放送のみを平壌放送と呼ぶ方針に変わった現在では、それ以外の言語での放送を「朝鮮の声放送」と称している。なお平壌放送の呼称は1997年夏ごろから2001年までの間、朝鮮語以外の全言語のアナウンスにも使用されていたことがある。
朝鮮中央放送委員会が制作。日本語アナウンサーの一人、文政姫(ムン・ジョンヒ)は、神奈川県鎌倉市出身(神奈川朝鮮学校卒業)の元在日朝鮮人である。
目次 |
[編集] 放送言語
日本語・中国語・英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・スペイン語・アラビア語。
放送開始時には必ず金日成将軍の歌を電子オルガンでアレンジしたISと国歌である愛国歌が演奏される。国歌の演奏は放送終了後にも行われていたが、現在は開始時のみ。また平壌放送と呼称していた頃は国歌演奏を止めていたこともある。また愛国歌の演奏に続いて金正日将軍の歌、または金日成将軍の歌を合唱することもある。
[編集] 日本語放送
1950年7月10日、放送開始。開始当初は、同年6月25日に勃発した朝鮮戦争の戦況を伝える内容が中心だったといわれる。
現在の番組内容は、ニュースの他に音楽や労働新聞論評ダイジェスト、金日成の回顧録朗読番組などがある。「おたよりの時間」で、「今、日本のインターネット掲示板、2ちゃんねるで朝鮮の声放送が話題です」「朝鮮の声放送愛聴会2ちゃんねる支部が結成されました」といった投書が読み上げられた事もある。
1990年代前半頃より放送内の朝鮮の固有名詞の呼称については、すべて朝鮮語読みに統一している。このため局名の「朝鮮」も「チョソン」と発音されている。ただし1970年代後半には、平壌のことも「へいじょう」と呼称していた。固有名詞が朝鮮語交じりでは分かりにくいとの聴取者の声に応えたものだった。
- 放送時間帯(いずれも日本時間=平壌時間)
- 第1次プログラム 16:00 - 17:00 18:00 - 19:00 20:00 - 21:00 翌朝7:00 - 8:00
- 第2次プログラム 17:00 - 18:00 19:00 - 20:00 21:00 - 22:00 翌朝6:00 - 7:00 同8:00 - 9:00
- 周波数:中波では621kHz、短波では9650kHz、7580kHz、6070kHz、3250kHz。
(注)最近の放送では、第1次プログラムではほぼ時間ぎりぎり(55 - 58分ぐらい)まで放送しているのに対し、第2次プログラムでは表記終了時間よりも10 - 15分程度早く(45 - 50分ぐらいの段階で)放送が終了している。その為、第2次プログラム放送終了後から次の第1プログラムの放送開始までの間の休憩(無音)の時間がやや長い。
[編集] 投書のあて先
(複数あるが全て届く)
- 朝鮮民主主義人民共和国 平壤市 ラジオ・テレビ放送委員会 日本語部
- 朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 朝鮮中央放送委員会 日本語部
- 朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 朝鮮の声放送 書簡係
- 朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 牡丹峰区域戦勝洞・朝鮮の声
- Voice of korea japanese service PYONGYANG D.P.R OF KOREA
[編集] 外部リンク
- Discussion of Voice of Korea on North Korea's official website(英語)
- Voice of Korea(放送全言語の周波数、送信施設など)
- 中国語放送(武漢市朝鮮迷工作室)
- 北朝鮮乱数放送の代表 A−3放送が全廃
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