対艦誘導弾
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対艦誘導弾(たいかんゆうどうだん)は日本が独自開発し、自衛隊が制式採用した対艦ミサイルの日本語名である。
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[編集] 空対艦誘導弾
[編集] ASM-1
正式名80式空対艦誘導弾(はちまるしきくうたいかんゆうどうだん)。自衛隊が開発した初の国産対艦ミサイルであり航空自衛隊が採用した。配備当時はハープーンに次いで射程が長い航空機搭載の空対艦ミサイルであった。
[編集] ASM-1C
正式名91式空対艦誘導弾(きゅうひとしきくうたいかんゆうどうだん)。SSM-1Bの改良型で、海上自衛隊のP-3C哨戒機で運用するため初期加速用のロケットモーターを装備していない。
[編集] ASM-2
正式名93式空対艦誘導弾(きゅうさんしきくうたいかんゆうどうだん)。ASM-1の改良型で航空自衛隊が採用、F-2支援戦闘機等に搭載して射撃する。
[編集] XASM-3
2006年現在開発中。実用化は2011年(平成23年)を予定。ASM-1の後継機であり、超音速飛翔能力を持つ。 ステルス性も考慮している模様。 F-2支援戦闘機などに搭載して射撃する。
[編集] 地対艦誘導弾
地上内陸から海上の艦艇を攻撃するミサイルである。
[編集] SSM-1
正式名88式地対艦誘導弾(はちはちしきちたいかんゆうどうだん)、愛称:シーバスター。ASM-1の改良型で陸上自衛隊が採用している地対艦ミサイル。ミサイル車、射撃統制装置車両、レーダー搭載車等で構成され、射撃時には分離運用される。
- 全長:5メートル
- 直径:0.35メートル
- 射程:150~200キロメートル(推定)
- 動力:(射出時)ロケットモーター+ターボジェットエンジン
- 最大速力1150km/h
- 弾頭重量270kg
- 最終誘導方式:レーダーホーミング
[編集] 艦対艦誘導弾
艦艇に搭載し、海上で敵艦艇を攻撃するミサイルである。
[編集] SSM-1B
正式名90式艦対艦誘導弾(きゅうまるしきかんたいかんゆうどうだん)。SSM-1の改良型で、ハープーンランチャーに置き換えて装備・運用できるように配慮された艦対艦ミサイル。海上自衛隊の「むらさめ」「たかなみ」「はやぶさ」型等が搭載している。また「あたご型護衛艦」にも搭載予定。
- 全長:5メートル
- 直径:0.35メートル
- 射程:150~200キロメートル(推定)
- 動力:ロケットモーター+ターボジェットエンジン
- 最大速力1150km/h
- 弾頭重量260kg
- 海上飛行高度5~6メートル
- 最終誘導方式:レーダーホーミング
[編集] 登場する作品
- ゴジラ (1984) (80式空対艦誘導弾)
- ゴジラvsモスラ (80式空対艦誘導弾)
- ゴジラvsデストロイア (88式地対艦誘導弾)
- 戦国自衛隊1549(2005年、88式地対艦誘導弾)
- ゴジラ×メカゴジラ
- (88式地対艦誘導弾)
- MEMORIES (1995年、88式地対艦誘導弾)
[編集] 関連項目
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