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プリンス - Wikipedia

プリンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Disambiguationこの項目では称号について説明しています。"プリンス" のその他の用法についてはプリンス (曖昧さ回避)をご覧ください。

プリンス(英:prince)は、王族、皇族の男子や、特定の領域を支配する貴人の称号として用いられる英語外来語として日本語で用いられることもあるが、日本語として使われるときは王族の男子に対する用例がほとんどで、その日本語訳としては「王子」あるいは「親王」が定着している。王族に生まれた女性、王族男子の配偶者などに対して用いられる女性形はプリンセス(princess)で、王女、妃、など場合に応じて訳し分けられる。

目次

[編集] 語源とヨーロッパ諸言語間の違い

英語のプリンスは、ラテン語で「第一人者」を意味するプリンケプス (princeps) が語源で、その英語化した発音である。

西ヨーロッパの多くの言語では、プリンケプスがそれぞれの言語に取り入れられた語が英語のプリンスと同義に用いられている。例えば、フランス語ではプランス (prince)、イタリア語ではプリンチペ (principe) という。

ドイツ語では、プリンケプスがドイツ語化したプリンツ (Prinz) とは別に、ゲルマン語由来のフュルスト (Fürst) があり、後者は後述するように若干異なった意味で使われている。また、ロシアではまったく別の語源をもつクニャージ (kniaz') の称号がプリンケプスに対応している。

[編集] プリンスの分類

プリンスの称号の用例は、次の3つに分類できる。それぞれは、その性格の違いから、異なった日本語の訳語が使用される。

[編集] 君主の称号

中世以降のヨーロッパで国王(英語ではking)という称号が君主に対するものとして一般的になると、国王と名乗ることまでは承認されないが実質的に君主と見なされる貴族がラテン語でプリンケプス(ないしそれに相当する称号)と称する例があらわれる。このような称号は、日本語では、公、侯(ドイツ周辺)、大公(フランス周辺)など様々に訳される。この意味の場合、ドイツ語では、フュルスト (Fürst)という称号が用いられる。「プリンス・オブ・ウェールズ」の「プリンス」は本来はこのような意味でのプリンスである。 また、半独立的君主である「諸侯」という意味でも用いられる(「選帝侯」など)。

プリンスの支配する国のことを英語でプリンシパリティ(principality)といい、公国(ドイツの場合は侯国とも)と訳す。プリンスを称する君主による君主制が現在も残っている国には、モナコ公国 (Principauté de Monaco / Principality of Monaco)、リヒテンシュタイン公国 (Fürstentum Liechtenstein / Principality of Liechtenstein) があり、またアンドラ公国 (Principat d'Andorra / Principality of Andorra) はフランス大統領とスペインのウルヘル司教が共同大公 (co-prince) として君臨している。

[編集] 王族の称号

君主としてのプリンケプスの称号とは別に、ヨーロッパでは君主や上位貴族(皇帝、国王、大公爵、公爵、プリンスなど)の一族男子(息子、孫息子、夫など)もプリンケス(やそれに相当する単語)の称号をもって呼ばれることがある。この意味の場合ドイツ語ではプリンツ(Prinz)という。 訳としては、「王子」「親王」「公子」などがある。 スペインなどではこの称号は採用されていない(ただしスペインの王太子は「プリンシペ・デ・アストリアス(アストゥリアス公)」という称号を持つ)。イギリスではハノーヴァー朝によりこの称号が導入された。

これが現在日本語でも広く使われている王子と訳される意味でのプリンスである。

[編集] 爵位

ドイツ神聖ローマ帝国)では近世以降、他の国のプリンスに当たるフュルスト (Fürst) が公爵 (Herzog) の下の爵位として定着した。

この爵位としてのフュルストは、日本語においては公爵の下の爵位である「侯爵」の語に訳されることが多いが、イギリス貴族などの侯爵 (Marquess) は、ドイツの辺境伯と同等の爵位であり、フュルストと同等ではない。

ちなみに日本の華族における「公爵」も英語ではプリンスと訳されることがあるが、これも爵位としてのプリンスである。

[編集] 歴史

[編集] 古代

プリンスの語源となったラテン語のプリンケプスは、ローマ帝国において、皇帝(インペラトール)がローマ市民の中から選ばれた市民の第一人者であるという意味から、皇帝に対して用いられる称号の一種となった。

のちにローマ帝国の解体の中で、プリンケプスの称号は国家において唯一最高の支配者である君主を意味するようになる。

[編集] 中世

中世においては、ラテン語で書かれた文献の中で、プリンケプスは称号というより君主をあらわす一般名称として用いられた。このため、実際の称号、爵位が何であっても、ある程度の主権を持つ君主として自他共に認められた大諸侯たちがラテン語でプリンケプス、各国の言語でプリンス等と呼ばれたり自ら称したりした(マキャヴェッリ君主論 "Il Principe"もこの意味である)。

こうしてプリンケプスを称するに至った大諸侯は、フランスにおいてはアンジュー伯やフランドル伯のような有力な伯や神聖ローマ帝国では辺境伯や公であった。また中世にはカトリックの教会や修道会も大きな所領をもっており、大司教司教大修道院長の中には世俗大諸侯と並んでプリンケプスとみなされるものがあった。なお、ノルマン征服以前のイングランドでも、大陸の伯にあたるEarl、Jarlがプリンケプスと呼ばれるような大諸侯であったが、ノルマン征服後はプリンスと呼ばれるような大諸侯は例外を除いては消滅した。

またこの時代には、その他の各地域では、現地語で王や族長にあたるものが西ヨーロッパの人々からプリンスとみなされ、ラテン語の文献でプリンケプスと書かれた。例えばウェールズでは、王と呼ばれるような広域を支配する君主があらわれなかったため、それぞれの地方の君主がプリンケプスと呼ばれた。のちにその中で最高の実力をもった者が「ウェールズのプリンケプス」を称するようになり、これが現在イギリスの第一王位継承者(王太子)に与えられる称号であるプリンス・オブ・ウェールズの起源となっている。

このほか、西ヨーロッパに出自をもつ者が、西ヨーロッパの封建秩序において宗主がはっきりしない土地や、非カトリック圏を新たに征服した場合、自ら称号としてプリンケプスを名乗ることもあった。ノルマン人によるタラント公、十字軍国家アンティオキア公などがこの例にあたる。

[編集] 近代

[編集] 大陸諸国

中世末から近世にかけて、中央集権の進んだ国においては、君主としてのプリンスは存在しなくなり、王族やそれに準じたものが名誉称号としてプリンスと呼ばれるようになった。

一方、近世のドイツでは逆に諸侯(フュルスト)の所領の領邦国家化が進み、貴族の中に領邦国家を治める領邦君主、領邦君主の男系子孫であるが現に統治する領邦を持たない元君主、それ以外の貴族で皇帝や諸侯に仕える宮廷貴族の間に厳然とした身分上の格差が生じた。

こうした過程で、公や辺境伯などの伝統的な大諸侯の称号を持たない諸侯は、諸侯の称号であるフュルスト自体を地位を示す称号とすることを望むようになった。このため神聖ローマ帝国においては、フュルストは公爵より下の爵位となり、さらに時代が下ると領邦君主ではない貴族に与えられる最高位の爵位としてフュルストの称号が用いられるようになった。

近代に神聖ローマ帝国解体した際、多くの小規模な領邦国家が有力な領邦国家に併合、吸収されたことにより、非君主のフュルストが増加した。このため、近代のドイツでは「侯爵」と訳されるフュルストの中でも、領邦君主である侯爵、元君主の侯爵、宮廷貴族の侯爵の3種別があった。

[編集] イギリス

イングランドスコットランドでは、中世以来プリンスの称号を称する君主はあらわれず、ハノーヴァー朝以降は王族男子がプリンスと呼ばれた。ただ、第一王位継承者(王太子)が称するプリンス・オブ・ウェールズの称号は、独立時代のウェールズにいた君主のプリンケプスに由来しており、やや起源と意味合いが異なる。

また女王を制度として認めたイギリスでは、女王の配偶者が共同国王として戴冠していない場合、その人物のことをプリンス・コンソート(prince consort 日本語訳は「王配」)といい、王家の成員としてプリンスとみなすようになった。

[編集] 日本におけるプリンス

英語のプリンスは、近代日本の制度に対しては、親王およびの称号をもつ皇族の男子成員に英訳で付せられる称号として用いられる。

第二次世界大戦以前には、華族の最高位である公爵をデューク(duke)ではなくプリンス(prince)と英訳することもあった。

プリンスはカタカナ語としても日本語によく定着しており、プリンスホテルプリンス自動車など企業名に用いられることもある。この語は個人に対して使われることもある。特定の分野(主に芸術スポーツなど、他人の目を惹きやすいもの)の中でその技能が優秀であることに加えて、若く、容姿や言動の面で特に魅力的な人物を「○○界のプリンス」と呼んでもてはやすことがしばしば行われている。

[編集] 関連項目

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