ソニック・ザ・ヘッジホッグ

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『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』 (Sonic the Hedgehog) は、セガが1991年7月26日に発売したメガドライブ用アクションゲームの名称、及びその主人公キャラクターの名称である。また、アメリカのGenesis（ジェネシス）版『Sonic the Hedgehog』は同年6月23日、日本より先に発売された。

目次 1 概要 2 キャラクター 3 シリーズ作品 3.1 メガドライブ・メガCD・ゲームギア 3.1.1 ロックオン・システム 3.1.2 ソニック2ベータ版 3.1.3 音楽 3.2 セガサターン・ドリームキャスト・他ハード 4 関連項目 5 外部リンク

[編集] 概要

音速で走ることができる青いハリネズミ、「ソニック」を操作して、起伏に富み、ループなども設けられているステージをジェットコースターのように駆け抜ける高速アクションゲームである。任天堂のスーパーファミコンに対抗するための戦略商品として、メガドライブの機能、特に高速な処理能力を生かしたゲームデザインであった。当初は耳の長いウサギのキャラクターを操作する、アクションゲームを考えていたというエピソードもある。 高速で疾走するため敵などとの衝突も多いが、アイテムのリングを１枚でも持っていれば即死はせず、また被ダメージ時には保有したリングが飛び散るので急げば少量ながら回収できる。これらにより衝突によるストレスを緩和している。また主人公がボールにもなるギミックの元祖である。

第１作目のメインプログラマーは中裕司（現・株式会社プロペ　代表取締役社長）、BGMの作曲はドリームズ・カム・トゥルーの中村正人。 同ソフトの発売以降、ソニックはセガの看板キャラクターとして位置付けられ、非常に多くのシリーズ作品が制作されている。また、2003年4月から2004年3月まで、ソニックを主人公に据えたテレビアニメーション『ソニックX』も放送された。 加えて、1作目発売と同時期に出回り始めたNEW UFOキャッチャーには、筐体の至る所にソニックのイラストが配され、BGMもほぼそのまま利用された。

日本市場においてはそこそこの成功に留まったが、海外、特に米国市場では爆発的なヒットを記録し、ジェネシス（メガドライブの現地名）がSuper NES（スーパーファミコンの現地名）と対等に渡り合う原動力となった。

1996年には、英国の歴史的フィルムや番組が保存される国立保管所 「ナショナル・フィルム・アンド・テレビジョン・アーカイブ」に、テレビゲームのキャラクターとしては初めて保管された。また、人気キャラクターや好きなゲームの投票で何度も上位に選ばれている。日本で製作された『ソニックX』も世界中で放送されて人気を博した。現在では、日本で放送された52話に加え、新たな26話のエピソードが北米、欧州等で放送されている。（日本での放送は未定）

新発見された遺伝子に"Sonic Hedgehog (Shh)" という名前が付けられたというエピソードからも、海外におけるソニック人気が伺える。

一時期ゲームキューブ向けに開発されていた大乱闘スマッシュブラザーズDXへのキャラクター参戦も語られたが、諸般の事情で見送られている。

[編集] キャラクター

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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

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ソニック（ソニック・ザ・ヘッジホッグ） - 声優：金丸淳一、OVA：菊池正美

ソニックシリーズの主人公。15歳。種族はハリネズミ。曲がったことが大嫌いであり、困った奴を見ると見過ごすことができない、強さと優しさを兼ね備えている。また、退屈と束縛されることが嫌いであり、いつも自由気ままな冒険をしている。彼の足の速さは有名であり、音速で走ることができる。チリドッグとユーロビートのような速い音楽が好物。また、サウンドにはうるさく、ご機嫌な音をつくるため隠れてDJをやっているらしい。なお、15歳という設定は現在の設定であり、旧ソニックシリーズでは15～16歳と、明確に定義されていなかった。他に、涙と遅いものが嫌いという設定もある。エミーのことが苦手だが、憎からず思っているフシもある。なお、彼の致命的な欠点は、カナヅチである。なお、自分の身に危険を感じたらくしゃみをするらしいのだが、今までくしゃみをしたことは一度もない。また、喋る時にはよく英語を使っている。７つ全てのカオスエメラルドのパワーを解放することで、全身が黄金に輝く「スーパーソニック」に変身することができる。さらに強力な「ハイパーソニック」という変身も存在するが、現在では全く使われておらずスーパー化の方が知名度が高い。

テイルス（マイルス・パウアー） - 声優：林一樹→村田あつき→広橋涼、OVA：椎名へきる

メガドライブのソニック・ザ・ヘッジホッグ2で初登場した、二本の尻尾を持つちょっと気弱な子ギツネ。8歳。ソニックに憧れ尊敬しており、ソニックの後を追い掛け回すうちに成長していった。エッグマンに匹敵するほどのメカマニアであり、エッグマンと同様、IQ300。さまざまな発明をしてソニック達をサポートする。彼の本名はマイルスであり、テイルスはニックネームである。だがニックネームのほうが知名度は高い。もともと彼はいじめられっこで、二本の尻尾を馬鹿にされてテイルスと呼ばれるようになったため、最初は嫌っていた。だが、ソニックと出会い、成長していき、現在では二本の尻尾は『勇気と元気の証』として、むしろ自信をもってこの名を名乗っている。二本の尻尾を回転させて攻撃したり、空を飛んだりできる。だが、今でも幼さは抜けきっておらず、クリスマスとミントキャンディーが好き。そしてカミナリが嫌いである。

ナックルズ（ナックルズ・ザ・エキドゥナ） - 声優：神奈延年、OVA：松本保典

メガドライブのソニック・ザ・ヘッジホッグ3で初登場した、赤いハリモグラ。ナックルズ族の末裔。16歳。ソニックのライバルであり、非常に生真面目で融通がきかない性格である。そのため非常に騙されやすく、最初はエッグマンに騙されてソニックとは敵対していたが、現在では和解している。物心ついたときからエンジェルアイランドの祭壇でマスターエメラルドを守護しており、本人もその意味を知らない。力が強く、マーシャルアーツの使い手である。穴掘り、壁上り、滑空が能力である。フルーツが好物であり、強い日差しが嫌い。女の子とお化けが苦手。もともとナックルズとは種族の名前であるが、彼は最後の生き残りということで、種族名がそのまま名前になっている。トレジャーハンターという設定もあるが、疑わしい。

エミー（エミー・ローズ） - 声優：川田妙子（ソニックシャッフルのみ本井えみ）

メガCDのソニック・ザ・ヘッジホッグCDで初登場した、常に元気一杯、恋に恋する突撃恋愛娘（笑）。12歳。ソニックのことが大好きで、いつも追い掛け回している。思い込みが激しい性格。自称「ソニックのガールフレンド」。現在は、ステーションスクエアのダウンタウンアパートで一人暮らしをしている。ソニック同様、退屈が大嫌い。カード占いとダウジングが趣味で、ソフトクリームが好きと、女の子らしい一面もある。12歳というのは現在の設定であり、初登場したときは8歳だった。このころの彼女は"ロージー・ザ・ラスカル"と名乗っていたが、現在ではまったく使われてはいない。ソニックアドベンチャーで設定と容姿と口調がリニューアルされた。ピコピコハンマーを護身用に携帯している。

エッグマン（ロボトニック） - 声優：大塚周夫、OVA：滝口順平

メガドライブのソニック・ザ・ヘッジホッグ、即ち初回作から登場している、ソニックシリーズの悪役。年齢不詳。自称天才科学者。IQ300で自律型ロボから戦艦まで様々なメカを作成するのだが、どこか抜けている。ソニックのことを永遠のライバルだと思っているが、ソニックは退屈しのぎの相手ぐらいにしか思っていない。自らの理想都市エッグマンランドを建設することが目的であるが、彼には悪気は一切ない（たまたま世間にとって悪いことをしているだけ）。ソニックに対しては、わざわざ挑戦状を送りつけたりするマメな一面もある。

メタルソニック - 声優：？

メガCD版の「ソニック・ザ・ヘッジホッグＣＤ」で初登場した、ソニックを倒すことを目的にエッグマンが作り上げた対ソニック戦闘用ロボット。外見はソニックをモデルにしているだけあって、ソニックと同等以上の戦闘力を誇っており、特にスピード面ではソニックを瞬時に上回るほどであるが、挑むたびにソニックにことごとく敗れ去ってきている。兄弟機に同じくナックルズを模した「メタルナックルズ」がいる。「ソニックヒーローズ」では主人であるエッグマンを幽閉し彼に成り済まして、ソニック達に挑戦状を送り付けたりエッグマン艦隊を率いたりと影で暗躍し続け、最終的には自身がロボットの王になろうとしていたが、ソニック達の活躍によりその野望は砕かれた。この時は、体を液体化したりと従来に見せなかった新たな能力も体得した。

シャドウ（シャドウ・ザ・ヘッジホッグ） - 声優：遊佐浩二

ドリームキャストのソニックアドベンチャー2で初登場した、ソニックに瓜二つの黒いハリネズミ。非常にプライドが高く、また冷徹な頭脳の持ち主。エッグマンの祖父プロフェッサー・ジェラルド・ロボトニックが進めていた極秘計画『プロジェクトシャドウ』が生み出した究極の存在。不死身の肉体とソニックにも負けないスピードを誇り、カオスエメラルドを使って時空をゆがめる能力『カオスコントロール』を持つ。ソニックと同じく、スーパー化することができる。アーク地球激突の危機の時に力を使い果たし、地球に堕ちたと思われたが、ソニックヒーローズで復活。なぜ生きていたのか謎に包まれていたが、「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」でエッグマンの口からその謎が語られた。:さらにブラックアームズの首領・ブラックドゥームとジェラルド=ロボトニックとの取引によって、シャドウが生み出された事が、明らかになった。「ソニックライダーズ」では、これまでに見せなかった新たな能力も披露した。

ルージュ（ルージュ・ザ・バット） - 声優：落合るみ

ドリームキャストのソニックアドベンチャー2で初登場した、セクシー路線な女白コウモリ。18歳。宝石を集めることにこだわるトレジャーハンター。（泥棒ともいう）『狙ったエモノは逃がさない』がポリシー。しかしその実体は、連邦政府大統領専属エージェントでもある。その容姿とは裏腹に、非常に計算高く、超がつくほどの現実主義者。ソニックアドベンチャー２（バトル）では、エッグマンに協力し、スパイとして潜りこみ、プロジェクトシャドウの情報を大統領に送っていた。ヒーローズでは（一応）トレジャーハンターとして、シャドウとオメガとダークチームを結成させた、シャドウ・ザ・ヘッジホッグでは再び大統領専属エージェントとしての活躍を見せた。

クリーム（クリーム・ザ・ラビット） - 声優：あおきさやか

ゲームボーイアドバンスのソニックアドバンス2で初登場した、ウサギの女の子。6歳。礼儀正しく何事にも一生懸命であるが、好奇心旺盛でまわりを騒動に巻き込むこともある。しかし、騒動をおこしても泣きそうになるので周りは許してしまう。だが、別に彼女は周りが許してくれることに味をしめて好き放題やるような娘ではない。耳をはばたかせて飛ぶことができる。チーズというチャオとは親友であり、いつも一緒にいる。なおチーズには「チョコラ」という双子の弟がおり、兄と同じく蝶ネクタイを着用している。ソフトクリームが好物。母親は「ヴァニラ・ザ･ラビット」。なお、ソニックシリーズにはさまざまな新キャラクターが登場しているが、最初からソニックの味方（ソニック側のキャラ）として登場するのは珍しいことである。

ビッグ（ビッグ・ザ・キャット） - 声優：八代駿→長嶝高士

ドリームキャストのソニックアドベンチャーで初登場した、大きなネコ。18歳。非常にのんびりとした性格であり、釣りが趣味。親友のカエル君と一緒にミスティックルーインに住んでいる。気は優しくて力持ち。ソニックアドベンチャー2ではプレイヤーキャラクターではないが、至る所に登場し、隠しキャラクター（何故かダークキャラ）としても使用できる。

ガンマ (E-102 "γ") - 声優：中田譲治、TVアニメ：今村直樹

ドリームキャストのソニックアドベンチャーで初登場した、エッグマンに作られたE-100シリーズの2号機。エッグマンに従っていたが、エミーと出会ったことによりエッグマンの命令に疑問を持ち始め、エッグマンのマスター登録を自らの意思で解除する。その後は、カエル捕獲作戦で失敗した改造された同形機の仲間を救出（小動物を解放）するため各地を巡る。最期は、改造されたE-101 "β"と差し違え、散っていった。エッグマンが作ったロボットには、基本的に生態エネルギー抽出用の小動物が入れられており、ガンマも例外ではない。ガンマの中にはエミーが保護していた小鳥の兄弟が使われていた。ソニックバトルにも登場しているが、ボディが同じだけの別人である。ソニックシャッフルにも登場しており、破壊したはずのガンマが登場するのは変だが、隠しキャラクター（おまけで登場）ということで黙認されている。

ソニックアドベンチャー２（バトル）では、ガンマをベースにした量産機、E-1000が雑魚敵として登場している。

カオス - 声優：－

ドリームキャストのソニックアドベンチャーで初登場した、チャオの突然変異体。太古の世界で、チャオの守り神としてマスターエメラルドの祭壇にいた。本来は非常に温厚だが、ナックルズ族がマスターエメラルドの力を欲し、祭壇を侵したため、怒りで力を暴走させ、ティカルと共にマスターエメラルドに封印される。カオスエメラルドを取り込むことで、巨大化、進化する。現代においてマスターエメラルドが破壊され、封印がとかれるが、怒りと悲しみは収まっていなかった。本来の力を失っていたため、エッグマンに一時的に従い、７つのカオスエメラルドを取り込んだ。最終的に、スーパーソニックにより、怒りと悲しみから解き放たれ、ティカルと共に帰っていった。ソニックバトルにも登場している。

ティカル - 声優：麻生かほ里

ドリームキャストのソニックアドベンチャーで初登場した、古代ナックルズ族の少女。１４歳。幼いころに母親を亡くし、祖母により育てられた。そのため、大変なおばあちゃん子である。穏健派である祖母の意思を継ぎ、父親であるパチャカマと対立している。パチャカマが他の国を侵略し、その力としてマスターエメラルドを欲したため、ティカルはそれを食い止めようとするが、失敗。その結果カオスが暴走したため、自らの魂とともにカオスをマスターエメラルドに封印する。現代にて、マスターエメラルドの破壊と共に封印がとかれ、ティカルは赤い光球となって現れる。カオスを再び封印しようとするが、肉体を失っているためそれは不可能であった。そのため、代わりにカオスを止めてもらおうと、ソニック達６人を導く。また、その意思を理解してもらおうと、ソニック達にたびたび過去の記憶を見せている。ソニックアドベンチャー２では、隠しキャラとして使用できる。

オメガ（E-123 OMEGA） - 声優：楠大典

GC、PS2、XBOXのソニックヒーローズに初登場した、エッグマンが創ったEシリーズロボットの最終ロット。それまでのロボのノウハウが詰込まれており、シリーズ最強の戦闘力を誇る。しかし、長い間シャドウとともに地下室で封印されていたオメガはエッグマンを相当恨んでいる。エッグマンが創った他のメカをすべて破壊することと、エッグマン本人に復讐することで、自身こそが真に最強である事を証明するのがオメガの目的である。プレイ中ガンマやベータを気にするそぶりを見せるあたりライバル視しているようだ。シャドウ・ザ・ヘッジホッグでも活躍を見せている。

ベクター（ベクター・ザ・クロコダイル） - 声優：三宅健太

メガドライブのカオティクスで初登場した、常に耳にヘッドホンを付けているワニ。20歳。金好きで、報酬さえ貰えればどんな仕事も引き受けるカオティクス探偵事務所の所長を勤めており、腕利きの探偵である。喧嘩っぱやく乱暴な面があるが、仁義に熱く常に弱い者の味方。デビュー当時の年齢は16歳であったが、現在では、20歳に変更されている。本人曰く宇宙一の勘の持ち主らしい。当初、ゲーム第1作目「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のサウンドテストで、ソニックらと共に「ソニックバンド」と呼ばれるバンドの1人としてデビューする予定だったが、事情により見送られている。

エスピオ（エスピオ・ザ・カメレオン） - 声優：増田裕生

メガドライブのカオティクスで初登場した、古典的なカメレオン。16歳。カオティクス探偵事務所のご意見番。楽天的なベクターやチャーミーとは違い、何事も冷静沈着に行動するが、どこか抜けている部分があり、たまに2人のベースにしばしば飲まれる事もある。カメレオンの特徴を使った忍術を得意とし、潜入や捜索などをこなす。初登場時の彼の性格は比較的怒りっぽい性格で、その為か猪突猛進してしまうところがあった。生き過ぎなくらいの慎重派であるが、無鉄砲なチームの重し役として重要な位置を占めている。

チャーミー（チャーミー・ビー） - 声優：鉄炮塚葉子

メガドライブのカオティクスで初登場した、元気なミツバチの男の子。6歳。まだ幼い為か、無邪気な性格で、お調子者でおっちょこちょい。遊ぶ事が好きでいつも元気に飛び回っている。嫌いな物は退屈。一応、探偵ではあるが基本的にチームを盛り上げるムードメイカー的な存在。なおデビュー当時、年齢は16歳で、職業はスプリンター、大人びた性格の持ち主であるという設定だったが、最近では他の2人と同様に設定が大幅にリニューアルされた。よくベクターに怒られている。

ブレイズ（ブレイズ・ザ・キャット） - 声優：高森奈緒

ニンテンドーＤＳのソニックラッシュで初登場した、猫の皇女。１４歳。異世界にてソルエメラルドを守護しており、エッグマンに盗まれたソルエメラルドを求めてソニックたちの世界へやってきた。普段は冷静沈着だが、それは内に秘めた感情を理性で押さえつけているようである。ソルエメラルドの守護者としての役目を重んじるあまり、自分を厳しく律し、縛りすぎるところがある。炎を操る能力があり、アクセルジャンプ、バーストホバー、といった能力が使える。『自分は常に一人である』と思っていたが、クリームと出会い、さらにソニックたちにふれ合うことで仲間、友の意味を教えられる。自分の体重を言えなかったり、高いところが苦手だったりと、意外な一面がある。ソルエメラルドの力を使うことで、「バーニングブレイズ」になる。今のところ、ソニックラッシュにしか登場していないが、PS3、XBOX360の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』でシルバーのパートナーとして登場する予定。

シルバー（シルバー・ザ・ヘッジホッグ） - 声優：？　

PS3、XBOX360のソニック・ザ・ヘッジホッグで初登場した、白銀のハリネズミ。14歳。性格は真っ直ぐで強い正義感の持ち主。荒廃した未来の世界で、ソラリスの「力」である炎のエネルギー生命体、イブリースにより滅ぼされた世界の平和を取り戻すために、イブリース誕生の引き金である「イブリース・トリガー」と呼ばれる存在を倒すべくソニック達の住む過去へとタイムスリップする。ソニック、シャドウと似た容姿をしているが、他の2人とは異なり超能力で様々な物体を持ち上げる力を持っている。

[編集] シリーズ作品

[編集] メガドライブ・メガCD・ゲームギア

メガドライブ版の2作目から2本シッポのキツネの「マイルス・パウアー（通称テイルス）」、3作目からハリモグラ（英語でechidna）の「ナックルズ・ザ・エキドゥナ」が登場した。また、カオスエメラルドを全て集めてリングを50枚取ることで、ソニックが全身黄色で無敵状態のスーパーソニックに変身できるようになったのも2作目からである。1作目と2作目は同名タイトルでセガの携帯ゲーム機ゲームギア版も発売されたが内容が異なる。

また、『ソニック＆ナックルズ』は単独でもプレイできるが、カートリッジの上部に別のカートリッジをもうひとつ装着できる「ロックオン・システム」が採用されており、ある特定のメガドライブ用カートリッジを装着すると隠し要素が現れる。

1991年

7月26日 - MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売。

12月28日 - GG版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売。

1992年

11月21日 - MD版・GG版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』同時発売。

1993年

9月23日 - メガCD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』発売。

11月19日 - GG版『ソニック＆テイルス』発売。

12月10日 - MD版『ソニック スピンボール』発売。

1994年

3月18日 - GG版『ソニックドリフト』発売。

5月27日 - MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』発売。

10月18日 - MD版『ソニック＆ナックルズ』発売。

11月11日 - GG版『ソニック＆テイルス2』発売。

1995年

3月17日 - GG版『ソニックドリフト2』発売。

4月21日 - 32X版『カオティクス』発売。

4月28日 - GG版『テイルスのスカイパトロール』発売。

9月22日 - GG版『テイルスアドベンチャー』発売。

11月17日 - GG版『ソニック ラビリンス』発売。

1996年

5月 - AC版『ソニック・ザ・ファイターズ』稼働開始。

1996年

12月23日 - GG版『Gソニック』発売。

1997年

2月14日 - PC版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ・ザ・スクリーンセイバー』発売。

2月14日 - PC版『ソニック＆ナックルズ　コレクション』発売。

1997年

4月 - PROJECT SONIC始動。

[編集] ロックオン・システム

『ソニック＆ナックルズ』では、他のメガドライブ用カートリッジを装着することで多彩なゲームを遊ぶことができる。ソニック3では完全版をプレイできるほか、ソニック2では「ナックルズ」を操作できたり、ソニック1では『ソニック＆ナックルズ』のスペシャルステージの特別なステージ（数は理論上、約2億7千万）を遊べる。その他のソフトでは、カートリッジのパスワードによって異なったスペシャルステージが遊べて、ソニック1でそのソフトのパスワードを打ち込むと同じステージが遊べる仕組みもある。

[編集] ソニック2ベータ版

MD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』の開発段階（ベータ）版とされるものが海外のネット上で存在する。その中のステージ『Hidden Palace Zone』（同名ステージは『ソニック＆ナックルズ』にもあるが中身は異なる。しかし、マスターエメラルドらしき物は存在するとのこと。）は、ソニック2のゲーム内で未使用だったサウンドテスト10番の曲であった可能性がある。

[編集] 音楽

メガドライブ版1作目と2作目のBGMはドリームズ・カム・トゥルーの中村正人により作曲された。2作目のエンディングテーマをベースに歌詩をつけた曲『SWEET SWEET SWEET』は、ドリームズ・カム・トゥルーのアルバム『DREAMAGE（ドリマージュ） -DREAMS COME TRUE "LOVE BALLAD COLLECTION"-』などにも収録されている。また発売予定であるPS3・XBOX360版では『SWEET SWEET SWEET』のリアレンジ版『SWEET SWEET SWEET－06 AKON MIX－』が収録される予定。

メガCD版『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』では、ケーシー・ランキンが音楽を担当。OP「Sonic‐You Can Do Anything」とED「Cosmic Eternity‐Believe in Yourself」（両曲とも英語歌詞）のボーカルを宇徳敬子が担当した。この曲はソニックチームのベストアルバム『SONIC TEAM "Power Play" ～BEST SONGS FROM SONIC TEAM～』に収録されている。

ゲームギア版では古代祐三が音楽を担当した。 ソニックアドベンチャー以降の作品はSEGAのギタリストの瀬上純がメインとなって作曲している。

[編集] セガサターン・ドリームキャスト・他ハード

1997年

6月20日 - SS版『SONIC JAM』発売。

12月4日 - SS版『ソニックR』発売。

1998年

12月23日 - DC版『ソニックアドベンチャー』発売。

1999年

10月14日 - DC版『ソニックアドベンチャー インターナショナル』、SS版『ソニック 3D フリッキーアイランド』発売。

2000年

5月25日 - NGP版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ ポケットアドベンチャー』発売。

12月21日 - DC版『ソニックシャッフル』発売。

2001年

6月23日 - DC版『ソニックアドベンチャー2』発売。

12月20日 - GC版『ソニックアドベンチャー2バトル』、GBA版『ソニックアドバンス』発売。

2002年

12月19日 - GC版『ソニックメガコレクション』、GBA版『ソニックアドバンス2』発売。

2003年

6月19日 - GC版『ソニックアドベンチャーDX』発売。

7月17日 - GBA版『ソニックピンボールパーティ』発売。

12月4日 - GBA版『ソニックバトル』発売。

12月30日 - GC・PS2・Xbox版『ソニックヒーローズ』発売。

2004年

6月17日 - GBA版『ソニックアドバンス3』発売。

11月11日 - PS2版『セガ スーパースターズ』発売。

12月9日 - PS2・Xbox版『ソニックメガコレクションプラス』発売。

2005年

8月11日 - GC・PS2版『ソニックジェムズコレクション』発売。

11月23日 - NDS版『ソニック ラッシュ』発売。

12月15日 - GC・PS2・Xbox版『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』発売。

2006年

2月23日 - GC・PS2・Xbox版『ソニックライダーズ』発売。

12月21日 - Xbox 360・PS3版新作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』発売予定。

2007年

春 - Wii版新作『ソニックと秘密のリング』発売予定。

[編集] 関連項目

• ソニックX
• チャオ (ゲームキャラクター)

[編集] 外部リンク

• 公式サイト
  • ソニックチーム オフィシャルウェブサイト
  • ソニックチャンネル
• ファンサイト
  • ソニック総合情報ファンサイトのソニックディメンション