インターバル・シグナル
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インターバル・シグナル(Interval signal 通称:IS)は、ラジオ放送局が番組の放送開始や終了時に放送する、放送局を識別するための音楽などのことである。
日本の放送局の場合、24時間放送を行っている放送局では1日の基点となる午前5時前後(一部異なる場合あり)に1分程度、その日の放送開始の意味合いからID(放送局名や周波数などのアナウンス)と一緒に放送する場合(ジャンクション音源ともいわれることもある)が多い。また、24時間放送を行わない放送局(24時間放送実施放送局でもメンテナンスによる休止時間前後の日曜日深夜と月曜日未明に放送されることが多い)では、放送終了時と次の日の放送開始時にやや長めのISを放送する場合がある。海外の放送局の場合でも各放送言語の開始や終了時にその国の国歌や代表的な民俗音楽、民謡などを取り入れたものを放送することが多い。
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[編集] 代表例
[編集] 日本国内
- 文化放送、TBSラジオ、ABCラジオ、MBSラジオ、ラジオ大阪、東海ラジオ放送(曲自体は開局当初から変っていないが、現在流れているのは1992年4月のAMステレオ放送開始にあわせてこれまでのナツメロ風の音調からシンセサイザー演奏のものに変わっている)、南海放送、RBCiラジオなど 社歌や放送局のイメージソング(多くは日曜日の深夜放送終了時と月曜日の早朝放送開始時に流れるが、ABCラジオは日曜日の放送終了時 またMBSラジオは月曜日の放送開始時のみで日曜の終了時はアレンジ版のファンファーレスタイルが流れる)
- ニッポン放送 ジョニー・ピアソン「朝もやの渚」(日曜深夜の終了時 月曜早朝の開始時は「君が代」)
- 日本放送協会 君が代(日本国歌)の演奏(終了時)
- NHKでは、ラジオ第2放送の開始前(5:23~5:30)と放送終了後の君が代演奏後5分程度にオルゴールによるISを放送している。かつてはラジオ第1、FM(FMは終了時のISはなし)でも同様に放送された事例がある。また、NHKワールド・ラジオ日本の海外向け国際放送では放送開始前のISに「数え歌」という童謡のオルゴール曲が流れ、「こちらはラジオ日本・NHKワールド、東京より送出」のアナウンス(日・英・独の三ヶ国語)がされている。
- 山形放送 放送開始時はマーチングバンドによる演奏。終了時はハワイアンソング(ウクレレ)の演奏
- 北海道放送 「ウポポ」という民族調の曲が流れていた
- STVラジオ 「マリアの丘」というトランペット曲が流れている
- 信越放送 県歌「信濃の国」が流れている
- 日経ラジオ社 1954年の開局当時に収録された鐘と琴の演奏(放送開始時)
[編集] 海外
- BBC World Service ボウベルズ(Bow Bells)
- ラジオ・カナダ・インターナショナル ピアノの演奏によるカナダの国歌
- ラジオ・オーストラリア ワライカワセミの鳴き声、ウォルシング(ワルチング)・マチルダのアレンジ版
- ロシアの声 展覧会の絵のアレンジ版(モスクワ放送時代は、ワールドサービスがクレムリンのスパスカヤ塔の鐘の音。)
- 中国国際放送 義勇軍行進曲のアレンジ版(北京放送時代は東方紅)
- 朝鮮中央放送 金日成将軍の歌のアレンジ版
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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