垣花正

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垣花正（かきはなただし、1972年 1月1日 - ）はニッポン放送所属のアナウンサーで、アナウンサールーム主任である。沖縄県宮古島市（旧平良市）出身。

早稲田大学社会科学部卒業後の1994年に入社。

[編集] プロフィール

名前の由来は正月生まれであるから。以前、夜帯に在籍していた時のマイクネームは「LFクールK」であった（1995年11月～1999年9月）。愛称は「カッキー」、一時期｢モアイ垣花｣とも呼ばれていた。また、カッキーと言われるようになったのは昼番組を担当し始めた1998年3月頃から。

髪型はモヒカンで、それゆえに同じ沖縄県出身であるガレッジセールのゴリに間違われる。特技は姓名判断。サザンオールスターズのファン。学生時代、欽ちゃん劇団に1期生として半年間所属していたことがあり、あさりどとは同期（その為、遠巻きながら欽ちゃんファミリーの一員に分類されることもある）。

『垣花正のオールナイトニッポン』を経て1995年から放送された『ゲルゲットショッキングセンター』のアシスタントを「LF COOL K」（通称クールK、元ネタはミュージシャンのLL Cool J）として担当。中高生などから絶大な支持を得る。

2005年 1月、アナウンサールーム主任に。また、うえやなぎまさひこアナとならんで、平日の帯番組のパーソナリティを担当するアナウンサーでもある。

2003年、長寿番組であった『鶴光の噂のゴールデンアワー』の後継番組、『垣花正のニュースわかんない!?』のパーソナリティに抜擢される。2004年春の改編「高嶋・森永・垣花の大移動」で、夜の番組担当に。またその年に3人は「メジャーな笑顔!ニッポン放送」のキャラクターとなった。2005年からは朝の番組に移動、「ニュースわかんない!?」で共演していた森永卓郎とともに『森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!』のパーソナリティをつとめているが、メインパーソナリティではなく、パートナーとして現在活躍している。

以前フジテレビ『FNNスーパーニュース』の特集コーナーのレポーターとして出演した。また2005年にはニッポン放送のアナウンサーでありながらもTBSで放送されたドラマ『和田アキ子特別企画ドラマザ・介護番長』に郵便局員として出演。98年には民放各局が協賛した映画にもレポーター役で出演するなど、本業以外での活躍も。

[編集] エピソード

学生時代には友人と共に関根勤司会のフジテレビのクイズ番組『クイズ!早くイッてよ』に出演したことがある（結果はチャンピオンゲームまで残ったものの、海外旅行は獲得ならず）。
大学4年の就職活動時に、東京に残りたいがために両親に内緒でニッポン放送を受験。内定して東京に残る既成事実を作った。両親は沖縄に帰って来ることを望んでおり、本人も両親には沖縄に戻るつもりでいるふりをしていた。
新入社員時代の日誌に、新人指導の担当の那須恵理子アナ（現在は同局アナウンサールーム長）を呼び捨てで記入し、上司に叱られた。

この事から、担当していた『ゲルゲットショッキングセンター』のネタとしても使われ「那須アナウンサーの垣花死んじゃえ」というネタも存在した。

現在番組を一緒に担当している経済アナリストの森永卓郎曰く、「垣花アナのおばさんマネは日本一」とのこと。
本人曰く「ニュースも読めない、ラジオカーレポートも出来なかったので、仕方なくオールナイトニッポンがデビュー番組になった」とのこと。通常泊まりアナウンサーと呼ばれる、深夜帯に緊急ニュースがおきた際にニュースを読むアナウンサーは早朝の番組のニュースコーナーを担当することになっているが、本人曰く「上層部からのお達し」で、垣花の当番の日の早朝ニュースはわざわざ違うアナウンサーが早く来てニュースを読んでいた。これは当時在籍していた荘口彰久アナも同様。
担当番組は聴取率こそ好調ながらも、長期にわたっての番組はなく、いずれも短命で番組を終了している。ただし、パーソナリティとして、アシスタントとしての評価は高い。
ニッポン放送では下から2番目の若手アナウンサーが深夜帯番組のパーソナリティを務めることが慣例となっている。しかし、垣花はパーソナリティ時代にリスナーと口論になり暴言を吐いたため前任の荘口アナ（現在フリー）が再び務めることとなり、荘口アナから吉田尚記アナへと一人飛びで担当することになった。
実は非常に口が悪い。そのため若手時代は、リスナーと生放送ケンカ事件を引き起こしたこともあった。口調を柔らかくし、発言に必ず自虐ネタをはさんで毒を中和することで、現在ではこの欠点を克服している。
この独特の謙譲トークは目上に受けがよく、特に和田アキ子にはいろいろな意味でかわいがられている。また石原慎太郎にインタビューした際、番組スタッフの心配に反して気に入られてしまい、周囲を不思議がらせた。
HOT'n HOT お気に入りに追加!でゲストとして訪れた五木寛之が垣花アナを気に入って、ニッポン放送のアナウンサーでもありながら五木寛之自らが担当するTBSラジオの番組『五木寛之の夜』に出演を頼まれたことがあった。
今も宮古島に住む母は高校で家庭科の教師をしており、2006年3月をもって定年退職となった。また、嘗て垣花アナが出演していた『テリー伊藤のってけラジオ』にはちょくちょく電話出演をしている。
豊島区在住。ちなみに以前一般人の女性と同棲していたことがあり、『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』の中で罰ゲームとして彼女に電話を掛け、その会話がまるまる電波に乗ったことも。
『新型テレビ』でいいかげんに1000回の放送の様子が流れた際、垣花アナは「ニッポン放送のエース」というテロップ付きで紹介された。
LFクールK時代の挨拶である「はぁ～い、クールKでぇーす」がゲルゲットショッキングセンターの出演者であったミュージシャンのDJ TAKAWO（番組内では「おじいちゃん」）に気に入られ、パーソナリティの井手功二率いるラップグループ「ブランニューモンキーズ」のアルバムに収録された「100％ウソかもね」でサンプリングネタとして使用されている。また、井手が後に組んだ「チャーミースマイル&グリーンヘッド」(チャミグリ!)のベストアルバムに収録されたリミックス音源でも垣花の声を聞くことができる。
6ヶ月間家賃を滞納して大家にアパートのドアをはずされた伝説、同棲中浮気がばれ夏の夜中じゅうアパートの通路に下着姿で正座させられた伝説、後輩某男性アナが新人挨拶に来た際挨拶もそこそこに初対面の相手から3万円借りた伝説等々をもつ。
遅刻が多いなど社会人としての自覚に欠ける点が多く、そのため2006年 4月に10人のニッポン放送アナウンサーがフジテレビに転籍となった際、フジテレビ側から「垣花だけは絶対に受け入れない」と言われていた。