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F-1 (支援戦闘機) - Wikipedia

F-1 (支援戦闘機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Disambiguationこの項目では日本航空自衛隊が使用したF-1について説明しています。その他のF-1についてはF1をご覧ください。

三菱 F-1

F-1支援戦闘機、岩国基地

F-1支援戦闘機、岩国基地

テンプレート解説

F-1T-2高等練習機を元に開発され航空自衛隊で使用される支援戦闘機。「エフイチ」や「エフワン」と呼ばれるが、愛称は特にない。初飛行は1977年(昭和52)。製造は三菱重工業第二次世界大戦終結後、初めて日本が独自開発した戦闘機である。後継機であるF-2の配備が進み、2006年(平成18)3月9日に退役した。

目次

[編集] 開発経緯

1960年代当時、アメリカ空軍では「戦闘機パイロットの養成には超音速高等練習機が必要である」と言う考え方があった。だからといってそのために高等練習機を新規開発したわけではなく、ノースロップのプライベートベンチャーであるN-156F(後のF-5、T-38)があっての話である。超音速飛行そのものが特殊であるとされた時代の認識を引きずったものであり、アメリカ空軍ではせっかく採用したT-38を用いての訓練でも、ほとんど超音速を用いなかったのだから、現代からすれば回り道をしたともとれる事柄ではあるが、この論そのものは日本の航空機開発と戦闘機搭乗員養成に大きな影響を与えた。

同時期に共同で超音速練習機/攻撃機を開発し、高い費用対効果を上げようと言う試みは、国内開発へのはずみにもなったものの、前回のFXの候補のひとつであり、F-104に敗れたN-156Fが、航空自衛隊の超音速練習機採用に合わせて再び売り込みを掛けてきていた。防衛庁内には米空軍のT-38/F-5を導入するべきだと強力に主張する勢力がおり、また制服組からも純技術的経済的問題から国内開発を疑問視する声があがっていた。コスト的にはT-38/F-5が優勢であったが「国内の航空産業と若い技術者の育成、飛躍を目的とする」とした意見が通り、国内開発が決定された。

日本では、それまで支援戦闘機として使用していたF-86Fが航続距離が短かったこと、兵装搭載量が少なく、対地・対艦攻撃能力があまりに低かったことと、第1世代のために老朽化で近々用途廃止になる機体が出てくることから、後継機を超音速高等練習機とその派生型である攻撃機型で充てる計画を立てた。それに伴い、超音速高等練習機T-2の開発完了直後から次期支援戦闘機開発計画を開始し、T-2からFS-Xを改造開発することとなった。このため、FS-XはFS-T2改と呼ばれ、改造に供されたT-2はT-2特別仕様機と呼ばれた。

T-2からFS-T2改への改造点として、以下が挙げられる。

  • 複座から単座へ変更。
  • 兵装投下コンピュータの搭載。
  • 慣性航法装置の搭載。
  • レーダー警戒装置の搭載。
  • 電波高度計の搭載。

T-2特別仕様機では後部座席のキャノピーは残されたまま、内側の機器を鉄板で覆い隠す暫定的なものとなった。また、内部には各種計測機器が設置されている。

1972年昭和47)2月7日の国防会議で策定した第四次防衛力整備計画によって、次期支援戦闘機FS-T2改を68機調達する事となり、開発が決定した。翌年には1974年(昭和49)度予算に2機分すでの試作が認められたため、三菱重工業は生産ラインにあったT-2の6号機(59-5106)と7号機(5107)をFS-T2改のプロトタイプとして改造することにした(また、この年からFS-T2改の主兵器となるXASM-1の開発も開始された)。T-2特別仕様機と呼ばれたこれらの機体は、1975年(昭和50)6月3日に火器(武器)管制装置など電子機器実験機の#107が初飛行、6月7日に性能試験、飛行特性試験、フラッター試験機の#106が飛行した。なお、機体システムに支出された予算は4億2000万円、電子装置には7億6300万円で、機体改造は最小限にとどめ、電子機器の開発に力を入させれたことが分かる。

機体自体に大きな変更を加えられておらず、基本データはXT-2のときに取得済みだったので、#106の試験は早々と終了し、2機による電子機器の試験が行われた。翌7月からは飛行実験団(APW)と防衛庁技術研究本部(TRDI)による技術試験が行われたが、こちらも翌1976年(昭和51)3月に終了した。さらに8ヶ月にわたって実用試験が行われた後、11月12日に部隊使用が認可され、FS-T2改は制式名称F-1の名が与えられた。なお、試験に使用された2機のT-2特別仕様機は、量産化改造されずにAPWに残され、新兵器開発に利用された。

1975年(昭和50)に予算で18機の取得が計上されており、量産1号機(70-8201)は1977年(昭和52)2月25日にロールアウト(この際、音楽隊により宇宙戦艦ヤマトのテーマが演奏された)、6月16日に初飛行し、9月16日に納入された。その後、10年にわたって量産され、1987年(昭和62)3月9日に最終77号機が納入され、生産が終了した(T-2は翌年まで生産)。

防衛庁は最初に126機導入を予定したが、最終的には77機の調達となり3個飛行隊が三沢と築城基地に配属された。戦闘機の配備数としては決して多くはないが、T-2高等練習機とほぼ同一の機体であることから、両機を合わせれば173機(T-2は96機)の生産となり、大量生産による価格低減は達成されている。開発費用の超過は当初予定の数パーセントに抑えられており、F-1の一機あたりの価格は平均26億円程度である。

F-1の発表の際、イギリスの航空雑誌は、かつて零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を開発した三菱が、再び戦闘機を開発したと言うことで、「ゼロから1へ」と揶揄していた。

[編集] 運用

[編集] 調達数の変遷

第4次防衛力整備計画(4次防 昭和47年-51年)原案では4個飛行隊126機を予定していたが、決定案では68機に削減され、残りは次期の防衛力整備計画に先送りされた。しかし実際にはオイルショックによる財政難により、4次防中の調達は26機にとどまった。また1976年(昭和5)10月に閣議了承された「防衛計画の大綱」(防衛大綱)において戦闘機の配備は「要撃戦闘飛行隊10個・所要機数約250機、支援戦闘機隊3個・所要機数約100機(1個飛行隊25機の3個飛行隊+予備機)」とされたが、最終的には、昭和54年に承認された中期業務見積もり(53中業 昭和55年-59年)の中で、1個飛行隊18機の3個飛行隊+予備機の77機配備とされた(53中業での調達は13機、他に昭和52年-54年で38機の調達)。

[編集] 配属飛行隊

[編集] 退役

当初は1990年(平成2)度より最初の飛行隊の更新が必要とされ、56年度中期業務見積もり(昭和58年-62年)では次期支援戦闘機(FS-X)の調達が計画されたが、強度再検討による疲労耐用時間の延長と、当初予定より年間飛行時間が少なかったことより、更新は1997年(平成9)度からとされ、FS-X国産開発のための時間が得られることになった。しかし、FS-X(現F-2A/B)は開発の遅れによって1997年からの配備が不可能になったため、用途廃止の発生する1997年より、小松基地第306飛行隊(要撃戦闘機飛行隊)のF-4EJ改を支援戦闘機に転用し、新・第8飛行隊を編成した(また、その分の要撃戦闘機飛行隊の定数を補完するため、F-15J/DJの追加調達が行われた)。

第3飛行隊を更新するF-2は、2000年(平成12)10月2日に設置された「臨時F-2飛行隊」に配備が始まり、2001年(平成13)2月27日に臨時飛行隊が第3飛行隊となり、F-2へ転換された。築城基地第8航空団第6飛行隊のF-1は2003年(平成15)11月の60-8274号機に最後にIRAN(製造企業による定期修理)行われ、最後まで残った7機が2006年(平成18)3月9日に退役、F-2転換した。このうち1機は基地展示用に保存される。

[編集] 事故

[編集] 機体

T-2(上)とF-1(下)のキャノピー対比
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T-2(上)とF-1(下)のキャノピー対比

機体は、T-2からの変化としては後部座席を取り外して電子機器を搭載したこと以外、大きな変化は無く、T-2の特性はそのまま受け継いでいる。ただし、風防は低空侵攻任務が多くなることからバードストライク対策として運用途中から強化型のワンピースタイプに変更されている。ただしT-2にもブルーインパルス専用機などは同種のワンピースタイプを装備していた。

[編集] 仕様

  • 仕様の出典: --
  • 乗員: 1名
  • 全長: 17.85m
  • 全幅: 7.88m
  • 全高: 4.45m
  • 翼面積: --
  • 自重: 6,550kg
  • 最大離陸重量: 14,000kg
  • 動力: TF40-IHI-801A エンジン×2基(アドーア RT.172 Mk102と同等)
  • 推力: 6,400kg
  • 最大速度: M1.6
  • 航続距離: --
  • 実用上昇限度: --
  • 固定武装: JM61バルカン砲 1門

[編集] 武装

固定武装
  • 20mmバルカン砲JM61を機体左側下部に一基搭載する。
  • 兵装ポイントは胴体下部中央に1つ、両翼下部に2つずつ、両翼先端に1つずつ計7箇所にある。
対艦ミサイル
  • 対艦戦闘時にはF-1と同時開発した国産の空対艦ミサイルASM-1(80式空対艦誘導弾)を両翼下部ランチャーに2発装備できる。ASM-1はF-1からの慣性誘導と、終末期のアクティブレーダー誘導、ロケットによる推進によって約50kmの射程を持つ。
  • 一部の機体は、後に開発されたターボジェットを搭載して射程を延ばしたASM-293式空対艦誘導弾)も搭載可能に改修された。
爆弾
  • 対地攻撃用には最大で750ポンド(340㎏)爆弾JM117を5発、500ポンド(225㎏)爆弾Mk.81/82を胴体下に4射出架を介して4発と、両翼下に2射出架を介して4発ずつの計12発を搭載できる。これらは赤外線誘導装置GCS-1を取り付けて誘導弾にすることもできる。
  • クラスター爆弾CBU-87/Bは5発搭載できる。
空対空ミサイル
ロケット弾ポッド
  • ロケット弾ポッドは70ミリ×19のJLAU-3、127ミリ×4のLR-4、70ミリ×7のLR-7のいづれかを翼下に4基搭載できる。またこれらを混載することも可能である。
増槽
  • 増槽は220ガロンの専用タンクで、胴体下に1基または両翼に1基ずつ計2基のいづれかの装着となる。

[編集] 形状

ジャギュア(参考)
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ジャギュア(参考)

英仏共同開発の攻撃機ジャギュアにシルエットが似ているといわれるが、同一のエンジンで近似の速度要求となれば重心配置や空力的特性は似たようなものとならざるを得ない。むしろF-1の場合は、エアインテークといい、元になったT-2のキャノピーのデザインといい、F-4 ファントムIIの影響のほうが多く見られる。当時の重いエンジンを重心に配置したままテールブームを伸ばして尾翼との距離をとり、排気ノズル後方でいわゆるペン・ニブ型の処理を行うのはF-4で採られた手法の援用であり、この点はジャギュアもF-1と同様であり、むしろ模倣した元が同じという事である。実際のところ、日本はT-2において高等練習機としての性能を求め、ジャギュアはイギリス空軍、フランス空軍、フランス海軍各型合わせて200機の攻撃機型のついでに高等練習機を設定したということである。T-2/F-1の横操縦には三菱お得意の全スポイラー方式が用いられ、低速から高速、大迎え角まで良好な舵の効きを確保したが、その一方で非常に薄い主翼内を燃料タンクとすることができなくなった(ジャギュアの機内搭載燃料4,200リットルに対してF-1は3,823リットル)。このような運動性、または練習機としてのプライオリティは座席配置からも読み取ることができるもので、日本はT-2の後席を潰して電子機器室とし、ジャギュアは単座型の機首に前席を追加した。

[編集] 電子機器

追加搭載された電子機器を以下に挙げる。

  • J/ASQ-1 兵装投下管制コンピュータ
  • J/ASN-1 管制航法装置(INS)
  • J/AWA-1 対艦ミサイル管制装置(ASM-1対応)
  • J-APN-44 電波高度計
  • J/A24G-3 エアデータコンピュータ
  • J/APR-3 RWR
  • J/AWG-12 FCS火器管制装置(T-2はJ/AWG-11)

FCSはINSや兵装投下管制コンピュータ、電波高度計などとリンクして、ヘッドアップディスプレイ(HUD)に表示できる。これらによって、地上からの航法支援が無くとも敵レーダー領域をかいくぐっての攻撃が可能となった。

[編集] エンジン

島国の日本において来寇する敵を迎撃しようとすれば洋上に出るしかなく、ジェット戦闘機の発着できる滑走路が軍用、民間を合わせても限られる国情から、航空自衛隊の運用における安全性への要求は艦上機のそれに近い。また、単発のF-104Jの墜落事故が多発したこともあり、防衛庁では双発を望む声が強かった。

当初からエンジンがロールスロイス/チュルボメカ製「アドーア(Adour)」[1]が最有力候補とされたが、米ジェネラル・エレクトリック社はGE1/J1A1を引っさげて対抗馬としての名乗りをあげた。しかし、開発途上(のちに中止)のために現物が存在せず早々に脱落し、1968年(昭和43)2月15日にアドーアがXT-2用エンジンとして採用され、それがそのままF-1にも引き継がれることとなる。

F-1はT-2から改造開発された機体であり、電子機器の搭載をはじめ各種改造によって自重は6,197キロから6,550キロへ、全備重量は11,464キロから14,000キロに増加した。アドーア自体は同時期の同規模のアメリカ製エンジンに比して圧倒的に燃費が良く、F-1やジャギュア以外にもイギリスのホーク練習機にも採用され、2,500基以上が生産された傑作エンジンである。初期型のRT172 Mk102(T-2/F-1のTF40-IHI-801Aと同型)はA/B推力7,303ポンドだが、最新版のRT.172Mk871はA/B出力で11,249ポンドに達する。

ジャギュアは段階的にエンジンを強化型に載せ換えているが、F-1ではエンジンの出力強化は一切なされず、日本製兵器の常として恒常的アップデートを行うための予算は支出されずじまいだった。このため、武装や機外搭載物の無いクリーン状態はともかく、いったん攻撃兵装を満載したF-1は原型機であるT-2にくらべて極端に運動性能が低下した。また、離陸時においてアフターバーナーの使用が不可欠になってしまった。

  1. ロールスロイス/チュルボメカはロールスロイスとフランスの小型タービンメーカー、チュルボメカとの合弁企業。アドーアはフランス北西部の川の名前で、国際共同開発にあたってエンジンに河川名をつけるロールスロイスの流儀にフランスが合わせたもの。基本設計はロールスロイスであり、米国インドオマーンエクアドルナイジェリアなどに輸出されている。

[編集] 実戦における課題

当機は北海道に上陸してくるソ連軍を撃滅するために青森県の三沢基地に配備されたが、ソ連の新型機MiG23は航続距離が長く、三沢基地を攻撃圏内に収めていた(開発中は航続距離の短いMiG21しか念頭に無かった)。有事の際は遠方の基地に配備することになるが、その場合は兵装を犠牲にして増槽を取り付けなければならず、増槽を付けると重すぎて運動能力が落ちることになってしまった。

電子機器室にした元の後席部分にキャノピーを残す案は、コスト高に繋がると採用が見送られた。そのためT-2に比べて極端に後部の視界が悪くなった。また、就役当時は世界屈指の性能を持つレーダーFCSもアップデートが行われないことから陳腐化が進み、昭和50年代後半のFSX論議の際には「性能が悪いから後継機を開発するという支援戦闘機が、能力をとわれることなく整備点検方法の見直しだけで寿命が延長するというのはどういうことか(FSXを国産にするため、F-1を延命して開発の時間を稼ぐことに対して)」と国会での追求も受けた。

同時開発の国産空対艦ミサイルASM-1とF-1の組み合わせは「航空機による対艦ミサイル攻撃」という戦術においてアメリカ、フランスとほぼ同時期であり、世界最先端を行っていた。高翼面過重によるガストへの強さ、低空侵攻能力の高さは機体のデザインそのものがもたらす利得であり、新型旧型だけで量ることの出来ない特性だった。三沢基地にF-16が配備された後であっても、その対艦攻撃力は米空軍ですら保有しないものであり、対ソ抑止力の重要な一翼を担っていたと言える。

しかし、戦闘機としての能力の陳腐化は当初より折込済みとはいえ、対領空侵犯措置任務まで付与されるだけのものがあったかといえば疑問である。三沢基地にF-16が配備されて以降、同じく三沢に展開するF-1とのあいだでDACT(異機種航空格闘訓練)が繰り返されたが、結果は悲惨なものであった。仮に実戦になり、敵上陸地に多数の地対空ミサイルや対空火器が配備した濃密な防空網を張られたり、敵艦船上空に要撃戦闘機を配備されていた場合、これらを排除して目的を達することは難しかったと思われる。戦術電波妨害(ECM)機や敵防空網制圧(SEAD)任務機を持たない防衛庁の運用思想にも問題があるが、それでもスタンドオフ性の高いASM-1の同時開発は、F-1の弱点を補うものとして評価できる。

[編集] F-1の評価

開発当初から織り込まれたASM-1との組み合わせによる強力な対艦攻撃能力と、アドーアエンジンの良好な燃費のもたらす低空侵攻能力(空気抵抗の大きな低空を進むのに燃費が悪いと航続距離が極端に悪くなる)は一芸に秀でることで間違いなく日本の国防に寄与した。この方針に効果があったことは後継機であるF-2が、更なる対艦攻撃能力と航続距離を付与されたことからも見て取れる。後継機の選定における紆余曲折やアップデートがほとんど行われなかったことなど問題は山積していたが、実戦を経験することなく2005年(平成17年)度末で築城基地所属の第6飛行隊から最後のF-1が退役した。

[編集] 登場作品

[編集] 参考文献

  • 月刊『Jwings』誌 - イカロス出版
  • 月刊『航空ファン』誌 - 文林堂
  • 『日本はなぜ旅客機を作れないのか』 - 前間孝則(草思社)ISBN 4-7942-1165-1

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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