大阪外国語大学

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大阪外国語大学（おおさかがいこくごだいがく、Osaka University of Foreign Studies）は、大阪府箕面市にある国立大学。略称は大阪外大（おおさかがいだい）、大外大（おおがいだい・だいがいだい）、阪外（はんがい）。設置者は国立大学法人大阪外国語大学。

学長は是永駿。

大学の特徴は私立の外国語学部と比べると学生が専攻できる言語が多岐にわたり、また北欧やアフリカの言語まで世界の言語を幅広く押さえている点にある。日本でただ二つの外国語学部の国立単科大学であり、もう一つの国立単科大学である東京外国語大学とは運動系サークルによる東西外国語大学対抗戦が行われている。

1991年には外国人留学生のためのコースを改組した留学生日本語教育センター（現：日本語日本文化教育センター）を大学に併設した。主に（日本国の）国費留学生を受け入れており、特に、文部科学省の国費学部留学生（日本の大学学部へ入学するコース）の日本語教育は、大阪外国語大学以外では東京外国語大学（留学生日本語教育センター）でしか行われていない。そのほか、国費の研究留学生、日本語日本文化研修生等の日本語教育、さらには、交流協定校との交換留学生の日本語教育も行われており、その規模は日本一である。

専攻語25以外にも研究外国語が学べる。その数は100を超え日本最大規模であり、例えばスワヒリ語、スウェーデン語、デンマーク語、ハンガリー語は学士レベルでは日本では大阪外国語大学でしか学べない。

出身者は日本全国へ広がり、男子学生の人数の割りに有力企業、優良企業の役員クラスが多い。商社、石油系、航空系、マスコミ系に特に強く、メーカーでも海外部に配属される事が多い。また近隣の国公私立への人材輩出も秀でており、関西大学、滋賀大学の現学長や神戸市外国語大学の前学長は大阪外大のOBである。

国立大学法人大阪大学との統合を協議中である。2006年3月23日に両大学学長が統合推進についての合意書を締結した。2007年10月の統合、2008年の学生受入れを目標としている。現大阪外大キャンパスは大阪大学外国語学部となる予定。

[編集] 沿革

1921年12月大阪外国語学校が現在の大阪市天王寺区上本町8丁目に創設。
1944年4月大阪外事専門学校に改称。
1949年5月新制大阪外国語大学として発足。
1954年4月留学生別科設置。
1956年4月専攻科設置。
1958年短期大学部が併設される。
1969年4月大学院外国語学研究科（修士課程）設置。
1979年9月箕面市粟生間谷に移転。（上本町の跡地は後に大阪国際交流センターとなる。）
1993年4月学科改組により、大講座制と昼夜開講制を導入。
1998年4月大学院言語社会研究科（博士課程設置）。
2004年4月国立大学法人大阪外国語大学となる。
2005年 11月1日箕面市と包括協定を締結。

[編集] 学部

外国語学部
- 国際文化学科
- 地域文化学科

[編集] 大学院

言語社会研究科
- 地域言語社会専攻＜博士前期課程＞
- 国際言語社会専攻＜博士前期課程＞
- 言語社会専攻＜博士後期課程＞

[編集] 附属機関

日本語日本文化教育センター（旧：留学生日本語教育センター）

[編集] 専攻語

[編集] 大学関係者と組織

[編集] 大学関係者一覧

大阪外国語大学の人物一覧

[編集] 行事

間谷祭（学園祭） - 11月上旬に開催。外国語劇、模擬店、展示、学生によるコンサートなど
夏祭り - 7月上旬に開催
東外大戦（東西外国語大学対抗戦） - 10月。体育会系部活ごと
全学駅伝大会 - 12月
公開講座

[編集] 交通アクセス

最寄停留所は阪急バス「大阪外大前」「間谷住宅4」

北大阪急行電鉄、大阪高速鉄道（大阪モノレール）千里中央駅、阪急電鉄北千里駅から阪急バスで大阪外大前行き、間谷住宅行きに乗車
阪急電鉄箕面駅から阪急バスで間谷住宅行きに乗車（1～2時間に1本程度）
JR 茨木駅西口（一部阪急電鉄茨木市駅西口発あり）から阪急バス阪急石橋行き、または阪急電鉄石橋駅からにJR茨木（一部阪急茨木）行きバスに乗り「小野原」下車、大阪外大前行き、間谷住宅行きに乗り換え。
JR茨木駅西口、阪急電鉄茨木市駅西口から奥行きバス（但し2時間に1本もない）で「山の口」下車、徒歩（上り坂）約15分
他に、授業のある日は授業時間に合わせて、JR茨木駅西口と阪急電鉄箕面駅から学生便が運行されている。
2007年3月19日に開通予定の大阪高速鉄道（大阪モノレール）彩都線彩都西駅から徒歩約15分の見込み