わすれじのレイド・バック
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| わすれじのレイド・バック | ||
|---|---|---|
| サザンオールスターズ の シングル | ||
| リリース | 1980年7月21日 1988年6月25日(再発) 1998年2月11日(再発) 2005年6月25日(再発) |
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| 録音 | 1980年5月 VICTOR STUDIO MEDIA STUDIO |
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| ジャンル | ロック | |
| 時間 | 9分46秒 | |
| レーベル | ビクター音楽産業 | |
| プロデュース | サザンオールスターズ | |
| レビュー | ||
| 売上枚数 | ||
| サザンオールスターズ 年表 | ||
| ジャズマン (JAZZ MAN) (1980年) |
わすれじのレイド・バック (1980年) |
シャ・ラ・ラ／ごめんねチャーリー (1980年) |
『わすれじのレイド・バック』は、サザンオールスターズの10枚目のシングル。1980年7月21日に発売。発売元はビクター音楽産業。
目次 |
[編集] 解説
FIVE ROCK SHOW第5弾。本作によって1980年のサザンの活動を象徴するといえるFIVE ROCK SHOWは完結した。しかし、本作ではこのレコーディング期間中に腹痛を訴えていた原由子の病気が卵巣膿腫と判明したため、体調不良としてレコーディングには参加していない。クレジットでは「原由子＝Mind...」と記載されている。8cm時代の再販ではこのクレジットは省略されていたが、2005年の再発時には復活掲載されている。なお、この2005年の再発盤は、オリコンウィークリーチャートで28位を記録。発売当初は41位とFIVE ROCK SHOW最小の順位と売上であったが、2005年の再発時で当初の順位を大きく更新することになった。この作品ではキーボードを奥慶一、コーラスをマナが担当している。
[編集] FIVE ROCK SHOWについて
『FIVE ROCK SHOW』とはサザンオールスターズが行った、シングル5枚連続リリースの企画名でもあるが、ここでは楽曲について解説する。
本作のc/w曲である「FIVE ROCK SHOW」は、サザンの曲で唯一3人以上のメンバーがボーカルを取っている曲であり、未だにどの部分を誰が歌っているのかという議論が絶えない曲である。本稿では原をメンバーから除いたことを前提で解説する。従って、当時サザンのメンバーは6人だが、この曲自体は男性メンバー5人の構成と言う事実を基本として解説する。
パーカッションの野沢秀行のボーカル部分がある唯一の曲である。
本作のクレジットではギターの大森隆志がコーラスとなっており、休業中の原を除くメンバー4人にボーカルと記載されている。この事から、クレジットを見れば野沢のパートもあるとされるが、何しろボーカルを確認できる曲がほかに存在しないため本当に歌っているのかどうかが議論になる。この曲は現時点で1度もライブ披露されていない曲であるため、確認の術がない。更に、現在は大森が抜けたため、今後この曲がライブで披露される可能性はほぼ無いと言える。
歌い手の順番としては以下である。
- 桑田→野沢or大森→松田→大森or野沢→関口→桑田
- 桑田のみ最初と最後に2パート歌っている。
曲構成は、メドレー形式になっており、ボーカルが変わる度に曲調が変わる(大森or野沢担当分と関口担当分は同じ)。歌詞内容についても、各曲調ごとにバラバラで、曲全体での一貫性はない。
[編集] 収録曲
- わすれじのレイド・バック
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
歌詞は男女の情事を描いた際どい表現が多いが、曲調はバンジョーの音色が響くカントリー調のほのぼのとしたもので、いやらしさは全く感じさせない。
オリジナルアルバム未収録であり、現行盤では『バラッド '77～'82』にのみ収録。『すいか』にも収録されているが、こちらは限定盤であり、現在廃盤である。2003年のコンサートツアー『流石だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS!～カーニバル出るバニーか!?～』で演奏された際には、歌詞が25周年(当時)の感謝を込めたものに変えられ、デビューから5年以内の曲を中心とした曲のメドレーを締めくくる曲であった事などから、ファンに改めて曲の印象を植え付けるものとなり、2005年の再発時にはオリコンチャートでの最高位を約25年ぶりに更新した。 - FIVE ROCK SHOW
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
FIVE ROCK SHOW最後のシングルということもあり、タイトルには企画名がそのまま採用されている。また、コンピレーション盤を含む全てのアルバムに未収録のため、再販版ではc/w目当てでシングルを買うファンも多かったと考えられる。また、この曲のイントロとラストの英語部分からは「マーマレードの朝」としてフルコーラス版が製作され、直後の同年9月1日に中村雅俊がシングルで発売している。
[編集] 参加ミュージシャン
- 桑田佳祐:Vocal, Guitar etc.(#1,2)
- 大森隆志:Guitar, Chorus etc.(#1,2)
- 原由子:Mind･･･
- 関口和之:Bass, Vocal etc.(#1,2)
- 松田弘:Drums, Vocal etc.(#1,2)
- 野沢秀行:Percussion, Vocal etc.(#1,2)
