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爵位 - Wikipedia

爵位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

爵位(しゃくい)とは、主に古代から中世にかけての国家や現代における立憲君主制に基づく国家において貴族や国家功労者に対して血統または功労に基づき授与または世襲により継承される階級別の栄誉称号のことである。古くは中国にさかのぼり、諸侯封号として爵位が授けられ、その慣行は清代まで続いた。また近代の日本華族ヨーロッパロシア貴族でも用いられた。五爵(ごしゃく)、公・侯・伯・子・男(こう・こう・はく・し・だん)などともいう。なお、タイの爵位制度に関してはラーチャウォンを参照。有爵者への敬称は「閣下」または「」。天から授かった徳を天爵というのに対して、爵位や位階官禄のことを人爵という。

なお、「王爵」「帝爵」という言葉もあり、また隋の九等爵の筆頭が「国王」である事からもわかる通り、「王」や「皇帝」といった君主号も爵位の一種である。ただし本稿においては、君主から与えられる名誉称号としての爵位について述べる。

目次

[編集] 中国における爵位

[編集] 漢以前の爵位

儒教の経典の主張するところによると、夏王朝には、公・侯・伯・子・男の五等があり、それが殷代には、公・侯・伯の三等となり、周代には再び五等となったとされる。ただし、甲骨文金文等の同時代資料を用いた歴史学の実証的な研究により、これらの時代に実在した都市国家支配層の称号は、このようにきれいに序列化され、整理されたものではなかったことが明らかになっている。こうした五等爵の序列は戦国時代に過去の時代のありかたをもって当時の政権に正当性を与えるために、諸子百家により整理され、序列化されたものではないかとする説が有力になってきている。

[編集] 魏晋南北朝の爵位

曹魏に至ると、以来の十二等爵を廃止して、古来からの公・侯・伯・子・男を復活させた。文帝の黄初年間に王・公・侯・伯・子・男・県侯・郷侯(最初郷侯の下に亭侯が置かれていたが後に省かれる)・関内侯の九等の爵制が定められた。黄初3年には、皇子を王に封じ、王子を郷公に封じ、王世子の子を郷侯に封じ、公子を亭伯に封じていた。その後黄初5年に、緒王を皆県王と改められ、明帝の太和6年に再調整されて郡王となった。以上の九等の外に庶民や兵士に対しての賜爵もあり、関内侯の下には名号侯・関中侯・関外侯・五大夫侯が創立された。

武帝咸寧3年(275年)に王・公・侯・伯・子・男・開国郡公・開国県公・開国郡侯・開国県侯・開国侯・開国伯・開国子・開国男・郷侯・亭侯・関内侯の爵制が定められた。皇子でない者には王は封じらず、宗室には公・侯・伯・子・男(郡公・県公・郡侯・県侯も与えられた場合もあった)があり、功臣には開国郡公・開国県公・開国郡侯・開国県侯・開国侯・開国子・開国男・郷侯・亭侯・関内侯・関外侯等があった。五等爵の上に「開国」の二字を加えるケースは、西晋では少なかったが、東晋になると多く用いられるようになり、常に古来からの五等爵と混称されることもあった。

南朝のでは、おおよそ魏晋代に倣った爵制を定めていた。では、郡王・嗣王・藩王・開国郡公・開国県公・侯・伯・子・男・沐食侯・郷亭侯・関中関外侯の十二等があった。

北魏道武帝の皇始元年(396年)に五等爵が定められたが、天賜元年に五等から王・公・侯・子の四等に減らされた。王は大郡を、公は小郡、侯は大県、子は小県が与えられた。その後、再び伯・男の二等が加えられた。皇子と功臣には王が封ぜられた。景明元年には、王・開国郡公・散公・侯・散侯・伯・散伯・子・散子・男・散男の十一等の爵制が定められた。官品との対応は下の表を参照。なお王には官品は適用されていない。

北斉では王・公・侯・伯・子・男の六等に分けられた。官品との対応は下の表を参照。なお王には北魏の場合と同様に官品は適用されていない。

北周の爵位には全て「開国」が加えられている。爵位は、王・郡王・県王・国公・郡公・県公・県侯・県伯・県子・県男・郷男の十一等が定められた。

[編集] 隋・唐・宋・遼・金・元の爵位

文帝の開皇年間に、国王・郡王・国公・郡公・県公・侯・伯・子・男の九等爵が設けられた。(但し「国王」については、従属国・朝貢貿易の相手国の君主に対して与える封号としてのみ用いられ、本稿で述べる君主が臣下に与える爵位とは異なる)この他文献には、郡王・嗣王・藩王・開国郡県公・開国郡・県侯・開国県伯・開国子・開国男・湯沐食侯・郷侯・亭侯・関中・関外侯なども見られる。

中国の爵位は隋代以降基本的には、王・公・侯・伯・子・男をベースにしたものとなり代に完成した。その後を経て、徐々に簡素化し代には殷や周のころのように五等や三等であった。代も基本的に五等爵を基本としていたが、等級を設けていた。

官品 日本¹ 北魏 北斉 隋² 唐・遼³ 4
正一品   開国郡公  
従一品 開国県公・散公 開国郡公 郡王・国公・開国郡公・開国県公 嗣王・郡王・国公 嗣王・郡王・国公 郡王・国公 郡王
正二品 開国県侯 散郡公・開国県公 開国侯 開国郡公 郡公・開国郡公 郡公 国公
従二品 散侯 散県公・開国県侯   開国県公・開国県侯 開国県公 郡公
正三品 開国県伯 散県侯・開国県伯 開国伯     郡侯 郡侯
従三品 散伯 散県伯     開国侯
正四品 開国県子 開国県子 開国子 開国県伯 開国伯 郡伯・県伯 郡伯
従四品 散子 散県子      
正五品   開国県男 開国県男 開国男 開国県子 開国子 県子 県子
従五品   散男 開国郷男・散県男   開国県男 開国男 県男 県男
Notes
1) 日本については、品階ではなく位階であるが、類似した制度なため参考として載せた。この爵位と位階の対応は位階令大正15年勅令第325号)による。
2) 煬帝の時代には、王・公・侯は保留された。
3) 遼は唐の制度をそのまま用いた。
4) その後、嗣王・郡公・開国公は保留された。

[編集] 明代の爵位

代になると、皇族たる宗室と功臣や外戚との爵位が異なるようになった。宗室以外の者に与えられる爵位は、当初古来からの五等であったが、後に子・男は保留されて公・侯・伯の三等となった。

一方、宗室に与えられた爵位はより複雑なものとなっている。太祖の時代に襲封の制度が定められた。皇子は親王に封ぜられ、親王の嫡長子で10歳に達した者は王世子に立てられ、嫡長孫は王世孫に立てられ均しく一品が与えられた。10歳に達した諸子は郡王に封ぜられ、郡王の嫡長子は郡王世子に、嫡長孫には郡王長孫に立てられ均しく二品が与えられた。諸子には鎮国将軍が授けられ従一品が与えられ、孫には輔国将軍と従二品、曾孫には奉国将軍と従二品、玄孫には鎮国中尉と従四品、来孫には輔国中尉と従五品、六世以下には皆奉国中尉と従六品が授けられた。

[編集] 清代の爵位

代の爵位も、明代と同様に宗室のものとモンゴル貴族のものと功臣・外戚のもとと分かれていた。宗室のものは、和碩親王(ほしょしんのう)・多羅郡王(どろぐんおう)・多羅貝勒(どろべいれ)・固山貝子(ぐーさべいせ)・奉恩鎮国公(ほうおんちんこくこう)・奉恩輔国公(ほうおんほこくこう)・不入八分鎮国公(ふにゅうはちぶんちんこくこう)・不入八分輔国公(ふにゅうはちぶんほこくこう)・鎮国将軍・輔国将軍・奉国将軍・奉恩将軍があった。一般に爵位は世襲であるが、父の爵位より一級下のものとなる。ただし功勲などにより例外もあった。

ハーンやモンゴル貴族には親王・郡王・貝勒・貝子・公・一等-四等台吉(タイジ)・一等-四等塔布嚢(タブナン)が授けられていた。タイジは本来は太子の意でチンギス・ハーンの子孫の称号であった。タブナンはカラチン三旗とトメット左翼旗でタイジに相当する地位として用いられていた。

下の表は功臣・外戚の爵位の変遷である。

官品 天命5年(1620 天聡8年(1634 順治元年(1643 乾隆元年(1736 乾隆16年(1751
超品 五備御之総兵官 一等公 一等-三等公 一等-三等公 一等-三等公
    一等-三等侯 一等侯兼一雲騎尉
・一等-三等侯
一等侯兼一雲騎尉
・一等-三等侯
一等-三等伯 一等伯兼一雲騎尉
・一等-三等伯
一等伯兼一雲騎尉
・一等-三等伯
正一品 一等-三等総兵 一等-三等昂邦章京 一等-三等精奇尼哈番 一等子兼雲騎尉
・一等-三等子
一等子兼雲騎尉
・一等子-三等子
正二品 一等-三等副将 一等-三等梅勒章京 一等-三等阿思哈尼哈番 一等男兼一雲騎尉
・一等-三等男
一等男兼一雲騎尉
・一等-三等男
正三品 一等-二等参将 一等-三等甲喇章京 一等-三等阿達哈哈番 一等軽車都尉兼一雲騎尉
・一等-三等軽車都尉
一等軽車都尉兼一雲騎尉
・一等-三等軽車都尉
游撃
正四品 備御 一等-二等牛録章京 一等-二等拜他喇布勒哈番 一等騎都尉兼一雲騎尉
・一等-二等騎都尉
一等騎都尉兼一雲騎尉
・一等-二等騎都尉
正五品     拖沙喇哈番 雲騎尉 雲騎尉
正七品         恩騎尉

[編集] 外命婦の封号(女性の爵位)

女性に与えられる爵位に順ずる封号は古来から存在したが、基本的に皇族女子や夫・子によって授けられることが多かった。

唐代には、皇伯叔母に大長公主、皇姉妹には長公主、皇女には公主、皇太子の娘には郡主、王の娘には県主、王の母や妻にはが授けられた。皇室以外では、夫や子の品階や爵位によって授けられた。一品及び国公の母・妻には国夫人が、三品以上の母・妻には郡夫人が、四品以上の母・妻には郡君が、五品以上の母・妻には県君が、散官や同職事には郷君がそれぞれ封ぜられた。

宋代では、当初は唐とほぼ同様の制度が用いられていたが、公主から帝姫に一時期変更されていたことがあった。また、郡君を淑人・碩人・令人・恭人に、県君を室人(後更に宜人・安人・孺人に分けるようになった。

明代では、公の母・妻は国夫人、侯の母・妻は侯夫人、伯の母・妻は伯夫人が授けられた。また、一品は夫人が授けられていたが、後には一品夫人と呼ぶようになった。二品は夫人、三品は淑人、四品は恭人、五品は宜人、六品は安人、七品は孺人がそれぞれ授けられた。

なお、母・祖母などには、「太」の字が加えられた(国太夫人や郡太君、伯太夫人など)。これは、皇太后・太皇太后などの用例と同じものだと考えられる。

[編集] 琉球王国の爵位

琉球王国には身分序列に応じて、王子(おーじ)・按司(あじ・あんじ)・親方(うぇーかた)・親雲上(ぺーちん・ぺーくみー)・里之子(さとぅぬし)・筑登之(ちくどぅん)など、爵位に準じた称号がある。

女性については、王妃は佐敷按司加那志(さしきあじがなし)、側室を阿護母志良礼(あぐんしたり・あごもしられ)、王の乳母などの女官を阿母志良礼(あんしたり・あもしられ)などと称した。また、臣下に嫁した王女および王子の妃は翁主(おうしゅ)と呼んだ。

琉球王国の称号および位階については、詳しくは琉球の位階を参照されたい。

[編集] 日本における爵位

日本での爵位制度は、1884年7月7日の「華族授爵ノ詔勅」が下され、公卿・諸侯と国家功労者に公・侯・伯・子・男の五爵を授けられたことに始まる。その後、朝鮮貴族令(明治43年皇室令第14号)により朝鮮貴族にも爵位が授けられるようになった。1947年廃止。

なお、古代にも爵位ではないが、八色の姓(やくさのかばね)のような(かばね)という類似する制度があった。

[編集] ヨーロッパにおける爵位

ヨーロッパの爵位は、総じて一定の行政区域を支配した官職より発祥したものである。すなわち爵位はある家系そのものに対して与えられているのではなく、所領(公爵領、侯爵領、伯爵領など)に対して与えられているのであって、爵位の継承とは言い換えればこうした所領の継承のことである。こうした点において、家系そのものに与えられている日本の爵位とは著しくその意味合いが異なることに注意が必要である。例えばある一つの家が複数の爵位を保持している状況は日本においては考えられないが、ヨーロッパの場合はその爵位の根拠となる所領を保持していることが爵位の保持であるから、ある家が七つも八つも爵位を保持していることは全く珍しくない。こうした複数の爵位を保持する家の場合、もっとも重要な爵位以外を切り離して嫡男以外に分け与えることもある。

和訳に際しては、中国や日本の爵位と相当した名称をあているが、ヨーロッパの爵位の場合、東洋の爵位と厳密には対応するとはいい難い。但し、東洋の爵位の上下の序列をヨーロッパの爵位におおよその順番を踏襲して当てはめた訳語が伝統的に当てられている。この対比表はあくまで一例を挙げた物で、実際に、ある国の爵位が別の国のどの爵位と同じかということは、時代と共に変化しているので一概には言えない。プリンスも参照のこと。なお、古代ローマ帝国東ローマ帝国などではこれと全く違う体系の爵位が用いられていた。en:Royal and noble ranksを参照のこと。

日本語 英語 フランス語 イタリア語 スペイン語 ドイツ語 ノルウェー語 スウェーデン語 フィンランド語 ロシア語
大公爵 Grand Duke Grand duc Granduca   Grossherzog6
公爵 Duke Duc Duca Duque Herzog Hertug Hertig Herttua3 князь Kniaz4
大公公爵侯爵 Prince¹ Prince¹ Principe¹ Príncipe¹ Fürst Furst3 Furste3 Ruhtinas3
侯爵/辺境伯 Marquess, Marquis/
Margrave
Marquis Marchese Marques Markgraf² Marki Markis3 Markiisi3 Boyar4
伯爵 Earl / Count Comte Conte Conde Graf Greve Greve Kreivi
子爵/副伯 Viscount Vicomte Visconte Vizconde   Visegreve    
男爵 Baron Baron Barone   Freiherr Baron Friherre Paroni  
準男爵 Baronet5   Baronetto  
勲功爵(勲爵士、騎士 Knight5 Chevalier Cavalliere Caballero Ritter Ridder Riddare3 Ritari
Notes
1)日本の「公爵」はこれであるとされる。フランスの辺りではdukeよりも上位なので「大公」と訳されるが、ドイツの辺りではdukeより下位なので「侯爵」と訳される。
2) 和訳は辺境伯。英訳はmargrave。ドイツの方伯Landgrafや宮中伯Pfalzgrafとほぼ等しい地位。
3) 現在、国内では用いられていない。
4) ロシア国内の貴族向けに2つの公(Kniaz)と伯(Boyar)のみが用いられた。
5) イギリスでは貴族に含めない。
6) ドイツではErzherzog(英archduke)という爵位もある。Erzherzogはハプスブルク家のルドルフ4世が勝手に「オーストリア大公」と自称したのが始まり。ハプスブルク家の成員のみがErzherzogを名乗れるとされた。現在のハプスブルク家の当主オットー・フォン・ハプスブルクもErzherzogと称している。

[編集] Duke

語源であるラテン語duxは古代ローマの最高司令官を意味する。しだいにローマ帝国は異民族の首長にduxの称号を与えるようになった。4世紀には文官と武官が分かれ、duxはそれぞれの軍団の司令官の職名に使われた。同様のComes mei militarisはduxの部下であり、のちcountとなる。フランク人はローマの影響を受けて、dux/duces(将軍)が用いられた。duxは軍団の司令官であり、同時に郡の執政となった。シャルルマーニュが辺境を平定したのち、諸氏族の氏族長にもdux/ducesの称号が与えられ、フランク王国の宗主権を認めさせた。これらの称号は世襲され、公爵領となった。いっぽうで、dux/ducesは王子にも用いられる習慣も広がった。この制度はフランク以外の地域にも広がり、イングランドではエドワード黒太子が初の公爵(コーンウォール公)となった。

[編集] Marquess

Marquessはゲルマン人の称号Markgraf(marka境界線+Graf伯)に由来し、しばしば辺境伯と訳される。英語ではMargraveと綴る。はじめはカロリング朝フランクで辺境を守る武将の役職名で、フランク王国東部のローマ帝国との国境線に多く配された。しだいに貴族の称号となってゆき、Dukeの次、CountないしEarlの上という序列がつくられた。その後、ヨーロッパ各国もこれを導入し、13世紀から14世紀にかけてMargrave/Marquessは貴族の称号として一般的に定着していった。

[編集] Earl

9世紀スカンジナビアデーン人が、非王族軍指揮官として任命したのが始まりである。石碑や出土した武器などからHerul/Jarlの文字が見つかっているが、そもそもは北欧神話の神Rígの伝説に端を発する。

Rígは旅の途中、農民の老夫婦の家に泊まり、老夫婦はRigに粗末な食事を出した。9ヶ月後、夫婦の間に子ができ、褐色の肌を持つ子はThrall/serfと名付けられた。これが奴隷(slave)の祖先である。次に辿りついたのは工芸職人の家で、彼らはRígにより上質な食事を提供した。やはり9ヶ月後に職人夫婦の間に子が生まれ、Karlと呼ばれるようになった。赤毛で赤ら顔のKarlは、農民職人の始祖となった。最後に泊まったのは豪邸で、豪邸の若夫婦はすばらしい食事を出した。その後同様に子ができた。その赤子は金髪碧眼で、Jarlと名付けられ、貴族の祖先とされた。

デーン人はイングランドに移住してからもEarlを用いた。太守もしくは伯と訳され、各州に配置されて州の統治が任務だった。当初は一代かぎりの役職だったが、すぐに世襲されるようになった。のちにヨーロッパ各国のCountと同じように用いられるようになり、12世紀以降は役職名ではなく称号として用いられた。

[編集] Count

ローマ帝国のComesは、廷臣の階級のひとつであった。文官のComesと武官のComesがあり、Duxが部下として指名した。中世のフランク王国やゲルマン地域では、Count Palatine(パラティンとよばれる自治州を領有し、そのなかではほぼ完全な自治権を有していた)、Comes Sacrarum Largitionum(王室財政を管掌する職)などがあった。当初は任命制だったが、その強大な権力により次第に世襲されるようになった。中世になると伯爵領はCountyと呼ばれるようになり、これが現在の州「カウンティ」に受け継がれている。領主としての伯爵の地位は、近世以降しだいに称号化し、他の爵位をあわせて社会の序列をあらわす名称へと変化していった。

[編集] Viscount

副伯と言うニュアンスでフランス、スペイン等で使われていた。イングランドでは、シェリフ相当の爵位として14世紀に創設された。ドイツ語圏では都市伯(Burgrave)が、これに相当すると言える。

[編集] Baron

自由民を表す言葉で、後に領主一般を指す言葉となり、最終的にviscount以上の爵位を持たない領主の爵位(男爵)となった。ドイツ語圏やスコットランドでは、男爵に相当するものにFreiherrやLord of parliamentが使われ、baronはそれより低い称号になっている。スコットランド語でbaronyは荘園を意味し、荘園領主・小規模領主にbaronが用いられた。

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