ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強
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『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』（ドラゴンボールゼット とびっきりのさいきょうたいさいきょう）は、1991年7月20日に公開された「ドラゴンボール」シリーズの劇場公開作第8弾である。監督は橋本光夫。
夏休みの東映アニメフェアの1作品として上映された。同時上映作は『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『まじかる☆タルるートくん 燃えろ!友情の魔法大戦』
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 解説
邦画興行収入（23.8億円） 1991年邦画配給収入（14.0億円）
時期的には悟空が地球に帰ってきて、人造人間と闘うまでの3年間の間であると考えられる。原作にねじこんでも自然な流れなものの、悟空の超サイヤ人化がまだ不完全であったり、悟飯の尾が再生していたりと、一部矛盾する点もある。（純粋に、悟空を出さず、ベジータ対クウラとしていれば、ベジータの強さもクウラの強さも、（この場合、クウラの強さは、フリーザ以上となるのではなく、フリーザと同等となる可能性が高いが、）上手く伝わったのではないかとの声が高く、制作側にまでこういった声があった。この制作側の声は、次作ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たちに一部生かされることになる。）この後悟空が心臓病で死ぬ未来になるのか、セルと闘う未来になるのかは不明。但し、大全集7巻の完全年表では『クウラが地球に襲来 悟空たちと対決する』とあり、クウラの襲来そのものは公式に認められた歴史であると考えられる。
テレビスペシャルのバーダック編のクライマックスを冒頭に導入し、壮大なドラマ感を予想させながら、本編はかなり単純明解な展開である。ブルマが本作以降しばらく登場しなくなる。
[編集] あらすじ
物語の始まりはテレビスペシャル『たったひとりの最終決戦』で描かれたサイヤ人の故郷である惑星べジータ崩壊の時までさかのぼる。サイヤ人の中から伝説の超サイヤ人が現れ自分の脅威となる事を危惧したフリーザの手によりサイヤ人の大部分が殺される直前、惑星ベジータより一人の下級戦士の赤ん坊「カカロット（後の孫悟空）」を乗せた宇宙ポッドが辺境惑星に発射されていた。フリーザの兄であるクウラは弟の遅すぎるとも言えるその決断を映像で見ていたが、部下の発見した宇宙ポッドはフリーザが不注意で見落とした以上フリーザが刈り取るべきとして見逃した。
その十数年後、フリーザが地球出身の超サイヤ人と戦って敗北したことを知ったクウラは、その超サイヤ人を滅ぼすために地球へと向かうのだった。
[編集] 敵キャラクター
- クウラ
- フリーザの兄。一族の中ではコルド大王同様に影の存在であるためにフリーザ戦線とはほとんど別の行動を取っていた。惑星制圧作業を単純化させるためか、本作では既に第4形態の状態で登場している。また、この形態からさらにもう一段階の変身が可能である。性格はフリーザ以上に冷酷で精神的にもフリーザ以上の冷静さと戦闘判断能力を持っている。声優はフリーザと同じく中尾隆聖が演じており、フリーザよりもやや太めの声色を使い演じ分けている。後のゲームやOVAなどでフリーザとの競演シーンもあり、そちらではフリーザとクウラの演じわけがより明確となっている。
- サウザー
- クウラ機甲戦隊隊長。7000以上の宇宙言語を話せる天才であり、戦闘力も高い。本作では怒りの悟空に吹き飛ばされ倒されたかに見えたが、クウラ撃破後に力を使い果たした悟空の前に現れる執念深さも見せた。
- ネイズ
- ドーレ
[編集] 声の出演
- 孫悟空・孫悟飯・バーダック：野沢雅子
- ピッコロ：古川登志夫
- クリリン・ヤジロベー：田中真弓
- チチ：渡辺菜生子
- カリン様：永井一郎
- クウラ・フリーザ：中尾隆聖
- サウザー：速水奨
- ネイズ：平野正人
- ドーレ：佐藤正治
- ナレーター：八奈見乗児
[編集] スタッフ
- 原作：鳥山明
- 製作総指揮：今田智憲、茅野力造
- 企画：森下孝三、清水賢治、週刊少年ジャンプ
- 製作担当：末永雄一
- 脚本：小山高生
- 音楽：菊池俊輔
- 美術監督：松宮正純
- 作画監督：前田実
- 監修：西尾大介
- 監督：橋本光夫
[編集] 主題歌
- OPテーマ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」（作詞: 森雪之丞、作曲: 清岡千穂、編曲: 山本健司、歌: 影山ヒロノブ）
- EDテーマ「とびっきりの最強対最強」（作詞: 佐藤大、作曲: 池毅、編曲: 山本健司、歌: 影山ヒロノブ）
[編集] 関連項目
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