土曜ワイド劇場
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土曜ワイド劇場(どようワイドげきじょう)は、テレビ朝日系で放送されている長時間ドラマ番組。いわゆる2時間ドラマである。通称「土ワイ」で、1996年4月から、副題として「Saturday Night at the Mysteries」が追加された。(字幕放送 一部系列局は再放送でも実施)ハイビジョン制作の作品の場合アナログ放送では13:9のサイズで放送される。基本的にはテレビ朝日制作だが、原則として毎月第3週は朝日放送制作。
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[編集] 概要
前後のミニ番組で変動はあるが、現在は毎週土曜21:00~22:51(JST)に放送されている。内容は主にミステリーやサスペンスそれにホラーの単発物。シリアスな物からおとぼけタッチまで幅広いラインナップを誇る。 また、この番組のスタート直前には、20:58の1分間のCMらしきものとして、「今夜の土ワイ見どころ」が放送されているが(90年代中ごろ?までは21:00から1分間だった。さらに、かつては「今夜の推理はコレダ!」というタイトルで、スタジオから中里雅子(当時のテレビ朝日アナウンサー)が、その日のこの番組の内容のさわり《見所》を紹介していた)、何故か2時間枠の事前では珍しく、全国向けに放送されている。
- 1977年7月2日、「土曜映画劇場」(以前は「土曜洋画劇場」=現在の「日曜洋画劇場」)の後番組として90分枠で開始した。(今では普通120分枠の映画やスペシャル枠などの長時間枠は当時、90分枠が一般的であった。)当時は1時間枠のドラマが基本の中で、長時間ドラマの先駆けとなった。この時間帯には当初は視聴率的に苦戦したが、「江戸川乱歩の美女シリーズ」や「西村京太郎トラベルミステリー」など人気シリーズが出て1979年4月から現在の2時間枠に拡大した(これと同時に、第3週は朝日放送からの制作となる。これは、90分時代に、土ワイの後の22:30~23:00の枠に30分のバラエティ枠があった名残である)。
- 1980年代には月曜にも「月曜ワイド劇場」が設けられた。1988年から92年には「火曜スーパーワイド」→「火曜ミステリー劇場」として20時から22時の枠で放映された。これもテレビ朝日制作を原則とし、年数本は朝日放送からの制作となっていた。(「-スーパーワイド」はドラマ以外の週もあった)
- 好調をうけて他局でも長時間ドラマが作られ、1981年には二大サスペンスの一角日本テレビで「火曜サスペンス劇場」(通称火サス、※2005年9月に視聴率低迷により終了)がスタート。さらに1982年にはTBSテレビが裏番組として「ザ・サスペンス」がスタートさせる。出遅れていたフジテレビも1984年に「金曜女のドラマスペシャル」をスタートさせ、現在の「金曜プレステージ」まで単発番組を続けている。
- 現在も人気シリーズを抱え、視聴率は安定。固定の視聴者層もかなり多いことで知られる。長年に渡って蓄積された作品は膨大で、全国的に午後などの再放送枠やCS放送のテレ朝チャンネルでよく放送されている。(後述)
クロスネット局のテレビ宮崎では2日遅れで月曜21:02~22:54『月曜ワイド劇場』のタイトルで放送されている(但し、土曜ワイド劇場の放送そのものが休止〈スポーツ中継など〉の場合や、編成上の都合で宮崎放送が放送しているドラマのスペシャル版の場合は、その時間は過去の放送の中から再放送される。また土曜ワイド劇場の放送枠時間帯にサスペンス以外のスペシャルドラマが放送されたときは通常と同じ2日遅れでの放送となる。但し、テレビ朝日側が二夜連続ドラマの場合は過去の放送の再放送となる。)。字幕放送はなし。山陰中央テレビでは2年遅れで日曜13:00~14:55『TSKワイド劇場』のタイトルで放送されている。北日本放送では数ヶ月遅れで同じタイトルで土曜14:25~16:20に放送している(直前に土曜ワイドクイズを放送)。サンテレビジョンでは数週遅れで木曜19:30~21:25『木曜ワイド劇場』のタイトルで放送されているが、これは朝日放送との関わりが深いからなのであろう(但し、プロ野球中継挿入時は休止)。最近では、福井テレビや高知放送でも不定期放送されている。
- 2006年現在のエンディングテーマ曲は、Kiroroの「もう少し」で、2003年10月から使用されている。(ちなみに、土ワイのテーマ曲は1996年7月に開始されたが、過去にはゴスペラーズ、ZARD、TRF、辛島美登里、松田聖子が担当。 後述)。
- 1996年3月までは、主要出演者とともに原作者、脚本、音楽、監督が本編のオープニングに登場していた。
- 22:00からの裏番組潰しの戦略として、22:05~10にベッドシーンやレイプシーンを入れていたという逸話は有名。明石家さんまはこれを10時またぎガールと呼んでいる。
- なお、「27時間チャレンジテレビ」(1996年と1997年のみ)などで、番組自体が休止されることもある。また、2003年までは「全英オープンゴルフ」編成時は90分の編集版(主に再放送。中止のときは120分)を放送したことがあった。この他サントリーミステリー大賞の大賞受賞作品のドラマ映像化作品もこの時間枠(但し土曜ワイドとしての放送は休止で、サントリーの単独提供)に毎年12月に放送されていた(制作は朝日放送)。
- また、氷点(2006年)のように、通常の日曜洋画劇場の枠とともに土・日曜連続でのスペシャルドラマが放送される場合もある。その場合も土曜ワイド劇場としては放送が休止され、スポンサーも通常の番組スポンサーではなく、この特番のためのスポンサーが付く。
[編集] 主なシリーズ
[編集] テレビ朝日制作分
(とくに表記のない作品については全て東映製作)
- 三毛猫ホームズ 主演: 石立鉄男、坂口良子→陣内孝則、葉月里緒奈→宮沢りえ
- 密会の宿シリーズ 主演: 松尾嘉代、森本レオ
- 江戸川乱歩の美女シリーズ 主演: 天知茂→北大路欣也→西郷輝彦 製作 : 松竹
- 西村京太郎トラベルミステリー 主演: 三橋達也→高橋英樹、愛川欽也
- 家政婦は見た! 主演: 市原悦子 製作 : 大映テレビ
- 探偵・神津恭介の殺人推理⇒天才・神津恭介の殺人推理 主演 : 近藤正臣⇒村上弘明 製作 : 松竹
- 美人殺しシリーズ 主演:愛川欽也、黒沢年男(現・年雄) 製作:近代映画協会
- 牟田刑事官事件ファイル 主演: 小林桂樹 製作 : C.A.L.
- 牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事そして事件記者冴子 主演: 小林桂樹、片岡鶴太郎、水野真紀 製作 : 東映、C.A.L
- 女弁護士 朝吹里矢子 主演: 十朱幸代→財前直見
- 高橋英樹の船長シリーズ 主演: 高橋英樹、船越英一郎
- 森村誠一・終着駅シリーズ 主演: 露口茂→片岡鶴太郎
- 事件シリーズ 主演: 北大路欣也 製作 : オフィス・ヘンミ
- タクシードライバーの推理日誌 主演: 渡瀬恒彦 製作 : 東北新社(以前は総合ビジョン→東北新社クリエイツ)
- 法医学教室の事件ファイル 主演: 名取裕子、宅麻伸 製作 : 国際放映
- 温泉若おかみの殺人推理 主演:大島さと子→東ちづる 製作 :大映テレビ
- 同居人カップルの推理旅行 主演:布施博、大寶智子 製作 :PDS
- 棟居刑事シリーズ 主演: 佐藤浩市、水野真紀→東山紀之、内山理名 製作 : 東宝
- 車椅子の弁護士・水島威 主演: 宇津井健 製作 : 国際放映
- おとり捜査官・北見志穂 主演: 松下由樹 製作 : 泉放送制作
- おばはん刑事!流石姫子 主演: 中村玉緒 製作 : テレパック
- 作家小日向鋭介の推理日記 主演 : 里見浩太朗 製作 : Gカンパニー
- 事件記者冴子シリーズ 主演: 水野真紀、船越英一郎
- 警視庁女性捜査班 主演: 萬田久子 製作: 国際放映
- 相棒 警視庁ふたりだけの特命係 主演: 水谷豊、寺脇康文
- お祭り弁護士澤田吾郎 主演 : 高嶋政伸 製作 : 東宝
- 渡り番頭・鏡善太郎の推理 主演:鹿賀丈史 製作:東北新社(以前は総合ビジョン→東北新社クリエイツ)
- 鉄道捜査官 主演:沢口靖子 製作 : ViViA
- 狩矢父娘シリーズ 主演:藤谷美紀、田村亮、原田龍二、中野良子
- 警視庁科学捜査研究所~文書鑑定の女 主演: 羽田美智子 製作: 共同テレビ
- 救急救命士・牧田さおり 主演:浅野温子 製作:東北新社
- 検事・朝日奈耀子 主演:眞野あずさ、内藤剛志
- 変装婦警の殺人事件簿 主演: 片平なぎさ 製作: 松竹
- 女変装捜査官 主演: 片平なぎさ 製作: 共同テレビ
- 火災調査官・紅蓮次郎 主演: 船越英一郎 製作 : 大映テレビ
- 捜査検事・右近誠の殺人調書 主演: 加藤剛 製作 : 俳優座
- おかしな刑事 主演: 伊東四朗、羽田美智子
- 探偵事務所 主演:水谷豊、段田安則、井上晴美
- ドクvsデカ~心療内科医&殺人課刑事の捜査ファイル 主演: 柴田恭兵、内藤剛志
- 新船長の航海事件日誌 主演:船越英一郎
[編集] 朝日放送制作分
- 京都殺人案内 主演:藤田まこと、萬田久子 製作:松竹
- 京都妖怪地図 主演:宇都宮雅代→三ツ矢歌子→叶和貴子→萬田久子 製作:松竹
- 混浴露天風呂連続殺人 主演:古谷一行、木の実ナナ 製作:テレパック
- 花吹雪女スリ三姉妹→桜吹雪美人スリ三姉妹がいく→花吹雪美人スリ三姉妹 主演:叶和貴子→岡本夏生→萬田久子 製作:東通企画
- 新・赤かぶ検事奮戦記 主演:橋爪功、畠田理恵→高田万由子→西條三恵、藤田弓子 製作:松竹
- はみだし弁護士巽志郎 主演:三浦友和 製作:東阪企画
- 嫁姑が謎に挑戦 主演:栗原小巻、藤田朋子 製作:TSP
- ダイエット三姉妹の旅情事件簿 主演:片平なぎさ→千堂あきほ→藤田朋子、高瀬春菜、森公美子→竹内都子 製作:大映テレビ
- 京都の芸者弁護士事件簿 主演:涼風真世、名高達男、火野正平 製作:松竹
- 京都B級グルメ殺人 主演:渡辺えり子 製作:松竹芸能
- 京都マル秘仕置帖→京都マル秘仕事人 主演:中条きよし 製作:松竹芸能(『仕置帖』の時は松竹京都映画)
- 京都の女庭師風水探偵さくら子 主演:沢口靖子 製作:トスカドメイン
- ラーメン刑事「龍」の殺人推理 主演:神田正輝 製作:大映テレビ
- ぽっかや(温泉医)事件カルテ 主演:西郷輝彦 製作:松竹芸能
- キソウの女 主演:高島礼子 製作:共同テレビ
- 炎の警備隊長・五十嵐杜夫 主演:小林稔侍 製作:FINE
- 京都のテミス女裁判官 主演:若村麻由美、トミーズ雅、長谷川初範 製作:松竹
- 眼科医小室瞳の推理カルテ 主演:萬田久子 製作:東通企画
[編集] 単発作
- 野菊の墓(1977年放送[第2作])主演 : 山口百恵 製作 : ホリプロ
- 殺人迷宮課の名警部 連鎖の追跡(1998年放送)主演 : 高橋英樹
- 森村誠一の密閉山脈(2005年放送)主演 : 加藤剛 製作 : 俳優座
- 古都(2005年放送)主演 : 上戸彩 製作 : ホリプロ
- 明智小五郎VS金田一耕助(2005年放送)主演 :松岡昌宏、長瀬智也
- 黒革の手帖(1996年・2005年放送)主演 : 浅野ゆう子(1996年版)、米倉涼子(2005年版)
- 1000回記念『復讐法廷』(1997年)主演:浅野ゆう子
- 特別企画『超完全犯罪の女医』(1998年)主演:浅野ゆう子
- 特別企画『復讐相続の女』(2000年)主演:浅野ゆう子
- 特別企画『2000年の完全犯罪に挑む二人の女』(2000年)主演:浅野ゆう子
- 特別企画『一発勝負!2001年、完全犯罪の女』(年)
- 特別企画『復讐のダイヤモンド』(2001年)主演:浅野ゆう子
- 特別企画『100億の悪女ふたり』(2002年)主演:浅野ゆう子
- 『女警察署長・美佐子』(2003年)主演:浅野ゆう子
- 特別企画『50億を相続する女』(2003年)主演:浅野ゆう子
- 『刑事の妻~デカツマ~』(2005年)
- 2005年版のものは2004年の木曜ドラマで放映された連続ドラマのスペシャル編として放映
- さくら署の女たち(2006年放送)主演 :高島礼子
- 『眠る骨』(2006年)主演:浅野ゆう子
[編集] 作品に対する補足
- 数ある作品の中には、連続ドラマ化した作品(「家政婦は見た!」、「相棒」など)や、反対に連続ドラマから単発化(「赤かぶ検事奮戦記」、「法医学教室の事件ファイル」など)された作品も存在する。
- なお、これまで放送された作品については土曜ワイド劇場作品一覧を参照する事。
[編集] 放送局
[編集] 新作 (地上波)
[編集] 再放送 (地上波)
- テレビ朝日:(月曜日~金曜日)15:00~16:53、(土曜日)12:00~13:55(別番組放送時あり。ただし、タイトルは『○曜サスペンス』【○の中に何曜日かが入る】。かつては『傑作ワイド劇場』(土曜日に限っては『土曜アンコール劇場』で番組の最後に『今夜9時 土曜ワイド劇場』というフリップが表示されていた)というタイトルだった)
- 北海道テレビ放送:(土曜日)13:00~15:00(2006年10月7日から放送開始を5分繰り上げ)(タイトルは特に付けられていないが、一部のテレビ情報誌並びに新聞のテレビ欄には『土曜ワイド劇場傑作選』と掲載。字幕放送で再放送する作品もある(表示はなし)。なおスポーツ中継(北海道日本ハム・コンサドーレ札幌の試合)等がある場合は放送休止または土曜午前(9:45~11:45)に時間変更する。また以前、平日に再放送していたことがあったが、この時は『火曜サスペンス劇場』の作品が中心だった。現在でも不定期(月一回程度)で日曜日午後に『火サス』の作品(それ以外の作品の場合もあり)を再放送している(なお札幌テレビ放送でも土曜日午後(原則15:00~16:55、ただし特番により繰り上げ放送または放送休止の場合あり)に火曜サスペンス劇場 クラシック傑作選というタイトルで放送している)。更に2006年4月7日から同年4月27日まで13:55~15:50の枠で平日に『春の傑作ワイド劇場』と題して土曜ワイド劇場の作品を再放送していた)
- 青森朝日放送:(土曜日)13:00~14:55(タイトルは『土曜アンコール劇場』)
- 秋田朝日放送:(土曜日)12:55~14:50(タイトルは『AABサタデースペシャル』)
- 山形テレビ:(月曜日~金曜日)9:55~11:40(タイトルは『特選ドラマタウン』)
- 北陸朝日放送:(月曜日~金曜日)15:00~16:50(タイトルは『お昼の傑作ワイド』。さらに土曜ワイド劇場以外の作品を放送することもあり)
- 長野朝日放送: (月曜日~金曜日)15:00~16:54(タイトルは『abn午後のワイド劇場』)・(土曜日)13:00~15:00(タイトルは『abnスペシャル』)
- 静岡朝日テレビ: (月曜日~金曜日)13:58~15:50(タイトルは『傑作ワイド劇場』。さらに土曜ワイド劇場以外の作品を放送することもあり)
- 名古屋テレビ放送: (月曜日~金曜日)15:00~16:54(タイトルは『メ~テレ劇場』(旧・『傑作ワイド劇場』)。さらに連続ドラマの拡大スペシャルを放送することもあり。また、土日昼枠で放送する場合が多い(その時は特にタイトルが付けられてない場合が多い)。さらに数年前に木曜ゴールデンドラマ(讀賣テレビ放送制作)枠で放送された作品を放送したことがある)
- 朝日放送: (月曜日~金曜日)13:55~15:46(タイトルは『アフタヌーンワイド』)、(土曜日)12:00~13:55(タイトルは『おひるのワイド120』)
- 山口朝日放送:(月曜日~金曜日)14:00~15:49(タイトルは『YABシアター2』。さらに土曜ワイド劇場以外の作品を放送することもあり)・(土曜日)14:55~16:50(タイトルは『土曜スーパーワイド』。さらに別番組放送時あり)
- 瀬戸内海放送:(月曜日~金曜日)15:05~16:51(タイトルは『サスペンスPark KSB』。さらに土曜ワイド劇場以外の作品を放送することもあり。土日昼枠でも放送する場合もあり)
- 九州朝日放送:(月曜日~金曜日)14:05~15:55(タイトルは『○曜2時のサスペンス』【○の中に曜日が入る】。さらに土曜ワイド劇場以外の作品を放送することもあり)・(土曜日)13:00~15:00(タイトルは『土曜アンコール劇場』)
- 琉球朝日放送:(月曜日~金曜日)15:00~16:50(タイトルは『○曜サスペンス』【○の中に曜日が入る】)
※そのほかの系列局でも不定期で再放送が行われている。
[編集] 再放送 (衛星波)
[編集] かつてネットしていた放送局
- 青森県:青森放送(1時間遅れで異時ネット、1991年青森朝日放送開局により終了)
- 秋田県:秋田放送(1時間遅れで異時ネット、1992年秋田朝日放送開局により終了)
- 福島県:福島中央テレビ(1時間遅れで異時ネット、1981年福島放送開局により終了)
- 岩手県:IBC岩手放送(ネット開始時は岩手放送、『IBCサーズデーワイド劇場』として木曜日の夕方に、その後は『IBCサタデーワイド劇場』として土曜日の深夜に異時ネット、1996年岩手朝日テレビ開局により終了)
- 山形県:山形放送(1時間遅れで異時ネット、1993年山形テレビのネットチェンジにより終了)
- 新潟県:新潟総合テレビ(1983年新潟テレビ21開局により終了)
- 長野県:テレビ信州(開局当初は『金曜ワイド劇場』として異時ネット、その後『金曜ロードショー』開始により同時ネット【これに伴い同局においての『土曜グランド劇場』と、日テレ土曜22時枠の放送を、一旦打ち切った。】に移った、1991年長野朝日放送開局により終了)
- 山梨県:山梨放送(土曜昼に放送されていたが、2002年の春の改編により終了)
- 石川県:石川テレビ(『木曜ワイド劇場』として木曜日のクロージング前に異時ネット、1990年4月テレビ金沢(NTV系)開局に伴い、北陸放送へ異時ネット移行)→北陸放送(『MROサタデー劇場(1990年3月までは「火曜サスペンス劇場(NTV系)」の異時ネット枠であった)』異時ネット、1991年9月をもって、同10月の北陸朝日放送開局により終了)
- 静岡県:テレビ静岡(『火曜ワイド劇場』として火曜日の夜に異時ネット、1978年静岡県民放送【現・静岡朝日テレビ】開局によりたったの1年で終了)
- 岡山県:岡山放送(1979年、香川県の瀬戸内海放送の乗り入れ開始により終了)
- 山口県:山口放送(土曜日のクロージング番組として放送【ただし、異時ネットではなかった模様】、1993年山口朝日放送開局により終了)
- 愛媛県:テレビ愛媛(放送当時は正式社名が愛媛放送、土曜の昼に週回遅れでネット、1995年愛媛朝日テレビ開局により終了)
- 高知県:高知放送(『日曜洋画劇場』共々不定期放送だったが、途中で終了【終了時期失念】)
- 長崎県:長崎放送(『NBCワイド劇場』として日曜22:30から1日遅れで放送、1990年長崎文化放送開局により終了)
- 熊本県:熊本放送(『RKKワイド劇場』として土曜深夜に5ヶ月遅れで放送【1985年10月頃~1989年9月、それまでは未ネット】、1989年熊本朝日放送開局により終了)
- 大分県:テレビ大分(一時期2時間枠にされた最初の1年間のみ未ネット、1993年大分朝日放送開局により終了)
- 鹿児島県:鹿児島テレビ(1981年4月ネット開始、ただし1時間遅れで異時ネット、1982年鹿児島放送開局により終了)
- 沖縄県:沖縄テレビ(1980年前後ネット開始、ただし週回遅れネット、途中打ち切り)→琉球放送(1987年4月~1993年3月、土曜正午に1週遅れで放送(裏番組である沖縄テレビの「土曜サスペンス劇場」(火曜サスペンス劇場の遅れネット)に対抗していた)、ネット終了後、琉球朝日放送開局まで沖縄県では未放送)
[編集] もともと放送のない地域
[編集] 歴代エンディングテーマ
1996年07月からこのタイアップ曲によるエンディングテーマが使われるようになった。これ以前は、作品に因んだ曲や専用のBGMがエンディングテーマとして使われていた。現在もまれにこの従来通りの選曲を行なう作品が存在する模様。
[編集] 歴代オープニング
- 1977.07~1986.03:赤いスポットライトが、突然緑に変わり、最後に、白い文字で、2世代前のタイトルロゴが現れ、その後はスポットライトが踊るというもの。OPで唯一のフィルム作品、1982.10~1986.03の「月曜ワイド劇場」オープニングも同じだが、「土」の部分は「月」に差し替えていた。BGMは、オーケストラのメロディーで、ミステリアスな曲。)
- 1986.04~1993.09:紫の何かから、1世代前のタイトルロゴ(白い縁に赤い背景)が動き出す。そして、また、黒い縁の白い背景で、再び1世代前のタイトルロゴ(そのうちまた白い縁と赤い背景に変わる)が表示され、最後に上に上がっていくというもの。(1986.04~09の「月曜ワイド劇場」オープニングも同じだが、これも「土」の部分は「月」に差し替えていた【ちなみにテレビ宮崎の月ワイのOPは、現在もこれが使われている】。BGMは、うっとりとした曲。)
- 1993.10~1996.03:新宿副都心の高層ビルの風景から、回廊の階段を逃げるように下りる女性→赤ワイン→ワインがこぼれる様とから血が混じる海にダブらせる映像から起き上がると夜景になり、1世代前のタイトルロゴ(黒い縁に青い背景)がCGで現れるというもの。(BGMは、ジャズ気分な大野克夫による作曲 「フィルムコンポーザーセレクション 大野克夫 テレビ編 ~太陽にほえろ!/ザ・刑事~」に収録 VPCD-81139。)
- 1996.04~1997.03:ホラー映画っぽい形で、最後に現在のタイトルロゴ(金色の背景)が現れるというもの。(BGMは、ホラー映画にぴったりな曲で、提供提示のところあたりでは「あなたの愛になりたい」の一部らしきメロディーが流れた。)
- 1997.04~2004.10:20周年記念を目前に制作。OP監督は佐藤嗣麻子。金田一耕助風の人物が女の子を捕まえるというもの。(これもBGMは、ホラー映画にぴったりな曲。BGMは、ミステリアスな曲『Diabolic Sequence』(作曲:片倉三起也)
- 2004.11~現在使用中:20作のシリーズ作(一覧は前述)の1シーンが、フォトレタッチ加工のイラストで描かれるというもの。画面サイズが16:9のワイド画面になった。(これもBGMは、ホラー映画にぴったりな曲。)
[編集] 備考
- 1989年1月7日、この日は新春特別企画「家政婦は見た!」を放送する予定であったが昭和天皇崩御に伴う報道特別番組に差し替えとなり、悲しみに包まれる中、テレビ朝日にサスペンスファンの苦情が殺到したという。(「家政婦~」は後日、昭和天皇の大喪の礼後に放送された。)
- 2003年9月6日は、土曜ワイド劇場の放送を休止し、石原裕次郎の十七回忌、石原プロモーション創立40周年、そしてテレビ朝日開局45周年に合わせて、テレビ朝日の往年の人気刑事ドラマ西部警察の復活版である『西部警察 WESTERN POLICE 2003』と題した二時間のスペシャルドラマを放送する予定だったが、同年8月12日、その続編である『西部警察 2003』と題した連続ドラマ(同年10月から12月までの毎週木曜日夜8時からの1時間枠にて全10話を放映する予定であった)のロケ先だった愛知県名古屋市での撮影中の事故で『西部警察 2003』の制作の打ち切りと10月からの放映中止を発表し、この事故の影響で既に制作が終了し放映を待つのみとなっていた『西部警察 WESTERN POLICE 2003』の放映を無期限延期とすることとなり、土曜ワイド劇場が通常通り放送された。
- 1970年代の作品を見ると劇用車がほぼマツダ車(ルーチェ・コスモ・RX-7など)になっていることからマツダがスポンサーになっていた。1980年代後半からはトヨタや日産などの車両が使われるようになりほとんどの作品はトヨタと日産が半々で劇中に登場している。最近では、トヨタゼロクラウンかマークX、日産・フーガなど最新車種が覆面パトカーとして使用されるケースが多く、沖縄ロケの場合は覆面パトカーはニッポンレンタカーの2000cc車両を使用してた場合があった(殺人ロケ、牟田刑事官など)。まれにホンダやマツダ、スバルの車両も登場しているが登場回数は明らかに低い。出てきてもエンブレムが色テープやモザイクで消されている場合がある。ちなみに現在の提供スポンサーの中にスズキが入ってるがあまり登場することはない。ちなみに劇用車は作品ごとに変化が見られる。
- 「おとり捜査官・北見志穂シリーズ」では主に日産
- 「法医学教室の事件ファイルシリーズ」や「車椅子の弁護士・水島威シリーズ」では三菱のみ
- 「混浴露天風呂連続殺人シリーズ」は主に外車
- このため前週はトヨタがメインで登場して日産車がエンブレムを隠されたと思いきや翌週の作品は逆に日産車がメインで登場してトヨタ車がエンブレムを隠されたりという現象がよくわかる。
- 時折、カンニングの竹山隆範が、裏番組の日本テレビ系のエンタの神様で、「今チャンネルを回せば二時間ドラマの犯人がわかる。」と言っているが「二時間ドラマ」とはこの土ワイを指しているものと思われる。しかし、指摘した時間ではすでにドラマは終了していた(野球で時間が遅延になった場合は別)。
- クロスネット時代のRABでは、「24時間テレビ愛は地球を救う」内で「24時間テレビナイター」放送した時のみナイター中継の延長オプションを行使(通常は20時54分で飛び降り)した為、この時間帯に放送する当番組を14時から先行放送していた(この時のみANNマストバイ局のHTBよりも早く放送)。
- ABC制作の作品では、土地柄からか関西在住の俳優・タレント・芸人が有名無名、役柄を問わずキャスティングされる事が多い。中でも同局のローカル番組の出演者が登場することが多く、最近では「おはよう朝日です」のレポーターを務める楳崎静香や、「ごきげん!ブランニュ」のレギュラーであるメッセンジャーのあいはらも出演した。
[編集] スポンサーに関して
- 21時台が複数社提供になってからは21時台から22時台へ提供チェンジする際にスポットCMが入るようになっている。(以前は22時台前半までスポットCMが入らなかったり、番組終了までスポットCMが入らなかった。)
- 番組開始当初のスポンサーは東芝を筆頭にした複数社提供だった。(中にはアルビローラーや電電公社もスポンサーに一時期なっていた。)
- テレビ朝日の場合、最近まで20時58分からの事前番組のスポンサーが入ってたが、スポンサーがなくなり右下の画面にかつて提供テロップのところに/tv asahiのロゴマークが入る。
[編集] 2006年現在の番組スポンサー
- 先ほども述べたが、2002年以降21時台は30秒CMの複数社提供となっている。
- 21時台のスポンサー:山崎製パン、ノーベル製菓(2006年10月7日から新規提供)、サカイ引越センター、綜合警備保障(2006年10月7日から新規提供)、セネファ(クレジット表記「せんねん灸」)、大鵬薬品工業、やずや(人気商品の成分の違法表示で排除勧告を受けてCMを自粛していたが2006年9月2日より復帰)、久光製薬、養命酒製造(以前番組のスポンサーとして長年提供していたが、一時降板を経て2006年10月7日分より提供再開)リーブ21(2006年10月7日から新規提供)、ソフトバンク(2006年10月7日から新規提供)※10月7日のみ永谷園
- 22時台のスポンサー
- (AとBは週替わりで交互に放送されている。)※キユーピーはヤマヒサの提供枠時間移動により10月7日~縮小された。(削られた30秒分はドラマ相棒(第5シーズン)へ移っている。)
[編集] 過去に提供していた番組スポンサー
東芝以外にもさまざまな業種の企業が提供していた。
- P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)
- 日本電信電話公社(略して電電公社)
- ダイハツ工業
- ユニ・チャーム
- 藤沢薬品(現・アステラス製薬)
- オッペン化粧品
- 大塚製薬(1988年9月以前は「大塚製薬」のクレジット表記で「アース製薬」「大鵬薬品工業」のCMも流れていた)
- 桃屋
- 北日本食品→ブルボン
- サンスター
- 味の素(一部味の素ゼネラルフーヅのTVCMも流れていた)
- ダイア建設
- 小林製薬
- セシール
- キリン・シーグラム
- チョーヤ梅酒
- サントリー
- 大日本除虫菊(金鳥)
- ロート製薬
- 海苔の大森屋
- 日産自動車
- トヨタ自動車(クレジット表記のないケースもあった)
- ニッサン石鹸
- マツダ
- キヤノン(正式には「キヤノンマーケティングジャパン(旧・キヤノン販売)」)
- アデランス
- フィリップモリス(外資系タバコの販売メーカー)
- ジャパンライフ(過去に羽毛布団の訪問販売問題で世間をお騒がせした企業)
- 新日本石油(全英オープンゴルフなどで「日曜洋画劇場」が休止になる日曜日分の振り替えで度々ある)
- 小林ブロック→ブロックドラッグジャパン(詳細はアース製薬とグラクソ・スミスクラインの項を参照のこと)
- マルナカ(低周波治療器アルビローラーのクレジットで番組開始当初提供していた)
- 常盤薬品工業
- 池田模範堂
- シャディ(必殺シリーズから長年提供してきたがUCC上島珈琲グループの企業となったため2006年9月30日付で降板)
- フマキラー(2006年4月~8月の提供。)
- 三洋電機(2006年9月期の提供。)
- パロマ(2002年頃~2006年9月まで提供。しかし、瞬間湯沸かし器の欠陥・不良による死亡事故の多発で2006年7月15日以降クレジットを自粛していた。一時公共広告機構の啓発CMに差し替えられたこともあった)
など。