恋するマンスリー・デイ
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恋するマンスリー・デイ | ||
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サザンオールスターズ の シングル | ||
リリース | 1980年3月21日 1988年6月25日(再発) 1998年2月11日(再発) 2005年6月25日(再発) |
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録音 | 1980年2月 VICTOR STUDIO MEDIA STUDIO |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 7分36秒 | |
レーベル | ビクター音楽産業 | |
プロデュース | サザンオールスターズ | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
売上枚数 | ||
サザンオールスターズ 年表 | ||
涙のアベニュー (1980年) |
恋するマンスリー・デイ (1980年) |
いなせなロコモーション (1980年) |
『恋するマンスリー・デイ』(こいするマンスリー・デイ)は、サザンオールスターズの7枚目のシングル。FIVE ROCK SHOW第2弾として、前作「涙のアベニュー」から1ヵ月後の1980年3月21日に発売。発売元はビクター音楽産業。
目次 |
[編集] 解説
FIVE ROCK SHOW第2弾。前作に続きセールスは依然落ち込み続ける事となる。本作はシングル7枚目にして初めて、オリコンウィークリーチャートでTOP20入りを果たせていない。本作はアルバム『タイニイ・バブルス』との同発で、「恋するマンスリー・デイ」はアルバムにも収録されている。厳密にはシングルカットではないものの、シングルセールスに拍車をかける形ともなった。
タイトルの『マンスリー・デイ』は『毎月のあれの日』、つまり女性の月経、生理を指すインパクトの強いものである。ジャケットではメンバー唯一の女性であり、歌詞の中にも名前が登場するモデルとも言える存在である原由子を、男性メンバーが追いかけているような風景を描写している。
当初5ヶ月連続シングルリリースの予定だったが、レコーディング時間などの関係から本作と次作「いなせなロコモーション」の間には2ヶ月間の間が出来てしまっている。
[編集] 収録曲
- 恋するマンスリー・デイ
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
歌詞に登場する「ユウコさん」とは原由子を指す。ただ、桑田佳祐が思い描いた歌詞のモデルかどうかは定かではなく、名前だけ拝借したとも考えられる。歌詞の内容もそのまま生理についてであるが、後にエロス3部作(シュラバ★ラ★バンバ、エロティカ・セブン、マンピーのG★SPOT)といわれる作品などと違い、テンポや歌詞の内容も実際は大分落ち着いたものになっている。そういった点でも、タイトルなど一見直球な感じであるが、エロティックな雰囲気はさほど強くはない。 - 青い空の心 (No me? More no!)
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」CMソングであり、歌詞には「サイダー」と言う言葉も登場する。サブタイトルの“No me? More no!”は同製品CM撮影の際に、桑田があまりにも大量にサイダーを飲んだため、「No me?」=『飲め!』「More no!」=『もう飲めない』という説や、「ノーミー モアノー」=『飲み物』というものが由来とされている。また、本来はこの曲を「アルバムに収録する」という約束でタイアップをつけてもらったはずが、事務所との話の食い違いから未収録となり、曲の一部だけがアルバムの一部に使われているのみとなっている。現在はシングル盤にのみ収録。
[編集] 参加ミュージシャン
- 桑田佳祐:Vocal(#1,2)
- 大森隆志:Guitar, Chorus(#1,2)
- 原由子:Keyboards, Chorus(#1,2)
- 関口和之:Bass, Chorus(#1,2)
- 松田弘:Drums, Chorus(#1,2)
- 野沢秀行:Percussion, Chorus(#1,2)