相馬直樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

相馬直樹
名前
愛称
カタカナ	ソウマナオキ
ラテン文字表記	SOMA Naoki
基本情報
国籍	日本
誕生日	1971年 7月19日
出身地	静岡県静岡市清水区
身長	175cm
体重	72kg
血液型	AB型
選手情報
ポジション	DF、MF
利き足	右足
代表歴
キャップ	59
得点/失点	4

■Template（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

相馬直樹（そうまなおき、1971年 7月19日 - ）は、日本の元プロサッカー選手。現在はサッカー解説者。現役時代のポジションはディフェンダーだが、晩年は本職の左サイド以外にもリベロでもプレーした。

[編集] 経歴

清水東高校から早稲田大学を経て、1994年、鹿島アントラーズに入団。不動の左サイドバックとしてチームの黄金時代に大きく貢献し、1998年のフランスW杯に出場するなど日本代表でも活躍した。2000年天皇杯で左膝外側半月板損傷の重傷を負い、1年近くをリハビリに費やす。高校時代は実力で東大を目指せるほどの学力があったらしい。

2002年、東京ヴェルディ1969にレンタル移籍、2003年に鹿島に復帰後、2004年に当時J2の川崎フロンターレに完全移籍。2005年 11月10日に引退を表明した。引退試合は2005年 12月24日天皇杯vs 浦和レッズ戦。引退後サッカー解説者としてTBS・BS-iに出演。また2006年からはJFAアンバサダーにも選ばれている。新聞、雑誌等にも多数寄稿しており、元選手ならではの分析、現役時代から定評のあった鋭い戦術眼を基に作られる記事は評価が高い。

[編集] プレイスタイル

堅実なディフェンスとタイミングの良いオーバーラップが持ち味。日本代表では、主に左サイドの名波浩との息のあったコンビネーションから好機を演出した。元々、右利きでインサイドに切れ込んでから右足でクロスを上げるシーンが目に付いたが、左足のクロスの精度も徐々に高くなっていった。また、右足でのミドルシュートも威力、精度ともに申し分無く、Jリーグでも度々ゴールネットを揺らし続けた。

[編集] 所属クラブ

[編集] 個人タイトル

1995年-ベストイレブン
1996年-ベストイレブン
1997年-ベストイレブン
1998年-ベストイレブン・フェアプレー個人賞

[編集] 代表歴

通算成績：59試合4得点
国際Aマッチ初出場：1995年 5月18日エクアドル戦
国際Aマッチ初得点：1996年 5月29日メキシコ戦

[編集] Jリーグ通算成績

リーグ戦初出場：1994年 5月18日対名古屋グランパスエイト戦
リーグ戦初得点：1995年 4月15日対ガンバ大阪戦

[編集] Jリーグ年度別成績

年度	チーム	J1/J2	背番号	リーグ戦	カップ戦	天皇杯
1993年	早大	―	―	―	―	2試合0得点
1994年	鹿島	J1	―	28試合0得点	1試合0得点	1試合0得点
1995年	鹿島	J1	―	50試合3得点	―	4試合0得点
1996年	鹿島	J1	―	30試合2得点	14試合0得点	3試合0得点
1997年	鹿島	J1	7	21試合0得点	2試合1得点	5試合0得点
1998年	鹿島	J1	7	34試合1得点	1試合0得点	4試合0得点
1999年	鹿島	J1	7	30試合0得点	7試合1得点	2試合0得点
2000年	鹿島	J1	7	30試合2得点	7試合0得点	4試合0得点
2001年	鹿島	J1	7	7試合0得点	1試合0得点	3試合0得点
2002年	東京V	J1	17	27試合0得点	6試合0得点	0試合0得点
2003年	鹿島	J1	7	20試合2得点	3試合1得点	0試合0得点
2004年	川崎	J2	23	15試合0得点	―	1試合0得点
2005年	川崎	J1	23	12試合0得点	3試合0得点	2試合0得点
J1通算		J1		289試合10得点	45試合3得点	31試合0得点
J2通算		J2		15試合0得点	―	1試合0得点

	日本代表 - 1998 FIFAワールドカップ
1 小島伸幸 \| 2 名良橋晃 \| 3 相馬直樹 \| 4 井原正巳 \| 5 小村徳男 \| 6 山口素弘 \| 7 伊東輝悦 \| 8 中田英寿 \| 9 中山雅史 \| 10 名波浩 \| 11 小野伸二 \| 12 呂比須 \| 13 服部年宏 \| 14 岡野雅行 \| 15 森島寛晃 \| 16 斉藤俊秀 \| 17 秋田豊 \| 18 城彰二 \| 19 中西永輔 \| 20 川口能活 \| 21 楢崎正剛 \| 22 平野孝 \| 監督岡田武史