ドラゴンボール 神龍の伝説
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『ドラゴンボール 神龍の伝説』(ドラゴンボール シェンロンのでんせつ)は、1986年12月20日に公開された「ドラゴンボール」の劇場版第1作目。監督は西尾大介。サブタイトルは劇場公開当時はついておらず、ソフト化する際に付けられたもの。
冬休みの東映まんがまつりとして上映された。同時上映作は『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』『キン肉マン 正義超人VS戦士超人』。
目次 |
[編集] 概説
本作品は本編の典型的な焼き直しであり、原作漫画やアニメ本編での「玉探し編」と殆ど同じシーンが幾つも見られる。多少設定や登場する敵キャラクターを変更した総集編と言ったところである。
[編集] あらすじ
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
ある少女パンジの住むグルメス国では、世界最高の宝石「リッチストーン」を掘り出すために、軍隊が村の家や田畑を破壊し続けていた。苦しむ村人達だが、強力な軍隊の力の前では、暴挙を止めさせる事は出来ない。パンジは村を抜け出し、武術の神「武天老師」に助けを求めるため歩き出す。
[編集] 舞台
- グルメス国
- グルメス大王が納める国。軍隊がリッチストーンを掘り出すために家や田畑を破壊、そのために村人達が苦しんでいた。
[編集] 敵キャラクター
- グルメス大王
- グルメス国を治める王。リッチストーンを集め、その金で旨い料理を食べ続けた結果、それまでより旨い料理しか喉を通さない妖怪へと変化してしまっていた。最高に旨い料理を喉に通すため、部下にドラゴンボールを探させていた。
- ボンゴ
- グルメス大王の部下。大柄な男性兵士。
- パスタ
- グルメス大王の部下。容姿聡明な女性兵士。
[編集] スタッフ
声の出演
- 孫悟空:野沢雅子
- ブルマ:鶴ひろみ
- ヤムチャ:古谷徹
- ウーロン:龍田直樹
- プーアル:渡辺菜生子
- 亀仙人:宮内幸平
- ウミガメ:郷里大輔
- パンジ:鈴木富子
- パンジの父:飯塚昭三
- パンジの母:鈴木れい子
- 運転手:田中亮一、小林通孝
- 村人:佐藤正治、田中和実、平野正人
- グルメス大王:森山周一郎
- ボンゴ:納谷悟朗
- パスタ:小山茉美
- 兵士:戸谷公次
- ナレーター:八奈見乗児
- 原作:鳥山明
- 脚本:井上敏樹
- 企画:七條敬三
- 構成:由木義文
- 撮影:池上元秋
- 美術監督:山本善之
- 編集:福光伸一
- 音楽:菊池俊輔
- 音響効果:新井秀徳
- 作画監督:前田実
- 監督:西尾大介
- 製作総指揮:今田智憲
[編集] 主題歌
[編集] 関連項目
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