駒ヶ根市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
駒ヶ根市(こまがねし)は、甲信地方の南部、長野県南部(伊那地方)の都市。旧上伊那郡。
目次 |
[編集] 概要
青年海外協力隊の訓練所が置かれており、多くの訓練生と共に多くの外国人が住む、国際色豊富な都市でもある。そのため、市内の保育園・幼稚園や小学校は、地元外国人との国際交流に力を入れている。
市内を走るコミュニティバス・こまちゃんバスは市街地循環100円、地域振興バス200円で利用できる。
過去に「住みやすい街」ランキングで第一位になったことがある。それ以前、それ以後にも、常に上位にランキングされている。
2005年、近隣の飯島町や中川村と合併しようとしたが、住民の反対のために断念した。その原因は、合併協議会が「中央アルプス市」という新市名を勝手に決めたことにあった。「方角とカタカナ」の市名に住民の大きな反発を食らい、合併自体が白紙撤回された。同じような例は愛知県の南セントレア市でもあり、いずれも大きなニュースとなった。だが山梨県の南アルプス市は非難を浴びたもののそのまま合併、正式名称となった。
[編集] 地理
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行にあわせて、上伊那郡赤穂村、下平村が合併し、赤穂村となる。同日、宮田村、中沢村、東伊那村が成立する。
- 1898年(明治31年)6月17日 - 東伊那村が村名を改称し、伊那村となる。
- 1940年(昭和15年)4月17日 - 赤穂村が町制を施行し、赤穂町となる。
- 1954年(昭和29年)1月1日 - 宮田村が町制を施行し、宮田町となる。
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 赤穂町、宮田町、中沢村、伊那村が合併して市制を施行し、駒ヶ根市となる。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 旧宮田町が分立し、宮田村となる。
[編集] 学校
|
|
|
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
[編集] 高速バス
- 伊那・駒ヶ根~新宿線
- 箕輪・伊那・駒ヶ根~名古屋線
- 箕輪・伊那・駒ヶ根~大阪線
- 箕輪・伊那・駒ヶ根~横浜線
- 飯田・駒ヶ根~長野線
[編集] その他
- 駒ヶ岳ロープウェイ
- 千畳敷駅(終点の千畳敷駅は標高2611mで、日本一標高の高い駅)
[編集] 友好都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 観光
- 観光地
- 木曽駒ヶ岳を始めとする木曽山脈の玄関口。多くの登山客が駒ヶ岳ロープウェイを使って連山に挑む。
- ロープウェイ終点駅の直上にあるホテル千畳敷は、日本一標高の高いホテル(通年営業)。
- 駒ヶ根高原スキー場
- 早太郎温泉
- 光前寺
- 祭り
- 駒ヶ根市天竜ふるさとまつり(8月下旬)。KOMA夏(旧サンバカーニバル)。花火大会など。
- 名物
[編集] 駒ヶ根市出身の有名人
[編集] 関連項目
- 長野県の自治体
-
市部: 長野市 | 松本市 | 上田市 | 岡谷市 | 飯田市 | 諏訪市 | 須坂市 | 小諸市 | 伊那市 | 駒ヶ根市 | 中野市 | 大町市 | 飯山市 | 茅野市 | 塩尻市 | 佐久市 | 千曲市 | 東御市 | 安曇野市 南佐久郡: 小海町 | 川上村 | 南牧村 | 南相木村 | 北相木村 | 佐久穂町 北佐久郡: 軽井沢町 | 御代田町 | 立科町 小県郡: 青木村 | 長和町 諏訪郡: 下諏訪町 | 富士見町 | 原村 上伊那郡: 辰野町 | 箕輪町 | 飯島町 | 南箕輪村 | 中川村 | 宮田村 下伊那郡: 松川町 | 高森町 | 阿南町 | 清内路村 | 阿智村 | 平谷村 | 根羽村 | 下條村 | 売木村 | 天龍村 | 泰阜村 | 喬木村 | 豊丘村 | 大鹿村 | 木曽郡: 木曽町 | 上松町 | 南木曽町 | 木祖村 | 王滝村 | 大桑村 | 東筑摩郡: 麻績村 | 生坂村 | 波田町 | 山形村 | 朝日村 | 筑北村 北安曇郡: 池田町 | 松川村 | 白馬村 | 小谷村 埴科郡: 坂城町 上高井郡: 小布施町 | 高山村 下高井郡: 山ノ内町 | 木島平村 | 野沢温泉村 上水内郡: 信州新町 | 信濃町 | 小川村 | 中条村 | 飯綱町 下水内郡: 栄村