佐久間安政

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佐久間安政 凡例
時代	戦国時代、安土桃山時代、江戸時代
生誕	弘治元年（1555年）
死没	寛永4年4月25日（1627年6月8日）
別名	(通称)久六、久右衛門
改名	保田安政、佐久間安政
戒名	徳翁院殿功岸玄忠大居士
官位	従五位下備前守
幕府	江戸幕府
主君	織田信長、柴田勝家、北条氏政、蒲生氏郷、 徳川家康、徳川秀忠
藩	近江高島藩（藩主）、信濃飯山藩（藩主）
氏族	佐久間氏
父母	父佐久間盛次、母柴田勝家姉、養父保田知宗
兄弟	盛政、安政、勝政、勝之
妻	保田知宗娘、勧修寺晴豊娘
子	勝宗、安長、桑山左衛門佐一直室、北条美濃守氏信室、 毛利摂津守高成室、新庄越前守直好室、久留島丹波守通春室

佐久間 安政（さくま やすまさ、1555年（弘治元年）－1627年6月8日（寛永4年4月25日））は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将（のち大名）。佐久間氏の一族。佐久間盛次の子。佐久間盛政の弟、柴田勝政、佐久間勝之の兄。母は柴田勝家の妹（姉？）である。従五位下備前守。

はじめ紀伊・河内の守護、畠山昭高家臣の保田知宗の養子となり保田久六を名乗る。 後に久右衛門と改める。 知宗の娘を妻とした。

兄や弟と共に織田信長に仕え、最初は佐久間信盛の軍に属し、後に柴田勝家の軍に属した。賤ヶ岳の戦い後は雑賀衆、根来衆を頼り、岸和田城を守る中村一氏としばしば交戦したが、小牧・長久手の戦いで徳川家康が撤退したため、家康の口利きにより小田原北条氏に弟の勝之ともども身を寄せた。このとき妻であった保田知宗の娘を離縁したという。その後、正親町天皇の武家伝奏であった公家・勧修寺晴豊の娘を妻とした。

小田原の役の後、豊臣秀吉に赦され、本姓である佐久間氏に復し、蒲生氏郷に仕え出羽国小国（現山形県西置賜郡小国町）を領した。氏郷の没後、秀吉から信濃国槇島城（現長野県長野市松代町牧島）を賜った。

慶長3年（1598年）秀吉の没後、五奉行が徳川家康にお伺いを立て、その結果近江国小河（現滋賀県東近江市小川町）に7000石を与えられた。

慶長5年（1600年）関が原の戦いで東軍に属し、その戦功により近江国高嶋郡（現滋賀県高島市）の内に加増を受け、合計で1万8000石を領するようになり、大名に列した。

慶長12年（1607年）江戸城内に移転。その際に常陸国小田（現茨城県つくば市小田）5000石を加増された。

元和元年（1615年）大坂の陣の戦功により信濃国飯山（現長野県飯山市）に加増を受け合計3万2000石となり、飯山藩の藩祖となった。

菩提寺は滋賀県高島市の幡岳寺と長野県飯山市の大聖寺。戒名は徳翁院殿功岸玄忠大居士（寛政重修諸家譜では「廣岸玄忠徳王院」）。墓所は二本榎廣岳院と言われている。

飯山藩初代藩主

1616年～1627年

先代:

次代:

佐久間安長