スカンジナビア航空

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スカンジナビア航空
IATA SK	ICAO SAS	コールサイン Scandinavian
設立日		1946年 1918年に設立され、後に SAS と合併した Danish carrier Det Danske Luftfartselskab A/S
ハブ空港		コペンハーゲン国際空港ストックホルム-アーランダ空港
焦点都市 / 準ハブ空港		オスロ空港
マイレージサービス		EuroBonus
会員ラウンジ		Scandinavian Lounge
同盟		スターアライアンス
保有機材数		172機
目的地		100都市
親会社		SAS AB
本拠地		スウェーデン王国ストックホルム (SAS グループ & スカンジナビア航空 Sverige) ノルウェー王国オスロ (SAS Braathens) デンマーク王国コペンハーゲン (スカンジナビア航空デンマーク & 国際)
代表者		Jørgen Lindegaard (SAS グループ CEO), Gunilla Berg (SAS グループ CFO)
ウエブ： http://www.flysas.co.jp/

スカンジナビア航空（ -こうくう、Scandinavian Airlines System）はスウェーデン、デンマーク、ノルウェーのスカンディナヴィア三国が共同で運航する航空会社で、スターアライアンスのメンバー。本社はストックホルム。

[編集] 概要

出資比率はスウェーデン4、デンマークとノルウェーが3ずつの割合となっている。各国政府が自国出資比率の50%の株を保有し、事実上のナショナル・フラッグキャリアとなっている。スウェーデンの首都ストックホルムのアーランダ国際空港がアメリカに対する拠点、デンマークの首都コペンハーゲンのコペンハーゲン国際空港がアジアに対する拠点となっており、またノルウェーを含むスカンディナヴィア半島は勿論、フィンランドやアイスランドなどのその他北欧諸国・バルト三国、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、南北アメリカに幅広い旅客・貨物のネットワークを築いている。

近年は北欧、バルト三国の航空会社を次々傘下に入れ、SAS運行路線からの移管とコードシェア化が進む。さらに、スターアライアンス加盟で、ルフトハンザ航空、オーストリア航空との関係が強化されている。今後、SAS運行国際路線の見直しがさらに進むものと見られる。

[編集] コードデーター

IATA航空会社コード：SK
ICAO航空会社コード：SAS
コールサイン：Scandinavian

SAS エアバスA340-300型機

SAS MD-82型機

SAS ボーイング737-600型機

[編集] 歴史

戦後間もない時期に日本への乗り入れを開始した航空会社の一つで、1951年 4月に南回りのバンコク線を延長する形での乗り入れとなった。1952年には受領したばかりのDC-6Bの初号機でロサンゼルスからコペンハーゲンまで旅客機としては初めて北極圏を飛行し、1954年には世界初のポーラールートを飛ぶ定期便として同路線の運航を始めた。また日本線においても1957年に、他の航空会社に先駆けてDC-7Cで北極ルートの北回りヨーロッパ線を開設するなどこの類の路線ではパイオニア的存在を果たした。1959年、タイ政府とSASの合弁事業としてタイ国際航空を設立。

2005年10月現在、日本路線は成田国際空港から毎日、コペンハーゲンへ運航している。1996年からはボーイング 747Fをリースして関西国際空港からイェーテボリへの貨物路線の運航も開始した。日本路線は長らくボーイング 767を使用していたが、新塗装への変更と共にエアバス A340で運航するようになり、東京－コペンハーゲンを約11時間で結んでいる。

また日本においては東京放送にて放映されていた「兼高かおる世界の旅」の番組後期のスポンサーであったことも知られている。なお、バイキングの本場、北欧にふさわしく全機に"○○ Viking"と伝統的にバイキングの英雄の名を愛称として名づけている。

[編集] 系列航空会社、子会社

ヴィーデロー航空（ノルウェー国内線、スタヴァンゲルーインヴァネスの国際線など）
Blue1（フィンランド国内線国際路線）
エストニアン・エア（エストニアのナショナルフラッグ）
エア・バルチック（ラトビアのナショナルフラッグ）
スパンエアー（SASの子会社。スペイン・マドリッドがハブ）

[編集] 就航都市

SAS は以下の都市に就航している (2005年1月)：

スウェーデン：ストックホルム、イェーテボリ、カルマル、ヴェークショー、ノールシェーピング、キールナ、ルーレオ、ウメオ、
デンマーク：コペンハーゲン、オーフス、オールボー、オーデンセ、
ノルウェー：オスロ、ベルゲン、スタヴァンゲル、オーレスン、クリスチャンサン、トロンハイム、ボードー、トロムソ、アルタ、シルケネス、
その他の北欧、バルト3国：レイキャヴィーク、ヘルシンキ、トゥルク、タンペレ、オウル、ユヴァスキュラ、ビリニュス

その他の国：アムステルダム、アテネ、バルセロナ、ベルリン、ブリュッセル、ブダペスト、デュッセルドルフ、フランクフルト、ジュネーヴ、ハンブルク、ロンドン、マドリード、マンチェスター、ミラノ、ミュンヘン、ニース、パリ、ローマ、シュツットガルト、ウィーン、ワルシャワ、チューリヒ、ダブリン、シアトル、ロスアンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ダラス、ヒューストン、デンバー、ミネアポリス、ワシントン、リオデジャネイロ、サンパウロ、バンコク、シンガポール、北京、香港、東京、モスクワ、ハノーバー、ミラノ、イスタンブール、テルアヴィヴ

[編集] 保有機材

**航空機サイズによる保有機材**
航空機	機数	種別
エアバスA340-300	7	大型機
エアバスA330-300	4	大型機
エアバスA321-200	8	小型機 / 国内線
ボーイング737-800	13	小型機 / 国内線
ボーイング737-700	6	小型機 / 国内線
ボーイング737-600	30	小型機 / 国内線
マクドネル・ダグラス MD-81	14	小型機 / 国内線
マクドネル・ダグラス MD-82	27	小型機 / 国内線
マクドネル・ダグラス MD-90-30	8	小型機 / 国内線
マクドネル・ダグラス MD-87	15	小型機 / 国内線
ボンバルディア Q400	24	小型機 / 国内線
フォッカー 50	6	小型機 / 国内線