七和駅
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七和駅(ななわえき)は、三重県桑名市大字芳ヶ崎字屋敷田607番地の2にある三岐鉄道北勢線の駅。
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[編集] 駅構造
2005年(平成17年)に駅舎の改装、自動券売機等の設置、トイレの新設、駅前送迎スペースの整備、駐輪場の新設工事が実施され、従来の駅から一新された。
- 島式1面2線のホームを持つ地上駅である。
- 駅舎は近鉄時代からのものであるが、2005年(平成17年)に改装工事が実施された。
- 下り線から上り方面への逆出発(折り返し)が可能となっている。
- 安全側線は無いため、列車行き違い時の駅構内への上下列車の同時進入は不可能である。
- 下り線の起点側に構内通路踏切がある。
- 無人駅であるが、監視カメラを備え、東員駅からの遠隔監視駅となっている。
- 駅舎には、自動券売機(1台)、自動改札機(2通路、うち1通路は車椅子対応のワイド型)、自動精算機(1台)を備えている。
- 普通券・回数券のみ購入が可能で、定期券の購入はできない。
- トイレは駅舎改装工事と同時に駅舎西側の改札外に新設され、多目的トイレのある男女別の水洗式。
- 待合室は設置されていない。
- 北勢線の他の駅にあるような無料駐車場は備えられておらず、車を駅に止めて電車を利用するパークアンドライドは不可能である。
- 駅前に車の停車スペースを備え、車で駅に送ってもらい電車を利用するキスアンドライドが可能となっている。ただし、スペースは他の北勢線の各駅に比べ狭い。
- 駅前に52台分の無料駐輪場を備えている。
- タクシーの常駐はない。
- 駅前広場に公衆電話ボックスが1基設置されている。
- バリアフリーには一部施設について対応していない(ホームスロープ部分)。
[編集] 利用状況
- 桑名工業高校の生徒を主として通学・通勤用に利用される。
[編集] 駅周辺
- 桑名市七和地区市民センター
- 三重県立桑名工業高等学校
- 桑名七和郵便局
- ヤマモリ株式会社・桑名工場(醤油等の製造)
[編集] 駅名の由来
1889年(明治22年)4月1日 町村制実施に伴い、従来の7つの村(芳ヶ崎村、森忠村、星川村、巌{いわお}新田村、嘉例川村、五反田村、大仲新田村)が一村に合併した際、7つの村を和すという意味で「七和村」と称することにした。本駅名はこの七和村から採ったものである。この後、1951年(昭和26年)3月2日 七和村は桑名市に編入されている。
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)4月5日 北勢鉄道によって開業。開業時より行き違い設備が設置されていた。
- 1934年(昭和9年)6月27日 社名変更により、北勢電気鉄道にの駅となる。
- 1944年(昭和19年)2月11日 会社合併により、三重交通の駅となる。
- 1963年(昭和38年)3月23日 桑名工業高校新設に伴う利用者増に備え、現在位置に駅移転。移転以前は現在地よりも桑名方にあった。
- 1964年(昭和39年)2月1日 事業譲渡により、三重電気鉄道の駅となる。
- 1965年(昭和40年)4月1日 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し近鉄の駅となる。
- 1968年(昭和43年)2月22日 駅構内貨物側線使用停止する。
- 1980年(昭和55年)8月21日 定期券発行予約駅となる。
- 2000年(平成12年)3月1日 無人駅化。
- 2003年(平成15年)4月1日 事業譲渡により、三岐鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)4月24日 初列車より、従来の右側通行による列車行き違いを左側通行に改める。
- 2005年(平成17年)9月1日 駅舎を改装のうえ、駅前送迎スペース・無料駐輪場が新設され、供用開始される。駅舎内に自動券売機・自動精算機・自動改札機が設置され、東員駅からの遠隔制御による営業が開始される。
- 2006年(平成18年)2月15日 駅舎桑名方線路南側に残存していた旧ホームが撤去される。