六石駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
六石駅(ろっこくえき)は、三重県いなべ市北勢町字北野に存在した三岐鉄道北勢線の駅。2004年(平成16年)4月1日に廃駅となった。
目次 |
[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線をもつ地上駅であった。なお2004年度(平成16年度)中に、旧ホームの撤去が行われた。駅廃止前から使用中のホーム向かいに旧2線化設備の遺構であるホームの残骸があったが、これは駅廃止後も撤去されること無く存置された。また、当駅は北勢線が阿下喜まで延伸される前は北勢線の終着駅で、阿下喜東駅と称し、ここから阿下喜駅まではバス連絡を行っていた。終着駅時代は、駅構内阿下喜方に転車台があった。
[編集] 利用状況
朝夕の通勤通学時間帯を含め六石駅利用者は極めて少なかった。ラッシュ時以外の発着の列車は乗降客がいない事の方が多かった。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1916年(大正5年)8月6日 北勢鉄道の駅として開業。
- 1931年(昭和6年)7月8日 六石~阿下喜間1.4kmが開業し全通。同時に阿下喜東駅を六石駅に改称。
- 1934年(昭和9年)6月27日 社名変更により北勢電気鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)2月11日 会社合併により、三重交通の駅となる。
- 1964年(昭和39年)2月1日 事業譲渡により三重電気鉄道の駅となる。
- 1965年(昭和40年)4月1日 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し近鉄の駅となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 事業譲渡により、三岐鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 廃止。